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4歳におすすめの習い事3選!年少・年中で始めるべき理由と選ぶポイントも紹介

4歳におすすめの習い事3選!年少・年中で始めるべき理由と選ぶポイントも紹介

2023年12月26日 公開

「4歳の子どもに習い事をさせるのは早すぎないか不安」「4歳から役立つおすすめの習い事を知りたい」という方は多いのではないでしょうか?

実は年少・年中のうちからの習い事は役立つことが多くあります。
また実際に、習い事に通う子どもの数は大幅に増えてきており、4歳の子どもの2人にひとりが習い事に通っています。

幼児白書Web版「幼児の日常生活・学習に関する調査」では、4歳の子どもの43.7%が習い事に通っています。2019年は41.7%、2017年は23.2%と年々増加傾向に。
そこで今回の記事では、小学校低学年の担任経験のある筆者が、4歳の子どもにおすすめの習い事をランキングに沿って紹介します!

習い事を4歳で始めると良い理由や始める際のポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

参照:幼児白書Web版「2022年9月 幼児の日常生活・学習に関する調査

習い事は4歳から始めた方が良い理由

4歳の幼い子どもに習い事をさせることは、次の点からおすすめです。
  • 小学校での集団生活に備えられる
  • 子どもの興味関心がわかる
  • 自宅でできない体験ができる
  • 他者との関わり方が学べる
4歳は幼稚園の年少・年中クラスであり、身の回りのことが自分でできるだけでなく、社会性も少しずつ身に付く時期です。4歳の時期に習い事を始めることで、多くの学びを得られるでしょう。
習い事を始めることで、子どもの好きなことや個性、興味関心があることをママやパパが把握できます。さらに、小学校生活を始めとした将来に役立つ力の伸びも期待できるでしょう!

就学前の習い事ランキングの1位は水泳

就学前の子どもの習い事ランキングの結果は、次のとおりです。
順位 習い事
1位 スイミングスクール
2位 英語・英会話教室
3位 体操教室
4位 ピアノなどの音楽教室
5位 通信教育
1位のスイミングスクールは、4歳の子どもだけでなく3歳や5歳、小学生にも人気の習い事です。全身の運動能力が鍛えられるだけでなく、風邪の予防や川や海での水難事故の防止にもつながります。
また、水泳の学習は小学校1年生から始まります。スイミングスクールに通うことで、顔つけがスムーズにできるだけでなく、プールの時間を思う存分楽しめるでしょう。筆者が1年生の担任をしていたときも、プールを習っている子はとっても授業を楽しみにしていました!

4歳におすすめの3つの習い事

幼児期から、大人になっても役立つ英語を習う子どもが増えています。また、心の豊かさを育むピアノもおすすめです。小学校への準備をしておきたい場合や受験を考えている場合は、通信教育や学習塾を検討すると良いでしょう。
スイミングスクール以外にも、4歳におすすめの習い事をチェックしてみてください。

英語・英会話

グローバル社会の現代に欠かせない能力の一つが英語です。2020年から小学校で英語が必修科・教科化されたことからも、英語学習の重要性が増していることがわかります。
小学校の授業では、慣れない英語を話すことを恥ずかしがる子どもも多いです。4歳からネイティブ講師のなめらかな発音に触れることで、英語への抵抗感をなくし、コミュニケーションを楽しめるでしょう!
現在は教室に通わなくても学べるオンライン教室もあるため、集団でのレッスンに不安がある場合におすすめです。

ピアノなどの音楽教室

心を豊かにする音楽は、演奏の技術だけでなくさまざまなメリットをもたらします。例えば、くり返し楽譜を練習することで、集中力が鍛えられます。また、左右違った手の動きをするため、脳が鍛えられると言われています。
小学校では、低学年から鍵盤ハーモニカの学習が始まります。中学年からはリコーダーや合奏も始まるため、4歳から楽器に触れておくことで、小学校での音楽活動を友達と協力しながら楽しめるでしょう。

通信教育・学習塾

通信教育は、4歳の子どもでも楽しみながら学習できる工夫がされています。プレゼントやゲームを楽しみながら進められるため、小学校への準備としてもおすすめです!
小学校受験を考えている場合は、受験対策を行なっている学習塾を検討すると良いでしょう。小学校受験では、以下のテストが実施されます。
  • 運動テスト
  • 工作テスト(ハサミやのり、クレヨンなどの使い方)
  • ペーパーテスト
  • コミュニケーションテストなど
受験する小学校のテスト項目に合った学習塾を選ぶと良いでしょう。

4歳の子どもが習い事を嫌がるときの対処法

4歳の子どもはまだ幼く、習い事を嫌がったりレッスンを座って受けられなかったりする場合があります。
子どもが習い事を嫌がっている場合は、まず子どもの話をしっかりと傾聴しましょう。レッスンの雰囲気が合わなかったり、興味のない習い事をしたりしている場合は、習い事や教室を変えるのも1つの手です。
集団でのレッスン形式がまだ不安な場合は、自宅でできる通信教育を検討すると良いでしょう。

4歳の子どもに習い事をさせるときの3つのポイント

4歳は、まだ自分のやりたいことがしっかりと定まっていない時期。だからこそ、日頃から子どもの様子を観察したり、無料体験の様子をチェックしたりして、習い事を決めることが大切です。
4歳で習い事を始める際に意識しておきたいことをさらに詳しくご紹介します。

子どもの気持ちを出発点とする

4歳の子どもに習い事をさせるときは「子どもが何が好きなのか」「何が得意なのか」など、子どもの気持ちを出発点に選びましょう。親がさせたいものやママ友の付き合いを優先したもので選ぶと、子どもに無理をさせてしまう可能性があるからです。
習い事をするのは子どもであり、合わない習い事を強制してしまうと親子関係にヒビが入ることも!子どもが習い事に楽しく通えるかを1番に選びましょう。

無料体験を試す

習い事の教室で無料体験を行なっている場合は、通わせる前に試しておくと良いでしょう。実際の教室の雰囲気や先生、他の子との相性は、実際に体験しないとわからないからです。また、子どもが無料体験をしている様子を見ることで、その習い事に興味関心があるかがわかります。
まだ小さな4歳の子どもにとって、習い事が楽しいかどうかは重要です。無料体験を実施している場合は、レッスンを試してから申し込みを検討すると良いでしょう。

親に負担がかかりすぎないようにする

4歳の子どもに習い事をさせる場合は、親に負担がかかりすぎないようにしましょう。4歳の子どもはまだ自分で習い事に行けないため、ママやパパが送迎や付き添いを行う必要があります。
特に共働き家庭の場合は、送迎の負担が大きくなります!おじいちゃんおばあちゃんやママ友の協力を得ながら、無理なく習い事に通えるようにすると良いでしょう。
また、4歳の子どもの習い事の平均費用は11,544円です。2019年から始まった幼児教育・保育の無償化もあり、家計の負担が減ったことから、習い事にお金をかける家庭も増えているようです。
それぞれの家計に負担のない範囲での習い事を検討しましょう。

子供の気持ちを尊重して習い事を始めましょう

4歳はまだ年少・年中とまだ幼くはあるものの、身の回りのことが自分ででき、社会性も身に付く時期です。4歳から習い事を始めることで、知能や運動能力が高められるでしょう。
4歳の子どもには、0歳から始められるスイミングスクールを始め、英語や音楽教室、通信教育がおすすめです。
習い事を始める際は、子どもの興味・関心を尊重することが大切です。他の子と比べず、子ども自身の成長に目を向けて励ましや声かけを行いましょう。