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さくらんぼ狩りに行こう♡場所選びから収穫のコツまで大公開♪

さくらんぼ狩りに行こう♡場所選びから収穫のコツまで大公開♪

2017年2月22日 公開

甘酸っぱくて美味しい初夏の味覚、さくらんぼ。赤いルビーとも言われる鮮やかな色と可愛らしいコロンとした見た目がなんともフォトジェニックで、女性人気の高い果物です。今年はそんなさくらんぼをお腹いっぱい食べられる「さくらんぼ狩り」に出かけてみませんか?収穫した物をその場ですぐ食べられる果物狩りは子どもへの食育にも役立つはず♡今回の記事ではさくらんぼ狩りの場所選びから収穫のコツ、さくらんぼを使ったレシピまで丸ごとご紹介していきます♪

さくらんぼってどんな果物??

さくらんぼの旬っていつ??

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甘酸っぱくて美味しいさくらんぼ♡正式な名前は西洋桜桃と言います。明治の初めごろにドイツ人によって日本に伝えられ、栽培が始まりました。旬は5月から7月の初夏の時期ですが、実はさくらんぼはあまり日持ちしない為、流通期間が短いんです。更にさくらんぼの栽培は手作業が多く手間がかかる為、他の果物と比べて少し高価。自宅で思う存分食べるのはなかなか難しそうです。国内で生産量が多い品種は「佐藤錦」で、全体の7割を占めています。佐藤錦は6月中旬から下旬にかけて糖分が多く美味しくなるので、さくらんぼ狩りの計画を立てる時はこの時期を狙うのがオススメです。

さくらんぼにはどんな種類があるの??

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全世界にはなんと1,500種以上のさくらんぼがあるそうです。日本には60数種類、流通用に栽培されているのは30数種類以上と言われています。しかし前述の通り、日本のさくらんぼの生産量は佐藤錦が7割を占め、次いでナポレオンが1割。残りの2割がその他の品種です。ここでは私たちに馴染み深い3種類についてご紹介しましょう。

【佐藤錦】
大きさ:5~8g
実の色:艶があって綺麗な赤色
果肉の色:乳白色で核が小さく可食部が多い
味:糖度が高く酸味が少ない、バランスが良い
肉質:柔らかくて果汁が多い
糖度:16~18度
酸度:0.5%程度

【ナポレオン】
大きさ:7~8g
実の色:艶があって綺麗な赤色
果肉の色:クリーム色
味:佐藤錦より酸度は高いが完熟すると甘くなる
肉質:大粒で締まりがあり、果汁が多い
糖度:13~15度
酸度:0.8%~1%程度

【アメリカンチェリー】
大きさ:6~8g
実の色:濃紅色
果肉の色:赤色
味:甘みが強い
肉質:大きいが実は締まっている
糖度:14~17度
酸度:0.8%程度

※アメリカからの輸入種。日本に入ってくるアメリカンチェリーの9割がビングという品種です。日本では5月~8月に出回ります。


さくらんぼは品種によって大きさや味も様々なんですね。普段みなさんがスーパーで目にしているさくらんぼのほとんどが佐藤錦なので、他の品種を見つけた時には味の違いを試してみるのも味の違いが分かって面白いかも知れません。

さくらんぼ狩りの予定を立てる時にチェックすべきポイントは?

午前中に到着出来る場所を選ぼう!

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さくらんぼは樹木がしっかりしていて、根から水を吸収する力が強い果物です。前日~当日に雨が降った場合、沢山の水を吸収したさくらんぼは旨味が薄まってしまうそうです。また実が水分を吸って急激に大きくなると実割れを起こし易くなる為、晴天が続いている時が美味しいさくらんぼに巡り会えるチャンスです。また、さくらんぼは鮮度が命。陽の光でビニールハウス内が暑くなると品質が低下してしまう為、さくらんぼ農家が収穫を行う場合も日の出前に作業を行います。さくらんぼ狩りの場合も朝早く出発して午前中に行くのが望ましいでしょう。

電話確認はマストです!

