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習い事はいつから始める?年齢別に習い事を始めるベストなタイミングを紹介

習い事はいつから始める?年齢別に習い事を始めるベストなタイミングを紹介

2024年2月8日 公開

習い事は何をやらせてあげたらいいのか悩ましくなるほど、たくさんの種類があります。
中には乳幼児期から始められる習い事もありますが、幼いころから始めても本当に効果があるのか疑問に思う方もいるかもしれませんね。

習い事によって始められる年齢も異なるため、いつから始めるのがベストなのか一概には言えない部分もありますが、習い事は始めるのが早ければ早いほど、土台がしっかりと育つと考えられます。

私も自分の子どもには、小さいうちから習い事をさせてあげたいと考えていたママの一人でした。
様々な習い事を比較したり体験したりして、現在娘は英語教室とミニバスを続けています。
また、始めるのが早かったために、辞めてしまった習い事も中にはあります。

習い事とはいつから始めるのがベストなのでしょうか。
ベストなタイミングや、年齢別に見るおすすめの習い事などを紹介していきたいと思います。

習い事は効果アリ?小さいうちから始めるのがおすすめな理由

習い事は、その習い事によって始めるのに適正な年齢がありますが、できれば小さいうちから始めるのがおすすめです。
それには以下の理由があります。

子どもの能力がもっとも伸びる時期がある

子どもの脳を刺激した時に、最も情報を吸収する0~5歳の時期を、臨界期と言います。
この時期に習い事を始めると土台をしっかり整えることができるため、後々に技術が伸びる傾向があると考えられています。
言語や数学、音楽など、勉強や芸術系の習い事は、この時期までに始めるのがおすすめです。
(ただし、道具を使うそろばんやプログラミング、習字などは、子どもが使い方を理解できるようになる年齢から始めるのが望ましいです。)
また、子どもの運動能力が最も発達するのは、5~12歳の時期と言われています。
もっと詳しく解説すると、神経回路が発達するのは、5~9歳の時期(プレゴールデンエイジ)、運動神経が向上する時期が9~12歳の時期(ゴールデンエイジ)です。
運動系の習い事は、この時期までに始めることで、伸びやすくなると考えられます。
成長してから土台を整えようとしても、習得に時間がかかるものです。
適正な年齢の時に、しっかり育ててあげたいですね。

達成感を味わい自尊心を育てる

子どもができたという体験を味わったり、頑張った成果を発表したりすることは、習い事をしていないと得られないものです。
技術の習得だけではなく、子どもの自信に繋がることでしょう。
小さいうちから自尊心を育てるためにも、習い事にチャレンジさせてあげると良いかと思います。

社会性が身に付く

友達と一緒に何かを学ぶという体験は、社会性の形成に繋がります。
我が家の娘は4歳から保育園に入園したため、それまで友達と関わる機会がなかなかないのが心配でした。
英会教室で友達と一緒に歌ったり、ルールを守ってゲームをしたりする体験は、入園前の娘がコミュニケーションを学ぶとても良い機会になったと実感しています。

興味や関心を伸ばす

習い事をしていなかった子どもでも、何かのきっかけである分野に興味を持つことがあります。
幼稚園や小学校では学ぶことができないことも、習い事に通うことで興味や関心を引き出し、伸ばしてあげることができます。
もしも、子どもの方から「やりたい!」と言い出す分野があれば、ぜひチャレンジさせてあげたいですね。

体作りになる

運動系の習い事では、丈夫な体づくりにもなります。
風邪を引きにくくなる、栄養がある食事をしっかり食べられるようになる、早寝早起きができるようになる、体力が付き持久力が上がるといったメリットがあります。
また、忍耐強くなり、精神面も強く鍛えられる傾向があります。

いつから始める?年齢別に見るおすすめの習い事

習い事はたくさんの種類があります。
年齢によって、どんなことを目的として習い事をするのかも異なりますし、始められる時期も異なります。
年齢別にどんな習い事を始めるのがいいのか、押さえていきましょう。

0歳から始める習い事

0歳児の習い事では、親子のコミュニケーションを取りながら、体づくりや習い事の興味の土台を育てることを目的としています。
多くの習い事は首が座る生後3ヶ月以降から行うことができますが、中には1ヶ月健診が終わった頃からできるものもありますよ。
ママが興味を持ったもの、やってみたい習い事を始めてみましょう。
  • ベビースイミング
  • ベビーリトミック
  • ベビーマッサージ
  • ベビーヨガ
  • ベビーサイン
  • 英語教室
  • 知育教室など

