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小学4年生のおすすめの習い事11選!成長に合った最適な数は?

小学4年生のおすすめの習い事11選!成長に合った最適な数は?

2024年7月10日 公開

「小4の壁」という言葉があるように、学習内容も人間関係もより複雑になる、小学4年生。
中学受験を考えている家庭にとっては、今までの習い事に加えて学習塾への入塾も検討する時期でもありますよね。

そんな小学4年生におすすめな習い事、また、勉強と習い事の両立をする上でどんな点に注意するべきかを解説していきます。

習い事は家計の5%まで?家族みんなに負担がない習い事のススメ

習い事は家計の5%まで?家族みんなに負担がない習い事のススメ
一般的に、習い事にかけられる予算は家計の4〜5%と言われています。
例えば、月収が30万円の家庭であれば、習い事の1ヶ月の予算は約1.5万円です。
さらに、習い事をするにあたって考えなければいけないのが、親と子供にかかる負担です。
親にかかる負担としては送迎、子供にかかる負担としては習い事に加えて、習い事の教室外での自主練習の時間などが挙げられます。
ここからは、子供も親も負担なく継続できる習い事との向き合い方について解説します。

小学4年生は家庭学習と習い事の負担が増える時期

冒頭で述べたように、小学4年生は学習内容の抽象度が上がり、授業だけでなく家庭学習も必要になってくる時期です。
中学受験を視野に入れ、学習塾を検討する家庭も多いでしょう。
低学年の頃に始めた習い事があれば、数年間積み上げたスキルを活かして複雑なことに挑戦する時期でもあります。
子供向けの教室を卒業し、新しい習い事教室に通い始める子もいるかもしれません。
小学4年生は、自分で物事に取り組む場面もぐっと増える、あらゆる面で挑戦が待ち受けている時期といえます。

子供も親も無理のない習い事の数は?

ベネッセコーポレーションが2024年に実施した「小学生習い事調査」では、2つ以上の習い事をしている小学生は約54.8%と半数以上にのぼることがわかりました。
複数個習い事をしている子供のうち、「2つ習っている」が33.9%と最も多い結果が出ています。
つまり、習い事は2つ程度であれば親子ともに無理なく続けられると考えられます。
ただ、送迎の負担や金銭的な負担など、親側の負担によっては調節が必要です。

小学4年生におすすめの運動系の習い事4選

小学4年生におすすめの運動系の習い事4選
学童を卒業する小学4年生から、新しい習い事を始めたいと思う家庭も多いでしょう。
4年生は子供向けすぎる教室の雰囲気には馴染めなくなる時期でもあります。
小学4年生から新しい運動系の習い事を始める際には、あまり専門的な動きが求められず、小学校高学年や中学校の体育にも繋がるような競技が好ましいでしょう。

サッカー

体育の授業でも行われることの多いサッカーは、小学4年生から始めるにはぴったりの習い事です。
相手の様子を見ながら自分の対応を変える、交渉するなどの複雑なコミュニケーションができるようになってくる小学4年生にとって、チームの仲間と協力して勝利を目指す時間は充実感に溢れたものになること間違いありません。
月謝 2,000〜7,000円
シューズ代、ボール代などが追加でかかる。
頻度 自主練日含め週2回、各回1時間半程度
親の負担 試合などで送迎が多い。

テニス

「走る・跳ぶ・打つ」といった総合的な運動能力が鍛えられるテニスは、子供の習い事として長年人気の競技です。
1人で行う競技のため、感情をコントロールしながら試合に臨む必要があり、メンタルが鍛えられるという声も多数聞かれます。
中学校に行っても部活で続けやすい競技でもあります。
月謝 5,000〜6,000円
シューズ代、ラケット代などが追加でかかる。
頻度 週1,2回程度、各回1時間半程度
親の負担 道具代が定期的にかかる。

水泳

水泳は全学年の小学生から人気の習い事です。
学校のプールの授業で泳ぐ練習を行っているため、小学4年生から始めても周りに遅れをとりすぎることはありません。
その上、泳ぎ方の習得までのステップがわかりやすく、継続しやすい習い事です。
全身をくまなく使う習い事で、体力や運動能力の向上が期待できます。
月謝 5,000〜6,000円
水着代、バス代などが追加でかかる。
頻度 週1,2回程度、各回1時間程度
親の負担 特に兄弟がいる場合は送迎や待ち時間の負担がかかることがある。

剣道

礼儀作法や感情のコントロールも学びながら体も鍛えられる剣道は、多くの面で子供にメリットがある習い事です。
小学4年生は体つきもしっかりとし、体幹も安定してくるため、剣道のように姿勢を保つ必要のある競技を始めるにはぴったりの年齢です。
月謝 2,000〜10,000円
道着、防具、竹刀などの購入が必要な場合がある。
頻度 週1~4回、各回1時間程度
親の負担 初期費用が高い。

