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飛行機で赤ちゃんと旅するコツって?準備しておくと役立つもの、快適に過ごす工夫とは?

飛行機で赤ちゃんと旅するコツって?準備しておくと役立つもの、快適に過ごす工夫とは?

2018年1月29日 公開

飛行機に赤ちゃんと一緒に乗るのは、最初はハードルが高いもの。ですが、飛行機を敬遠して、帰省や遠出をがまんするのはもったいない!航空会社では、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る場合のサービスも充実しています。旅のコツとあわせてご紹介します!

飛行機で赤ちゃんと初めての旅行!あれもこれも心配・・・

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里帰り出産だったり、逆に、出産後初めての帰省や、引っ越しなど、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗らなくてはいけない、ということがありますよね。
飛行機での移動は、ただでさえ普段と違い疲れることが多いですが、そこに赤ちゃんのお世話が加わるなんて!考えただけで、気が重くなります。
ですが、航空会社ではそんなママのためにたくさんのサービスを用意してくれています。ここでは主に、国内線の飛行機に乗る場合をご紹介。0歳の赤ちゃんと一緒に、これから何度も飛行機に乗ることになる、というママも多いですよね。そんなママたちの参考になればと思います。

赤ちゃんが飛行機に乗れるのはいつから?

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☆目安は生後8日以降

日本の航空会社大手、ANAとJALの場合、赤ちゃんが飛行機に乗れる時期は、生後8日以降とさだめられています。生まれたばかりの時期は飛行機に乗ることができないのですね。
特に、新生児の赤ちゃんの場合、まだ首がすわっていなかったり、体温調節がうまくできなかったり、授乳やおむつ替えも頻繁。飛行機に乗ることは赤ちゃんにもママにも負担が大きいものになってしまいます。できれば生後1ヶ月未満は避けられるといいですね。
どうしてもずらせない予定や、里帰りの予定でやむなく飛行機に乗る場合、できれば、パパやおばあちゃんなど、サポートしてくれる大人がもう1人いると安心ですよ!

赤ちゃんの座席と料金ってどうなるの?

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☆抱っこの赤ちゃんは無料が基本!

赤ちゃんが飛行機に乗るときの座席は、月齢や同伴者数、航空会社によってさまざま。
基本的には、小さな赤ちゃんの場合、パパやママなどの同伴者の膝の上で抱っこになります。
この場合、3歳未満の赤ちゃんであれば、赤ちゃんの料金は無料。
(大人1人につき、2人まで3歳未満の子どもを同伴でき、無料になるのは1人まで。国際線の場合は料金がかかることが一般的です)
つまり、3歳未満の子どもをママが2人連れて飛行機に乗る場合は、子ども1人分の料金がかかります。
また、ほかにも赤ちゃん用に座席を準備してもらう場合は、料金がかかることになります。

☆チャイルドシートを使える場合も

JALの場合、チャイルドシートの貸し出しサービスもあります。また、持って行ったシートを使える場合も(ANAの場合は貸出がないので、持ち込みが必要です)。どちらも、座席を利用することになり、座席の料金が必要になります。そして、必ず事前に予約・確認をしておきましょう。

☆ベビーベッドを使える場合も

ANAでは、国内線・国際線ともに、ベビーバシネットと呼ばれる、壁に付けるタイプのベビーベッドを借りることができます(JALの場合は国際線のみです)。
前が壁になっている席を指定することになるので、前の座席の下に荷物を置けず、荷物の出し入れは大変になりますが、前の席の方への気兼ねがなく、床で少し遊ばせることもできるので、人気の座席です。事前に座席指定、ベッドの予約をしておく必要があります。

☆事前に赤ちゃん連れだと伝えるとスムーズ♪

赤ちゃんを、膝の上で抱っこして搭乗する場合でも、赤ちゃん用の航空券を発行してもらうことになる場合が多く事前に申告しておくほうが間違いなしです。席を予約するときに、選択する欄があると思いますので、チェックしておきましょう。

赤ちゃんとの飛行機の旅、準備しておくものって?

