幼稚園・保育園の違いを徹底比較!気になる教育格差は?それぞれのメリット・デメリットは?
2018年11月29日 公開
子供が大きくなってきたら、幼稚園に入れるか保育園に入れるか悩みますよね。そもそも幼稚園と保育園の違いとは何なのでしょうか?そこで今回は、幼稚園・保育園の違いとそれぞれのメリット・デメリットについて徹底解説しちゃいます!費用や保育時間だけでなく様々な違いがありますので、それぞれの特徴を理解した上で最適な環境を子供に与えたいですね。 また、育った環境によって違いが出る「子供の教育格差」は生じるのか?についてもご紹介します。どちらか迷った時の選び方のポイントも参考にしながら、お子さんの教育について考えてみて下さい。
今さら聞けない!幼稚園と保育園の違いって何?
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幼稚園と保育園の違いはご存知ですか?
ひと昔前までは、「働くママ=保育園に通わせる」という考え方が一般的でしたが、最近では幼稚園でも延長保育が出来たりと子供の教育面や環境面を考慮して様々な選択肢が広がってきているんです。
単にママが働こうと考えているから…という理由で決めつけず、まずは幼稚園と保育園の違いについてよく理解し、お子さんの性格やご家庭の教育方針と併せて選んでいきましょう。
ひと昔前までは、「働くママ=保育園に通わせる」という考え方が一般的でしたが、最近では幼稚園でも延長保育が出来たりと子供の教育面や環境面を考慮して様々な選択肢が広がってきているんです。
単にママが働こうと考えているから…という理由で決めつけず、まずは幼稚園と保育園の違いについてよく理解し、お子さんの性格やご家庭の教育方針と併せて選んでいきましょう。
違い①:管轄省庁が異なる
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そもそも、保育園と幼稚園は国が管轄している省庁が異なります。
保育園は厚生労働省の福祉施設、幼稚園は文部科学省の教育施設という位置づけです。
保育園は、日中、仕事や出産、介護などで親が子供を保育出来ない場合に預かってくれる施設で、児童福祉法という法が定められています。それに対し、幼稚園は、学校教育法によって定められた学校の1つとされ、小学校入学前の準備段階の施設となります。
実際に保育園と幼稚園に娘を預けてみましたが、単に「預かってくれる」保育園とは違い、幼稚園は小学校入学を想定としたしつけや学びの時間が設けられているといった印象でした。お箸の持ち方や絵の描き方だけでなく、和式トイレのトレーニングや朝顔の観察など小学校に行っても戸惑わずにできるように教えてくれます。
保育園は厚生労働省の福祉施設、幼稚園は文部科学省の教育施設という位置づけです。
保育園は、日中、仕事や出産、介護などで親が子供を保育出来ない場合に預かってくれる施設で、児童福祉法という法が定められています。それに対し、幼稚園は、学校教育法によって定められた学校の1つとされ、小学校入学前の準備段階の施設となります。
実際に保育園と幼稚園に娘を預けてみましたが、単に「預かってくれる」保育園とは違い、幼稚園は小学校入学を想定としたしつけや学びの時間が設けられているといった印象でした。お箸の持ち方や絵の描き方だけでなく、和式トイレのトレーニングや朝顔の観察など小学校に行っても戸惑わずにできるように教えてくれます。
違い②:保育年齢が異なる
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これはもう皆さんもご存知ですが、幼稚園と保育園では入園出来る年齢が異なります。
保育園は、0歳~小学校入学前まで。
幼稚園は、3歳から小学校入学前まで預かって貰えます。
幼稚園は義務教育ではないので入園の義務はないですが、殆どのお子さんが通っているのが現状です。最近の主流は3年保育ですが、2年保育を受け付けてくれる幼稚園もあります。
また、幼稚園によっては満3歳児クラスと言って、3歳の誕生日を迎えたお子さんであれば入園できる施設もあるようです。
保育園は、0歳~小学校入学前まで。
幼稚園は、3歳から小学校入学前まで預かって貰えます。
