
バタ足が上手になりたい!家族とこっそり自宅練習
2024年3月31日 公開
小学生になるとプールの授業が始まります。
まず初めに習う泳ぎは「バタ足」になるでしょう。
スイミングスクールに通っている子どもであれば、コーチに上達するコツなどを教えてもらえます。
しかし、授業で初めて泳ぎを習う子どもは、限られた時間の中で上達を目指さなくてはなりません。
そこでこの記事では、プールの授業だけでは時間が足りない、身近なもので練習ができないのか、と考えている方に向けて、自宅でできるバタ足の練習方法を解説します。
自宅でこっそり練習して、正しい「バタ足」のフォームを身につけていきましょう。
バタ足を自宅で練習する方法4選

水泳の基礎となるのが「バタ足」です。
バタ足とは、左右の足を交互に上下に動かし、足の甲で水を蹴ることをいいます。
クロールや背泳ぎで用いられるキックです。
バタ足とは、左右の足を交互に上下に動かし、足の甲で水を蹴ることをいいます。
クロールや背泳ぎで用いられるキックです。
ここでは、自宅でできる「バタ足」の練習方法を紹介します。
- 1.布団でバタ足練習
- 2.椅子に座ってバタ足練習
- 3.椅子にうつ伏せになりバタ足練習
- 4.お風呂でバタ足練習
「バタ足」の正しい知識とコツを知って練習すれば、プールで泳いだときにしっかりと足を動かせるようになるでしょう。
それでは、一つずつ詳しく見ていきます。
それでは、一つずつ詳しく見ていきます。
1.布団でバタ足練習
布団にうつ伏せになり、足を動かします。
このとき、膝をボキボキ曲げて動かす子どもが多いでしょう。
このとき、膝をボキボキ曲げて動かす子どもが多いでしょう。
お腹に力を入れて、太ももから動かすイメージで上下に動かします。
足の下に柔らかい布団などを敷き、足の甲で押さえつけるように蹴り下ろしてみましょう。
足の下に柔らかい布団などを敷き、足の甲で押さえつけるように蹴り下ろしてみましょう。
膝が曲がってしまう場合は、補助者がふくらはぎの上に手を置き、膝が曲がらないように教えてあげるといいでしょう。
2.椅子に座ってバタ足練習
椅子に腰かけ、両足を前に伸ばします。
足首もしっかり伸ばすようにしましょう。
椅子に深く腰かけると、太ももから動かせなくなるので、浅く腰かけるようにしましょう。
足首もしっかり伸ばすようにしましょう。
椅子に深く腰かけると、太ももから動かせなくなるので、浅く腰かけるようにしましょう。
身体がぶれないように両手で椅子を持ち、足を上下に動かします。
このとき、親指同士が擦れる程度の内股にするのがポイントです。
そして、蹴り上げるときは膝を伸ばしきりましょう。
このとき、親指同士が擦れる程度の内股にするのがポイントです。
そして、蹴り上げるときは膝を伸ばしきりましょう。
補助する場合は、蹴り上げる場所に手を置いたり目標物を置いたりすると、足の甲で蹴るイメージが持ちやすいです。
3.椅子にうつ伏せになりバタ足練習
椅子を1個、もしくは2個並べて置き、胸とお腹を乗せてうつ伏せになります。
そのとき、お腹に力を入れて身体を水平に保ちましょう。
その位置から下に向けて、足を交互に動かしていきます。
水平の位置より足を上にあげると、膝が曲がったバタ足になるので注意しましょう。
そのとき、お腹に力を入れて身体を水平に保ちましょう。
その位置から下に向けて、足を交互に動かしていきます。
水平の位置より足を上にあげると、膝が曲がったバタ足になるので注意しましょう。
膝が曲がると水面を叩くようなキックになり、水中をしっかりと蹴ることができません。
水が蹴れないということは、推進力も生まれません。
そのため、膝の動きに気をつけながら練習してみましょう。
水が蹴れないということは、推進力も生まれません。
そのため、膝の動きに気をつけながら練習してみましょう。
4.お風呂でバタ足練習
浴槽の縁に座り、お湯の中で両足を伸ばします。
足首を伸ばして、交互に速く足を動かしてみましょう。
速く動かすことで、足の甲で水を蹴る感覚が掴めるでしょう。
足首を伸ばして、交互に速く足を動かしてみましょう。
速く動かすことで、足の甲で水を蹴る感覚が掴めるでしょう。
注意点として、お風呂場の縁は細く滑りやすいです。
