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英語は何歳から習い始める?幼児期から始めるメリットとデメリット

英語は何歳から習い始める?幼児期から始めるメリットとデメリット

2024年2月8日 公開

世界共通語である英語は、話せたり使えたりするようになると、子どもの可能性がグンと広がります。習い事として取り入れることで、きっとこれからの人生を豊かにしてくれることでしょう。

英語の授業は小学3年生から始まるということもあり、必要性を感じる習い事ではないかと思います。私自身も英語能力に必要性を感じていたことから、2人の娘は3歳になった頃から英語の教室に通っています。
英会話は早く始めた方がいいとは聞きますが、何歳から始めるのがベストなのでしょうか。

私自身の体験も交えながら、お伝えしていきたいと思います。

英語は何歳から始めるのがベスト?

英語は、幼少期から自然に親しみ触れる環境を与えてあげることで、抵抗なくスムーズに習得できると言われており、0~5歳頃までに始めるのが望ましいと考えられます。
この時期は臨界期と言われ、言語習得に置いて脳を刺激した時に、最も効果が表れると言われる時期です。
言語における臨界期は幼稚園までと言われており、それ以降の習得能力は減少していくと言われています。
しかし、まだ言語も発達していない0歳児の乳児が英語を始めることに、意味はあるのでしょうか。
また、6歳以降に英語を始めるのは遅いのでしょうか。
年齢別に始めるメリットを押さえていきましょう。

0歳児クラスから始める

英語の習い事の教室では、言葉を習得し始めて歩行もしっかりできるようになる1歳児以降を対象とした教室が多いようですが、英語のサービスや教室によっては、0歳からスタートできる英語学習もあります。
0歳児の時期は、ママと一緒にのんびり楽しく、英語の歌やビデオ教材などに触れた英語学習がメインとなります。
1歳児以降の英語教室では、正しい英語を耳で聞き取りながら、英語を楽しみ親しむことを目的としたレッスンとなっています。
ママと一緒に音楽やダンスを楽しんだり、教材を使って英語に触れたりするようなレッスン内容です。
会話をぐんぐん習得する時期ですから、ネイティブな英語にたくさん触れさせてあげて、英語耳を育ててあげましょう。
英語と日常で自然にふれあい、本格的な英会話が始まった時にも抵抗なく楽しく英語を学んでいくことができます。
より本格的にネイティブな英語の発音を目指すのでしたら、赤ちゃんのうちから英語教育に力を入れていくのがいいですね。

4歳児クラスから始める

耳から英語を聞き取って慣れ親しんだ時期から、今度は実際に単語や英会話を口に出してコミュニケーションを楽しむ時期になります。
英語教室では音楽やダンスに合わせて、楽しく英語を習得していきます。
また、簡単なアルファベットの書き取りや、クイズのようなドリルを使って、理解力を深めていきます。
レッスンは友達と一緒に参加しますが、英語を使ったゲームをみんなで楽しむことで、より親しみを持って英語を学ぶことができますよ。
4歳以降になると、先生のお話を理解して自分で考えて行動もできるようになり、ママから自立をして英語を学ぶことができます。
この時期から始めても、英語耳はまだまだ成長すると考えられます。

6歳児クラスから始める

英語によるコミュニケーションを楽しんでいた時期から、今度は英会話を本格的に学んでいく時期になり、英語の文法を使った会話や、書き取りもスタートし、覚える単語の量もぐんと増えます。
このように聞くと急に難易度が上がるように感じるかもしれませんが、英語の教室では子どもが抵抗なく楽しく教室に通えるカリキュラムを組んでくれています。
レベルはアップしますが、音楽やゲーム、絵本などを通し、英語に楽しく親しみながら学ぶことができますよ。
ここで抵抗なく英語に親しめるようになるためにも、幼児期から英語教室に通うことをおすすめしたいと考えますが、6歳以降から始めても決して遅くはありません。
その理由については、後述で詳しく紹介します。

英語は何歳から?他にも見えてくる教室のメリット

年齢別のメリットは紹介しましたが、幼児期に英語の習い事を始めるのには、他にも様々なメリットがあります。

英語耳と英語脳を育てる

子どもは、0~5歳頃が、最も言語能力が発達する臨界期と呼ばれる時期です。
この時期にネイティブな英語に多く触れることで、英語の正しい発音を聞き分ける英語耳が育ちます。 たくさん英語のシャワーを浴びさせてあげることで、英語の発音やリズムが自然と身に付くのです。
また、絵幼少期から英語を続けていくことで、英語を聞き取った時に一度日本の意味として考えようとせず、自然に英語のまま意味を理解する英語脳も育ちます。
従って、英語は早く始めた方が良いと言われているのです。

