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1歳から始める習い事!本当に必要?おすすめの習い事やメリットを紹介

1歳から始める習い事!本当に必要?おすすめの習い事やメリットを紹介

2023年12月27日 公開

習い事には様々な種類があり、中には1歳からスタートできるものもあります。
子どもの将来のために、早いうちから習い事を検討している方もいるかと思います。
現在、8歳と5歳になった2人娘を育児中の私も、割と早い段階から習い事を検討していたママの1人です。
しかし、あまりに早すぎる習い事は本当に子どものためになるのか…疑問を感じることもあり、悩みました。
それから、やはり子どものためにできることはさせてあげたいと思い、家庭で総合的に様々なことが学べる通信教材を数年続けていました。
習い事を早く始めることには、実は子どもにとってたくさんのメリットがあります。
1歳から始められる習い事には、どんなものがあるのでしょうか?
おすすめの習い事や得られる効果を押さえておき、習い事を選択する際の参考にしてみてくださいね。

1歳の子どもに習い事は本当に必要?

1歳といえば、歩行がやっと安定し始め、お話が少しずつできるようになる時期。
食事は離乳食から幼児食へ移行し、お昼寝もとりながら生活していることかと思います。
いずれ、トイレトレーニングのスタートも視野に入れていくことになるでしょう。
まだまだ幼いこの時期、習い事を始めてみても、果たして本当に意味があるのか、疑問に思わずにはいられませんね。
1歳児はできないことの方が多い時期ですが、その分1年間を通して大きく成長を見せてくれる時期でもあります。
成長するための器はまだまだ空っぽの時期ですので、その分習い事の体験を通し、得られるものも多い時期と言えるでしょう。
特に、言語や芸術、体作りの基礎、考えることの基礎が身に付くような習い事は、1歳の時期におすすめの習い事です。
逆に、高度な思考や技術、テクニックが必要な運動をする習い事は、1歳の時期には早すぎる習い事です。(そろばん、プログラミング、習字、激しいスポーツなど)
詳しくは、次の章で見ていきましょう。

1歳の子どもはどんな習い事ができる?

1歳の時期の子どもは、以下のような習い事を始めることができます。
習い事のおすすめポイントやメリット、月謝の相場も合わせて見ていきましょう。

通信教育

DVDや絵本教材、おもちゃの教材を通し、社会性や言葉の学習、考える力、身の回りの生活(食事、排せつ、睡眠など)季節の行事名などを学ぶことができます。
お家で子どもと、どんな関わり方をしてあげたらいいのか分からないママにおすすめです。
1歳児のレベルに合った総合的な学習が、教材を通して体験することができます。
メリットとして、家庭で好きな時間にできるので、送迎の手間がないことや、いつでも手軽に始めやすいということが挙げられます。
また、月謝が安い習い事なので、始めやすく続けやすい習い事と言えるでしょう。
我が家でも、通信教育は数年続けていました。
小学校に入学した際、他の習い事が忙しく、教材ができなくなってしまったことや、他に子ども自身にやりたいことが見つかったので解約をしましたが、教材は子どものペースで楽しく続けることができました。
相場は1,500円~3,000円程となっています。

ピアノやリトミックなどの音楽教室

ピアノやリトミックなどの音楽教室では、幼少期から音感やリズム感を楽しく育てることができます。
音楽を身近に感じ、子どもの感性を磨くという点でも、音楽教育はおすすめです。
ピアノ教室は、長い目で見て子どもに音楽を続けてもらいたいという方におすすめです。
ただし、小さいうちは楽器を弾くのは難しいので、親子でピアノに合わせて歌ったり体を動かしたり、先生のピアノ演奏を聞いてみたりして楽しむ教室となります。
月謝の相場は5,000円~7,000円程と、やや高めです。
リトミック教室は楽しく体を動かし楽器に触れ、子どものリズム感や体感、感性を育てたいという方におすすめです。
多くの教室ではリトミック教室は未就学児までとなっているため、長く続けられる習い事ではありませんが、子どもの音楽教育の可能性を広げる入り口として初めてみてはいかがでしょうか。
小さいうちはリトミック教室で基礎を養い、子どもが成長した時にピアノや他の楽器の習い事へ切り替えを検討してもいいでしょう。
月謝の相場は3,000~5,000円ほどと値段も安めですが、教室によってはもっと高いところもあるようです。

