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【レシピあり】子供が野菜を食べてくれない!ママのNG行動を見直して好き嫌いを克服しよう!

【レシピあり】子供が野菜を食べてくれない!ママのNG行動を見直して好き嫌いを克服しよう!

2017年8月9日 公開

「子供が全く野菜を食べてくれない」「急に野菜を食べてくれなくなった」など子供の野菜嫌いで悩んでいるママも多いのではないでしょうか。子供には毎日きちんと朝昼晩3食栄養のあるご飯を食べさせなければなりません。そんな中で野菜の好き嫌いがあると、体調を崩してしまうのではないか、今後の身体の成長に影響が出るのではないかと心配になってしまいますよね。子供にどうにかして野菜を食べてもらいたいと毎日頑張っているママのために、今回はしてはいけないNG行動や、野菜嫌いを克服するポイント、レシピなどをご紹介します。

驚きの事実!野菜嫌いの子が意外と多かった!

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ママが作ったご飯に野菜が入っていると、全く食べてくれない。

こんなに野菜の好き嫌いがあるのはうちだけなのではないかと気にしているママも多いかもしれませんが、野菜嫌いの子は意外と多いようです。
「あなたのお子様は嫌いな野菜はありますか?」という質問を行ったところ、母親の55.2%が「現在野菜嫌いがある」と回答した。また11.4%は「過去にあったが克服した」と回答し、子どもの約7割(66.6%)が現在もしくは過去に一度は野菜嫌いだったことがあるという事実が明らかになった。
ル・クルーゼ ジャポン株式会社が、全国の1歳~10歳までの子供がいる既婚女性を対象に「子どもの野菜嫌いに関する実態調査」を実施したところ、子供の約7割が野菜嫌いであるということが明らかになりました。

なぜ野菜を食べてくれないの?

子供の味覚は大人の3倍以上!

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まず子供がなぜ野菜を食べてくれないのかを考えてみましょう。
ママとしては、子供の健康を考えると子供に野菜を食べてもらいたいと思うものです。

しかし、子供の野菜嫌いは、本能として仕方のないことなのです。

実は、子供の味覚は大人の3倍以上も優れていると言われており、口で毒性がないかを確かめているんです。
そのため、大人と比べて野菜の味に慣れていない子供は、野菜に少しでも苦味や酸味があったりすると、「これは身体に良くないもの」と本能的に判断し、口からベッと出してしまうのです。

小さな子供ほど自分の体を守るために、本能的に「美味しくないものは食べてはいけない」「嫌いなものだ」と誤った判断をしてしまうのです。

親の好き嫌いが影響している場合も…

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親の野菜嫌いが影響で、子供も野菜が嫌いになることも少なくはありません。

野菜嫌いなママが作った料理には、野菜は多く入っていないですよね。
そのような食卓で子供の好き嫌いに影響が出るということは、想像がつきます。

一回野菜嫌いになってしまうと克服するのは至難の業です。

一般的に野菜嫌いを引き起こす原因は、離乳食が終わって通常食を食べ始める頃の対処や、幼少期にあった野菜の嫌な思い出が野菜嫌いを引き起こすと言われています。

野菜嫌いのままだと栄養の方よりも心配なので、早めに克服したいものです。
子供の野菜嫌いの克服には、親の食生活もしっかり見直す必要があります。

子供に野菜を食べさせるコツとは!?

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子供の野菜を食べてもらうには、3つのコツがあります。

・楽しく食べる
・野菜を食べられたらたくさん褒める
・子供が美味しいと感じる野菜を食べさせる

これらは全て当たり前のことですが、意外と出来ていなかったりするんですよね。
毎日の食事の時間に、これらの3つのコツを取り入れて、少しでも野菜への苦手意識が減るよう努めてみましょう。

次に3つのコツについて詳しくご紹介していきます。

子供に野菜を無理やり食べさせない!

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子供に野菜を食べさせたいがために、無理に食べ得させたり、怒ったりすることで強制的に食べさせてしまっていませんか?