幼稚園は義務教育ではないので入園の義務はないですが、殆どのお子さんが通っているのが現状です。最近の主流は3年保育ですが、2年保育を受け付けてくれる幼稚園もあります。
また、幼稚園によっては満3歳児クラスと言って、3歳の誕生日を迎えたお子さんであれば入園できる施設もあるようです。
違い③:保育費用が異なる
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幼稚園と保育園では、保育費用も異なります。
【幼稚園の場合】
●公立幼稚園の場合・・・1.5万~3万円
●私立幼稚園の場合・・・2.5万~3.5万円
【保育園の場合】
●認可保育園の場合・・・各家庭の課税額によって定められる(平均2万~3.5万円)
●無認可保育園の場合・・・各施設によって定められる(平均4万~6.万円)
上記を見て分かるように、施設の運営形態によっても費用が異なります。
幼稚園の場合は、保育料のほかに入園料・制服代・教材費が初期費用としてかかります。
また、幼稚園・保育園ともに給食費がかかったり、イベント費用がかかったりします。無認可保育園の場合は、保育料に給食費が含まれて設定されている園もありますのでよく確認しておきましょう。
公立幼稚園と私立幼稚園の費用格差を埋めるために、最近では自治体によって補助金が出るケースもあるようです。 お住いの子育て支援課などに問い合わせてみるといいかもしれませんね!
ちなみに、2019年秋より幼稚園・保育園ともに保育料が無償化となる制度がスタートします。(※幼稚園・無認可保育園の場合は、一部無償化となる)これらも加味した上で検討するのも1つの手法かもしれません。
【幼稚園の場合】
●公立幼稚園の場合・・・1.5万~3万円
●私立幼稚園の場合・・・2.5万~3.5万円
【保育園の場合】
●認可保育園の場合・・・各家庭の課税額によって定められる(平均2万~3.5万円)
●無認可保育園の場合・・・各施設によって定められる(平均4万~6.万円)
上記を見て分かるように、施設の運営形態によっても費用が異なります。
幼稚園の場合は、保育料のほかに入園料・制服代・教材費が初期費用としてかかります。
また、幼稚園・保育園ともに給食費がかかったり、イベント費用がかかったりします。無認可保育園の場合は、保育料に給食費が含まれて設定されている園もありますのでよく確認しておきましょう。
公立幼稚園と私立幼稚園の費用格差を埋めるために、最近では自治体によって補助金が出るケースもあるようです。 お住いの子育て支援課などに問い合わせてみるといいかもしれませんね!
ちなみに、2019年秋より幼稚園・保育園ともに保育料が無償化となる制度がスタートします。(※幼稚園・無認可保育園の場合は、一部無償化となる)これらも加味した上で検討するのも1つの手法かもしれません。
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違い④:保育時間が異なる
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幼稚園と保育園の違いにおいて、もっとも異なるのが「保育時間」。
保育園は、両親の仕事などにより自宅で保育が出来ないために入園するものなので、朝9時前後~夜18時頃まで預かって貰えます。園によっては19時までOKというところもあるようです。
一方、幼稚園は14時位には帰宅となるので、保育園に比べると圧倒的に預けられる時間は短いのが特徴です。ママからしたら、送り出したと思ったらあっという間に帰ってくるという感覚ですよね!
しかも、幼稚園の場合は半日保育の日も多いので、11:30降園という日も。働くママにとっては少し大変かなという印象です。
保育園は、両親の仕事などにより自宅で保育が出来ないために入園するものなので、朝9時前後~夜18時頃まで預かって貰えます。園によっては19時までOKというところもあるようです。
一方、幼稚園は14時位には帰宅となるので、保育園に比べると圧倒的に預けられる時間は短いのが特徴です。ママからしたら、送り出したと思ったらあっという間に帰ってくるという感覚ですよね!
しかも、幼稚園の場合は半日保育の日も多いので、11:30降園という日も。働くママにとっては少し大変かなという印象です。
違い⑤:給食?お弁当?
