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子どもの習い事には「音楽」がおすすめ!習うメリットと選び方ポイント

子どもの習い事には「音楽」がおすすめ!習うメリットと選び方ポイント

2024年2月5日 公開

子どもの習い事を考えたとき、音楽系の習い事をさせてみたいと考える方もいるでしょう。
子どもの頃に音楽を習うメリットはたくさんありますし、生涯に渡って楽しめる趣味にもなります。
私自身、子ども2人ともに音楽系の習い事をさせています。
長男はピアノ、ソルフェージュ、作曲を習っており、次男はドラムを習っています。

そんな私が、子どもの習い事として音楽系を習うメリットについて、実感したことを交えながら紹介していきます。
選び方のポイントも紹介するので、習い事を選ぶ際の参考にしてみてください。

ピアノだけじゃない!音楽系の習い事

ピアノだけじゃない!音楽系の習い事
音楽系の習い事と聞くと、「ピアノ」を思いつく人も多いと思いますが、ピアノ以外にもたくさんの種類があります。

楽器系の習い事

楽器系の習い事
ピアノ、エレクトーン、バイオリン、ギター、ドラム、和太鼓など。
ピアノやエレクトーンは、人気の習い事ランキングの常連でもありますね。
最近では、それ以外の楽器の習い事も注目を集めています。
どの楽器にも、独自の魅力があり、それぞれの楽器の持つ音色、表現力を身につけられるとともに、異なる音楽的経験が得られます
長男は幼少期からピアノを習っており、音感や表現力を養ってきました。
次男はドラムを通して主にリズム感を養い、ドラムならではの表現力を身につけています。
同じ楽器系の習い事であっても、それぞれの魅力があり、身につけられる力は違うなと感じています。

何歳から習える?

楽器系の習い事は、基本的には3歳頃の幼児期から習うことができるものが多いです。
しかし、楽器によっては身体の成長が必要なものもあります。
例えば、木管楽器の花形とも言われるフルートは、身長130cm以上であることが目安と言われています。
フルートの構えに必要な身長です。

リトミック・ダンス系

リトミック・ダンス系
音楽教室、リトミック教室、リズム体操、ダンスなど。
音楽の基礎を学ぶ音楽教室や、遊びを通して学べるリトミック教室、体で音楽を楽しむ習い事であるダンスも、人気の音楽系の習い事です。
最近は、特にダンス教室が人気を集めているようです。
音楽とリズムに合わせて身体を動かし、楽しみながらリズム感や協調性を養うことができます

何歳から習える?

リトミックやダンス系の習い事は、対象年齢が教室やクラスで分けられていることが多いです。
ベビーリトミックなら0歳代から習えるものもありますし、音楽教室は学年ごとに分けられていたり、ダンス教室はダンスの種類によって対象年齢が定められていたりなどします。
興味のある教室やクラスの対象年齢をチェックしてみてください。

声楽・舞台系

声楽・舞台系
ボーカルスクール、カラオケ、合唱団、聖歌隊、ミュージカル劇団など。
声楽・舞台系の習い事は、歌唱技術や舞台パフォーマンスを向上させることを目的とした習い事です。
ボーカルスクールや合唱団では、歌唱力や音楽的な表現力を高めながら、仲間との協力を通じて成長することができます
ミュージカル劇団では、舞台経験を積むことで自信をつけ、表現力を豊かにします
私自身、小学生の頃から高校生の頃まで、ミュージカル劇団に所属してしました。
歌やダンス、演技のレッスンを通し、それぞれのスキルアップだけでなく、人前で何かを発表、披露するということへの自信が身に付くとともに、作品を通し、自分ではない誰かを演じることで心の成長にも繋がったと思っています。

何歳から習える?

声楽や舞台系の習い事の対象年齢も、教室やクラスごとに決まっていることが多いです。
早ければ、幼児期から習える教室もあります。
気になる教室やクラスがあれば、問い合わせをしてみてください。

受験系

受験系
ソルフェージュ、音高・音大対策塾など。
将来的に音楽系の仕事に就きたい、専門的に学びたいと考えている子どもには、ソルフェージュや音高・音大対策塾などへ通うことを考えてみるのもいいでしょう。
主に音楽の理論や実技に焦点を当て、音楽を学問的な視点から深く理解することを目指します
長男も将来的に音楽系の仕事に就きたいと考え、小学校6年生からソルフェージュ教室へ通っています。
音高・音大受験は考えていませんが、音楽をより専門的に学ぶことで、表現力に深みを出せるよう学んでいます。

何歳から習える?

何歳からという決まりはありませんが、音高や音大の受験を考えるなら、遅くとも小学校高学年までには準備を進めることが推奨されています。
子どもが小さいうちは、本当に音楽の道へ進むのか予想がつかないため、始めるのを躊躇する方もいるかもしれません。
しかし、学びに無駄はありません。
あとで「早めに準備しておけばよかった」と後悔することのないよう、音楽の道という可能性を1つ追加するという考えで、小学生のうちに始める方もいます。

音楽系の習い事をするメリット

音楽系の習い事をするメリット
音楽系の習い事をするメリットには、どのようなものがあるでしょうか。

メリット①技術面のスキルアップ

まずは何より、スキルアップが図れる点です。
楽器の演奏、ダンス、歌のスキルは、練習を積み重ねることで伸びていきます
最初は理想とするパフォーマンス像と、自分のスキルの差につらくなってくることがあるかもあるかもしれませんが、継続することで必ずスキルアップします。
子どもの年齢が小さければ小さいほど、ママやパパが練習に付き合うことが必要となる習い事も多いです。
丁寧に付き合うことで、いつかは自ら練習できる力が付いてくるでしょう。