このように、苦手なものを無理して食べさせられた子供は、嫌な思いをしたという記憶が残ってしまい、その食品をますます食べなくなってしまうそうです。
子供の栄養のためにしていることですが、無理して食べさせることは今日からやめてみましょう。

成長と共に子供の味覚は変わっていきますから、いつか子供は野菜を食べられるようになります。
今大事なことは、食事は美味しくてそして楽しいものということを子供に教えることです。

ご飯の時間は、「美味しいね」と子供とたくさん会話をしながら食べるようにしてみましょう。

野菜を食べてくれたらたくさん褒めましょう

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そして次に大切なことは、子供が苦手な野菜を食べられたら思いっきり褒めてあげましょう。

野菜を食べられたら、何かご褒美をあげたり、食べ終わったら一緒に遊ぼうなどと、子供の関心のあることをしてあげるというのも、1つの克服方法です。

「一口だけなら食べてみようかな」と思ってくれるはずですよ。
頑張ればご褒美があると思うと意外と我慢して食べてくれるものです。

そしてここで注意が必要なのが、ご褒美を提示しても野菜を食べてくれない場合でも、無理強いはせず怒らないことです。

「野菜は美味しい」と感じてもらおう!

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子供は、食べ物の中でも特に甘いものを美味しいと感じます。
逆に、苦みや渋みのある野菜は苦手な子が多い傾向です。

野菜を食べさせる際は、甘みのある野菜を中心的に食べさせてあげ、まずは好きな野菜を増やすことが大切です。

甘い野菜は
・フルーツトマト
・カボチャ
・とうもろこし
・人参
などが挙げられます。

カボチャやトウモロコシは、おやつでも大活躍する野菜ですね。
食べさせやすくて栄養価も豊富なので、使わない手はありませんね。

野菜が苦手な子供も食べられる!美味しいレシピ

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野菜の形が見えるから食べられないという子供が多いため、野菜を見えなくして調理するのも克服方法の一つです。

ほとんどのママたちがすでに実践している方法だとは思いますが、カレーなどの味が濃いものに混ぜてしまうとバレにくいですよ。
最初は少しの量から実践してみましょう。

そして子供が美味しいと食べてくれたら、この料理には野菜が少し入っているんだよと教えてあげてください。
ここでは、こっそり野菜を食べさせるためのレシピをご紹介します。

子供と一緒に育てる作る

子供と一緒に野菜を育ててみましょう

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子供と一緒に、野菜を栽培するのもおすすめです。
畑や庭がないご家庭では、ベランダに鉢植えを置いて育てるだけでも十分です。

子供と一緒に野菜を作ることは、野菜に興味関心を持つきっかけにもなりますし、自分で育てた野菜なら食べてみようという意欲も湧きやすくなります。

子供と一緒に野菜で料理をしてみましょう

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子供と一緒に野菜を使って料理をすることは、野菜を育てるのと同じで、食べることへの興味関心に繋がります。

子供に手伝ってもらう内容は、野菜の皮むきなど簡単なお手伝いも大丈夫です。
こうして出来あがった料理を食べる時は、子供に「手伝ってくれたおかげでいつもより美味しいよ」と伝えて褒めてあげてくださいね。

子供の好き嫌いは長い目で見てあげて

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子供が野菜を食べてくれないと「どうにかして食べさせないと!」と頑張ってしまいますが、長い目で見てあげることで、少しずつですが必ず食べられるようになります。

子供に野菜を食べさせるには、ここでご紹介したように「美味しく、楽しく、褒めながら」を心がけてみてください。
そして食育も兼ねて、野菜を育てて一緒に料理して楽しみましょう。

最後にもうひとつ大切なことは、子供の成長に欠かせない栄養素は、野菜が全てではないということです。
無理に野菜を食べさせることばかりに目を向けずに、バランスのよい食事を心がけてあげてくださいね。
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