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おすすめのスポーツの習い事13選!メリットとデメリットを押さえて比較しよう

おすすめのスポーツの習い事13選!メリットとデメリットを押さえて比較しよう

2023年12月26日 公開

子どもにはゴールデンエイジと呼ばれる神経系の成長が最も高い時期があり、それが3~12歳と言われています。
この時期の子どもにスポーツを経験させてあげることで、運動能力の土台がしっかりと整うため、スポーツの習い事は是非させてあげたいですね。
スポーツは体作りのみに留まらず、集中力アップ、礼儀作法の習得、仲間との絆、勝負事からしか得られない体験など、得るものがたくさんあるものです。
私の娘は小1からミニバスのクラブチームに所属していますが、他にも水泳や野球、陸上、空手などが習える地域だったため、色々比較して何のスポーツを始めるか検討しました。
他にも多くの種類のスポーツがあるため、習い事として何を選ぶか、この記事を参考に比較して選んでみて欲しいと考えます。

スポーツの習い事①:水泳

  • 月謝の相場…5,000~7,000円
  • 始められる年齢…0歳~
幼少期では楽しく水に慣れることから始まり、4~5歳以降では基礎的な泳ぎ方を習得していきます。
基本を覚えたら、様々な泳法を習得し、後に昇級試験やタイムの記録を取る、ゆくゆくは選手の育成に励み、大会に出場することも目指します。
水泳を続けることで、基礎体力の向上、全身の筋力の強化、肺活量の増加、持久力の向上などが見込めます。
水泳は個人競技なので、大会でもレギュラーから外れるということがなく、チャレンジできる機会が多いというのがメリットと言えるでしょう。
水の怖さを知ることで、リスクを回避する力も身に付きます。
大会でも団体戦があるものの、チームワークを磨くという点では他のスポーツに比べると少し劣るかもしれません。
また、水泳は長く続けていると肩幅が広くなったり、声が枯れたりすることがあるようなので、女の子は、その辺りも考慮して検討してみるのが良いかと思います。

スポーツの習い事②:体育・体操教室

  • 月謝の相場…5,000~10,000円
  • 始められる年齢…3歳~
マット運動、跳び箱、鉄棒、トランポリンなどを学ぶ習い事です。
全身の運動能力の向上と、柔軟性、バランス感覚の強化、正しい姿勢作り、基礎筋力など、体の使い方を習得できます。
技ができるようになった時の達成感は、とても大きなものとなるでしょう。
学校の体育でも、競技ができなくて困るということがありません。
後に他のスポーツを始めたくなった際も、体の使い方や体幹が身に付いているため、移行しやすいスポーツです。
気になる点としては、演技の発表会の機会や大会はあるものの、スポーツで得られる勝敗の体験は他のスポーツより少ないということが挙げられます。

スポーツの習い事③:サッカー

  • 月謝の相場…3,000~8,000円
  • 始められる年齢…3歳~
男の子のイメージがありますが、女の子にも多くの需要がある、人気のスポーツです。
とにかく走り続けるため、体力と持久力が付きます。
コツコツと練習を続ければそれだけ上達するため、子ども自身が楽しく続けられることでしょう。
チームプレイですので協調性も身に付きます。
気になる点として、親子共に負担が大きいことが挙げられます。
特に、学年が上がるにつれて練習日数が多くなること、土日は練習試合でほぼ予定が埋まってしまうことが予想され、子どもはかなりの体力が必要になり、場合によっては生活や学業に支障が出るというケースも珍しくありません。
親のサポートも必須となり、送迎や遠征、宿泊のほか、野外競技は洗濯物も多くなります。
費用も、シューズや練習着、遠征費などが多く発生することを覚えておきましょう。
試合ではレギュラー争いもあるため、強豪だったり人数が多かったりするチームでは、学年が低いうちは試合になかなか出られないという可能性もあります。

スポーツの習い事④:柔道

  • 月謝の相場…1,000~7,000
  • 始められる年齢…小1~
柔道を通し、礼儀や集中力が身に付きます。
体も強くなりますが、特に強い心が育ちます。
精神力を育てたいと考えている方や、子どもが自分で身を守れるようになって欲しいと考えている方に、おすすめの習い事と言えるでしょう。
柔道は、初期出費が少ないということがメリットの1つです。
気になる点としては、餃子耳になる可能性があるということが挙げられます。
体力は付きますが、足の速さを鍛えるのには向いていないスポーツです。