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保育園は、ほとんどの場合給食が出ますが、幼稚園は施設によって様々です。お弁当と給食半々の所もあれば、全てお弁当持参という所もあります。
毎日お弁当持参の幼稚園だと、ママが大変ですよね!しかし、給食とお弁当でもそれぞれのメリットがありますので、考え方次第かもしれませんね。
【お弁当のメリット・デメリット】
・ママの手作りのお弁当を食べることで、離れているママの愛情を感じる事が出来る♡
・アレルギーが多い子供の場合、ママの手作り弁当の方が安心♡
・朝の準備が大変!
【給食のメリット・デメリット】
・お友達と同じものを食べることで一体感が生まれる
・嫌いなものでもお友達と一緒なら食べてくれるかも?!
・ママの負担は少なく済む
・慣れ親しんだ食事以外のもので子供が全く食べてくれないこともある
・保育料以外に費用がかかる
毎日お弁当持参の幼稚園だと、ママが大変ですよね!しかし、給食とお弁当でもそれぞれのメリットがありますので、考え方次第かもしれませんね。
【お弁当のメリット・デメリット】
・ママの手作りのお弁当を食べることで、離れているママの愛情を感じる事が出来る♡
・アレルギーが多い子供の場合、ママの手作り弁当の方が安心♡
・朝の準備が大変!
【給食のメリット・デメリット】
・お友達と同じものを食べることで一体感が生まれる
・嫌いなものでもお友達と一緒なら食べてくれるかも?!
・ママの負担は少なく済む
・慣れ親しんだ食事以外のもので子供が全く食べてくれないこともある
・保育料以外に費用がかかる
違い⑥:先生の資格が異なる
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保育園と幼稚園では管轄省庁が異なるため、当然先生の資格も別の種類のものが必要です。
保育園の先生は、保育士資格が必要なのに対し、幼稚園の先生は、幼稚園教諭免許が必要です。
因みに、保育士資格の場合は保育園だけでなく乳児院や養護施設などでも働く事が出来ますが、幼稚園教諭免許の場合は、あくまでも幼稚園の先生になるための資格なので、他で働く事は出来ません。
通う子供たちにとっては、このような資格については無関係ではありますが、幼稚園・保育園の違いとして知っておくようにしましょう。
保育園の先生は、保育士資格が必要なのに対し、幼稚園の先生は、幼稚園教諭免許が必要です。
因みに、保育士資格の場合は保育園だけでなく乳児院や養護施設などでも働く事が出来ますが、幼稚園教諭免許の場合は、あくまでも幼稚園の先生になるための資格なので、他で働く事は出来ません。
通う子供たちにとっては、このような資格については無関係ではありますが、幼稚園・保育園の違いとして知っておくようにしましょう。
幼稚園のメリットとデメリット
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まずは幼稚園に子供を通わせるメリットとデメリットをご覧ください。
【幼稚園のメリット】
・制服が可愛い♡
・園バスを利用して希望の園に通わせられる!
・プレ保育で園生活を体験をすることが出来る!
・親子行事が多いため、子供の成長を実感できる
・課外保育や延長保育もあり、働くママでも通園可能な園もある
【幼稚園のデメリット】
・保育時間が短く、休みも多いので働くママは大変!
・お弁当作りや行事の手伝い・役員などが大変!
・ママ友付き合いが密なので、トラブルに巻き込まれることも…
・入園費用やイベント費用、制服代などなにかと出費が多い
幼稚園の最大の特徴として可愛い制服を着せられるというメリットがありますね。この時期にしか見られない可愛さがあるのは嬉しいです♡ただし、それだけ費用がかかるということも忘れないようにしましょう。
また、園行事も保育園に比べて多いのが特徴です。
子供は様々なことを体験できますが、働くママには負担になってしまうこともあります。
園行事が多いということは、役員などの仕事もありますので、必然的にママ友との付き合い方が密になっていきます。
仲良くなればなるほど、降園後にお互いの自宅を行き来したり、公園遊びをしたりすることも増えていくでしょう。
元々そういったことが苦手な方には苦痛に感じるかもしれませんね。
【幼稚園のメリット】
・制服が可愛い♡
・園バスを利用して希望の園に通わせられる!
