ikumama

Top
「なぜ?」「なに?」を育てる子どもの科学絵本13選!身の回りの不思議を親子で学ぼう

「なぜ?」「なに?」を育てる子どもの科学絵本13選!身の回りの不思議を親子で学ぼう

2019年7月10日 公開

「ママ、これなあに?」「どうしてこうなるの?」など子どもたちって、どう答えればいいのか分からない疑問をふいに投げかけてくることありませんか?特に私たちの生活の色んな所に密接している科学の疑問。虫や星の名前から、生理現象や自然現象などなど…ありとあらゆることに純粋な疑問を持ちがちです。大人も思わず「どうしてだっけ…?」となるような科学のあれこれ。子どもたちと一緒に絵本で学びなおしてみませんか?今回は子ども向け科学絵本を13冊ご紹介します。

子ども向け科学絵本①おへそのひみつ

生まれたころからお腹にあるおへそ。「なんでここにおへそがあるの?」と聞かれたら、うまく答えられますか?

ママの胎盤とつながっていたときのこと大切な命を育むための大切なおへそだったということ。読みながらいろんな話に発展するかもしれませんね。なかなかお話だけではイメージしづらいことも絵を通して教えてあげられる絵本です。

子ども向け科学絵本②はははのはなし

「歯みがきしないと虫歯になっちゃうよ!」とお話しても、実際に口の中の虫歯菌なんて見えませんよね。この本では虫歯になって泣いている子どもの絵が印象的。虫歯って見えないけど、痛いってことが子どもにも分かるでしょう。

虫歯についてだけでなく、歯の機能や歯を丈夫にすることの大切さを学べる絵本です。歯みがき嫌いの子にもおすすめ。

子ども向け科学絵本③みんなうんち

「うんちは臭い!汚い!」だけのものだと思っている子はいませんか?確かに臭くて汚いですが、うんちをするということは食べて生きているという生命の証し。小さな虫も大きな像も、みんなうんちをします。

食べ物を食べて、元気にうんちをすること。生物のお勉強にもつながる大切なお話です。

子ども向け科学絵本④ぼく、だんごむし

石の影や葉の下などでよく見られるだんごむし。子どもたちにとっても身近な虫ですよね。触るところんと丸くなるので、興味を持ちやすい虫ではないでしょうか。

そんなだんごむしの生態、知っていますか?何を食べてどんな糞をするのでしょう。それを知ると、もっとだんごむしのことが好きになっちゃうかも

子ども向け科学絵本⑤1001ぴきの虫をさがせ!

13の場面に世界中の1001匹の虫が隠れていて、それを探しながら読み進めるプレイ絵本です。虫が嫌い、苦手という子も遊びながらの絵本なら大丈夫。どこにどんな虫が住んでいるのか。

ママも知らなかった虫の名前を教えられるかもしれません。探しながら絵本の上で昆虫採集した気分になれそうですね。

子ども向け科学絵本⑥たねがとぶ

子どもは背が小さいので、身の回りのことに気づきやすいですよね。「なんでこんなところにお花が咲いているの?」と道端に咲く花を見て思う子もいるかもしれません。

それはどこかからが飛んできて…というお花のストーリーを絵本で学んでみませんか。綿毛を風にのせて種を飛ばす植物、さやを弾力で飛ばす植物…大人も知らなかった世界があるかも?

子ども向け科学絵本⑦ソフィーのやさいばたけ

普段何気なく食べている野菜。嫌いな子もいるかもしれませんね。その野菜はどうやって作られるのでしょうか。植物が育つのには時間と手間がかかることを学べる絵本です。

食育としてもおすすめの「ソフィーのやさいばたけ」は、野菜畑での1年が描かれています。四季を通してどんな野菜が畑で育つのでしょうか。旬の野菜を楽しむきっかけにもなりそうです。

子ども向け科学絵本⑧やさいのおなか

タイトルも興味をそそる絵本、「やさいのおなか」。野菜にお腹があるの?!と驚く子もいるかもしれませんね。野菜にもいろんな形があり、それぞれの形や種の違いを比べてみるのって面白いですよね。

何気ない生活の中にも面白い発見がある!と、科学の実験や観察にもつながる絵本です。

子ども向け科学絵本⑨くさる

ついつい賞味期限、消費期限を切らしちゃった!いつの間にか食材を腐らせちゃった!そんなこと、日常にもありますよね。その食べ物などがくさるって、つまり化学変化

身近な現象から、化学を学ぶきっかけにしてみませんか。また、読み進めながら腐らせる前に大切に食べようね、と食育のお話もできそうです。

子ども向け科学絵本⑩じしゃくのふしぎ

小さい子どもにとって、磁石はとっても面白いおもちゃにもなりえるものですよね。磁石はくっつくところとくっつかないところがある。「どうして??」と考えるきっかけにもなります。

その磁石の不思議を紐解いた絵本が「じしゃくのふしぎ」。テーマは壮大で、地球自体が磁石になっている…!というお話にまでつながります。

子ども向け科学絵本⑪まほうのコップ

透明なコップを通してママを見ると、あれ?ママが歪んじゃった!こちらも身近にある科学の現象です。それはまるで魔法のよう!

「まほうのコップ」は絵本といっても絵ではなく、写真絵本。見ると実際にやってみたくなる、子どもの実験心をくすぐります。

子ども向け科学絵本⑫しずくのぼうけん

「どうして雨は空から降ってくるの?」「そしてどこへ行っちゃうの?」幼児期にこんな疑問を抱いていたママやパパも多いのではないでしょうか。水の性質というものは本当に子どもにとっては身近すぎて謎が多いもの。

そんな水に対する疑問をストーリー仕立てで、ユーモアを交えながら面白く学べる絵本です。

子ども向け科学絵本⑬あのほしなんのほし

夜、空を見上げると見られる。ただただ綺麗だなと眺めるのもいいですが、星についての知識を深めるきっかけにしてみるのはどうでしょうか。

「あのほしなんのほし」では星や星座のことを分かりやすく学べます。星のことを知ると、もっと空を見上げたくなっちゃうかも?さらには宇宙への興味も沸いてきそうな絵本です。

まとめ

 (158823)

子どもの理科離れも最近では話題になっていますが、その元にあるのは、身の回りの小さなことに疑問を持つ「なに?」「なぜ?」という好奇心を上手に育めていないからかもしれません。

便利な時代でスマホやタブレットで検索すれば、大体の疑問は解決してしまいますよね。でも、その疑問の裏にあるものを推測することまでできるか、その先の新たな疑問につなげられるかは大人次第です。絵本では知りたかったこと以外のことも、ストーリーを交えて知ることができるかもしれません。

上手に小さな化学への好奇心の芽を育ててあげたいですね。