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習い事は何歳から?年齢別のおすすめランキング|効果的な始め時がわかる

習い事は何歳から?年齢別のおすすめランキング|効果的な始め時がわかる

2024年2月8日 公開

子どもの入園や入学、進級が徐々に近づき、習い事について考え出した方は多いのではないでしょうか。一体周りの子は何歳から習い事を始めているのか、気になりますよね。

筆者は、5・3・2歳の3人の子を育てる30代後半のママです。習い事に関心を持ち始めたのは、長女が2歳半前後で、言葉を話し始めて来年は幼稚園という頃です。そして、同じ年頃の子はどんな習い事をしているのか、何歳から始めるのがいいのかと夜な夜な検索していました。

  • あれを習わせたい、これは必要だろう、これは子どもが好きそう
  • 何歳から習い事を始めるのが一番効果的なのか
  • せっかく習い事をするなら無駄にしたくない

この記事では、そんな悩みを解決した習い事の始め時について紹介します。

習い事を何歳から始めると良いか、子どもに合った始め時を見つけましょう!
そうして始めた習い事は、子どもにとって無駄にならないはずです。

習い事は何歳から始めるのがいいの?

習い事には、0歳から通えるものがある一方、小学生や中学生になってからしか通えないものもあります。つまり、気になった習い事がある場合、年齢条件を満たしているのであれば、やりたいと思った時が常に最適な始め時といえます。
実際、小学校入学前までに習い事をしている割合は56.1%と、半数以上が習い事をしているというアンケート結果が出ています。なかには、小学生になってから始められる習い事もあるため、中学校入学前までで見ると全体の72.5%が何かしら習い事をしているようです。

【年齢別】おすすめランキング!男女の違いは?

習い事には、通える対象年齢が指定されていることがほとんどです。その理由はおもに、子どもの発達段階に合ったカリキュラムを用意しているからです。
ただし、始めようと思う時期が対象年齢と離れていても心配しないでください。対象年齢は、発達段階が合ってくる目安の年齢であるため、遅すぎることはありません。
さっそく、年齢別のおすすめTOP3をご紹介し、男女の違いがある場合にはその差についても触れていきます。

0歳〜2歳に始める習い事|おすすめTOP3

0歳〜2歳に始められる習い事でおすすめなのは、こちらの3つです。
  • 1. リトミック
  • 2. スイミング、ベビースイミング
  • 3. 幼児教室
リトミックをおすすめする理由は、耳の発達が進む時期であり、0歳から音をよく聞き分けていると言われるからです。さまざまな楽器の音や音楽を聞くことで、音感やリズム感がつくこともあります。
スイミングやベビースイミングは、胎内での感覚が残っているほうが始めやすいと言われています。水に恐怖を感じる前に慣れることができるうえ、全身運動なので体の発達に良い影響を及ぼすと考えられます。
幼児教室と聞くと、お勉強をするイメージがあるかもしれません。しかし、リトミックの要素があったり、絵本を見せたりとその子の発達段階に合った興味を引き出す遊びを実践してくれます。
0歳〜2歳の習い事は、保護者の付き添いが必須なので、お子様と一緒に楽しみたいものを選んでみてはいかがでしょうか。

3歳〜6歳に始める習い事|おすすめTOP3

3歳〜6歳におすすめの習い事は、こちらの3つです。
  • 1. 体操教室、特定のスポーツ
  • 2. 音楽教室(ピアノやバイオリンなど特定の楽器)
  • 3. 英会話
3歳〜6歳の幼児期では、体を自分の意思通りに動かすことが上手になったり、手足の細かい動きができるようになったりします。
先生の指示を聞いて実際にやる習い事が増え、自信を育てることが可能です。
体を動かすことが好きならば運動系、手先を使う遊びを好むならば音楽系、会話のコミュニケーションが得意ならば英会話と選んでみましょう。
体操教室などの運動系は男の子が多く、音楽教室などは女の子が多い傾向があります。しかし、どちらも性別を指定するものではありません。

小学生の習い事おすすめTOP3

小学生におすすめの習い事は、こちらの3つです。
  • 1. スイミング
  • 2. 音楽教室
  • 3. 通信教育
小学生ともなると、親の付き添いが減り子どもたちだけで遊びに行く機会が増えます。
毎年夏になると、水難事故のニュースが飛び交いますよね。そうした理由から、少しでも泳げるようにと考える方が多数います。スイミング教室のなかには、着衣水泳や溺れた時の対処法を取り入れているところがあるので、レッスン内容を確認してみましょう。
音楽教室は、手先足先の細かい動きがよりなめらかになり、脳の発達に良い影響があると言われているのでおすすめです。
また、小学校の勉強の補助として、通信教育がおすすめです。タブレット端末を使用した通信教育では、楽しんで自宅学習の習慣も身に着けられるだけでなく、機器の扱い方も学べます。
音楽教室に関しては、女の子が通っている割合が多いですが、それ以外は性別による差はほぼありません。