・プレ保育で園生活を体験をすることが出来る!
・親子行事が多いため、子供の成長を実感できる
・課外保育や延長保育もあり、働くママでも通園可能な園もある
【幼稚園のデメリット】
・保育時間が短く、休みも多いので働くママは大変!
・お弁当作りや行事の手伝い・役員などが大変!
・ママ友付き合いが密なので、トラブルに巻き込まれることも…
・入園費用やイベント費用、制服代などなにかと出費が多い
幼稚園の最大の特徴として可愛い制服を着せられるというメリットがありますね。この時期にしか見られない可愛さがあるのは嬉しいです♡ただし、それだけ費用がかかるということも忘れないようにしましょう。
また、園行事も保育園に比べて多いのが特徴です。
子供は様々なことを体験できますが、働くママには負担になってしまうこともあります。
園行事が多いということは、役員などの仕事もありますので、必然的にママ友との付き合い方が密になっていきます。
仲良くなればなるほど、降園後にお互いの自宅を行き来したり、公園遊びをしたりすることも増えていくでしょう。
元々そういったことが苦手な方には苦痛に感じるかもしれませんね。
幼稚園のママ友付き合いのメリットは?トラブルを回避して良好な関係を保つコツ3つ – ikumama
幼稚園に入園すると避けて通れないのがママ友付き合い。しかし、近年ママ友同士のトラブルに巻き込まれ、辛い想いをしたという人も増えています。そこで今回は、幼稚園でのママ友付き合いのメリットとデメリットとトラブルを回避して、上手に付き合うコツについて詳しくご紹介します。
保育園のメリットとデメリット
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つづいて保育園に通わせるメリット・デメリットをご覧ください。
【保育園のメリット】
・保育時間が長いため、働くママにおすすめ♡
・給食が出ることが多いので、ママの負担が少ない!
・ママ友付き合いが幼稚園に比べて少ないため、トラブルになりにくい
・小さい頃から預けることが出来るため子供の自立心や社会性が育まれる
・年下のお友達とのふれあいも多いため1人っ子の家庭におすすめ♡
【保育園のデメリット】
・待機児童問題が深刻な地域では、希望の園に入園できないことも…
・幼稚園に比べて行事が少ないので物足りなさを感じることも…
・着替えのための服やお布団セットを用意する必要がある!
・幼稚園に比べて風邪などの病気にうつりやすい
・近所の保育園に通えないと、小学校入学の際に友達が少ないかも…
保育園の場合は、待機児童が多い地域では自宅から近い保育園に入れないというのが大きなデメリットだと思います。幼稚園はバスで送迎をしてくれますが、保育園はそれがないので遠方だと毎日の送迎が大変です。悪天候の日は、送迎だけでドッと疲れてしまいます。
また、働くママが預けることの多い保育園は、多少子供が体調不良でも熱さえなければ預けてしまうので、病気の感染リスクは幼稚園より高まるでしょう。小さな赤ちゃんも多く通っているので、鼻水やヨダレの付いたおもちゃを共有してしまうという面でも、感染しやすいと思います。
ただし、長時間子供を預かってくれるため、ママが安心して働くことが出来るほか、園行事が少ないのでママの負担も少ないのがメリットです。ママ友付き合いも楽だと思います。その分、小学校入学時に、幼稚園卒のママ友の輪が出来てしまっているため、そこに入っていくのが大変という声もあります。
【保育園のメリット】
・保育時間が長いため、働くママにおすすめ♡
・給食が出ることが多いので、ママの負担が少ない!
・ママ友付き合いが幼稚園に比べて少ないため、トラブルになりにくい
・小さい頃から預けることが出来るため子供の自立心や社会性が育まれる
・年下のお友達とのふれあいも多いため1人っ子の家庭におすすめ♡
【保育園のデメリット】
・待機児童問題が深刻な地域では、希望の園に入園できないことも…
・幼稚園に比べて行事が少ないので物足りなさを感じることも…
・着替えのための服やお布団セットを用意する必要がある!