足をバタバタ動かしているときに、お尻を滑らせ背中などを怪我しないように気をつけましょう。
足をバタバタ動かしているときに、お尻を滑らせ背中などを怪我しないように気をつけましょう。
お風呂でバタ足練習は、実際にお湯を蹴るため、自宅の練習方法の中で実践的な練習といえるでしょう。
バタ足をプールで練習する方法4選

自宅でこっそり練習したあとは、実際にプールで泳いでみましょう。
バタ足は間違えた泳ぎ方が身につくと、修正するのに時間がかかります。
そこで、プールで行うバタ足の基本的な練習方法を紹介します。
バタ足は間違えた泳ぎ方が身につくと、修正するのに時間がかかります。
そこで、プールで行うバタ足の基本的な練習方法を紹介します。
- 1.腰かけキック
- 2.肘かけキック
- 3.壁キック
- 4.板キック
それぞれのやり方をわかりやすく説明します。
正しいバタ足を身につけて、プールの授業で活かせるようにしましょう。
正しいバタ足を身につけて、プールの授業で活かせるようにしましょう。
1.腰かけキック
プールサイドにできるだけ浅く腰かけます。
両足と足首を伸ばして親指同士が擦れるぐらいの内股にしましょう。
足を伸ばしたまま蹴り下ろし、膝を軽く曲げながら足の甲で水を蹴り上げます。
水面まで蹴り上げたら膝は真っ直ぐ伸ばしましょう。
両足と足首を伸ばして親指同士が擦れるぐらいの内股にしましょう。
足を伸ばしたまま蹴り下ろし、膝を軽く曲げながら足の甲で水を蹴り上げます。
水面まで蹴り上げたら膝は真っ直ぐ伸ばしましょう。
水中でしっかりと足を動かすのがポイントです。
そのため、水面から膝が出すぎないように注意しましょう。
そのため、水面から膝が出すぎないように注意しましょう。
2.肘かけキック
手を重ねて、その上に顎を乗せます。
肘はしっかりと横に開き、プールサイドの上に置きましょう。
なるべく肩を水中に沈め、身体を水平に浮かせてからキックをします。
肘はしっかりと横に開き、プールサイドの上に置きましょう。
なるべく肩を水中に沈め、身体を水平に浮かせてからキックをします。
肘かけキックは、肩から上が水の上にあるため、身体は沈みやすくなります。
そのため、蹴り下ろしをしっかりと意識し、身体が浮くように連続してキックを行いましょう。
そのため、蹴り下ろしをしっかりと意識し、身体が浮くように連続してキックを行いましょう。
3.壁キック
両腕を肩幅ぐらいに開き、プールサイドを持ちます。
最初は顔を上げた状態で、キックを行いましょう。
白い泡が連続して出るように速く足を動かします。
最初は顔を上げた状態で、キックを行いましょう。
白い泡が連続して出るように速く足を動かします。
慣れてきたら顔をつけ、3秒数えて呼吸をしましょう。
呼吸をするとき、顔を勢いよく上げすぎないように注意してください。
前を向く程度におさめましょう。
呼吸をするとき、顔を勢いよく上げすぎないように注意してください。
前を向く程度におさめましょう。
4.板キック
ビート板を持ってバタ足をします。
壁キックと同様に最初は顔を上げて行い、慣れたら顔をつけて練習しましょう。
壁キックと同様に最初は顔を上げて行い、慣れたら顔をつけて練習しましょう。
補助者は、膝が曲がっていないか、身体は沈んでいないかなどをチェックしてあげましょう。
下半身が沈むと、身体を浮かせようと足を高く上げるため、膝は曲がりやすくなります。
そこで、お腹を支えてあげたり膝を伸ばしてあげたりなどの、子どもがコツを掴めるサポートをしてあげましょう。
下半身が沈むと、身体を浮かせようと足を高く上げるため、膝は曲がりやすくなります。
そこで、お腹を支えてあげたり膝を伸ばしてあげたりなどの、子どもがコツを掴めるサポートをしてあげましょう。
まとめ
プールの授業が始まり、上手に泳ぐことができずに不安になっている子どもはいると思います。
この記事では、少しでも「バタ足」のコツが掴めるように、自宅でできる練習方法を紹介しました。
この記事では、少しでも「バタ足」のコツが掴めるように、自宅でできる練習方法を紹介しました。
また、更なる上達を目指すのであれば、スイミングスクールを視野に入れるのもいいでしょう。
家族の協力を得ながら、正しい「バタ足」の獲得を目指して頑張りましょう。