【子どもの習い事】辞める時の伝え方は?お礼は渡す?最適なマナーを紹介
2024年2月5日 公開
子どもが習い事を辞める時、「先生にはいつ言えばいい?」「お礼って渡すもの?」と迷っている人もいるでしょう。
伝えるタイミングは、一般的に辞める日の1ヶ月前には先生に伝えることが良いとされています。
またお礼は、ケースバイケースで必ず渡さなければいけないということはありません。
我が家の場合、引越しのタイミングで習い事を辞めることが多かったため、お世話になった感謝の気持ちとお別れの挨拶もかねて記念品を渡したことがあります。
この記事では、習い事を辞める時の伝え方や例文、引き留められた時の対処法など、最適なマナーを紹介しますので参考にしてください。
辞める時の伝え方
子どもが習い事を辞める時、なんだか後ろめたい気持ちがあって先生に伝えづらいと感じたことはありませんか?辞める理由は様々ですが、辞めると決めたなら、きちんと伝えなければいけません。
ここからは、伝え方について解説します。
タイミング
習い事を辞めると決めたなら、遅くても辞める日の1ヶ月前には先生に伝えておきましょう。
これは、退会の事務手続きに最低でも1ヶ月はかかることが予想されるためです。
また、発表会や大会の後、進学や進級など節目に辞めることを決めたなら、1ヶ月を待たずに決まった時点で伝えても良いでしょう。
我が家の娘は、小学校卒業時に習っていたチアダンスを辞めましたが、その際は、2ヶ月ほど前に先生に伝えました。
3月に大会や発表会が控えていたため、忙しい時期に伝えるよりも先生に余裕がある時期の方が話しやすいと思ったからです。
教室側のことを考え、「今日限りで」や「今週いっぱいで」など突然辞めるようなことは控えましょう。
また、休み続けてそのままダラダラと辞めていくのはマナー的にNGです。
親が伝える
普段から、先生とのコミュニケーションを取っているのは子どもですが、習い事を辞めるといった大切な話は親からきちんと伝えましょう。
先生側は、子どもから言われてもそれを信じていいのか迷ってしまう可能性があります。
また、辞める際の事務手続きに関する連絡があるため、親から伝えるのが常識といえます。
受付や事務局に辞めることを伝える場合も、お世話になった先生にお礼もかね辞めることを伝えると良いでしょう。
伝える時の方法
伝える時の方法にはどのようなものがあるでしょうか。
基本的には直接伝えるのがベターとされています。
ただ、昨今ではメールや連絡ツールなどさまざまな方法があるので、規約にしたがって伝えると良いでしょう。
ここからは、伝える時の方法を3つ紹介します。
直接
基本的に親が直接伝える方法がベターです。
「今までお世話になったのに言いづらい」と思ってしまうかもしれませんが、直接話した方がお互いの感情も分かりやすく、伝えやすい方法といえます。
また、今までの指導に対する感謝を伝えることで、先生もポジティブに捉えてくれる可能性があります。
習い事が始まる前や後に少し時間を取ってもらい丁寧に話をしましょう。
ダラダラと話さず簡潔に話すことがポイントです。
電話
直接会えない場合は、電話で辞めることを伝えましょう。
この時も、先生が忙しい時間帯を避け、忙しいようなら先生の手が空いた時間を聞き、その時間に改めて電話をかけ直す方法も有効です。
直接顔を見て話ができない分、より丁寧に伝えることがポイントです。
また、「本来なら直接お話しするべきなのですが」といった配慮をこめたコメントも誠意が伝わりやすいといわれています。
メールやラインなどの連絡ツール
昨今では、メールやラインなどの連絡ツールで辞めることを伝える方法をとっている習い事もあります。
このような規約がある場合は規約に沿って伝えましょう。
この場合でも、先生と顔を合わせる機会があれば感謝の気持ちを伝えることをおすすめします。
また、一度も会う機会がないという場合は、最終日にあいさつに出向いたり、子どもから感謝の気持ちを言うようにさせると良いでしょう。
何もしないのはマナー違反と捉えられることがあるので注意が必要です。
理由は言うべき?