メリット②楽しみが増える

音楽を習うことで、子どもにとってはもちろん、ママやパパにとっても楽しみが増えるかもしれません。
例えば発表会。
その習い事をしていなければ、その発表会に出演することはなかったということを考えると、楽しみをひとつ増やせたことになります。
始めは全くできなかったことができるようになる姿も見られるので、子ども自身の成長が何より楽しみになるでしょう。
また、音楽は一生涯の趣味となることも多いです。
音楽の経験を生かして、習っていない楽器の演奏にチャレンジしてみたり、音楽系の部活やサークルに入ってみたり。
長男もピアノを弾いているうちに、自分も曲作りをしてみたいという思いから「作曲」を習い始め、部活は吹奏楽部に入るなど思い切り音楽を楽しんでいます。
このように、音楽系の習い事は種類がたくさんあることから、趣味や興味の幅が広がるという点もメリットの1つでしょう。

メリット③集中力・忍耐力がアップする

音楽系の習い事は先述したように、練習が欠かせません。
基本的なスキルを伸ばす基礎練習から、発表会・コンクールなどに向けたパフォーマンスの練習までを、毎日コツコツ続ける必要があります。
その練習を通して身につけられるのが集中力や忍耐力です。
どのような習い事でもそうですが、続けることは必ず力になります。

メリット④協調性が向上する

みんなで演奏、ダンスする、歌うという習い事の場合は、協調性が身に付きやすいです。
みんなで1つの曲、作品を仕上げるという経験を、学校や園以外でする経験はあまりないかもしれません。
1つ1つが貴重な経験となることでしょう。
1人で演奏する、踊る、歌うにしても、先生のアドバイスを聞き、実践していくことで、コミュニケーション力がアップします。
コミュニケーション力は、協調性を身につける上でとても大切な力です。

メリット⑤達成感が得られる

「まずは右手を完璧に弾けた!」
「できなかったステップが踏めるようになった!」

など、練習を通じて向上したスキルや、発表会やコンサートでの成功体験は、達成感の元になります。
自分の努力が実り、成果を実感することで、自信をつけることができるでしょう

音楽系の習い事の選び方

音楽系の習い事の選び方
音楽系の習い事と一言で言っても、さまざまな種類・教室があります。
どのように習い事を選ぶといいでしょうか。

年齢に合ったものを選ぶ

習い事を選ぶなら、年齢にあったものを選びましょう。
教室には対象とする年齢があることがほとんどです。
対象年齢には先生や講師の考えが何かしらあるため、対象の年齢を確認してから選ぶようにしましょう。

楽器を習うなら、初めてでも始めやすいものを選ぶ

音楽系の習い事なら、やはり楽器を習いたいという方もいるでしょう。
どの楽器も初心者向けのクラスはありますが、中でも初心者向けのクラスが多いのは、やはり定番のピアノです。
どの楽器よりも教室数も断然多いため、習いやすいでしょう。
ピアノは、音楽の基礎を築くのにもぴったり
楽譜を読むのが楽にできるようになれば、他の楽器の習得にも役立ちます。
楽器を習いたいけれど、何を習うか、特にこだわりがない場合は、まずはピアノからがおすすめです。

通う目的を明確にし、目的に合った教室を選ぶ

音楽系の習い事の教室には、それぞれ目標としているレベルなどが設定されていることがあります。
例えばピアノ教室なら、楽しくピアノを弾けるようになることを目標にしている教室もあれば、コンクールの入賞や音大入学を目標にしている教室もあるでしょう。
子どもにどのレベルを目指して欲しいのか、どのような目的で習いたいかなどをよく考え、その目的に合った教室を選ぶのがおすすめです。
とはいえ、最初はどのレベルまで行けるのかは分からないことも多いでしょう。
まずは見学や体験などの際に、その点を先生に相談し、習い事が子どもに合っているのか、目的が違いすぎないかを考慮して選んでみてください。
一度入った教室を、ずっと続けなければいけないということはないので、目標が変われば新しい教室を検討するという方法もありますよ。

先生との相性で選ぶ

音楽系の習い事は、先生や講師との相性がとても重要な習い事だと言われています。
習う相手によって、身に付く力なども変わることが多いです。
そのため、教室を見学するだけでなく、子どもとの相性を見るために実際に体験してみるのがおすすめです。
子どもが楽しそうに参加しているか、先生の教え方が子どもに合っているかを見てから、習うようにしましょう。

負担なく通えるものを選ぶ

音楽系の習い事は様々ですが、他の習い事よりも月謝などが高めであることも多いです。
また、発表会やコンクールなどに出演、参加する場合は参加費や衣装代など、かかる費用も多めです。
それが負担となり、習い事を止めてしまうのはもったいないので、最初に負担なく通えるかどうかを検討してみましょう。
また、珍しい楽器を習ったり、高いレベルを求めたりすると、教室が遠方になることもあるかもしれません。
年に数回は、地方から東京や大阪などまで、レッスンへ行くという人もいるでしょう。
無理なく通えるかどうかを、予め検討するのがおすすめです。

子どもに合った音楽系の習い事を選ぼう

子どもに合った音楽系の習い事を選ぼう
音楽系の習い事には、たくさんの種類があります。
どの習い事も、それぞれに習うメリットがあり、子どもの力を伸ばしてくれるでしょう。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、子どもに合った習い事を選んであげてください。