中学生の習い事おすすめTOP3

中学生におすすめの習い事は、こちらの3つです。
  • 1. プログラミング・ロボット教室
  • 2. 英会話
  • 3. ピアノ・水泳・ダンス・スポーツなど順不同
中学生になると、興味のあることや得意なことがはっきりしており、どんな習い事をしたいのか自分で決めることが可能です。
プログラミングやロボット教室などは、これからの時代を生きていく上で必要な知識として紹介されることがあります。実際に、小学生からプログラミング教育が導入されており、学校で学んだことをより発達させて知識や経験として身につけられるでしょう。
英会話は、受験や資格取得に大きく役立つためおすすめです。中学生以降の受験や資格取得では、実際に英語で話すことが求められる場面が増えます。大人になってからも英会話によって視野が広がることが期待できます。
また、幼少期から続けているピアノや水泳、スポーツなどの習い事では、何かしらの成果に繋がってくる時期です。もちろん、興味があることであれば、この時期に始めても遅いということはないので、体験教室に行ってみることをおすすめします。
音楽系や運動系の習い事では、男の子と女の子の割合差がはっきりしますが、学習系の習い事では差がありません。

無駄だった習い事に共通する条件は始めるタイミングにあった

では、実際に習い事が無駄だったと感じる理由にはどんなものがあるでしょうか。
  • 年少で始めたけれど、年長から入ってきた子に追い越された
  • 日本語もままならないうちに始めて、成果が全くでなかった
  • 家での練習ができず、親も子もストレスを感じるようになった
とくに、早く始めたけれど後から入ってきた子に追い越されたという場面で、無駄だったと感じることが大半です。ただし、習い事自体が無駄というよりも、習い事にかけた時間やお金が無駄だったと感じている印象です。つまり、始める時期に後悔しているといえます。
成果が全く感じられなかったとする意見も、早く始めすぎたことに無駄さを感じています。
また、家での練習が必要かどうかも重要です。例えば、ダンスは家で練習すること が必要ですが、スイミングはそもそもプールへ行かないと練習できません。どちらも練習しなければ身につかないため、どのような練習が必要なのかという点が重要です。

習い事の始め時3つ!何歳からでも

習い事を始める時期の目安は、次の3つです。
  • 子どもが習い事に興味を持った時
  • 習い事と子どもの発達段階があった時
  • 入園や入学、進級などの節目
無駄だったと後悔しないためにも、子どもにあったタイミングを見極めましょう。

一番効果的なのは子どもが習い事に興味を持った時

親も子も一番効果的な習い事の始め時は、子どもが習い事に興味を持った時です。
例えば、幼稚園や保育園のプールで遊んだ経験からもっと泳げるようになりたい、ピアノに合わせて歌うのが楽しくて歌やピアノをやってみたいと言うかもしれません。
いずれも、子ども自身が興味を持ち、やってみたいと思うことであれば、何歳からでも頑張れるでしょう。子どもの、興味を持ったことや自分で決めたことをやる時のエネルギーには驚かされます。
親としては、常に子どもが何に興味を持っているのかじっくり観察し、興味に関連した習い事にはどんなものがあるか調べるのがおすすめです。
興味を持ったとしても合うかどうか不安な場合には、体験教室を利用すると安心です。

習い事と子どもの発達段階が合った時

次に、習い事を始める時期としておすすめなのは、子どもの発達段階に合ったときです。
例えば、耳が発達する時期であれば、音楽教室やリトミック、英語教室に通わせてみるといった具合です。また、手指の細かい動きができ、文章を読めるようになったらプログラミングを始めるのも良いかもしれません。
発達段階に合わせて始めた習い事のなかには、成果が実感できないものもあることでしょう。しかし、目に見えないだけで、大きくなってから良い影響として感じる場合も多々あります。
発達段階に合った習い事は、長期的に続ける習い事にはならない可能性があります。しかし、その時点の発達を促すための習い事として効果的です。

習い事も一緒に!入園や入学、進級などの節目

習い事を何歳から始めれば良いか迷ったときは、入園や入学、進級などの節目に始めるのがおすすめです。
習い事の講座は、4月や9月から開講して生徒募集をすることが多く、同じタイミングで始められる友達ができるというメリットがあります。また、定員がいっぱいで受講できないことも少ないため、希望する曜日や時間を選びやすい傾向にあります。
親が通わせやすいという面でも、入園や入学、進級など節目をきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

習い事は何歳から始めても良い!子どもに合った始め時

習い事は、対象年齢を満たしていれば、誰でも何歳からでも始めることが可能です。
何歳になったから、習い事を始めなければいけないということもありません。 逆に、何歳だから習い事を始めるのに遅すぎるということもないのです。
大人になってからピアノに興味を持ち、必死に練習して活躍している方もいますよね。
1番重要なのは、子どもに合った始め時をしっかり見極めることです。
習い事を早くから始めたけれど無駄だったと感じる人も多数いるため、焦らなくても大丈夫です。
つまり、何歳から習い事を始めるかよりも、子どもに合っているかが重要と言えます。
ぜひとも、子どもが今何に興味を持っているか、それを伸ばせる習い事はないか、何歳から始められるのかといった順番で習い事を検討してみることをおすすめします。