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赤ちゃんのかわいいバンザイ寝の理由とは?いつからいつまで見られるポーズなの?

赤ちゃんのかわいいバンザイ寝の理由とは?いつからいつまで見られるポーズなの?

2017年12月25日 公開

赤ちゃんのかわいいバンザイ寝。見ているだけで癒されてしまいますよね。特定の時期にしか見られないこのバンザイポーズ。かわいいだけでなく、きちんとした理由があるんです!そこで今回は、何故赤ちゃんはバンザイ寝をするのか?いつまで見られる現象なのか?について詳しくご紹介します。

赤ちゃんのかわいいバンザイ寝はいつからいつまで見られる?

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赤ちゃんが両手をあげて「バンザイ」のポーズで寝る姿は、なんともかわいい仕草で、見ているだけで癒されてしまいますよね。成長するにつれて、いつのまにか見られなくなるこのバンザイ寝。一体、いつからいつまで見ることが出来るのでしょうか?

◆いつからバンザイ寝をするの?

赤ちゃんの成長には個人差があるのでバンザイ寝をするはっきりした時期というのは特定されていません。新生児の頃からバンザイ寝をする赤ちゃんもいれば、生後数ヶ月経ってからバンザイ寝を始める子もいます。もちろん、いつまでもバンザイ寝をしない赤ちゃんもいます。

しかし、バンザイ寝をしないからといって赤ちゃんの成長に異常があるのでは?と心配する必要はありません。また、心配だからといって無理にバンザイの姿勢を取らせる必要もありません。人それぞれ個性がありますから、気にせず見守ってあげることが大切です。

◆バンザイ寝はいつまでするの?

気がつくと、成長と共に見られなくなっているバンザイ寝。成長の証のようで嬉しい反面、なんだか寂しい気持ちにもなりますよね。このバンザイ寝は、生後1歳で止める子もいれば、生後3歳を過ぎてもバンザイして寝る子もいるので、これも個人差があります。

平均して3歳くらいになると、体を真っ直ぐにして眠るようになるので、必然的に赤ちゃん特有の寝方からは卒業していくようです。因みに、私の娘は3歳半なのですが、未だに時々バンザイ寝をしてくれます。「あーまだ赤ちゃんなんだな」と、かわいい寝姿を見て癒されていますよ!

全ての赤ちゃんがバンザイ寝をする訳ではない?

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実は、このバンザイ寝を全くしない赤ちゃんもいるんだそうです!もともと、産まれてすぐにバンザイをしない赤ちゃんもいて、バンザイをしないで寝るのがクセになっている赤ちゃんもいます。次項で詳しく説明しますが、このバンザイ寝には理由があるんです。例えば、お部屋の温度が寒ければ自然と布団に手を隠して寝るようになるので、バンザイをしなくなります。

赤ちゃんの時期限定で見られるかわいいポーズなだけに、バンザイ寝をして欲しい気持ちも分かりますが、自然と寝心地のいい姿勢をとっているので、無理にバンザイをさせずに、そっとしておいてあげましょうね。

因みに、「バンザイをしない」ではなく「バンザイできない」場合は、肩や腕の関節など身体的な異常や、脳や神経異常の可能性もあり得るそうですので、小児科で相談してみるのが良いでしょう。

バンザイ寝の理由① リラックスして寝ているから

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赤ちゃんがバンザイをして寝ているのはリラックス出来ている証拠です。ママやパパといるその環境に安心しているからこそのポーズ!完全に無防備で寝ても、大丈夫と信用しきっている状態です。親子の絆や信頼関係が成り立っている証でもありますね。

バンザイ寝の理由② 胎児の頃の反動

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ママのお腹の中にいた頃は、体を丸めて過ごしていた赤ちゃん。そんな狭いところから出てきた反動で、自然と手足が広がってバンザイ寝になるとも言われています。大人も胎児のように丸まった姿勢を取り、寝転がって仰向けになると、手足は自然と大の字になるんですよ!