スポーツの習い事⑤:ミニバス(バスケット)

  • 月謝の相場…1,000~5,000円
  • 始められる年齢…小1
とにかく走るため、足が速くなり、持久力が身に付きます。
瞬時の判断力戦略思考のほか、体幹や柔軟性も身に付きます。
チームプレイなので、絆が芽生え、スポーツからしか得られない体験が大いにできることでしょう。
ボールがあればどこでも自主練ができ、やればやるほど上達が見込めるのも楽しみの1つです。
ミニバスのうちはレギュラーの枠も多くあるため、高学年になれば試合にも多く出られることが期待できます。
洗濯物は多いものの、屋内スポーツなのでさほど大変ではないというのもミニバスをおすすめしたいポイントの1つです。
気になる点としては、練習量が多く、土日も試合が多くあるということです。
親のサポートが必要になり、遠征や応援、スコアの記入なども必要です。
また、シューズや練習着などのアイテムがおしゃれなのですが、高いというのも覚えておきましょう。

スポーツの習い事⑥:ダンス(ヒップホップ、Kポップ、チアなど)

  • 月謝の相場…5,000~8,000円
  • 始められる年齢…3歳~
カッコよさやリズム感の習得から、親子共に人気の習い事となっています。
大人になっても長く楽しめ、様々な職業として活躍できる場も多くあります。
発表会の場があり、目標に向かって仲間と一緒に取り組みながら絆を深められるのも、貴重な体験となることでしょう。
自信や度胸、積極性を身に付けたいという方におすすめです。
ダンスに必要になる服は親が用意することとなり、場合によっては手作りになることがあるので、裁縫の知識がないと大変ということが気になる点として挙げられます。
また、発表の際のメイクは、映えるようにしっかりと派手めなメイクになります。
おしゃれに気を使うという点で、大変さを感じる方もいるようです。

スポーツの習い事⑦:バレエ

  • 月謝の相場…7,000円~15,000円
  • 始められる年齢…3歳~
バレエの華やかさは、特に女の子から人気を集めています。
バレエを習うことで姿勢が良くなり、大人になっても美しく感じられる作法が身に付きます。
体が柔らかく、体幹がかなり鍛えられます。
人前で表現する表現力度胸も身に付くことでしょう。
芸術分野に多く触れる機会があるため、感性を育てる面でもおすすめの習い事です。
一方で、バレエは費用がとてもかかる習い事です。
月謝も高めなことが多いですが、他にもレオタードやバレーシューズなど、多くの費用が発生します。
発表会では、レンタルホールの代金や衣装代、その他チケットノルマが発生するケースもあり、数万円の出費が予想されます。

スポーツの習い事⑧:野球

  • 月謝の相場…3,000~8,000円
  • 始められる年齢…小1~
男子に人気のスポーツのイメージですが、女子の人口も多くあります。
野球はルールが難しいため、ある程度大きくなってから始める子も珍しくなく、何歳からでも始めやすいという点でもおすすめです。
チームとしての連携プレーや協調性、基礎体力などが身に付きます。
コツコツと努力を続ける忍耐力が必要になりますが、練習するほど上達する楽しみも実感できるスポーツです。
親が野球をやっていた場合、子どもと一緒にキャッチボールができるのも楽しみの一つですね。
しかし、野球も親の負担が大きいスポーツです。
遠征や練習の見守りなども大変ですが、野外での応援はなかなか厳しいものがあります。
また、野球でユニフォームについた泥を落とすのは大変。
毎日のように洗濯物がやってくるということを覚えておきましょう。

スポーツの習い事⑨:テニス

  • 習い事の相場…5,000~7,000円
  • 始められる年齢…4歳~
個人競技であるテニスは、強いメンタル力が必要になります。
持久力、判断力、瞬発力、集中力が身に付き、ここぞという時に力を発揮できる強い子になってくれることでしょう。
テニスはダブルスを組むことがあり、2人の絆が強くなります。
また、団体戦もあり、団体で繋いでいくチームの絆も生まれることでしょう。
テニスは個人で楽しめるので、大人になっても趣味として長く続けやすいスポーツです。
ただし、自主練習がしにくいという点が挙げられます。
テニスができる場所は限られており、テニスコートの多くが有料です。