英語教室

言葉を習得する幼少期からネイティブな英語にたくさん触れることで、英語耳を育てることができると言われています。
そのため、習い事の中でも英語は早く始めることで大きなメリットが得られる習い事と言えるでしょう。
教室に通う方法と、家庭で通信教材を利用して学ぶ2つの方法から選べます。
ただし、英語の習い事は教室も通信教材も月謝が高めです。
教室の相場は5,000~10,000円です。
通信教材の相場は2,000~5,000円となっており、教室に通うよりは安く抑えることができます。
ただし、より本格的に学べる人気の家庭教材では総額数十万になるものもあります。

スイミング(ベビースイミング)

ママと一緒にプールに入り、スキンシップを取って楽しめるスイミング教室。
小さいころから水に触れることで、水への抵抗感が少なくなります。
子どもの体作りにも最適で、体が丈夫になり、風邪への抵抗力が強くなるといった効果も期待できます。

長くスイミング教室を続けていきたいという方にもおすすめです。
子どもだけではなく、産後のママの体作りや運動不足の解消にもいいですね。
相場は5,000~10,000円と、やや高めです。
母子分離のキッズスイミングのコースになると、月謝はもっと安くなります。

体操教室

体幹や身体能力の基礎を作るのにおすすめの習い事です。
1歳のうちから体の基礎をしっかりと作っておくことで、体操を続けてもいいですし、ゆくゆく子どもが始めたいスポーツができた時にも生かすことができるでしょう。
月謝は5,000~10,000円とやや高めです。

幼児教室

1歳の幼児教室では、勉強というより、語りかけや絵本の読み聞かせを通し、ママが子どもとどうかかわっていくのかを学んでいく習い事になります。
また、知育遊びなども取り入れて、子どもが考えることの基礎を身に着けていく教室となっています。
通信教育ではちょっと続ける自信がないという方でも、教室に通って先生と一緒に学べるという点ではとても心強いですね。
相場は2,000円程となっています。

1歳の子どもに習い事をさせるメリット

1歳から習い事を始めるのには、以下のメリットがあります。

基礎がしっかり身に付く

1歳から習い事を始めても、技術を身に付けるというのは難しいかもしれません。
しかし、後に成長して習い事の技術を学んでいくとき、1歳からコツコツ積み上げてきた基礎が、必ず役に立つことでしょう。

幼稚園に入園する準備ができる

1歳の習い事は、教室によっては同年代のお友達とも集団で一緒に学ぶことができます。
幼稚園に通う前の準備として、お友達と一緒に活動する楽しさを味わうことで、社会性も身に付いていくことでしょう。

ママの教育や育児を手伝ってもらう

ママが1人で育児をしていると、これが正しいのか…と不安になることもあるかもしれませんね。
習い事を始めると、先生の指導の下で子どもが技術を学んでいきます。
1人で子どもの教育をしていないというのは、大変心強いと感じるかと思います。

1歳の子どもに習い事をさせるデメリット

小さいころから習い事をさせることには、以下のデメリットがあることも覚えておく必要があります。

親の負担が大きい

1歳児の習い事では、基本はママと一緒に参加することになります。
また、家庭教材を取り入れるにしても、ママが一緒にやらなくてはなりません。
親には時間と体力、そして金銭的な負担が大きくかかるかと思います。
両親が仕事をしている家庭では、教室に通う習い事はなかなか難しいかもしれませんね。

月謝が高い傾向がある

1歳の習い事の多くは、少人数で行われ、先生には専門的な高いスキルが求められます。
そのため、1歳でできる習い事では、月謝が高い傾向があります。

成長した時に違う習い事を始めたくなることがある

1歳のうちから習い事の基礎を築いておくと、成長した時に役立つことがあります。
しかし、子どもが成長した時に、違う習い事に興味を持つということもあるかもしれません。
また、教室が合わなくなってやめてしまうということもあるでしょう。
数年後には子どもが違う選択をしているかもしれないということは、覚えておきましょう。

子どもの生活リズムに合わせなければならない

1歳といえば、まだ昼寝もあるでしょうし、習い事でおでかけとなると、ある程度の準備が必要です。
習い事がある曜日は、それに合わせた生活リズムに整える必要があり、ママや子どもの負担になることがあります。

まとめ

1歳の子どもの習い事では他にも、通いやすい距離や費用、時間帯なども検討して選ぶ必要があります。
親がその負担に耐えられるかもよく考えてみましょう。
1歳から習い事を始めることで、技術や学習の基礎を固めることができますが、気を張りすぎることなく、親子で楽しく参加することが一番大事です。
1歳からも様々な習い事に挑戦できるので、検討してみてくださいね。