バンザイ寝の理由③ 力が抜けているから

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赤ちゃんに限らず、大人もそうですが、寝ている間は無意識に体の力が抜けることがありますよね。赤ちゃんの場合、力が抜けた状態で寝ていると、自然とバンザイのポーズになるんです。さらに、足を見るとだいたいの赤ちゃんが「ガニ股」になっていますよね。

このガニ股もバンザイ寝と同じで、力が抜けて寝ている証拠なんだそうです。特に生後間もない赤ちゃんは、ガニ股のように膝が曲がっていることが自然な体形ですので、無理に真っ直ぐ伸ばそうとせず、自然な形で寝かせてあげて下さい。

バンザイ寝の理由④ 体温調節をしているから

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赤ちゃんは、もともと大人に比べて体温が高いものです。特に布団をかけた状態の赤ちゃんの体温は、日中の1.5倍にも上がっていると言われています。その為、手を外に出して冷やすことで体温調節をしているんです!

よく、手が冷えないのかと心配になり、布団の中に入れたり、ミトンをはめるママがいますが、これはNG!せっかくの体温調節を妨げてしまうのです。大人だって寝ている間、暑ければ手足を無意識に出し、寒くなれば布団に入って寝ますよね?赤ちゃんも同じようにしているだけなので、心配は要らないのです。

バンザイ寝の理由⑤ 内蔵の働きを助けているから

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胎児の時は、へその緒を通じて酸素を得ていたのですが、産まれてからは当然、自分の肺を使って呼吸しなければなりませんよね。とはいえ、まだ産まれたばかりの赤ちゃんの肺は小さくて未熟な為、目いっぱい使っても足りないので、腹式呼吸をする必要があるんです。

そんな時、仰向けでバンザイ寝をすることで、呼吸をしやすくしているんだそうです。ラジオ体操なんかでも、深呼吸をするときは両手を大きく広げると思いますが、赤ちゃんも同じ様に両手を上げることで呼吸を楽にしているんですよ!
また、バンザイの姿勢を取って呼吸をすることで、内臓を圧迫せず、負担をかけないというメリットもあるそうです。

赤ちゃんがバンザイ寝をしている時の注意点

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赤ちゃんのかわいい姿を見られるバンザイ寝。赤ちゃんにとっては必要なポーズであるのに、寒くない?風邪ひかない?と心配になってしまいますよね。以下にバンザイ寝をしている時の注意点をまとめました。心配症なママほどやってしまいがちなことなので、注意してあげて下さい。

1. ミトンは必要なし!

バンザイ寝をしていると、お布団から出ている手が冷えてしまいそうで心配と思う方も多いのですが、先にもご紹介したように、バンザイ寝には体温調整をするという重要な役割があるため、心配する必要はないのです。

無理に手を布団に戻したり、ミトンなどを着けてしまうと、せっかく体温調節するために外に出しているのに、それを妨げてしまうことになります。赤ちゃんは、自分で体温を上手に調整出来ないため、必要以上に体温が上がり過ぎてしまうと、逆に体調を悪くしてしまうのです。
赤ちゃんに着せ過ぎてしまうよりは、お部屋の温度を適温に保ってあげる方が大切と言えます。

2. 無理に布団に戻さない

ミトンや手袋を着けないのと同じで、手が冷たいからと言って無理に布団に戻すこともNGです!赤ちゃんにとっては、これが自然なスタイルなので心地よく寝かせてあげましょう。また、寒そうだからと布団をかけ過ぎるのもいけません!

どうしても冷たい手が心配なようであれば、優しく握って温めてあげるようにして下さいね。ママやパパの愛情も伝わるかもしれませんね!

3.指が紫になっていたら?

いくら手足が冷たくても、赤ちゃんの体がポカポカしているようであれば問題ありません。しかし、指先が紫色になっていたら要注意!この場合、末端の血液循環が良くないことが考えられます。指先が紫になるほど冷たくなり過ぎているのであれば、お部屋の室温を上げて調整していくようにしましょう。

まとめ

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いかがでしたか?バンザイ寝にはきちんとした理由があったなんて驚きですよね。赤ちゃんの時期は特有の仕草や表情が見られ、とてもかわいいものです。ムチムチの手足や落っこちそうな頬っぺたを一生懸命動かして、ぎこちないけど愛らしい動きをしてくれる赤ちゃん。母性本能をくすぐられますよね。

実は一説には、このバンザイ寝や赤ちゃん特有の仕草や表情が母性本能を呼び起こすためだとも言われているんですよ。子育てしている真っ只中は、毎日のお世話に追われるので、ゆっくりその表情を見ている余裕もない日が多いと思いますが、「赤ちゃん」と呼べる時期はあっと言う間に過ぎて行ってしまうので、是非、日々の赤ちゃんとの暮らしを思い切り楽しんで下さいね。バンザイ寝をするかわいい我が子を見て、心から癒されましょう!
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