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3歳に人気の習い事をランキングで紹介!3児ママからアドバイスも

3歳に人気の習い事をランキングで紹介!3児ママからアドバイスも

2024年2月8日 公開

3歳になると、周りで「習い事を始めた」という子どもが出てきます。そういう話を聞くと、我が子にも何か習わせるべきか焦ってしまいますよね。

この記事では、0〜3歳の子どもを育てている親御さん向けに、3歳の習い事事情や、人気の習い事をランキングで紹介し、その習い事でどのような能力が身につくのかを解説します。

筆者は、小学校低学年〜保育園までの3人の育児中で、保育士資格を持っています。子どもたちは4歳から習い事を始め、今はダンス、音楽教室、習字を習っています(末っ子は音楽教室のみ)。習い事のお悩みには、経験談を含めてアドバイスしますので、参考になさってください。

3歳の習い事事情

何歳ごろから習い事を始める子どもが多いのか、習い事にいくらくらいかけているのかといった、現代の習い事の事情を見ていきましょう。

3〜5歳で習い事を始める子どもが多い

下の表では、保育園年少〜年長にあたる3歳から5歳で習い事を始める子どもが多いという結果になっています。
3歳は保育園の年少クラスにあたり、言語能力やコミュニケーション能力、身体能力が発達途中です。月齢による差も大きく「〇歳の子どもにはこれができる!」と一括りにすることはできません。レッスンを受けるうえで、大人の言うことを理解できるか、自分の意志や気持ちをある程度伝えられるかという事を目安に、習い事の開始時期を検討しましょう。

習い事の月額総費用は1万〜1.5万が多い

習い事の月謝や道具などの諸費用には、月額1万~1.5万円かけている家庭が最も多いという結果になりました。
筆者の子どもの習い事では、月謝は2千~8千円代と幅広いです。子どもの1つの習い事で1万円を越えることはあまりないと思われるので、グラフの結果は、複数の習い事を掛け持ちしている家庭が多いのではないかと推察します。

人気の習い事ランキング

3歳の子どもに人気の習い事をランキング形式で紹介します。

【第1位】スイミング

子どもに人気で、おすすめの習い事1位はスイミングです。スイミングは、筋力や心肺機能の強化など、体を鍛える効果の高いスポーツです。
また、コロナ禍では、プールの授業が中止されていましたし、プールの授業が再開した今年も、以前ほど授業で本格的に水泳を指導しない学校が増えました。学校の授業では水泳をマスターすることはできないと考えスイミングを習わせる家庭も多いです。

【第2位】リトミック、音楽教室

人気の習い事2位は、リトミック、音楽教室など、音楽系の習い事です。
リトミックは、音楽を聴きながら体を動かしリズム感や音感、身体能力の発育を促します。赤ちゃんでも参加できるので、支援センターや児童館でもプログラムに取り入れている所もあります。
大手音楽教室では、未就学児のグループレッスンを行っているところもあります。筆者の子どもも、3歳からグループレッスンに参加していました。みんなで簡単な歌を歌ったり、音楽をききながら曲のイメージを話したりと、遊びながら音楽に親しむという内容でした。

【第3位】体操教室

人気の習い事3位は体操教室です。フラフープやボールなど簡単な道具を使ったり、音楽を流してダンスをしたりして、子どもに体を動かす楽しさを知ってもらいます。筋力のアップや、身体のバランスのいい発育を目指します。

【第4位】英語教室

人気の習い事4位は英語教室です。3歳前後は、述語や代名詞などの文法を用いた文章を話せるようになり、言語に対する興味を持つ時期です。この時期から英語に触れることで、子どもたちは自然と英語を吸収し、大きくなってからの英語への拒否反応を減らすことができます。

【第5位】ダンス

人気の習い事第5位はダンスです。ヒップホップ、K‐POP、チアなど、様々なジャンルのダンス教室が増えています。
筆者の子どももチアダンスを4歳から習っています。ダンスを始めてよかったと思うことは、表現力が身につく、運動能力が発達する、人前で踊ることで度胸や成功体験を身に付けることができるといった点です。

3歳の習い事のアドバイス

習い事は早く始めたほうがいいのか、レッスンに行きたがらないときはどうしたらいいのかなど、3歳の子どもに起こりがちな習い事のお悩みを、筆者の経験談を含めてアドバイスします。

Q.習い事を始めるのは早ければ早いほどいいのでしょうか?

早くから習い事をさせることで、子どもの視野が広がるほか、体力が向上したり技術を身に付けることができたり、といったメリットがあります。
しかし、様々な事情で幼児期に習い事をさせられないという家庭もあるでしょう。バレリーナの吉田都さんをご存じでしょうか?吉田都さんがバレエを始めたのは9歳の時です。習い事の上達は本人の努力次第。早くから習い事を始められないことを負い目に感じることはありません。

Q.レッスン中、集中が続きません。

小学校低学年までの子どもの集中力の持続期間は「年齢×1分」や「年齢+1分」と言われています。
3歳の子どもの習い事のカリキュラムは、どの習い事でもまだあまり高いレベルを求めるものではありません。専門的なことを習うのはもっと理解力や運動能力が発達した先のことです。現段階では、その習い事を楽しんで取り組むことが大事です。

Q.行きたくないという時はどうすればいいでしょうか?

3歳の子どもの行き渋りは、その日保育園で嫌なことがあったなどの一時的な理由が多いです。その場合は教室に入れば気分が変わって楽しくレッスンを受けられることもあります。泣いて嫌がるのを無理に連れていくことは、子どもも親もストレスがかかります。1週休んだところで大きな差はつかないので無理せず休ませてあげましょう。

習い事を始める前に確認しておきたいポイント

月謝や人気など以外にも3歳の子どもが習い事を始めるときに確認しておきたいポイントを4つ挙げました。
  • レッスンの曜日や時間帯
  • 親の付き添いが必要かどうか
  • 役員、当番はあるか
  • トイレは上手に使えるか

レッスンの曜日や時間帯

保育園で1日頑張ってから習い事に行っても、体力が持たずにぐずったり、途中で寝てしまう子どももいます。おうちに帰ると寝てしまう子どもには、保育園から直行できる習い事や、土日にレッスンのある習い事を検討しましょう。

親の付き添いが必要かどうか

親も一緒に参加するもの、別室から見守るもの、送迎だけでよいものなど様々です。付き添いが必要で、他に連れていきたい兄弟がいる場合は先生に確認が必要です。

役員、当番はあるか

スポーツ系の習い事では役員や当番を頼まれることがあります。新入部員や小さい子どもは免除というところもあるので、確認しておきましょう。

トイレは上手に使えるか

3歳では和式トイレが使えない子どもや、台がないと洋式トイレに座れないということがあります。親は付き添いが不要の習い事では、先生に付き添いをお願いしましょう。

まとめ

3歳の子どもに人気の習い事として、スイミング、音楽教室、リトミック、体操教室、英語教室、ダンスを紹介しました。小さいうちから習い事を始めることで、たくさんの経験をさせてあげられるだけでなく、心身の発育が望めます。とはいえ、まだ3歳の子どもなので、無理せず楽しく通える習い事を見つけてあげてください。