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基本的には、いつものお出かけの準備と同じで大丈夫。
いくつか、コツがあるので順番にご紹介しますね。

☆荷物は分けられるように準備

大きなスーツケースなどは、搭乗手続きのときに預けることになります。ベビーカーは、サイズによっては機内に持ち込めることもありますが、基本は事前に預けることに。
また、機内では、頭の上のスペースに荷物をしまうことも多く、ここに入れたものは時間によって取り出せないことも。バッグインバッグなどで、上にしまう荷物と、赤ちゃんのお世話グッズを分けておくとスムーズです。

☆あると役立つ!便利グッズ

おもちゃや、お菓子、スマホも機内モードで使えば頼れる相棒です。授乳ケープと抱っこひもも準備したいもの。また、ブランケットがあると、寒さ対策や授乳ケープがわりにも役立ちます。
ビニール袋もぜひ、準備を。赤ちゃんが水やミルクをこぼしたりしたときに役立ちますよ。

☆おむつと着替えは余分に!お湯はなくてもOK

泣いたり、汗をかいたり、こぼしたり、そんな事態に備えて、着替えは2組くらい準備しましょう。おむつは、いつものお出かけにプラス2~3枚くらいあると安心です。
ミルクのお湯は、ANAやJALの場合、機内で準備されたものを使うことができますよ。

航空会社ではこんなサービスも!

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航空会社によって異なりますが、機内ではミルク作りのお手伝いをお願いできたり、ジュースのサービスを受けられる場合もあります。赤ちゃん用の毛布の貸し出しや、おむつ(サイズはM・Lがほとんど)がもらえる場合もあります。
実際に搭乗する飛行機のホームページなどで確認してみましょう。

☆航空会社では赤ちゃん連れママへの情報発信も

赤ちゃんに授乳はできるの?

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国内線の場合、飛行機の中には、特別、授乳室という設備はないのが基本です。空港には授乳室が用意されているので、機内でおなかが空いてしまわないように、空港でしっかり授乳しておけるといいですね。
どうしても泣き止まないときや、耳抜きができないときには機内でおっぱいを上げることもあると思います。そんなときは、授乳服や授乳用ケープを活用するのがおススメ。パパやおばあちゃんなどの同伴者がいれば、目隠しになってもらえるとなおいいですね。

「耳抜き」知っていますか?

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機内で赤ちゃんが泣き止まないときは、耳抜きが有効な場合があります。
飛行機が上昇して気圧が変わると、耳の中がキーンとする感覚になることがありませんか?
あれは赤ちゃんも同じ。その感覚に戸惑って泣いていることがあるのです。
そんなときは、飲み物やミルク、授乳やおしゃぶりをすると耳抜きになり解決することがあります。
赤ちゃんが泣き止まないときはぜひ、試してみてください。

赤ちゃんとの旅を快適にする工夫って?

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☆時間の使いかたが重要ポイント!

赤ちゃんと一緒の旅は、思ったように進まないこともたくさん。いざ、搭乗直前になって、うんちしてしまった、なんてこともあるかも。時間には余裕を持って動きましょう。
また、飛行機に乗る前にたくさん遊んでおくこともおススメです。空港内をお散歩したり、空港によっては搭乗ゲートの中にキッズスペースのあるところも。疲れて機内で眠ってくれたらベストですね!

☆まわりへの気づかいと声かけがカギ!

赤ちゃんが泣いてしまうことは、誰が悪いわけでもありません。小さな赤ちゃんが前の座席を蹴ってしまうのも、悪気があるわけではないし、仕方のないことです。
ですが、まわりの方すべてが子ども好きとは限りませんし、中には眠っている人もいますよね。
最初に乗ったときに、「ご迷惑をおかけしてしまったらすみません」と一言断わっておいたり、実際に赤ちゃんが前の席を蹴ってしまったりしたら、ごめんなさいと声かけをしましょう。
嫌な思いをせず、飛行機の旅を乗り切りたいですね。

まとめ

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私自身も赤ちゃんを連れて飛行機に乗ることが多々ありました。ありがたいことに、うるさい!なんて厳しい声を向けられたことはないのですが、それでも、息子が飛行機に忘れ物をしたり、酔って吐いてしまった、なんてトラブルがありました。とくに、吐いてしまったときは、キャビンアテンダントさんが片づけを手伝ってくれたり。とてもありがたかったです。赤ちゃんと飛行機、最初は怖いですが、慣れれば、なんとかなるものです。いろんな人の力を借りて、乗り切りましょう!
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