6歳から始める習い事!子どもに合った習い事を見つけよう!
2024年7月19日 公開
6歳は小学校入学前後の時期です。
小学生になる前に、何か習わせたいと考えている保護者は多いのではないでしょうか。
そして、6歳は自分の意見を主張できるようになる年齢です。
子どもの「やりたい」に耳を傾け、今までやっていた習い事を見直すタイミングかもしれません。
また、小学校生活に活かせる習い事を選択すれば、子どもの自信にも繋がっていくでしょう。
6歳から習い事を始めるメリットとは?
6歳は自立心や社会性が芽生え、集団の中の自分を意識し始めます。
そのため、客観的に物事が考えられたり言語能力が上がったりなどの著しい成長がみられる時期です。
そのため、客観的に物事が考えられたり言語能力が上がったりなどの著しい成長がみられる時期です。
そういった時期に習い事をとり入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
それでは見ていきましょう。
それでは見ていきましょう。
小学校の授業や生活に活かせる
6歳は幼稚園や保育園から小学校に入学するといった環境に大きな変化があります。
期待で胸いっぱいの子どももいれば、不安で仕方ない子どももいると思います。
そんなときに、スイミングや塾などの習い事をしていたらどうでしょうか。
他の子どもよりも、自信を持って授業に取り組めるようになると思います。
期待で胸いっぱいの子どももいれば、不安で仕方ない子どももいると思います。
そんなときに、スイミングや塾などの習い事をしていたらどうでしょうか。
他の子どもよりも、自信を持って授業に取り組めるようになると思います。
子どもが楽しく学校に通えるように心の準備をしておくのも、この時期に習い事をさせるメリットといえるでしょう。
理解が早く、吸収力が高い
この時期は、精神面や身体能力が著しく成長します。
言葉の受け答えがスムーズにでき、人間関係>が活発になります。
また、道具を使った動きやバランスをとるなどの身体の使い方も上手になるため、好きな習い事をさせると上達は早いでしょう。
言葉の受け答えがスムーズにでき、人間関係>が活発になります。
また、道具を使った動きやバランスをとるなどの身体の使い方も上手になるため、好きな習い事をさせると上達は早いでしょう。
また、運動系の習い事であれば、ルールやチームワークを意識でき、協調性も養えます。
子どもの意思を尊重できる
6歳になると「好き」、「嫌い」といった、意思をはっきり伝えられるようになります。
今までやっていた習い事も、「やりたくない」と訴えられた保護者は多くいるでしょう。
幼い頃の発言に比べ、この時期の「やりたくない」は、本人の性格に合っていない可能性があります。
今までやっていた習い事も、「やりたくない」と訴えられた保護者は多くいるでしょう。
幼い頃の発言に比べ、この時期の「やりたくない」は、本人の性格に合っていない可能性があります。
それに対して、本人が「やりたい」と興味を示したものであれば、やる気も加わり上達が早いかもしれません。
また、子どもの意思を尊重することで、親子の信頼関係も深まるでしょう。
また、子どもの意思を尊重することで、親子の信頼関係も深まるでしょう。
6歳の習い事ランキング10選
実際に6歳ではどのような習い事が人気なのか見ていきましょう。
引用:学研教育総合研究所
学研教育総合研究所の幼児白書Web版2022年9月調査によると、6歳の習い事のランキングは以下のようになっています。
- 水泳
- 体操教室
- 英会話
- 音楽教室
- 通信教育
- 塾
- サッカー、フットサル
- ダンス
- バレエ
- 習字、書道
それでは習い事のメリットと6歳の特徴を交えながら、一つずつ紹介していきます。
1.水泳(スイミング)
水泳は0歳から始められ、子どもの習い事の中でとても人気が高いです。
呼吸の練習や水中で手足を動かすことから、心肺機能の強化や空間認知能力が鍛えられます。
そのため、風邪をひきにくくなったり、物事を素早く捉えられるようになったりと、子どもにいい影響を与えます。
呼吸の練習や水中で手足を動かすことから、心肺機能の強化や空間認知能力が鍛えられます。
そのため、風邪をひきにくくなったり、物事を素早く捉えられるようになったりと、子どもにいい影響を与えます。
