子どもの習い事「辞めたい」と言われたら?【理由別】ママのアドバイス方法5選!
2019年6月26日 公開
今や多くの子どもが当たり前のようにやっている習い事。どんなにやりたくて始めても、1度は「辞めたい」と思う時が来るものです。そんなとき、ママやパパはどのように対応したら良いのでしょうか?「無理に続けても意味がないから辞めさせる」のか、「もう少し様子を見て続けさせる」のか、悩んでしまいますよね。 今回は、習い事を辞めたいという「理由別」に、子どもへのアドバイス方法をご紹介します。子どもの話をしっかりと聞いて、原因と対処法を見極めていきましょう。
子どもの習い事「やめたい」と言われたら?
via pixabay.com
3~4歳児から習い事を始める子は今や70%を超えると言われています。子どもの教育のためと思って始めた習い事でも、本人のモチベーション次第で「やめたい」と言われてしまうこともあるでしょう。
「イヤイヤやらせても意味がないし、このままやめさせようかな」
「何でもすぐにやめさせるのは子どもの心の成長にならないから続けさせた方がいいかな」
など、様々な考えがあり、悩んでしまいますよね。
どんなに本人がやりたくて始めた習い事であっても、長く続けていれば誰でも1度は「やめたい」と思う時期がやってきます。
そんなときに、ママやパパはどのような対応を取るのがベストなのでしょうか。
今回は、やめたい理由別に対処法を考えていきたいと思います。
「イヤイヤやらせても意味がないし、このままやめさせようかな」
「何でもすぐにやめさせるのは子どもの心の成長にならないから続けさせた方がいいかな」
など、様々な考えがあり、悩んでしまいますよね。
どんなに本人がやりたくて始めた習い事であっても、長く続けていれば誰でも1度は「やめたい」と思う時期がやってきます。
そんなときに、ママやパパはどのような対応を取るのがベストなのでしょうか。
今回は、やめたい理由別に対処法を考えていきたいと思います。
理由①他のことに興味が移った場合…
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子どもは興味のあることが次々と変化していくものです。あの時はプールが好きだったけど、今はダンスがやりたい!など、興味が他のことに移り、やめたいと言い出すこともあるでしょう。
子どもの好きなことを伸ばしてあげたいのは親心ではありますが、子どもの心の移り変わりに左右されて次々習い事を変えてしまったのでは、なかなか1つのことを習得することができません。
子どもとよく話し合い、本当に「やりたいこと」「習得したいこと」が何かを見極めることが大切です。
子どもの好きなことを伸ばしてあげたいのは親心ではありますが、子どもの心の移り変わりに左右されて次々習い事を変えてしまったのでは、なかなか1つのことを習得することができません。
子どもとよく話し合い、本当に「やりたいこと」「習得したいこと」が何かを見極めることが大切です。
【対処法】
まずは子どもに、何故他の習い事をしたいのか?について聞いてみましょう。
「仲良しの子がみんなやっているから」「なんとなくクラスで流行っているから」などと言った場合は、周りに流されてその時の感情で「やめたい」と言っている可能性が高いため、様子を見るようにします。
お友達と一緒に通えることは楽しいが、もしお友達がやめた場合はどうするのか?1人で通えるのか?などについても確認しておくと良いですね。
その上で本当に他の習い事をやりたいということであれば、今の習い事と比べて話をしてあげましょう。
今の習い事を継続するとどのような力がつくのか、どんなことができるようになるのかなど、具体的に話してあげるようにしましょう。
子どもは先のことを想像することができません。イメージしやすいように今の習い事を続けるメリットを話すと良いと思います。
「仲良しの子がみんなやっているから」「なんとなくクラスで流行っているから」などと言った場合は、周りに流されてその時の感情で「やめたい」と言っている可能性が高いため、様子を見るようにします。
お友達と一緒に通えることは楽しいが、もしお友達がやめた場合はどうするのか?1人で通えるのか?などについても確認しておくと良いですね。
その上で本当に他の習い事をやりたいということであれば、今の習い事と比べて話をしてあげましょう。
今の習い事を継続するとどのような力がつくのか、どんなことができるようになるのかなど、具体的に話してあげるようにしましょう。
子どもは先のことを想像することができません。イメージしやすいように今の習い事を続けるメリットを話すと良いと思います。
理由②先生や友達とうまくいかない場合…
