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出産内祝いきちんと贈った?いまさら人には聞けないマナーと相場

出産内祝いきちんと贈った?いまさら人には聞けないマナーと相場

2017年2月17日 公開

赤ちゃんが産まれると「おめでとう」の意味を込めて、家族や親戚や友達から出産祝いをいただいたと思います。そして少し育児にも慣れてきた頃に待っているのが、出産内祝いです。出産祝いをくれた方々に、心から感謝の気持ちを込めて喜んでもらえるギフトを送りたいですね。そこで、内祝いで恥をかかないために、いまさら人には聞けない出産内祝いのマナーや相場などをご紹介します。

出産内祝いとは?

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出産内祝いとは、出産の時に頂いたお祝いに対してのお返しをする事です。

今でこそこの考えですが、本来の出産内祝いの意味合いは少し違います。
昔は、出産の報告と挨拶を兼ねて、出産祝いを貰った貰わない関係なしに、お世話になった方やこれからお世話になる方を家へ招いて、赤ちゃんをお披露目していたそうです。
これが本来の内祝いの形だそうです。

もちろん今でも、出産内祝いは、お祝いをいただいていない人やご近所の人、そしてこれからお世話になる人へ贈っても問題ありません。
お祝いを頂いていない人にあげる場合は、相手に負担を感じさせないように、贈るものには気をつけなければなりません。

お菓子を持参して「これからお世話になります。よろしくお願いします」とご挨拶するのもおすすめです。

出産内祝いの熨斗の書き方

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出産内祝いの熨斗は、産まれた子供の名前のお披露目も兼ねて、夫婦の名前ではなく子供の名前を添えて贈るのが一般的です。

熨斗の表書きは「出産内祝」もしくは「内祝」で、水引は紅白蝶結びにしましょう。
そして水引の下には、子供の名前を入れましょう。

子供の名前が読みやすい名前であっても、読みにくい名前であっても、必ずふり仮名をふっておくことを忘れないようにしましょう。

昔は、直接お礼を頂いた方にお届けに伺うのが一般的でしたが、今はインターネットでギフトを購入し配送してもらうパターンも多いようです。

そのようなサイトを利用した際でも、熨斗は付けてもらえるのが一般的なようなので安心ですね。

出産内祝いは1ヶ月を目安に贈りましょう

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出産から約1ヵ月後に赤ちゃんのお宮参りをしますが、出産内祝いを贈るのもだいたいこの時期を目安にしましょう。

産後しばらくは、ママの身体の調子が優れなかったり、赤ちゃんのお世話にバタバタしてしまう時期です。
ですから目安としては、生後1ヶ月~2ヶ月までには贈るという気持ちで、準備を進めていきましょう。

妊娠中に誰にどんなものを贈りたいかの目星をつけておいて、産後すぐに内祝いの準備が出来るようにしておきたいですね。
産んだ病院で退院時に、内祝いのカタログなどが貰えますが、予め出産前に、インターネットで商品を見たり、カタログを取り寄せたりしておくのもおすすめですよ。

また、出産のお祝いは、産後しばらく経ってから頂く場合もありますよね。
その場合には、なるべくはやくお返しが出来るようにしましょう。

出産内祝いの金額の相場はどのくらい?

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出産内祝いの金額の相場は、お祝いで頂いた金額の半額〜3分の1程度とが一般的なようです。

ただ、この相場はあくまで目安です。
相場にこだわるあまり、相手の好みの品物が選べなかったり、不必要なものを選んでしまっては意味がありません。

「相場に見合っているかな」と気にして、内祝いを受け取る方はいないので、相手にとって負担にならない金額で、失礼にあたらないものを、選ぶようにしましょう。

高価なお祝いを頂いた場合の出産内祝い

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両親や親戚、目上の方から高価なお祝いをいただくことがあります。
その場合は半額〜3分の1の相場にこだわる必要はありません。

相場通りに返してしまって、かえって相手に気を使わせてしまうこともあります。
自分が出せる範囲の金額で、感謝を込めて出産内祝いを選ぶようにしましょう。

その際、メッセージカードや手紙などで、頂いた物への感謝の気持ちをきちんと添えるようにしましょう。

頂いた出産祝いの品物の金額がわからない場合

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頂いたお祝いの品物の金額が分からない、なんてこともありますよね。
そんな時は、もちろん相場の計算が出来ないので困ってしまいます。

