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5歳児の「ひらがな学習」おすすめアイテム6選!鏡文字になる原因と教える際の注意点とは?

5歳児の「ひらがな学習」おすすめアイテム6選!鏡文字になる原因と教える際の注意点とは?

2019年5月20日 公開

5歳児は自我が芽生え様々なことに興味を持ち始める時期。そろそろ本格的にひらがな学習を始めてみませんか?今回は5歳児におすすめの「ひらがな学習法」やおすすめアイテムをご紹介します。カードやブロック、ドリルなど様々な便利アイテムを活用し、家庭学習をサポートしましょう。 また、幼児期に起こりやすい「鏡文字」の原因と対処法についてもご紹介。発達障害の心配の有無についてもまとめました。ひらがなを子どもに教える際の注意点とあわせて参考にしてみてくださいね。

5歳児の「ひらがなの読み書き」覚えさせるきっかけは?

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (150740)

小学校入学前には覚えておきたい「ひらがな」や「カタカナ」の読み書き。4〜5歳くらいから、子どもの成長を見つつ、少しずつ教えたいと思うママもいますよね。

5歳児は、自我が芽生え、自分の好みや意思がはっきりとしてくる年齢なので、無理にやらせようとしても逆効果。子どもが文字の読み書きに興味を持ち始めたら教えるようにしましょう。

興味を持つきっかけは様々です。絵本やおもちゃ、お友達からの手紙など文字の読み書きに対する意欲が増すタイミングを見計らい、焦らずゆっくり進めていきましょう。

まずは「読み」から覚えさせる

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文字の読み書きを教えるには、まずベースとなるひらがなから始めましょう。
まずは「読み」から覚えさせます。
普段からひらがなに触れる機会を多くすることを意識的に行い、徐々に読める文字を増やしていきましょう。

①ひらがな一覧表を貼っておく

50音のひらがな表を、子どもがよく目にする場所に貼っておくようにします。
リビングやお風呂場などがおすすめです。
「あ」から始まるもののイラストと一緒に表記されていると、よりわかりやすいでしょう。
イラストの頭文字をヒントに、ひらがなを読めるようにしていきます。

②かるた取りで遊びながら覚えさせる

いくつか文字が読めるようになったら、次はかるた取りゲームです。
お気に入りのキャラクターが描かれたかるたや、動物や乗り物のイラストなどが描かれたかるただと、子どもも馴染みやすく、楽しくゲームができるでしょう。

最初は、描かれているイラストを頼りに取ることになりますが、反復練習をしていくうちに、少しずつ「文字」にも慣れていきます。

③絵本を使って覚えさせる

毎日の読み聞かせに使う絵本もひらがな学習におすすめです。
なるべく文字が大きく、子どもが好きな絵本を選んで一緒に読み進めていくと良いでしょう。

1文字ずつ指をさしながら読み進めたり、絵本の中の文字を使って「お」はどこにあるかな?など、対話しながら読み進めていくのも良いでしょう。

何度も繰り返し読むことで、文字の持つ音と形を覚えていきます。たくさんの文字が読めるようになると、子どもも楽しいので1人で絵本を読み進めていきます。分からないときは「これなんて読むの?」と聞いてくるようにもなるでしょう。

④お出かけ先でもひらがなゲーム!

外出先でも様々なひらがなを目にすることがあります。
街中の看板に書かれた文字や、駅のホームに書かれた駅名表示、ドライブ中には前の車のナンバーに書かれたひらがななど、目にするひらがなをクイズにしながら当てていきましょう。
退屈する移動中も、遊びながら学べるので一石二鳥ですね!

⑤ひらがなブロックを活用する

積み木などのひらがなブロックも手軽にできる学習の1つ。
文字ブロックを並べて単語を作る練習にもなります。

ブロックがない場合は、ひらがなカードを作ってあげても良いですね。我が家では、ひらがなカードで「しりとり」をしたり、単語の真ん中を空白にして、子どもに1文字入れさせて単語を完成させるなどのゲームをしています。

ひらがな学習にプラスして想像力や発想力を養うことができるのが魅力です。また、 ボキャブラリーを増やす学習にもなりますよ!

「読み」ができたら「書き」を教える

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ひらがなの「読み」ができたら次は「書き」を覚えましょう。
5歳児くらいになると、えんぴつを上手に使って直線や曲線を描くことができるようになります。

まずは迷路遊びや、グルグルと円を描くなどの線遊びからスタートすると良いでしょう。

①曲線や線の練習から

画用紙にクルクルと円を描く、ニョロニョロと蛇のような曲線を描かせる、ジグザグを描かせるなど、曲線や直線を自由自在に描ける練習からスタートします。
ママがお手本を見せてあげながら、上手に絵を描く要領で楽しみながら教えていきましょう。

②なぞり書きで覚えさせる

ママが書いた文字の上からなぞってもらい、文字の形や線の描き方を学んでもらいましょう。ひらがなドリルなどを購入し、何度もなぞり書きをする練習をしても良いです。
上手になぞり書きができない文字は、途中まで一緒に書いてあげるなど、サポートしながら進めていきましょう。

③自分の名前から覚えさせる

文字の書き方をある程度理解できたら、自分の名前を覚えさせます。自分の名前が読み書きできれば、お友達とのお手紙交換がしやすくなります。
自分の名前、家族の名前、お友達の名前など、身近なものの名前から覚えていくと良いでしょう。

④交換日記やお手紙で覚えさせる

自分の名前が書けるようになったら、お友達とお手紙交換を始めてみましょう。
特に5歳児くらいの女の子は、可愛い便せんやメモ帳、折り紙などを使ってお手紙を書くのが大好きです。本人も楽しみながらできますし、お返事が来た時の喜びも感じることができるのでおすすめです。

まだちょっとお友達にお手紙を出すまで上達していない…という場合は、パパやママとの交換日記がおすすめです。
今日幼稚園であった出来事などを、仕事で遅くに帰ってくるパパに伝えると親子の絆もグッと深まります。パパにもお返事を書いてもらうようにすると、ひらがなの読み書き同時に学ぶことができますよ!