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自我が芽生えてくる4歳以上の幼児は、子ども同士のトラブルも増えてくる時期です。悪気はなくてもお友達から嫌がらせを受けた、またはお友達を傷つけてしまったということもあるでしょう。
習い事でお友達とうまくいかないことで「やめたい」と思うケースは比較的よくあることです。
また、友達ではなく先生との相性が合わないこともあるでしょう。「先生が厳しい」「怖い」という話もよくあります。
ほかにも、先生や友達に非がなくても、子ども自身がコミュニケーション下手でなかなか新しい世界に馴染めないこともあります。
まずは頭ごなしに誰かを批判することはせず、子どもの話をよく聞き、状況を把握することから始めましょう。
習い事でお友達とうまくいかないことで「やめたい」と思うケースは比較的よくあることです。
また、友達ではなく先生との相性が合わないこともあるでしょう。「先生が厳しい」「怖い」という話もよくあります。
ほかにも、先生や友達に非がなくても、子ども自身がコミュニケーション下手でなかなか新しい世界に馴染めないこともあります。
まずは頭ごなしに誰かを批判することはせず、子どもの話をよく聞き、状況を把握することから始めましょう。
【対処法】
本当に、習い事で嫌がらせをする子がいるまたは先生が怖いという場合は、1度レッスンの様子を見学させてもらったり、直接先生に話を聞いたりすると良いでしょう。原因が何か判れば、友達や先生との関係性を改善することができるかもしれません。
単なる相性の問題という場合は、曜日を変えたり時間を変えることで改善できることもあるので、なるべく続けられるようサポートしてあげましょう。近くに同系列の教室があるという場合は、そちらに移動できないか検討してみるのも1つです。
単なる相性の問題という場合は、曜日を変えたり時間を変えることで改善できることもあるので、なるべく続けられるようサポートしてあげましょう。近くに同系列の教室があるという場合は、そちらに移動できないか検討してみるのも1つです。
③自分が思ってたのと違ってつまらない場合…
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小さな子どもの場合、意外と「こんなはずじゃなかった」と言って、習い事を辞めたいというパターンもあります。体験レッスンでは楽しかったけど、宿題が多くて辛い・周りに付いていけない・先生が思っていたより怖かった…など、理由は様々です。
また、実際に自分がやってみて、得意だと思っていたのに周りが凄すぎて自信がなくなったという子もいます。誰もが最初から上手くできるわけではないことをママやパパからも話してあげると良いですね。
また、実際に自分がやってみて、得意だと思っていたのに周りが凄すぎて自信がなくなったという子もいます。誰もが最初から上手くできるわけではないことをママやパパからも話してあげると良いですね。
【対処法】
子どもに「どんなところが自分が思っていたのと違うのか?」についてよく聞いてみましょう。
理由によっては、改善できることもあります。
練習がきつい・辛いと、すぐに諦めてしまう子の場合は、子どもが楽しく練習できるよう工夫するといいですね。少しずつ目標を掲げていき、表にしながら目標を達成したらシールを貼るなど、目に見える「達成感」を感じてもらえるとやる気アップにつながります。
ただし、どんな習い事をしても、いつも「思っていたのと違った」と、すぐに辞めてしまう子どもには要注意です。習い事を始める前に、必ずよく子どもと話し合い、体験レッスンへ行ったり、すでに通っているお友達の話を聞いたりして、よく考えてから入会するようにしましょう。
理由によっては、改善できることもあります。
練習がきつい・辛いと、すぐに諦めてしまう子の場合は、子どもが楽しく練習できるよう工夫するといいですね。少しずつ目標を掲げていき、表にしながら目標を達成したらシールを貼るなど、目に見える「達成感」を感じてもらえるとやる気アップにつながります。
ただし、どんな習い事をしても、いつも「思っていたのと違った」と、すぐに辞めてしまう子どもには要注意です。習い事を始める前に、必ずよく子どもと話し合い、体験レッスンへ行ったり、すでに通っているお友達の話を聞いたりして、よく考えてから入会するようにしましょう。
④そもそも本人はさほど興味がなかった場合…
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親のエゴで、「○○を習わせたい」と思い、子どもの興味や意思を考えずに習い事をスタートさせた場合によくあるのがこのパターンです。本人はさほど興味がなかったけれど、パパやママが「やったほうがいい」と言ったからなんとなく始めてみたという流れだと、やはり習い事は続きにくいですよね。