スポーツの習い事⑩:陸上

  • 月謝の相場…4,000~5,000円
  • 始められる年齢…小3~
陸上は小1からでもスタートできますが、その時期は基礎体力作りやかけっこ程度。
本格的な競技としてスタートするのは、小3頃からになることがあるようです。
全身の運動能力の大きな向上が見込まれます。
走ることはもちろん、飛ぶ、投げる、短距離で発揮できる瞬発力、長距離の持久力など、全身くまなく鍛えられることでしょう。
陸上競技は繰り返しの練習です。
忍耐力と粘り強さ、精神の強さが必要になります。
足が速いと、小学校のうちは活躍の場が多くありますし、陸上は社会人になっても趣味として続けられるスポーツです。
試合や遠征費などが発生するものの、他の競技に比べると費用面や親の負担も少ないスポーツと言えるでしょう。

スポーツの習い事⑪:卓球

  • 月謝の相場…3,000~10,000円
  • 始められる年齢…4歳~
卓球は体を使うスポーツではありますが、実は頭脳をたくさん使うスポーツです。
玉の軌道を先読みしたり、緻密な駆け引きをしたりし、頭をフル回転して行うもの。
体格差は関係なく、足が速くなくても強くなることが可能です。 技術を取得すれば、とても面白いスポーツになることかと思います。
基本的には個人競技なので、レギュラーから外れるということがほとんどなく、大会には出場することができます。
また、ダブルスを組んだり、団体戦に出場したりもでき、仲間との絆も深めることができるでしょう。
卓球は後に上達すると、スポーツ推薦なども取ってもらえる競技です。
試合や遠征は多くあるスポーツなので、親のサポートが必要になります。

スポーツの習い事⑫:空手

  • 月謝の相場…3,000~5,000円
  • 始められる年齢…小1~
体力はもちろん、精神力、礼儀礼節、集中力、自信が身に付くスポーツです。
基礎がしっかりできていないとケガに繋がることがあるスポーツですので、型を覚えるために反復練習を行い、しっかりとした体の土台を作っていきます。
遠征を含めた試合にも多く参加します。
定期的に昇級試験や批評などもあるため、目標に向かってひたむきに頑張っていく習い事になります。

スポーツの習い事⑬:トランポリン

  • 月謝の相場…5,000~10,000円
  • 始められる年齢…3歳~
空中に高く跳ぶことで、バランス感覚や体幹、全身の筋力が育つスポーツです。
子どもにとってはとても楽しめる習い事であり、ストレス発散の効果も期待できます。
様々な空中技が習得でき、続けることで子どもの自信にも繋がることでしょう。
また、後から他のスポーツに挑戦したくなった際も、基礎的な筋力や体力が仕上がっているため、移行しやすいというメリットがあります。
しかし、トランポリンの競技人口がまだ少ないというのが気になるポイントです。

まとめ

単にスポーツの習い事と言っても、競技によって特徴やメリット・デメリットが大きく分かれるということを知っていただけたかと思います。
スポーツの種類や地域によって、力を入れて練習に取り組むところや、子どもが楽しめる範囲で行っているところなど様々です。
まずは体験入学をしてみて、
  • 子どもが楽しく続けられそうか
  • 親の負担はどの程度のものか
  • 費用はどうか
などを比較し、どのスポーツを習い事として選択するか検討していきましょう。
私の娘は友達と一緒にミニバスを始めて2年目になります。
低学年から本格的に毎日練習に取り組むチームに所属しましたが、それでも足らずに自主練を始めるほどミニバスにのめり込み、毎日楽しく続けています。
サポートをする親の負担は相当なものですが…。
しかし、本人が上達を喜び、一生懸命頑張る姿を支えて行けたらと思っています。
スポーツの習い事で得られるものは、体作り以外にも本当に多くの物があると実感しています。
ぜひ、子どもにはスポーツの習い事に挑戦させてあげてくださいね。