英語に抵抗なく慣れ親しむ環境が作れる

成長してから新しい言語を習得するというのは、どうしても抵抗が生まれてしまいます。
しかし、幼少期から英語が当たり前に隣にあるという環境を作ることができれば、成長した後も無理なく英語に親しめるのではないでしょうか。
英語の授業は小学3年生からスタートしますが、英語学習は幼稚園や保育園の行事の一環として取り入れているという施設も多くなりましたよね。
英語に慣れ親しみながら学んでいける環境作りとしても、英語の習い事はおすすめです。

生きた英語に触れる機会がある

ネイティブな英語を使う人と話す機会というのは、なかなかないのではないでしょうか。
英語教室の中には、外国人講師とレッスンを行える機会を持つことができるところもあります。
幼少期から本格的な生きた英語に触れさせてあげることで、より英語耳を育ててあげることに役立つでしょう。

通いやすい

英語のレッスンは週1回ほど。回数が多くないので親の送迎の負担が少なく、続けやすい習い事といえるでしょう。
レッスン回数は少なくても、帰宅してからも楽しくできる家庭学習も充実しています。
少ない回数でしっかりと英語を習得していくことができますよ。

英語は何歳から?早く始めるデメリットとは

英語は早く始めればそれだけ本格的な英会話能力が身に付いていくことでしょう。
しかし、幼少期から英語教室に通うことには、デメリットもいくつか挙げられます。
メリットとデメリットを理解したうえで、英語教室に通うかどうか検討していきたいですね。

日本語と英語の同時習得は混乱する

まだ言葉を習得していない0歳児や1歳児のころから英語をスタートすると、日本語と英語の同時習得になってしまいます。
子どもが混乱してしまったり、日本語の習得に影響が出てしまったりすることもあるようです。
しかし、生活に支障が出るほど言語で混乱することはありませんし、成長と共に使い分けもできるようになっていくので、過度に心配する必要はありません。

教室で泣いてしまうことがある

4歳児以降の幼児クラスになると、親と離れてレッスンを受けることになります。
慣れるまでは泣いてしまうことが珍しくなく、レッスンにならないことも時にはあります。 楽しく通えるようになるまでは、割り切って見守っていきましょう。
もし、どうしても教室に通うのが難しいようでしたら、家庭でできる英語教材へ切り替えるという方法もあります。

月謝が高い

英語教室は、他の習い事に比べると月謝が高い傾向があります。
英語教室に通える分の金額があれば、他の習い事を2つ掛け持ちできるということもあるでしょう。
英語だけに力を入れるのか、他の習い事も視野に入れていくのかは悩ましい所でもあります。

英語は何歳から?始めるのが遅くても大丈夫!

英語を始めるか悩んでいるうちに、幼児期を逃してしまったという方。
確かに英語は、幼児期から始めることで得られるメリットが多くありますが、いつから始めても遅いということはありません。
現在大人になっている世代のみなさんは、英語教育は中学生からスタートしていました。
それでも、日常会話程度の英語は習得できましたよね。
ネイティブの発音は難しくなるかもしれませんが、成長しているということは幼児よりも理解力が増しています。
10歳頃になると学習の基礎も身に付いているため、自分で考えながら学習ができ、より複雑な英語力が身に付いていくことでしょう。
ただし、本人に英語を学びたいという意欲がないと、習い事として取り入れるのは難しくなるかもしれません。
子どもとよく話し合って、習い事として始めるか検討していきましょう。

まとめ

英語は何歳から始めるのがいいかという疑問でしたが、しっかりと英語力を身に付けたいのであれば、0~5歳頃には始めるのがおすすめです。
3歳から英語を5年間続けている我が家の長女ですが、簡単な英会話のやりとりができるレベルにまでなりました。
3歳から始めましたが、今では大人も顔負けの発音の良さですし、前日受けたTOEIC試験の5級では、満点まであと一歩というレベルにまで成長しています。
私は幼少期から英語教室に通わせて良かったと思っているママの一人です。
子どもの将来の可能性を伸ばしてあげるために、英語教室を始めてみるかどうか、検討してみてくださいね。