先生から辞める理由を聞かれたら正直に答えた方が良いのでしょうか。
これは、ケースバイケースで必ず言わなければいけないということではありません。
先生に言いにくいと感じたら、ざっくりと伝えるくらいで充分です。
習い事を辞める時に使える例文紹介
ここからは伝え方の例文を紹介します。
大切なのは「辞める」ということをはっきりと伝えることです。
前述でも述べた通り、理由を正直に言う必要はなく、感謝の気持ちをこめて伝えると良いでしょう。
例文①
「大変申し訳ありませんが、〇月で辞めさせていただきます。先生には今までお世話になり感謝しております。あと〇ヶ月よろしくお願いします。」
例文②
「こちらの事情で申し訳ありませんが〇月でやめさせていただきます。今までありがとうございました。どのような手続きが必要か教えていただけますか?」
例文③
「子どもと話し合い、〇月で辞めることに決めました。先生のご指導のおかげでここまで続けられて感謝しております。
本当にありがとうございました。」
メールやラインなどの連絡ツールの場合、失礼な言い回しにならないよう注意しましょう。
直接の場合は少しあいまいな表現でも伝わるので「いろいろ事情があって」というような言い方でも問題ないでしょう。
引き留められたら?
先生にとっても教室にとっても、子どもが辞めてしまうことは残念なことです。
そのため、引き留められることも考えられます。
引き留められても辞める決意が固い場合どのように対処したら良いのでしょうか。
我が家の娘はチアダンスを辞める時、「競技クラスが大変なら、週1回のエンジョイクラスに変更したらどうか?」という提案をされました。
ただ、娘の決意は固く、「チアダンスはやり切ったという思いがあるようです。」「新しいことに挑戦したいという気持ちが強いです。」と伝えたところ、新たな挑戦を応援してくれるようになりました。
辞めることを伝えてから実際に退会するまでも、「最後だから」と熱心に指導してくださり、「ここに通ってよかった。」という気持ちで卒業できたと思っています。
引き留められても、辞める決意がは固いことや、今までの指導の感謝を真摯に伝えることで先生も納得して送り出してくれることでしょう。
習い事を辞める時にお礼は渡す?
お礼は必ず渡すといった決まりはありませんが、過去に辞める子が先生にお礼を渡しているところを見たりすると「渡さなければいけないの?」と思ってしまいますよね。
これはあくまでも気持ちの問題です。
「お金を払っているから必要ない。」と思えば感謝の言葉だけでも充分ですし、「お世話になった感謝の気持ちをお礼という形で渡したい。」と思うなら渡した方がすっきりします。
では、お礼を渡すならどんなものを渡すのが良いのでしょうか。
ここからは先生、仲間やママ友に分けて解説します。
先生
個人の先生ならば花や菓子折りがおすすめです。
先生が複数人いる場合は、シェアできて日持ちのする菓子折りが良いでしょう。
値段は2,000~3,000円が相場といわれています。
値段は相場ですので、無理のない範囲で用意しましょう。
仲間やママ友
チームなど仲間がいる場合、お別れの記念品としてお礼を渡す場合があります。
タオルや文房具など子どもが喜びそうな物を選ぶと良いでしょう。
1人100~500円が相場といわれていますが、人数が多いと負担が大きくなるのでこちらも無理のない範囲で用意することをおすすめします。
送迎や応援で毎日のように顔を合わせる機会が多く、仲良くなったママ友にもお礼を考えているなら、相手に気をつかわせない程度のものを渡すと良いでしょう。
入浴剤やハンカチなどがおすすめです。
また、進学や進級などで何人か一緒に卒団する場合は、卒団式をするチームもあるので、そのチームの決まりに沿って用意すると良いでしょう。
