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失敗しない・子どもの浴衣の選び方6つ!【動画で学ぶ】簡単に出来る着付け方とサイズ調整の仕方

失敗しない・子どもの浴衣の選び方6つ!【動画で学ぶ】簡単に出来る着付け方とサイズ調整の仕方

2019年3月27日 公開

日本の夏の風物詩と言えば、花火大会にお祭り。子どもにも可愛い浴衣を着せてあげたいというママも多いですよね。洋服と違って、年に何度も着るわけではない浴衣。あっという間に成長して大きくなる子どもの浴衣を、上手に選ぶコツをご紹介します。また、浴衣をサイズ調整する際の腰上げ・肩上げの方法についてもご紹介。動画を参考にしながらチャレンジしてみください。最後には、初心者ママでも簡単に出来る着付け方とコーディネート例をまとめましたので、そちらも併せてご覧ください。

【子どもの浴衣】サイズ選びの目安

Tape Measure Pay - Free photo on Pixabay (144471)

めまぐるしく成長を遂げる幼児期の子どもの場合、浴衣のサイズ選びは意外と難しいものですよね。洋服と違って、毎日着るものではないだけに、年に1~2回着て、もう「サイズアウト」となるのは少しもったいない気がします。

まずは一般的な子どもの浴衣サイズをご紹介しましょう。年齢と言うよりもお子さんの身長を目安に見ていくと良いかもしれません。

【子どもの浴衣 サイズ表】

・3~4歳(身長95~105cm):サイズ100
・5~6歳(身長105~115cm):サイズ110
・7~8歳(身長115~125cm):サイズ120

3歳以下のお子さんであれば、まだ浴衣で上手に歩くことが難しいので、甚平などを着せたほうが良いですね。

選び方①ワンサイズ大きめを選ぶ

「浴衣」に関する写真|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (144472)

子どもの浴衣を選ぶコツは、上記のサイズ表を目安に、ワンサイズ上のものを買うようにします。子どもの成長は早いので、ジャストサイズで購入してしまうと、来年にはもうサイズアウトしてしまう恐れがあるからです。

ワンサイズ上の浴衣を購入し、裾上げをするのが最も良い方法と言えます。裾上げするのは少し面倒ですが、やってみると意外と簡単ですので、裁縫が苦手なママも大丈夫!
ただし、2サイズ上の浴衣を購入するのは避けたほうが良いでしょう。あまり大きすぎてしまうと、いくら裾上げしても着崩れしやすくなります。

2年に1度買い替えるような感覚で、その時の子どもに合った可愛い浴衣を選んであげましょう。

選び方②着せやすい・着崩れしにくいものを選ぶ

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幼児期の子どもは動きも活発なので、浴衣を着せていても必ず着崩れしてしまいます。特に女の子は、浴衣が着崩れして、はだけてしまうのは注意が必要ですよね。

活発な子なら、大人と同じような本格的な浴衣ではなく、上下セパレートのセットアップ浴衣や、ワンピースタイプの浴衣を選ぶのがおすすめです。これなら外出先で着崩れてしまっても、簡単に直すことができますし、トイレに行く際も汚れにくいです。

しっかりと着られるような女の子であれば、普通の浴衣でも問題ありません。年齢やお子さんの状態に合わせて選ぶと良いでしょう。子どもにとっても動きやすい浴衣の方が、花火やお祭りそのものを思い切り楽しむことができると思いますよ!

選び方③目立つ色・柄を選ぶ

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浴衣の色や柄はとても豊富なので、どれを選ぶか迷いますよね。幼児期の女の子の浴衣に多いのは、ピンクや白などの浴衣ですが、大人っぽいネイビーやブルー系の浴衣も素敵です。

花火大会やお祭りなど、暗く混雑した中で子どもを見つけやすいように、地味な色・柄の浴衣は避け、なるべく明るく、目立つ色柄の浴衣を着せるようにしましょう。

特に幼稚園の夏祭りや盆踊り大会などでは、ほかのお友達とかぶらないようなデザインがおすすめです。また、暗い夜でも写真映えするように、イエローや明るい水色、ピンクなどが入った浴衣を着るのがおすすめですよ!子どもの浴衣は、少し派手かな?くらいがちょうどいいと思います。

選び方④子ども自身も気に入ったものを選ぶ

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3歳以上の女の子の場合、どんどん自我が芽生え、おしゃれにも興味を示す時期です。普段の洋服選びでも、「あれがいい!」「この色は嫌」などこだわりを持つ子が多いのではないでしょうか。

ママが好む色や柄と、子どもが着たい浴衣が違うこともありますね。時には、ママが選んだものは「着たくない」と言うこともあるかもしれません。

せっかく買っても本人が着てくれなければ意味がありませんので、浴衣を購入するときは子どもが気に入ったものを選ぶようにしましょう。一緒に買いに行くのが最も安心ですね。