・幼稚園に比べて風邪などの病気にうつりやすい
・近所の保育園に通えないと、小学校入学の際に友達が少ないかも…
保育園の場合は、待機児童が多い地域では自宅から近い保育園に入れないというのが大きなデメリットだと思います。幼稚園はバスで送迎をしてくれますが、保育園はそれがないので遠方だと毎日の送迎が大変です。悪天候の日は、送迎だけでドッと疲れてしまいます。
また、働くママが預けることの多い保育園は、多少子供が体調不良でも熱さえなければ預けてしまうので、病気の感染リスクは幼稚園より高まるでしょう。小さな赤ちゃんも多く通っているので、鼻水やヨダレの付いたおもちゃを共有してしまうという面でも、感染しやすいと思います。
ただし、長時間子供を預かってくれるため、ママが安心して働くことが出来るほか、園行事が少ないのでママの負担も少ないのがメリットです。ママ友付き合いも楽だと思います。その分、小学校入学時に、幼稚園卒のママ友の輪が出来てしまっているため、そこに入っていくのが大変という声もあります。
保育内容は?子供の教育格差は出るの?
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幼稚園・保育園の入園で1番気になるのが「教育格差が生じるのか」ということ。小学校入学した際に、幼稚園卒と保育園卒で差が出るのか?など気になるママも多いと思います。
しかし、保育内容については園によって様々な為、一概にどちらが良い・悪いとは言いきれません。
幼稚園が教育施設だからといって必ずしも勉強だけをするというわけではなく、遊び中心で泥んこになって遊ぶ幼稚園もあります。また、英語や体操、プールやピアノ、ダンス、お絵かきなど、習い事のように専門的に学ぶ環境が備わっている幼稚園もあります。
保育園も同じで、遊びやお昼寝をしているだけでなく、英会話やリトミックなどを取り入れている保育園もあります。保育園、幼稚園の違いだけではなく、それぞれの園の特色や教育方針などを考慮して、自分のお子さんにぴったりの園を見極めることがとても重要です。
幼稚園で育ったから賢い子が育つわけでも、保育園で育ったから小学校に上がって勉強に苦労するわけでもありません。結局はその子次第。何かのきっかけを与えてあげる程度に考えると良いですよ。
しかし、保育内容については園によって様々な為、一概にどちらが良い・悪いとは言いきれません。
幼稚園が教育施設だからといって必ずしも勉強だけをするというわけではなく、遊び中心で泥んこになって遊ぶ幼稚園もあります。また、英語や体操、プールやピアノ、ダンス、お絵かきなど、習い事のように専門的に学ぶ環境が備わっている幼稚園もあります。
保育園も同じで、遊びやお昼寝をしているだけでなく、英会話やリトミックなどを取り入れている保育園もあります。保育園、幼稚園の違いだけではなく、それぞれの園の特色や教育方針などを考慮して、自分のお子さんにぴったりの園を見極めることがとても重要です。
幼稚園で育ったから賢い子が育つわけでも、保育園で育ったから小学校に上がって勉強に苦労するわけでもありません。結局はその子次第。何かのきっかけを与えてあげる程度に考えると良いですよ。
結局どちらが良いの?選ぶ際の決め手とは?