ママやパパが子どもの適性を見極めて、合う・合わないを判断できていれば問題ないのですが、そうでない場合は、子どももなかなか興味が持てず、つまらないと言ってすぐに辞めてしまいます。
これではせっかく習わせても勿体ないですよね。
逆に「苦手意識」や「つまらない」というマイナスなイメージが付いてしまうことにもなります。
ママやパパが子どもの適性を見極めて、合う・合わないを判断できていれば問題ないのですが、そうでない場合は、子どももなかなか興味が持てず、つまらないと言ってすぐに辞めてしまいます。
これではせっかく習わせても勿体ないですよね。
逆に「苦手意識」や「つまらない」というマイナスなイメージが付いてしまうことにもなります。
【対処法】
親はやる気満々でも、子どもがその習い事に興味が持てない場合もありますよね。だからと言ってすぐに辞めさせたのでは、嫌なイメージを植え付けたままの状態になってしまうので、まずはママやパパが子どもが楽しいと思えるようにフォローしてあげることが大切です。
例えば、英語に興味がないのに英会話スクールに通い始めた子どもの場合。
ママやパパは、「英語は楽しい!」と思えるきっかけを作ってあげます。お家で英単語のかるた取りをしたり、ゲームや歌、絵本などを使って興味が持てるよう工夫しましょう。
また、おしゃべり好きな子どもであれば、習い事が終わった後に「今日はどんなことをしたの?」「へぇ~すごいね。楽しそうだな。ママもやってみたいな!」など、話を聞いてみましょう。ママやパパが楽しそうに話を聞くことがポイントです。
ほかにも、「今日習ったことをママに教えて!」などと言うと、教えたがりの子どもは、張り切って教えてくれることもあります。このようにして、興味を引き出し、モチベーションを高めていくような声かけをすることが大切です。
例えば、英語に興味がないのに英会話スクールに通い始めた子どもの場合。
ママやパパは、「英語は楽しい!」と思えるきっかけを作ってあげます。お家で英単語のかるた取りをしたり、ゲームや歌、絵本などを使って興味が持てるよう工夫しましょう。
また、おしゃべり好きな子どもであれば、習い事が終わった後に「今日はどんなことをしたの?」「へぇ~すごいね。楽しそうだな。ママもやってみたいな!」など、話を聞いてみましょう。ママやパパが楽しそうに話を聞くことがポイントです。
ほかにも、「今日習ったことをママに教えて!」などと言うと、教えたがりの子どもは、張り切って教えてくれることもあります。このようにして、興味を引き出し、モチベーションを高めていくような声かけをすることが大切です。
⑤習い事が忙しくて疲れている場合…
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最近の子は、幼稚園児であっても習い事を2~3個やっているという家庭も少なくない時代です。子どもが楽しく通えているうちは良いのですが、まだ体力のない幼い子の場合、習い事が忙しくて疲れてしまい、「行きたくない」と言い出すこともあるようです。
特に、レッスン後に宿題が出されてしまうような習い事だと、疲れてやる気が出ず、集中して取り組めなかったり、そのような様子をママに怒られてしまったりして、その習い事が嫌になるケースもあります。
特に、レッスン後に宿題が出されてしまうような習い事だと、疲れてやる気が出ず、集中して取り組めなかったり、そのような様子をママに怒られてしまったりして、その習い事が嫌になるケースもあります。
【対処法】
まずは、子どものスケジュールを見直してみましょう。1週間、1日単位で、それぞれ確認してみます。
あまりに複数の習い事をしていて、お友達と遊ぶ時間も取れていないようであれば、習い事を減らすなど調整が必要なこともあります。
また、自宅でも宿題をする時間が必要で、寝る時間が遅くなるようなことがあれば、子どもがゆっくり体を休めることができていない可能性もあります。
習い事から得ることもたくさんありますが、幼いうちは、遊びから学ぶこともたくさんあります。無理のないスケジュールかどうか、いま一度確認してみましょう。
あまりに複数の習い事をしていて、お友達と遊ぶ時間も取れていないようであれば、習い事を減らすなど調整が必要なこともあります。
また、自宅でも宿題をする時間が必要で、寝る時間が遅くなるようなことがあれば、子どもがゆっくり体を休めることができていない可能性もあります。
習い事から得ることもたくさんありますが、幼いうちは、遊びから学ぶこともたくさんあります。無理のないスケジュールかどうか、いま一度確認してみましょう。
「辞めさせる」「続けさせる」どちらが正解?