1歳から始める習い事

歩行や意志の疎通もでき、言葉を習得していく時期です。
この時期は、習い事を本格的に学ぶというよりも、習い事が身になっていく年齢に向けて、土台を作っていくのに重要な時期です。
子どもがまだ自分でどんな習い事をしてみたいか決められない時期なので、ママが子どもの伸ばしたい分野を考慮して、習い事を選択しましょう。
ママと一緒に楽しみながら、習い事に親しむつもりで始めてみてください。
  • 体操教室
  • ピアノ教室
  • 英語教室
  • 知育教室
  • リトミック
  • 通信教材など

4歳から始める習い事

ママから離れて1人で習い事の教室に通えるようになり、習い事を本格的に習得していける時期です。
体験やサンプル教材を通し、子どもがどんなことに興味を持つか、検討しながら選んでみてください。
  • 英語教室
  • ピアノ教室
  • スイミング
  • 幼児教育(塾)
  • 通信教材
  • バレエ
  • ピアノ
  • 空手
  • 体操教室など

小学生から始める習い事

子どもが自分から興味を抱き、習い事を選択できる時期です。
親の送迎が必要な習い事もありますが、中には学校帰りや送迎サービスを利用し、1人で通えるものもあります。
学習の基礎が出来上がっているため、勉強系の習い事に多くチャレンジできるようになりますよ。
運動系の習い事やスポーツクラブなども視野に入れつつ、どんな習い事を選択していくか決めていきましょう。
4歳以降の習い事に加え、以下の習い事がおすすめです。
  • 塾(国語、算数、英語など)
  • 習字
  • そろばん
  • 絵画
  • プログラミング
  • ダンス
  • 囲碁
  • スポーツ(サッカー、野球、ミニバス、空手、陸上、柔道、水泳など)

習い事はいつから始めるのがベストなタイミング?

適正年齢から習い事を始めることの大切さがわかりましたが、実際に習い事を検討して通い始めるのは、4~5歳が望ましいと言えます。
小さいうちから基礎をしっかりと固めておくのも大切なことですが、子どもが小さいうちは教室に慣れなくて泣いてしまったり、月謝や送迎、付き添いが負担に感じたりすることがあります。
また、子どもが小さいうちは、どんな分野に興味を持ってくれるのか、見極めも難しいと感じます。
これは私の体験ですが、1歳の頃から頑張って通信教材を使用していましたがあまり効果が感じられず、子どもがすぐに飽きて教材が溜まってしまったことにより、途中で辞めてしまったという経験もあります。
もちろん、ママが選択した習い事を、長く楽しく続けられる子もいるでしょう。
4~5歳になればある程度はその子に合いそうな習い事を模索できるかと思います。
それから、幼稚園や保育園に入園したことにより、ママから自立して習い事に通えるというのも、この年齢から習い事をおすすめしたい大きな理由です。
先生の話を理解して、自分で考えて行動ができる年齢なので、学習したことをどんどん吸収し、習い事がしっかりと身に付いていくことでしょう。

習い事を始めたいけれど忙しくて送迎が難しい時

習い事をさせたくても、付き添いや送迎が難しく始められないという方もいるかもしれません。
4歳以降であれば、送迎は必要ですが子どもを教室に預けて、その間にママが用事を済ませてくるということも可能です。
また、小学校へ入学することになると、自分で歩いたりバスを利用したりして習い事に行くことも可能です。
中には送迎サービスがある習い事もあるため、活用していきたいですね。

適齢期を過ぎてから習い事を始めてもいい?

1人で習い事に行けるようになるころには、もしかしたら習い事を始める適齢期は過ぎているかもしれません。
しかし、習い事はいつから始めても遅くはありません。
子どもが大きくなってから習い事を始めるメリットとしては、子どもが本当に自分で続けたい習い事を選べるということが挙げられます。
幼いころから習い事を続けているケースと比較すると、技術に差がついてしまうかもしれませんが、それでも頑張って継続していけば、着実に実力は身に付きます。
今や幼稚園や保育園でも多くの習い事を取り入れていることが多く、英語や音楽、体操などは触れる機会があったというお子さんもいるかと思います。
焦って習い事を探さず、小学校に入学してからじっくり選ぶという家庭も珍しくはありません。

まとめ

習い事を適齢期に始めることで、子どもの可能性を伸ばすための強い土台を作ることができます。
我が家の娘は3歳から英語教室に通っていますが、小学校に入学した今では着実に身になっているのを実感しています。
また、小学校入学と共にミニバスを始めましたが、体力がしっかりと付き、体育のマラソンでは上位に食い込める持久力が身に付きました。
習い事は続けていれば、着実に身になります。
適齢期が来たら、体験入学に足を運んだり資料を比較したりして、是非子どもにぴったりな習い事を検討してみてくださいね。