小学4年生におすすめの芸術・ものづくり系の習い事3選

小学4年生におすすめの芸術・ものづくり系の習い事3選
芸術・ものづくり系の習い事は、論理的に物事を考えられる力がありつつ、子供らしい豊かな表現力や想像力がある小学4年生にはぴったりの習い事です。
友達と過ごす時間や自分1人で過ごす時間が増える小学4年生から新しく始める場合には、子供に自分の興味関心と合っているか判断させると良いでしょう。

楽器

ピアノやエレクトーンなどの定番の楽器もおすすめですが、ギターやトランペットなど、教室に入ったその日から弾けるようになる楽器は、周りとの差を感じにくく上達もしやすいため、小学4年生から始めるのに適しています。
様々な種類の楽器をオーケストラ鑑賞などで聞いてから希望の楽器を決めるのがおすすめです。
月謝 5,000〜12,000円
楽譜代や発表会代がかかる。
頻度 週1回、各1時間程度
親の負担 自主練習を家庭で促す必要がある。

プログラミング教室

「マインクラフト」などの自分で作るゲームなどに楽しさを見出す子供には、プログラミング教室は興味関心の幅を広げながら将来長期的に役立つスキルを授けてくれる場になるでしょう。
プログラミング教室の中にはオンライン教室もたくさんあるため、送迎の負担を軽減できるのも魅力のひとつです。
月謝 6,000〜12,000円
追加で教材費がかかることも多い。
頻度 週1回、各1時間程度
親の負担 習い事に関して子供が話していることがわからないことが増えるため、集中して話を聞く必要が出てくる。

動画編集教室

子供Youtuberも増え、より動画コンテンツが身近になっている今の子供達にとって、動画編集はチャレンジしてみたいことの1つです。
最近はDo!Kids LabFULMAなどで、動画編集を学べる子供向けの教室が人気です。
プロから学んだ動画編集の技術は、将来自己表現をする上で幅広く役立つことが期待できます。
月謝 13,000〜44,000円
追加で教材費がかかる場合もある。
頻度 週1回、各40分〜1時間程度
親の負担 ネットリテラシー教育を行うなど、子供の安全を守る対策が必要になる。

小学4年生におすすめの学習塾・語学系の習い事4選

小学4年生におすすめの学習塾・語学系の習い事4選
家庭学習の習慣をつけたい子供の親にも、中学受験を視野に入れている子供の親にも人気なのが、学習塾・語学系の習い事です。
上記で習い事は2つ程度であれば無理なく続けられると述べましたが、例えば学習塾などの「親がやらせたい習い事」と、サッカーなどの「子供がやりたい習い事」の2つにすれば、勉強と習い事のバランスがとりやすくなるかもしれません。

英会話教室

英会話教室は、子供からも親からも人気が高い習い事です。
学習系の習い事の中では楽しいプログラム構成で子供に自信をつけさせるものが多く、子供自身も外国の人と話せた成功体験は継続する糧となります。
小学5年生から始まる英語の授業の予習となる小学4年生は、英会話教室に通い始めるのにぴったりな時期です。
月謝 8,000〜15,000円
追加で教材費がかかる場合もある。
頻度 週1〜2回、各40分〜1時間程度
親の負担 送迎の負担がかかる。

学研教室

全国各地に1万教室以上を構える学研教室は、初めての塾にぴったりです。
小学4年生は算数・国語コースと英語コースから希望のコースを選ぶことができます。
詰め込み学習ではなく自主学習の姿勢と基礎をしっかりと学べるため、塾でありながら子供の負担感が軽いのが人気の理由です。
月謝 8,800円
運営費6,600円、テスト代7,320円を入会時や進級時に支払う。
頻度 週1〜2回、各30分〜50分
親の負担 送迎の負担がかかる。

個別教室のトライ

個別教室のトライは完全個別制、講師の専任制をとっており、自分のペースで勉強したい子供や確実に学力を伸ばしたい子供におすすめの個別学習塾です。
子供のやる気を引き出しながら、豊富な指導実績を持つ講師と一緒に苦手やつまづきを克服することができます。
月謝 30,000円〜約70,000円
入会金11,000円
頻度 週1回、各120〜180分
親の負担 月謝が高額である。

通信教育

ある程度自立して規則正しい生活を送れる小学4年生には、通信教育もおすすめです。
初めのうちは親のサポートが必要かもしれません。
しかし慣れれば自分で問題を解き、復習まで行うことができるようになります。
家庭学習の習慣を早くつけたい子供には通信教育が向いているでしょう。
月謝 2,000円〜10,000円程度
頻度 毎日行うものがほとんど
親の負担 通信教育に取り組む習慣が着くまでサポートが必要。

まとめ

まとめ
小学4年生は、ぐっと高学年に近づく挑戦や困難が多い学年です。
習い事で学校や家庭とは別の時間を設けることで、子供の成長に大きな影響をもたらしてくれることが期待できます。
親子で楽しく、習い事の体験を共有できるよう、お互いに無理のない範囲で通える習い事を探しましょう!