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子どもが習い事を辞めたいと言い出したら、とにかく話を聞き、原因を取り除くことが肝心です。その上で、「辞める」「続けさせる」を検討しましょう。
どちらが正しいということはありません。
ただ、子どもが小さいうちは、上手に自分の意見が言えなかったり、その時の感情や雰囲気だけで「辞めたい」と言っている場合もありますので、ママやパパがしっかりと子どもの気持ちを汲み取ってあげましょう。そして、子どもが後悔しないように、導いてあげることが大切です。
どちらが正しいということはありません。
ただ、子どもが小さいうちは、上手に自分の意見が言えなかったり、その時の感情や雰囲気だけで「辞めたい」と言っている場合もありますので、ママやパパがしっかりと子どもの気持ちを汲み取ってあげましょう。そして、子どもが後悔しないように、導いてあげることが大切です。
習い事を始める時の心構えを大切にしよう
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短期間で次々と習い事を変えてしまう子どもの場合は、必ず入会前に、習い事を始めるときの心構えを伝えておくようにしましょう。まずは体験レッスンを必ず受けることが大切です。
そして、最低でも6ヶ月は続ける、1年は続けるというように、子どもとお約束をします。
何事も最初は誰でも上手にできません。
練習し、継続することで身についていくものです。これらをしっかりと子どもに伝えてあげましょう。
また、ママやパパも、子どもに習い事をさせるときは、本当に習わせて良いタイミングであるか、その教室が子どもに合っているかなど見極めてからスタートさせてあげましょう。
そして、最低でも6ヶ月は続ける、1年は続けるというように、子どもとお約束をします。
何事も最初は誰でも上手にできません。
練習し、継続することで身についていくものです。これらをしっかりと子どもに伝えてあげましょう。
また、ママやパパも、子どもに習い事をさせるときは、本当に習わせて良いタイミングであるか、その教室が子どもに合っているかなど見極めてからスタートさせてあげましょう。
まとめ
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いかがでしたか?
子どもに習い事をさせる目的は、各家庭でも様々な考え方があると思います。
「協調性を育んで欲しい」「集中力を養って欲しい」「忍耐強さを身につけて欲しい」「様々なことを体験して欲しい」などです。
ただ闇雲に周りに流されて習わせるのではなく、このように明確な目的を持ってママやパパも子どもと一緒に取り組む姿勢を持つことが、子どものモチベーションを保つ為にも大切です。
その上で、子どもが「辞めたい」と言い出した時はしっかりと話し合い、辞め時を見極めるようにしましょう。
子どもに習い事をさせる目的は、各家庭でも様々な考え方があると思います。
「協調性を育んで欲しい」「集中力を養って欲しい」「忍耐強さを身につけて欲しい」「様々なことを体験して欲しい」などです。
ただ闇雲に周りに流されて習わせるのではなく、このように明確な目的を持ってママやパパも子どもと一緒に取り組む姿勢を持つことが、子どものモチベーションを保つ為にも大切です。
その上で、子どもが「辞めたい」と言い出した時はしっかりと話し合い、辞め時を見極めるようにしましょう。
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