習い事を辞める時には感謝の気持ちをしっかり伝えよう
子どもが習い事を辞める時は、遅くても1ヶ月前には先生に伝えましょう。
先生には親から直接伝えるのがベターですが、電話やメール、連絡ツールでも可能です。
例文を参考に伝えてみてください。
規約がある場合は規約に沿って伝えましょう。
習い事を辞めるのはネガティブな印象になりがちですが、気持ち良く辞められるよう、また、先生や仲間にも気持ち良く送り出してもらえるよう、敬意を払って伝えることが大切です。
お礼は渡さなくても良いですが、私は、子どもがお世話になったことを考えると「感謝の気持ちをこめて渡したい」と思っています。
簡単な菓子折りでも気持ちが伝わるのではないでしょうか。
この記事を参考に次のステップに進んでもらえたら嬉しいです。
これは、退会の事務手続きに最低でも1ヶ月はかかることが予想されるためです。
3月に大会や発表会が控えていたため、忙しい時期に伝えるよりも先生に余裕がある時期の方が話しやすいと思ったからです。
また、休み続けてそのままダラダラと辞めていくのはマナー的にNGです。
また、辞める際の事務手続きに関する連絡があるため、親から伝えるのが常識といえます。
基本的には直接伝えるのがベターとされています。
ただ、昨今ではメールや連絡ツールなどさまざまな方法があるので、規約にしたがって伝えると良いでしょう。
「今までお世話になったのに言いづらい」と思ってしまうかもしれませんが、直接話した方がお互いの感情も分かりやすく、伝えやすい方法といえます。
習い事が始まる前や後に少し時間を取ってもらい丁寧に話をしましょう。
ダラダラと話さず簡潔に話すことがポイントです。
この時も、先生が忙しい時間帯を避け、忙しいようなら先生の手が空いた時間を聞き、その時間に改めて電話をかけ直す方法も有効です。
また、「本来なら直接お話しするべきなのですが」といった配慮をこめたコメントも誠意が伝わりやすいといわれています。
このような規約がある場合は規約に沿って伝えましょう。
この場合でも、先生と顔を合わせる機会があれば感謝の気持ちを伝えることをおすすめします。
何もしないのはマナー違反と捉えられることがあるので注意が必要です。
これは、ケースバイケースで必ず言わなければいけないということではありません。
先生に言いにくいと感じたら、ざっくりと伝えるくらいで充分です。
大切なのは「辞める」ということをはっきりと伝えることです。
前述でも述べた通り、理由を正直に言う必要はなく、感謝の気持ちをこめて伝えると良いでしょう。
本当にありがとうございました。」
直接の場合は少しあいまいな表現でも伝わるので「いろいろ事情があって」というような言い方でも問題ないでしょう。
そのため、引き留められることも考えられます。
引き留められても辞める決意が固い場合どのように対処したら良いのでしょうか。
「お金を払っているから必要ない。」と思えば感謝の言葉だけでも充分ですし、「お世話になった感謝の気持ちをお礼という形で渡したい。」と思うなら渡した方がすっきりします。
ここからは先生、仲間やママ友に分けて解説します。
先生が複数人いる場合は、シェアできて日持ちのする菓子折りが良いでしょう。
値段は相場ですので、無理のない範囲で用意しましょう。
タオルや文房具など子どもが喜びそうな物を選ぶと良いでしょう。
1人100~500円が相場といわれていますが、人数が多いと負担が大きくなるのでこちらも無理のない範囲で用意することをおすすめします。
入浴剤やハンカチなどがおすすめです。
先生には親から直接伝えるのがベターですが、電話やメール、連絡ツールでも可能です。
例文を参考に伝えてみてください。
規約がある場合は規約に沿って伝えましょう。
簡単な菓子折りでも気持ちが伝わるのではないでしょうか。