また、用意する道具も水着、スイムキャップ、ゴーグルなどと少ない点も魅力的です。
多くのスイミングスクールでは体験レッスンや、時期によって短期教室をやっているので、迷っている方は活用するといいでしょう。
多くのスイミングスクールでは体験レッスンや、時期によって短期教室をやっているので、迷っている方は活用するといいでしょう。
平均的な費用は、月額6,000円〜8,000円程度です。
2.体操教室
跳び箱やボール運動、他にはマットや柔軟などのカリキュラムがあり、運動神経の基礎を培えるのが体操教室のメリットです。
また柔軟を行うことで、転けたときなどに怪我をしにくい身体がつくれます。
さらに、体操教室で先に経験しておくことで、体育の授業のときに自信をもって取り組めるようになるでしょう。
また柔軟を行うことで、転けたときなどに怪我をしにくい身体がつくれます。
さらに、体操教室で先に経験しておくことで、体育の授業のときに自信をもって取り組めるようになるでしょう。
平均的な費用は、週1回で5,000円〜8,000円程度です。
選手育成コースなどに通わせる場合はもう少し高くなります。
選手育成コースなどに通わせる場合はもう少し高くなります。
3.英会話
2020年度から小学校3年生から6年生を対象に英語が必修化されたことで、幼いうちから英語に触れさせたいと考える保護者は多いと思います。
言語能力や人とのコミュニケーション能力が上がるこの時期は、言葉の吸収力が高く、英語教室に通わせる最適な年齢といえるでしょう。
言語能力や人とのコミュニケーション能力が上がるこの時期は、言葉の吸収力が高く、英語教室に通わせる最適な年齢といえるでしょう。
平均的な費用は、週1回で5,000円〜10,000円程度です。
ただし、受講形式によって料金は変わります。
ただし、受講形式によって料金は変わります。
4.音楽教室
音楽は子どもの脳に良い影響を与えるとされています。
集中力の向上や記憶力、音感などを養えます。
また表現力や創造力も身につくことから、友達との関係作りにも良好な影響を与えるでしょう。
音楽教室は様々な種類がありますが、代表的な習い事としてピアノがあげられます。
集中力の向上や記憶力、音感などを養えます。
また表現力や創造力も身につくことから、友達との関係作りにも良好な影響を与えるでしょう。
音楽教室は様々な種類がありますが、代表的な習い事としてピアノがあげられます。
ピアノの平均的な費用は5,000円〜10,000円程度です。
また、何の楽器を習うかで差があるでしょう。
また、何の楽器を習うかで差があるでしょう。
5.通信教育
近年、オンラインでの習い事は普及しており、様々な種類のオンラインレッスンが登場しています。
通信教育のメリットは、送り迎えが必要なく、月謝が安いため、気軽に試しやすいことです。
ただし、パソコンやタブレットを使うので、通信環境を整える必要があるでしょう。
通信教育のメリットは、送り迎えが必要なく、月謝が安いため、気軽に試しやすいことです。
ただし、パソコンやタブレットを使うので、通信環境を整える必要があるでしょう。
種類が豊富なため、何を習うかで費用はかわりますが、家庭教師や塾と仮定した場合、平均的な費用は1コマ2,000円〜5,000円程度です。
6.塾
小学校に入学すると45分間座学の授業が始まります。
幼稚園や保育園で遊びがメインだった生活とは一変し、連続して授業を受けなければいけません。
その事前練習として塾に通うことで、学ぶことを体験し、授業の雰囲気を知ることができます。
また、塾のサポートにより、勉強面の躓きも軽減されるでしょう。
幼稚園や保育園で遊びがメインだった生活とは一変し、連続して授業を受けなければいけません。
その事前練習として塾に通うことで、学ぶことを体験し、授業の雰囲気を知ることができます。
また、塾のサポートにより、勉強面の躓きも軽減されるでしょう。
平均的な費用は、5,000円〜15,000円程度です。
7.サッカー、フットサル
スポーツ系の習い事で、サッカーは人気が高いです。
サッカーの生徒募集では年長からが多く、小学校入学前後にサッカーを始める子どもは多くいます。
サッカーは集団競技であるため、協調性はもちろん判断力も養われるでしょう。
