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子どもと楽しむ梅シロップの基本の作り方~梅の旬の恵みを1年中味わう暮らしのレシピ~

子どもと楽しむ梅シロップの基本の作り方~梅の旬の恵みを1年中味わう暮らしのレシピ~

2020年3月25日 公開

毎年6月になると、青い梅がスーパーに並び始めますね。梅の収穫時期は6月の約1ヶ月だけ。その時期に梅を梅干しや梅シロップ、また梅酒などに加工して、1年中旬の味を楽しめるようにすることを梅仕事と呼びます。インスタなどでも#梅仕事とハッシュタグをつけ、様子をUPしている方もいますよね。今回はその梅仕事の中でも比較的簡単にすぐでき、また子どもも一緒に楽しめる梅シロップの作り方をご紹介します。また、できたシロップを楽しむ方法も紹介するので、チェックしてみてください。

梅シロップってどういうもの?

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梅シロップとは梅の美味しさがギュッと詰まった甘いシロップです。
梅といえば酸っぱい、しょっぱいというイメージがある方もいるかもしれませんが、梅シロップは酸っぱくもしょっぱくもありません。甘くフルーティな香りが楽しめます。

私も去年は初めて、梅仕事に慣れた友だちに教わりながら作ってみたのですが、とっても簡単に作れました。味もさっぱりとしていて美味しく出来上がりました。酸っぱいものが苦手という子どもでも、ジュースやおやつにして楽しめます。

また、焼酎で割れば甘い梅酒に。パパもきっと喜んでくれますよ。

梅シロップを作るために揃えるもの

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梅シロップを作るために必要なものをご紹介します。

・青梅
・氷砂糖
(青梅と氷砂糖は1:1の割合で用意してください。目安としては4人家族で1㎏ずつ。)
・食物酢(または消毒アルコールや焼酎)
・透明な密封できる保存瓶
・キッチンペーパー
・竹串
・ざるとボウル
・新聞紙

簡単!梅シロップの作り方

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では早速、梅シロップの作り方をご紹介します。

*保存瓶をきれいに

梅シロップを保存しておく保存瓶にカビが生えないよう、まずは瓶をきれいに洗います。
ジャムを作るときのように煮沸消毒をするのもいいですが、瓶が大きいので次のような方法がおすすめです。

1.保存瓶を洗う
2.水をキッチンペーパーでふきとる
3.食物酢をキッチンペーパーにしみこませ、中や蓋をふく(殺菌)


消毒アルコールを吹きかける、また、焼酎でふくのもOK。ただ、子どもも飲むシロップなので、食物酢での殺菌がおすすめです。

*梅の下処理

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保存瓶の準備が整ったら、梅の下処理をしていきます。

1.まず、梅を水で洗った後、ざるにあげ、表面の水分をしっかりふいておく
(ふいた梅はボウルに入れておきましょう)
2.竹串を使って、梅のヘタを取る
(新聞紙を敷いて、その上でヘタを取っていくと後片付けが簡単です)

ヘタはくり貫くように取ります。私の梅仕事の先輩である友だち曰く、この時にヘタの周りに竹串で傷をつけていた方が、シロップに梅がしみ込みやすくなるんだとか。

*梅と砂糖を順番に瓶に入れていく

さて、いよいよ梅と氷砂糖を保存瓶に入れていきますよ。

1.梅と氷砂糖を交互に入れる
(できるだけ隙間ができないように入れます)
2.詰め終わったら、食物酢を梅の重さの10%入れる
(発酵してしまうのを防ぐためです)
3.冷暗所に保管する

梅シロップの移り変わりを見てみよう

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その後は1日1回蓋を閉めたまま、かき混ぜるように振ります

子どもと梅の様子を観察してみるのも楽しいでしょう。だんだんとシロップができていき、梅はシワシワに。
ふわりと上に梅が浮いてくるのも、面白いですよ。
⌂ 𝕌 ⌂ on Instagram: “先日、ママ友に誘われて初めての梅シロップ作りをしました✨じわじわとシロップができて行く様子を毎日見るのが楽しい👀💕 #梅シロップ #梅仕事2019 #うめしごと #初めて #意外と簡単 #飲める日が楽しみ” (173484)

それがこう変わりました。しっかりと色が変わり、梅もシワシワに。
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少しずつ楽しんでいますよ。

しわしわになった梅は取りだす場合もあるようですが、私の友だち曰く、ご紹介したように食物酢で発酵を抑えた場合は、そのまま入れっぱなしでもOKとのこと。梅シロップを使う時に、しわしわになった梅を一緒に食べてもおいしいようです。

梅シロップを子どもと楽しむアイデア

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大体作ってから2ヶ月くらいたつと、おいしい梅シロップが出来上がります。8月の夏休みには楽しめます。

もう少ししっかりと漬けておきたい方は半年くらい待つといいようです。クリスマスの乾杯用ジュースや冬休みのおやつ作りに使ってみましょう。

今回は、私も実際作ってみておいしかった、おすすめの梅シロップ活用法を4つご紹介しますね。

*梅シロップをジュースに

梅シロップを炭酸水やお水で割るだけで、おいしいジュースに大変身。
濃さはお好みで楽しんでみてください!

同じ要領で焼酎や日本酒で割ると、大人のお酒になります。

*かき氷のシロップに

こちらも、レシピというほどのものではなく、夏に食べたくなるかき氷に梅シロップをかければ、あっという間においしい梅かき氷ができちゃいますよ。

*梅シロップゼリーレシピ

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つるんと食べやすいゼリーは、夏だけでなく1年中食べられるおいしいおやつですよね。
梅の果肉も使って、さわやかな緑に透き通ったゼリーを作ってみてください。

*鶏胸肉の梅シロップ煮

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梅シロップはお料理にも使うことができます!

こちらの鶏胸肉の梅シロップ煮は、梅シロップと他の調味料を合わせて、お鍋で煮るだけの簡単メニューです。
子どもも大人もさっぱりと食べられるメニューですよ。

*サバの梅シロップ煮

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もちろん、お魚にも使えますよ。
サバの美味しさを引き出す、梅の風味がとってもおいしいです。中の梅も使って一緒に作ってみてください。

まとめ|子どもと作る過程から梅シロップを楽しもう

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梅シロップは梅仕事の中でも簡単で、初心者におすすめです。じっくりじわじわとできてくるシロップは、なんだか不思議で、子どもたちと理科の実験をしているような感じで楽しめました。

今回は基本の作り方をご紹介しましたが、他にも炊飯器などで簡単に作る方法もあるようです。

旬のものをできる限り長くおいしくいただくために、昔の方の知恵の詰まった梅シロップ。今年はおうちでお子さんと一緒に作ってみませんか?