選び方⑤セット品は何が含まれているか確認する

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最近の子ども用の浴衣は、付属品とセットで販売されているものが多くなっています。初めて購入する場合は、こうしたセット品の方が、あれこれ揃える必要がないのでお得です。

2点セット、3点セットなど種類も色々ありますので、セット品を購入する場合は何が含まれているか確認するようにしましょう。一般的には、帯や下駄・草履などが含まれている場合が多いようです。

選び方⑥肌触りが良く、吸湿性の良い素材を選ぶ

『浴衣』タグの画像一覧|おしゃれなフリー写真素材:GIRLY DROP (144477)

浴衣を着る季節は、当然蒸し暑い夏。子どもの場合は、動き回るので汗をかいてムレてしまうことも考えられます。子どものデリケートなお肌を守るためにも、できれば吸湿性の良い・肌触りの良い素材を選びましょう。

定番の木綿だけでなく、吸汗・速乾性のあるポリエステル素材が入ったものや、肌触りの良いダブルガーゼ、リップル素材、サッカー素材なども好まれます。

【動画で学ぶ】サイズ調整の仕方

「ミシン」に関する写真|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (144478)

ワンサイズ上の浴衣を購入した際に、どうしても寸法が合わないということがありますよね。そのまま着てしまうと、裾が長すぎて足で踏んづけてしまい、転倒の危険もあるので、少し面倒ですがサイズを調節してあげると良いでしょう。

浴衣や着物のサイズを調整するにあたり、「肩上げ」「腰上げ」という言葉が出てきます。聞きなれない方も多いと思いますので、まずは肩上げと腰上げの違いについてご紹介します。

◆肩上げとは

肩上げとは、子どもの浴衣や着物の裄丈を調整するために、肩のところに縫い上げておくことを言います。「裄丈」というのは、首の根元から袖口までの長さを指します。

まずは子どもに真っすぐ立ってもらい、手を斜め45度に上げてもらった状態で、首の根元の中心部から手首の長さを測っていきます。こうして実際のサイズを計測してから縫い上げていきます。

実際の縫い上げ方は、以下の動画を参考にしてください。

肩上げ

◆腰上げとは

腰上げとは、着丈の長さを調節するために、腰のあたりで縫い上げておくことを指します。最近の子どもの浴衣や着物は、すでにこうした腰上げや肩上げを施してあるものが多いようですが、実際のお子さんの身長に合わせて微調整すると、よりスッキリときれいに着こなすことができます。

腰上げする際は、首の根元の中心部から垂直に、足のくるぶしまでの長さを計測します。浴衣の仕立て上がりの丈から、計測した実寸を引いた長さが腰上げ寸法となります。
こちらも動画を参考に、縫い上げてみてください。

腰揚げ

【動画で学ぶ】初心者でも簡単な着付け方

【3分で分かる】初めてでもできる!子どもの浴衣着付け(浴衣・帯結び編)Yukata Tutorial

普段、ママだって着慣れていない浴衣や着物。「襟は右と左、どっちを上に着せればいいんだろう?」など、基本的なことでも悩んでしまいますよね。
こちらの動画を見れば一目瞭然!じっとしていられない子どもの着付けも、ササっと済ませることができますよ!
皆さんも是非、チャレンジしてみてくださいね。

下駄に慣れていない子はサンダルがおすすめ!

 (144479)

子どもの場合、慣れない下駄で歩くのは転倒してケガをしてしまうので、無理をせず普段履きなれたサンダルを履かせるようにしましょう。
女の子であれば、お花のモチーフやキラキラとした可愛いデザインのサンダルも多いもの。普段使いも出来るので、夏に1つ持っていると便利ですよ!

おしゃれな浴衣コーデ集

*tricot*|apres les coursの着物/浴衣を使ったコーディネート - WEAR (144399)

 (144398)

Taigaboy|Handmadeの着物・浴衣を使ったコーディネート - WEAR (144402)

Yuzu/Haru|petit mainの着物/浴衣を使ったコーディネート - WEAR (144401)

 (144400)

 (144403)

まとめ

New Year'S Eve Fireworks Beacon - Free photo on Pixabay (144481)

いかがでしたか?夏は、お祭りや花火大会など、大人も子どもも楽しめるイベントがたくさんありますね。せっかく行くなら、浴衣を着て気分を盛り上げたいものです。

今では、浴衣ドレスやワンピース、甚平などバリエーションも豊富。お子さんの成長に合わせた素敵な1着を選んであげましょう。人気のあるブランドや商品は、早めに売り切れてしまうので、早めにリサーチしておくのがおすすめです。

是非皆さんも、おしゃれで可愛い浴衣を子どもに着せて、夏のイベントを楽しんでください。