
変わり種おでんのレシピを大調査♡マンネリメニューはこう脱却せよ♡
2017年1月27日 公開
冬によく食べる鍋料理のトップを誇る鍋料理“おでん”。今やコンビニおでんは定番となり、調理済みで気軽に暖かいものが食べられるとあって、時間がない時の救世主としても重宝されています。鍋1つでたくさんの具を食べられるので準備や洗い物も楽で良いですよね。今回の記事ではそんなおでんの種類を大調査!おでんが続いてマンネリになっているあなたのために、全国の色々な種類のおでんレシピから余り物おでんのアレンジまで丸ごとご紹介します♪
みんな大好きな鍋料理“おでん”♡
あなたはこの冬何回おでんを食べましたか?
冬によく食べる鍋。中でもおでんは大好きな鍋・よく食べる鍋のどちらのランキングでも1、2を争う人気鍋です。おでんは準備が簡単で、さらに色々な具や栄養を摂ることが出来、身体も温まるので、一石何鳥ものメリットがあることから忙しいママも大助かりのメニューですよね。このように文句なしの万能メニューに見えるおでんですが、実はおでんに対するこんな否定的意見もあるようです。
・いつも同じ具材、同じ味付けなのでつまらない
・1度に大量に作るため何日もおでんが続いて飽きた
・白いご飯に合わないため、つまみには良いがおかずにならない
など、ネット上には主にこのような意見が挙がっています。今回はその意見を覆すために、おでんの出汁、具材、アレンジについて徹底調査しました。もう家族に文句は言わせません!
冬によく食べる鍋。中でもおでんは大好きな鍋・よく食べる鍋のどちらのランキングでも1、2を争う人気鍋です。おでんは準備が簡単で、さらに色々な具や栄養を摂ることが出来、身体も温まるので、一石何鳥ものメリットがあることから忙しいママも大助かりのメニューですよね。このように文句なしの万能メニューに見えるおでんですが、実はおでんに対するこんな否定的意見もあるようです。
・いつも同じ具材、同じ味付けなのでつまらない
・1度に大量に作るため何日もおでんが続いて飽きた
・白いご飯に合わないため、つまみには良いがおかずにならない
など、ネット上には主にこのような意見が挙がっています。今回はその意見を覆すために、おでんの出汁、具材、アレンジについて徹底調査しました。もう家族に文句は言わせません!
おでんの具材人気ランキングはこちら!
上の表はソフトブレーン・フィールド株式会社が、2013年に20代~70代以上の男女4,730名(女性2,991名、男性1,739名)を対象に行った「好きなおでんの具」に関する調査の結果です。どの地域でも1位は大根、2位は玉子と続きますが、3位以降はおでんに入れる定番の具材が地域によって異なることから好みについてもバラつきが出てきました。おそらくこのランキングを見て「こんな具材をおでんに入れるの?」と思った方も多いと思います。食卓に乗る回数が多く馴染み深い料理だからこそ、その地域の特産物や文化的な影響を受けやすいのでしょう。関東の方と関西の方が結婚した後に出汁の味付けの違いに驚いたなどという話もよく耳にしますね。それだけおでんは地域色が強い食べ物と言えます。
では、次の章からはその地域特有のおでんの出汁や具材について詳しく見ていきましょう♪
では、次の章からはその地域特有のおでんの出汁や具材について詳しく見ていきましょう♪
地域によって違う、おでんの味と具材
おでんの元祖は味噌田楽!
まずはおでんのルーツを辿ってみましょう。
室町時代に豆腐を串に刺して味噌をつけて焼いた「豆腐田楽」に丁寧語の「お」をつけておでんと呼んだのがその言葉の由来だそう。江戸時代になると人々の食文化も多様化し、こんにゃく田楽をはじめとする様々な種類の田楽が食べられるようになりました。徐々に屋台で販売するおでんも定番となり、江戸のファストフードとして流行していたそうです。明治時代になると東京の料理人が汁で煮るおでんに進化させ、大正時代に大阪に伝わったと言います。この時に伝えられた汁気のあるおでんはそれまでの田楽と区別をつけるために「関東煮(かんとだき)」と呼ばれました。昭和時代にはまだ屋台や駄菓子屋で食べるのが普通でしたが、だしの素などの進化と共に家庭でも食べられるようになり、現在の「おでん」となったのです。
室町時代に豆腐を串に刺して味噌をつけて焼いた「豆腐田楽」に丁寧語の「お」をつけておでんと呼んだのがその言葉の由来だそう。江戸時代になると人々の食文化も多様化し、こんにゃく田楽をはじめとする様々な種類の田楽が食べられるようになりました。徐々に屋台で販売するおでんも定番となり、江戸のファストフードとして流行していたそうです。明治時代になると東京の料理人が汁で煮るおでんに進化させ、大正時代に大阪に伝わったと言います。この時に伝えられた汁気のあるおでんはそれまでの田楽と区別をつけるために「関東煮(かんとだき)」と呼ばれました。昭和時代にはまだ屋台や駄菓子屋で食べるのが普通でしたが、だしの素などの進化と共に家庭でも食べられるようになり、現在の「おでん」となったのです。
関東風と関西風?コンビニおでんは関西風が主流
via www.sej.co.jp
上の図は全国チェーンのコンビニエンスストア、セブンイレブンのおでんの出汁の種類を一覧にしたものです。なかなか住んでいる地域以外のものを食べる機会は少ないかもしれませんが、各地域の特産物や味の趣向などに合わせて、その土地に馴染みのある味付けを目指しているそうです。
出汁が分かったところで、関東風、関西風のおでんの味付けについてもう少し詳しく見ていきましょう。前述の通り、出汁の取り方は昆布・鰹節と共通しています。そこに関東風では濃口醤油、みりん、砂糖、酒を加えて甘く濃い味付けに仕上げ、煮込みます。一方関西風は薄口醤油、塩というシンプルな味付けで、あっさり煮込みます。おでんの汁の色を比べてみると一目瞭然。関東風の方が濃い色をしています。
よく思い出してみると、コンビニのおでんの汁は薄い色をしていますね。出汁は全国で違えど、味付けは関西風。これはコンビニに置く性質上、薄い色の汁で中の具をよくみてもらおうという工夫のようです。
出汁が分かったところで、関東風、関西風のおでんの味付けについてもう少し詳しく見ていきましょう。前述の通り、出汁の取り方は昆布・鰹節と共通しています。そこに関東風では濃口醤油、みりん、砂糖、酒を加えて甘く濃い味付けに仕上げ、煮込みます。一方関西風は薄口醤油、塩というシンプルな味付けで、あっさり煮込みます。おでんの汁の色を比べてみると一目瞭然。関東風の方が濃い色をしています。
よく思い出してみると、コンビニのおでんの汁は薄い色をしていますね。出汁は全国で違えど、味付けは関西風。これはコンビニに置く性質上、薄い色の汁で中の具をよくみてもらおうという工夫のようです。
静岡おでんという濃い味おでんも…!