そして、ボールを追いかけて走り回るので体力がつき、運動神経がよくなるといわれています。
サッカーの生徒募集では年長からが多く、小学校入学前後にサッカーを始める子どもは多くいます。
サッカーは集団競技であるため、協調性はもちろん判断力も養われるでしょう。
そして、ボールを追いかけて走り回るので体力がつき、運動神経がよくなるといわれています。
平均的な費用は、3,000円〜8,000円程度です。
8.ダンス
現在、ダンスは習い事の定番です。
幼い頃から通っている子どもも多いでしょう。
ダンスは音楽に合わせて踊ったり、人前に立ったりするため、リズム感や度胸が身につくとされています。
また様々な動きをすることから、柔軟性や筋力がアップし、基礎体力も向上します。
仲間と協力して一つのものを作り上げる達成感も味わえるでしょう。
幼い頃から通っている子どもも多いでしょう。
ダンスは音楽に合わせて踊ったり、人前に立ったりするため、リズム感や度胸が身につくとされています。
また様々な動きをすることから、柔軟性や筋力がアップし、基礎体力も向上します。
仲間と協力して一つのものを作り上げる達成感も味わえるでしょう。
平均的な費用は、5,000円〜10,000円程度です。
9.バレエ
バレエと聞くと「敷居が高そう」というイメージがあるかもしれません。
しかし近年、少しずつ人気を集めている習い事でもあります。
バレエは常に姿勢を意識するため、姿勢がきれいになり、体幹を鍛えられます。
また、バランス感覚が養われたり忍耐力がついたりと、他にも様々な効果が期待できるでしょう。
しかし近年、少しずつ人気を集めている習い事でもあります。
バレエは常に姿勢を意識するため、姿勢がきれいになり、体幹を鍛えられます。
また、バランス感覚が養われたり忍耐力がついたりと、他にも様々な効果が期待できるでしょう。
平均的な費用は、7,000円〜10,000円程度です。
運営しているのが個人か団体かで、かかる費用に差があるようです。
始める際は、よく調べることをおすすめします。
運営しているのが個人か団体かで、かかる費用に差があるようです。
始める際は、よく調べることをおすすめします。
10.習字、書道
1番のメリットは字がきれいになることです。
きれいな字を書こうとすると、正しい持ち方で、集中して姿勢を正そうとします。
また、呼吸を整えるなどの、精神的な落ち着きも身につけられるでしょう。
きれいな字を書こうとすると、正しい持ち方で、集中して姿勢を正そうとします。
また、呼吸を整えるなどの、精神的な落ち着きも身につけられるでしょう。
6歳頃になると個人差はありますが、字を書ける子どもが増えてきます。
その時期に字を習うと、書き順や文字のバランスが覚えられ、字の癖がつきにくくなります。
そのため、修正する手間なく、美しい字を習得できるでしょう。
その時期に字を習うと、書き順や文字のバランスが覚えられ、字の癖がつきにくくなります。
そのため、修正する手間なく、美しい字を習得できるでしょう。
平均的な費用は、2,000円〜4,000円程度です。
他の習い事に比べて費用が安く、始めやすい習い事と言えます。
他の習い事に比べて費用が安く、始めやすい習い事と言えます。
実際に習い事をした体験談
実際に習い事をして、どのようなメリット、デメリットがあったのでしょうか。
年齢にばらつきはありますが、筆者の友人たちの子どもの話を聞いてまとめました。
年齢にばらつきはありますが、筆者の友人たちの子どもの話を聞いてまとめました。
・子ども:4歳 習い事:3種目スポーツ(サッカー)
3種目スポーツでサッカー、野球、バスケットボールを習い、そのとき初めてサッカーを経験しました。定期的にしっかりとしたスポーツに触れられた点が子どもにとってよかったと思います。
また、サッカーをする中で、他の子どもに教えてもらったり自分が教えたり、子ども同士の関わりが持て、成長を感じられました。
・子ども:5歳 習い事:スイミング
現在は年長で、年中からスイミングを始めました。身体作りのためならいいかもしれませんが、上達を考えると年中から始めるのは早かったかもしれません。
もちろん個人差はありますが、小学1年生から通い始めた子はすぐに慣れているようでした。
また、ベビースイミングから通っている子も上達が早い印象です。