しかし、大切なのは相場の金額で返すことではなく、お祝いしていただいた気持ちに対して、感謝の気持ちでお返しをするということです。
迷ってしまった時は、1000円〜3000円くらいの金額で、相手が気を使わない品物を選ぶようにしましょう。

出産内祝い写真入りギフトを送る際の注意点

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可愛い子供の写真入りのギフトをもらって喜ぶのは、その人との関係性や、贈る相手の事情によっても様々です。
写真入りのギフトを選ぶ際には、どんなことに注意するべきかご紹介します。

写真入りは「消え物」のギフトにすること

http://www.irasutoya.com/ (36992)

via http://www.irasutoya.com/
写真入りギフトは、お酒やお米の袋、ギフトのパッケージ部分に印刷することが可能です。
ちなみに赤ちゃんの名前を入れる名入れギフトは、カステラやクッキーなど、お菓子などのそのものに印刷が可能です。

赤ちゃんの写真が印刷できる品物には、絵皿などもあるのですが、これは万が一割れてしまった場合に縁起が悪いので、今ではギフトとして少なくなってきています。
写真入りのギフトにする場合は、使ったらなくなる消え物を選ぶようにしましょう。

写真入りギフトは両親や親しい親戚にはオススメ

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両親にとっては、孫の誕生はとても嬉しいものです。
そのため写真入りのギフトは、とても喜ばれるでしょう。

親しい親戚も同様です。

最近の写真入りのギフトには、赤ちゃんの出生体重と同じ重さに出来るお米もあり、これが今とても人気が高まっているのだそうです。
パッケージには写真も入っているので、抱っこするとまるで赤ちゃんを抱っこしているような感覚になりますね。

友人や職場の方には事情を考慮してから

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友人や職場の方の中には、様々な事情を持っている方がいます。
そのため、安易に写真入りのギフトを贈ってしまうと、その後の関係に響く可能性もあります。

友人や職場の方には、写真入りギフトは控えて、メッセージカードなどにとどめておくのがおすすめです。

出産内祝いに添えるメッセージカードのマナー

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メッセージカードには、産まれた赤ちゃんの名前だけではなく、感謝の気持ちを添えることが出来ます。
また、こちらのカードにも赤ちゃんの写真を印刷できるサービスもあります。

写真入りのギフトを贈るべきか迷った時には、写真入りのメッセージカードで対応するのも良いかもしれません。


そしてこのメッセージカードですが、書き方にもマナーがあります。
文章の中に「お返し」という言葉を入れるのは、貰ったからあげたというニュアンスに捉えられてしまうため、基本的に使用しないようにしましょう。

出産内祝いの品選び

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最近はおしゃれな内祝いの品物が多いですよね。
誰に送っても喜ばれるのは、お菓子の詰め合わせやコーヒー、紅茶などの嗜好品です。
また、調味料や洗剤などの日用品も人気が高いようです。

贈る相手の好みがわからない時は、このような誰にでも喜ばれる定番アイテムから選ぶのが無難です。
贈る相手に子供がいれば、キャラクターのタオルセットなども喜ばれるでしょう。

また、独身の友人にはグルメなども喜ばれます。
少し高級なレトルト食品や、保存が効く食べ物などもチェックしてみましょう。

相手の好みが分からないときはカタログギフトが◎

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上記の出産内祝いの品選びで、相手の好みが分からない場合は無難な定番商品がおすすめと言いましたた、今はカタログギフトを選ぶ人も増えてきているようです。

カタログギフトの大きな特徴は、もらった人が好みの品物をじっくりと選ぶことが出来ることです。
生活雑貨やキッチン用品、グルメなどの幅広い商品が揃うカタログギフトなら、貰った側の選ぶ時間もきっと楽しいものになるでしょう。

贈る方も貰う方も失敗しないアイテムと言えるかもしれませんね。

しかし、選ぶのが面倒でカタログギフトを贈ってきたのかなと思う方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
そういったことを避けるためにも、きちんとメッセージカードで感謝の言葉を添えるようにしましょう。

感謝の気持ちを込めて選びましょう

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出産のお祝いを頂くことは当たり前のことではありません。
その方が、家族の幸せを祝福してくれている、とてもありがたいことなのです。

その方の為にも、内祝いの品は感謝の気持ちを込めて選ぶようにしましょう。

贈る側も貰った側もマナーを守って、あげてよかった、貰って嬉しかったそう思える贈り物にしたいですね。
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