via odenfair.com
黒く見えるほど濃い汁に串に刺さった具が入っているのが静岡おでんと呼ばれるもの。大正時代に廃棄処分されていた牛すじや、豚モツを、捨てずに利用して煮込んだのがその始まりです。練り製品の産地も近くにあったため、おでんの具には黒はんぺんなどの練り製品が定番となったようです。インパクトの強い静岡の濃い味おでんには魚粉や青のりをかけて食べるそうですよ♡
ご当地限定の具材にはどんなものがある??
via pixabay.com
ここでもセブンイレブンで販売しているおでんを例にご紹介していきましょう!下記に各地で限定販売の具材を一覧にしています。今までのおでんの常識が変わるかもしれませんね♡
【北海道】
地ぶき…ふきを干瓢で巻いたもの
白こんにゃく
【東北・信越】
玉こんにゃく
【関東】
もっちりちくわぶ…小麦粉を練って茹で上げたもの
かまくらはんぺん
【関西・北陸】
国産大豆ひろうす…がんもどき
ごぼう天
【中国・四国】
国産大豆厚揚げ
【九州】
豚なんこつ
まる天…さつまあげとおなじもの 薩摩以外で作られたものを九州では天ぷらと呼ぶ
【北海道】
地ぶき…ふきを干瓢で巻いたもの
白こんにゃく
【東北・信越】
玉こんにゃく
【関東】
もっちりちくわぶ…小麦粉を練って茹で上げたもの
かまくらはんぺん
【関西・北陸】
国産大豆ひろうす…がんもどき
ごぼう天
【中国・四国】
国産大豆厚揚げ
【九州】
豚なんこつ
まる天…さつまあげとおなじもの 薩摩以外で作られたものを九州では天ぷらと呼ぶ
バリエーション広がる◯◯風おでんのレシピ♡
洋風おでん♡
via www.misbit.com
最近ではメジャーになりつつある洋風おでん。コンソメ味にトマトを入れたりと、ポトフに似たようなスタイルですね。余った時はいろんな具材の出汁を吸った野菜でカレーやシチューを作ったりとアレンジがききやすいメニューですね。
中華風おでん♡
via www.kibun.co.jp
鶏ガラベースのスープにラー油やごま油、豆板醤などを入れて作る中華風。つけダレには食べるラー油や小籠包に使うような酢醤油に細切りの生姜をトッピング♡鶏肉も入れて出汁がたっぷり出た濃厚スープですがあっさりなつけダレなので沢山食べられます。水餃子などを一緒に入れるのもオススメです。これなら白いご飯も進むこと間違いなしですね♡
韓国風おでん(オムクコチ)♡
韓国の街中屋台でよく見かける韓国おでん。オムクコチのオムクとは魚の練り物の総称。串に刺してスープで似たものがオムクコチ(韓国おでん)です。昔の日本と同じようにファストフードとして食べられてきた国民食のようです。煮干しや昆布などのあっさりとした出汁のしみたオムクはコチュジャンや味噌を混ぜたタレとの相性抜群♡串に刺さっているので子どもも食べやすく見た目にも楽しいです♪
余ったおでんが大変身!おでんの美味しいアレンジレシピ♡
おでんの天ぷら♡
via cookpad.com
ぎゅっと味のしみた具材の汁気を切って天ぷらにするのはいかがですか?何もつけなくてもしっかり味がついていて、良いおかずやおつまみになること間違いなし!珍しい大根の天ぷらは周りがサクッと中がジューシーでオススメです♡
大根のグリル♡
via www.ntv.co.jp
こちらも味のしみた大根をグリルして旨味を閉じ込めたレシピ。下のレシピではコンソメで煮付けていますがおでんのアレンジで作るともっと簡単です。おでんの味付けに合わせて、ひき肉の餡も和風や中華風にすればいろいろな味を楽しめますね♡もうご飯に合わないとは言わせません!
まとめ
いかがでしたか?無限に広がるおでんの世界。それぞれの地域に馴染み、進化を遂げてきたおでんはまさに万能メニューなのではないでしょうか。ぜひ今年の冬は美味しいおでんを色々なスタイルで存分に味わってみてくださいね♡