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保育園、幼稚園どちらもそれぞれメリットデメリットがあるため、簡単には決められませんよね。気になる園が自宅近くにある場合は早めに見学や説明会などの申し込みをしましょう。実際に園内を見たり、先生と話すことで考え方も変わるかもしれません。
近所の先輩ママに情報を聞いておくのも良いでしょう。
ここでは、迷ったときの選び方のポイントをいくつかご紹介します。
近所の先輩ママに情報を聞いておくのも良いでしょう。
ここでは、迷ったときの選び方のポイントをいくつかご紹介します。
① ライフスタイルによって決める
子供の入園施設を選ぶポイントとして「両親の仕事をどうするか?」が挙げられます。
これまでご紹介したとおり、正社員でバリバリ働きたいというママには幼稚園は難しい環境かもしれませんので必然的に保育園を選択する事になるでしょう。
しかし、パート勤務や近くに祖父母がいるなど、サポートが受けられる環境のママであれば、幼稚園でも十分通園可能です。延長保育の有無や夏休みなどの長期休暇の預かり保育の有無、更にはその園に働くママがどれくらいいるのかなどを確認してみると良いと思います。
これまでご紹介したとおり、正社員でバリバリ働きたいというママには幼稚園は難しい環境かもしれませんので必然的に保育園を選択する事になるでしょう。
しかし、パート勤務や近くに祖父母がいるなど、サポートが受けられる環境のママであれば、幼稚園でも十分通園可能です。延長保育の有無や夏休みなどの長期休暇の預かり保育の有無、更にはその園に働くママがどれくらいいるのかなどを確認してみると良いと思います。
② 小学校に上がる時の事も考えて決める
保育園の場合、通う園が自宅近くとは限りませんので、小学校に上がってみたら一緒のお友達が居なかった…なんてこともあります。しかし、幼稚園の場合は自宅近くで通うことも多く、よっぽどこだわって隣町の幼稚園に通わない限りは、自宅近くのお友達を作る事が出来ます。
ママ達の交流も深いので、仲良しのママ友を作れれば情報も入ってきやすいでしょう。小学校入学時も仲良しのママがいれば安心ですね。
ママ達の交流も深いので、仲良しのママ友を作れれば情報も入ってきやすいでしょう。小学校入学時も仲良しのママがいれば安心ですね。
③ 園の教育方針と我が子の性格を考慮する
幼稚園、保育園のどちらと考えるのではなく、園の教育方針が我が子に適しているかを重視してみるのはいかがでしょうか?
体を動かすのが好きなお子さんなら、園庭が広い園を選んだり、習い事をさせたいというママなら、課外授業が充実している園を選ぶのが良いでしょう。
また、少人数制の園や、ベテランの先生が多い園だと、人見知りの子でも安心だったりするので、子供の性格も選ぶ材料にしても良いと思います。
体を動かすのが好きなお子さんなら、園庭が広い園を選んだり、習い事をさせたいというママなら、課外授業が充実している園を選ぶのが良いでしょう。
また、少人数制の園や、ベテランの先生が多い園だと、人見知りの子でも安心だったりするので、子供の性格も選ぶ材料にしても良いと思います。
④ 費用面で選ぶ
保育園・幼稚園の費用面を重視して決めるのも1つです。
特に2019年から始まる幼児教育無償化の制度を利用すれば、これまでよりも保育料が安く済む場合もあります。
無償化の対象は、認可保育園のみですが、幼稚園・無認可保育園でも一部無償化の対象となりますので、これらを考慮して選ぶようにしましょう!
特に2019年から始まる幼児教育無償化の制度を利用すれば、これまでよりも保育料が安く済む場合もあります。
無償化の対象は、認可保育園のみですが、幼稚園・無認可保育園でも一部無償化の対象となりますので、これらを考慮して選ぶようにしましょう!
まとめ
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いかがでしたか?保育園、幼稚園どちらもそれぞれの良さがあって悩んでしまいますよね。私の娘は、極度の人見知りだったので、小規模保育園に1歳半から預け、半年かけて慣らしていきました。少人数の場合、1人1人に目が行き届くだけでなく、本人もすぐに周りの人の顔と名前を覚えるため、安心して通えるようになったみたいです。
3歳になって幼稚園へ入園した時は、保育園で慣れていたせいか、お友達ともすぐに仲良くなり、立派なお姉ちゃんになっていました!
親の考える理想もとても大切ですが、1番は子供に合っているかどうかが重要です。オススメは、実際に見学に行く事!この先生達にうちの子を預けて大丈夫かしら?という面でしっかり見極めて下さいね。
3歳になって幼稚園へ入園した時は、保育園で慣れていたせいか、お友達ともすぐに仲良くなり、立派なお姉ちゃんになっていました!
親の考える理想もとても大切ですが、1番は子供に合っているかどうかが重要です。オススメは、実際に見学に行く事!この先生達にうちの子を預けて大丈夫かしら?という面でしっかり見極めて下さいね。