始めるタイミングは大事だと思いました。
・子ども:6歳 習い事:ピアノ
長男が4歳のときにピアノを習い始めました。最初の頃は集中力と落ち着きがなく、いつ辞めようかと考えていました。
しかし、発表会で毎日課題練習をするようになってから、座って集中する時間が増え、姿勢も次第によくなっていきました。
宿題もあっという間に終わらせるようになり、集中して取り組めるようになったのはピアノのおかげなのかなと思っています。
・子ども:11歳 習い事:ダンス
5歳頃からダンスを習い始めました。本人がやりたいと言ったのをきっかけに始めたのが良かったのか、現在も継続しています。
舞台に立っている姿は格好良く、キラキラ輝いています。
舞台慣れもあるせいか、自信がついたように思います。
・子ども:6歳 習い事:塾(KUMON)
5歳頃からKUMONに通い始めました。先取り学習をしていることで、学校の授業に自信を持って取り組めている様子です。
また、自信がついたことで自己肯定感も上がっているように思います。
6歳からの習い事、選ぶときの3つのポイント
人気の習い事を紹介しましたが、闇雲に挑戦すればいいと言うわけではありません。
せっかく始めた習い事を継続していくためには、どのようなことに気をつけたらいいでしょうか。
せっかく始めた習い事を継続していくためには、どのようなことに気をつけたらいいでしょうか。
- 子どもが楽しめているか
- 家計を圧迫していないか
- 講師との相性は合っているか
ここでは3つのポイントに注意しましょう。
それでは、一つずつ詳しく説明していきます。
それでは、一つずつ詳しく説明していきます。
子どもが楽しめているか
習い事を継続していくために、最も大事なポイントと言えるでしょう。
子どもが嫌々通っていては、気持ちが入らず上達が見込めない可能性が高いです。
始める前に体験レッスンなどを活用し、子どもの様子を伺ったり意見を聞いたりして、見極めながら習い事を選択していくことをおすすめします。
子どもが嫌々通っていては、気持ちが入らず上達が見込めない可能性が高いです。
始める前に体験レッスンなどを活用し、子どもの様子を伺ったり意見を聞いたりして、見極めながら習い事を選択していくことをおすすめします。
家計を圧迫していないか
親としては、子どもの「やりたい」に応えてあげたいものです。
ですが、残念ながら習い事にはお金の事情が絡んできます。
収入に見合っていない月謝や、通う場所が遠方で交通費がかかる、準備や大会にお金がかかるなどの様々な費用が必要になります。
ですが、残念ながら習い事にはお金の事情が絡んできます。
収入に見合っていない月謝や、通う場所が遠方で交通費がかかる、準備や大会にお金がかかるなどの様々な費用が必要になります。
費用を抑えたい方は、オンラインでの習い事を検討するといいでしょう。
オンラインレッスンは月謝が安く設定されている場合が多く、通わせるのは難しいと考えている方にはおすすめです。
オンラインレッスンは月謝が安く設定されている場合が多く、通わせるのは難しいと考えている方にはおすすめです。
講師との相性は合っているか
子どものやる気はあっても、講師との相性が悪い場合があります。
習い事に行くのが嫌になったり、上達に時間がかかったりと支障をきたすこともあります。
人間関係を学ぶ練習として、少しの嫌は我慢してほしい気持ちもありますが、子どもの様子を見極めながら判断する必要があるでしょう。
習い事に行くのが嫌になったり、上達に時間がかかったりと支障をきたすこともあります。
人間関係を学ぶ練習として、少しの嫌は我慢してほしい気持ちもありますが、子どもの様子を見極めながら判断する必要があるでしょう。
まとめ
6歳の習い事についてまとめました。
環境が大きく変わる時期だからこそ、不安も多いと思います。
習い事をすることで、様々な効果が期待できるのなら、親としては習わせてあげたいと思うのが本心だと思います。
子どもの気持ちや家計を考えながら、無理のない習い事を選択していきましょう。
環境が大きく変わる時期だからこそ、不安も多いと思います。
習い事をすることで、様々な効果が期待できるのなら、親としては習わせてあげたいと思うのが本心だと思います。
子どもの気持ちや家計を考えながら、無理のない習い事を選択していきましょう。