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予約が必要な場所ではもちろんのこと、当日受付の場所でも予め電話確認をしておきましょう。いちご狩り農家と違い、さくらんぼ狩りが出来る場所は比較的少ないです。農家は専用のホームページを持っていない場合が多く、年度ごとに情報が更新されていない事もよくあります。

①さくらんぼの生育状態
②混雑状況

さくらんぼはシーズンが短い上、梅雨の時期が1番の旬で訪問するタイミングも重要なので、確実にさくらんぼ狩りが出来るかどうか確認しておきたいものです。日毎に受け入れる人数を制限している農家もありますし、前日に団体客が来て自分が行った時には収穫できるさくらんぼが全然無かったという心配がないように、電話しておくのが安心でしょう。

施設の情報を確認しておこう!

子どもと一緒にさくらんぼ狩りに行く場合はトイレやオムツを変えるスペースがあるかどうかチェックしておきましょう。さくらんぼは水分が多く、沢山食べるとトイレに行きたくなります。農家では仮設トイレなどの場合もあるため、子どもが小さい方は注意が必要です。

美味しいさくらんぼに出会える方法を知っておこう♡

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さくらんぼの旨味の濃淡は陽の光の当たり具合によって変化します。樹の上の方は葉の遮りが少なく、光を沢山浴びることが出来る為、濃厚な味になっていきます。さくらんぼ狩りの場合は、安全面から脚立を使わずに作業出来る、人の身長程度の高さのさくらんぼを採ることになります。低い位置に実っているさくらんぼは葉が障害物となってあまり光が当たらず、味が薄い可能性がありますので、出来るだけ陽の光がよく当たっているものを選びましょう。もし美味しさにこだわる場合には、脚立などの貸し出しがあったり、さくらんぼ狩り専用のビニールハウスがある(流通用に良いものが採られていない)農家を選ぶのも良いでしょう。

さくらんぼの保存方法は??

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さくらんぼは乾燥や高温により鮮度悪くなっていきます。水分を飛ばさないようにラップで包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、1~2日で早めに食べ切りましょう。アメリカンチェリーは国産のものと比べて長く持ちますが、輸入物のため収穫後手に入るまでにすでに時間が経っている為、購入後は2~3日を目安に食べましょう。
食べきれない場合は冷凍すれば1~2ヶ月保存する事が出来ます。綺麗に洗ったらよく水を切ってフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。食べる時は半解凍でシャーベットのように食べるのがオススメです。1度冷凍したものを解凍するとぶにゅっとした食感になる為、気になる方はジャムやケーキなどに加工して食べるのも良いでしょう。

食べる前に!!安心の下準備で残留物質を取り除こう!

さくらんぼは収穫までに比較的多くの農薬を使います。残留物質が気になる場合はティッシュなどで軽く拭き取ってから口に入れましょう。持ち帰って食べる場合はさくらんぼの入ったボウルに水を静かに流し入れてしばらく浸け、水を変えたら揺すりながら優しく洗いましょう。

さくらんぼを使ったオススメレシピが知りたい♡

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さくらんぼをお家で食べるならこんなレシピはいかがですか??沢山手に入った時だからこそ出来るさくらんぼたっぷりのレシピです♡旬の短いさくらんぼを長く楽しみたいという方はジャムなど、日持ちするものに加工してしまうのがオススメです!

さくらんぼの栄養について知るのも食育です♡

さくらんぼ(国産・生) |カロリーと栄養成分| 栄養健康サイト (39828)

さくらんぼは種を除いた可食部の重さが1つあたり約5gです。上の栄養成分表は100g中の含有量を表しているので約20個分。大人ならさくらんぼ狩りで充分食べられる量かもしれませんね。各種ビタミン、ミネラル、リンゴ酸、クエン酸、ブドウ糖、果糖がバランス良く含まれていますが、20個食べてもカロリーは60kcal程度なので、間食にももってこいの果物ですね。疲労回復、美肌作用、高血圧予防の効果も期待出来ます。自分で収穫したさくらんぼがパワーの源になることを是非子どもにも教えてあげましょう♡

夏まで待てない!そんな方はこちらの果物狩り情報もチェック♡

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冬からゴールデンウィークにかけて、大きな連休に果物狩りに行きたいという方は、「いちご狩り」も候補にいかがですか??いちご狩り情報は下記のリンクで詳細をご紹介しています♡

まとめ

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夏の始まりを告げるさくらんぼ狩りについてご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?好みの種類や見分け方がわかれば、さくらんぼ狩りが更に楽しくなりそうですよね。たっぷり陽を浴びて甘さの増したさくらんぼを是非新鮮なうちに堪能してみてくださいね。
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