ひらがな学習におすすめのアイテム

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子どもにひらがなを教えるには様々な方法があります。最近では家庭学習がしやすいような便利なアイテムも多数ありますので、活用しながら少しずつ教えていきましょう。

①日本一楽しいひらがなドリル「うんこひらがな」

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小学生向けのドリルで大ヒットを記録した「うんこドリルシリーズ」の幼児版がついに発売!
5歳児くらいは特に「うんこ」や「おしっこ」などの言葉が大好きですから、きっと楽しんでやってくれるはずですよ!

②かいてけせるひらがなワーク

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ツルツルとした紙でできているので、ホワイトボード用のマーカーで書いたり消したりできます。
対象年齢3~4歳とありますが、はじめてひらがなを覚えるには、反復練習が必要となるので、何度も書いて消せるこちらのドリルはとても便利です。

③もじ・かずボード

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なぞり書きを練習するのにおすすめなのが、こちらのもじ・かずボード。
水をつけると色が変わる特殊なボードを使用して、繰り返し書く練習ができます。
手や机を汚す心配がないのと、乾けば何度でも使用できるので、反復練習に最適ですね。

④学研のあそびながらよくわかるあいうえおタブレット

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タブレット型で持ち運びがしやすいひらがな学習におすすめのおもちゃ。
ひらがなの書き順を覚えたり、単語を覚えるのにおすすめです。
繰り返し遊べるよう、問題が215問も収録されています!

⑤ことばのカードゲーム「もじぴったん」

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ゲームでお馴染みの「もじぴったん」がカードゲームでも登場。
マス目状のシートに、文字カードを置いていき、文字をくっつけて単語を作る遊びです。
コンパクトで持ち運びができるので、旅行先でも大活躍。家族みんなで盛り上がれるのが魅力です。

⑥ひらがなつみきKUMON TOY

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片面には子どもにとっても身近な動物や食べ物のイラストがあり、もう一方にはひらがなの文字が大きく描かれている積み木です。
並べてあそんだり、文字当てゲームをしたり、色々な学習法で楽しめます。

鏡文字になるのは何故?

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鏡文字とは、上下はそのままで左右が反転した文字のこと。文字を習得しだす幼児に多くみられる現象で、「さ」「き」などを左右反転して書いたりすることがあります。
なぜ子どもは鏡文字を書くのか、脳の障害などに影響があるのか、詳しくご紹介します。

◆鏡文字になる原因

幼児期の子どもにとっては、文字を大まかな形でとらえているだけなので、左右が反転して認識してしまうことがあるそうです。人は、右脳で感性や感覚をとらえ、左脳で論理的な思考をとらえると言われています。
幼児期の子どもは、まだ左脳が発達していないため、右脳で文字をとらえることで左右逆転が起きると言うわけです。

また、もともと小さな子どもにとって、「上下」「前後」の認識はしやすいのですが、「左右」の判別は難しいとされています。そのため、間違えて書いていてもあまり違和感がないのだそうです。
小学校に入学する7歳前後からは、徐々に左右の認識がつき、成長と共に左脳が発達していきますから、今は鏡文字でもあまり心配することはないでしょう。

◆対処法

幼児期特有の鏡文字であれば、まず発達障害などの心配は要りません。
成長と共に改善されていくので、あまり気にせず、しつこく注意したり叱ることはやめましょう。
鏡文字を書いたときは、「あれ、反対側を向いているね」と軽く教えてあげるだけで十分です。

教える際の注意点

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5歳児の子どもにひらがなを教える際は、「叱らない・怒らない」を心がけるようにしましょう。まずは子どもが楽しみながら、文字に興味を持ってもらうことが大切です。
たとえ間違ったり、なかなか覚えられなくても焦らずゆっくりと見守ります。

お友達と比較したり、子どもが書いた字を赤ペンなどで添削するようなことも避けるようにしましょう。
できないことを指摘するよりも、上手にできたことを褒めるようにすると、子どももやる気になっていきます。

また、文字の読み書きとあわせて、えんぴつの正しい持ち方や机に向かうときの正しい姿勢なども教えてあげると、今後に役立つでしょう。

まとめ

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いかがでしたか?
パパやママが子どものころは、小学校に入ってから文字を習うのが一般的でしたが、最近は入学前に「ひらがな」「カタカナ」「数字」を最低限おさえておくのが一般的となりました。

小学校に入り、「勉強」になってしまう前に、様々な方法で遊びながら楽しく学ぶことを覚えてもらいましょう!上手にできたときは、たくさん褒めてあげてくださいね。