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妊娠初期のイライラの原因は?いつまで続くの?5つの解消法でうまく乗り切ろう!

妊娠初期のイライラの原因は?いつまで続くの?5つの解消法でうまく乗り切ろう!

2019年6月11日 公開

特に妊娠初期はやたらイライラすることも多いです。そんなイライラは妊娠し生活環境や体が変化することで、引き起こされています。そこで妊娠中イライラする原因や赤ちゃんへの影響、いつまで続くのかなど気になることを徹底解説!うまく乗り切るための5つの対処法も紹介していきます。また妊娠中のイライラの中には、妊娠鬱(うつ)などが隠れていることも!鬱は悪化すると治療が必要なこともあるため、イライラ以外の症状についてもしっかりマスターしていきましょう。

妊娠初期はなぜイライラするの?原因は?

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妊娠初期はなぜかイライラすることも多いです。ではなぜイライラしてしまうのか、その原因について解説していきます。

ホルモンバランスが変化したため

妊娠すると、プロゲステロンの分泌が盛んになります。プロゲステロンは妊娠継続に欠かせない女性ホルモンの一つなのですが、頭痛・腹痛・むくみ・精神が不安定になりイライラするなどの作用もあるのです。このプロゲステロンの分泌が盛んになることで、妊娠初期はイライラしやすいと言えます。

環境の変化によるストレス

妊娠するとつわりも始まり、食べ物が思うように食べられなかったり、禁酒・禁煙・スポーツの制限など今まで当たり前にできていたことが出来なくなることも多いです。生活環境ががらりと変わることもイライラする原因になります。

妊娠や出産に関する不安

特に妊娠初期は赤ちゃんが無事育っているか、不安を抱いている人も多い時期です。中には出産や育児に関する不安を抱いている人もいるでしょう。また風邪など病気になっても薬を飲めないことも多いため、普段の生活にも気を使わなければいけません。そういった不安や気遣いもイライラとして現れるのです。

働いている人は仕事に関するストレスも

妊娠するとつわりなどで、思うように働けないことも多いです。定期的に通わなければいけない妊婦健診もあります。最近では妊娠に関して理解を示してくれる会社も増えてきてはいるものの、残念ながらまだまだ風当たりが強い会社も多いです。

中には心ない言葉を投げかけられた人もいるかもしれません。今までのように働けないストレス、周りからの風当たりなども影響して、イライラしてしまうことも多いのですよ。

妊娠中のイライラは赤ちゃんに影響を与える?

Hands Pregnant Woman - Free photo on Pixabay (154373)

妊娠中イライラやストレスは、赤ちゃんにどんな影響を与えるか気になる人も多いですよね。イライラやストレスが溜まると、グルココルチコイドと呼ばれるストレスホルモンがたくさん分泌されます。このクルココルチコイド、血管を収縮させる交感神経を優位にする働きがあるのです。

血管が収縮されると子宮伸縮が起こり、お腹の張りなどのトラブルを引き起こすだけでなく、血液量も減り赤ちゃんに思うように栄養を届けられなくなることも!赤ちゃんに栄養が届かないと、発育不全や早産に繋がることがあると言われています。

ただ赤ちゃんのことを考えすぎるのもストレスやイライラの原因にもなるため、あまり考えないようにすることも大切です。

妊娠中のイライラはいつまで続く?

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妊娠初期に多いイライラですが、いつまで続くのか気になりますよね。では実際どうなのかというと、つわりもひと段落し始め胎盤もできだす妊娠4ヶ月を過ぎたあたりから徐々に落ち着くことが多いです。ちょうど安定期に入るころですね。

ただし、イライラの続く時期は個人差も大ききいです。そのため生活環境や体調などによっては、出産まで続くこともあります。

妊娠中のイライラ!マタニティーブルーや妊娠鬱かも?

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妊娠中のイライラはごく普通のことですが、中には症状が悪化してマタニティーブルーや妊娠鬱(うつ)に発展することもあります。マタニティーブルーや妊娠鬱の症状は以下の通り!

・常にイライラしている
・気持ちが落ち込みちょっとしたことでも涙が出る
・無気力な状態が続く
・寝れない
・集中力がなくなる



通常マタニティブルーや妊娠鬱は一時的なものなので、イライラが治まるのと同時ぐらいに治まることも多いです。ただし症状が重い時や中々治まらないときは、無理をせず一度病院を受診しましょう。

妊娠中のイライラを解消する5つの方法とは?

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妊娠中のイライラ、できれば何とかしたいという人も多いでしょう。そこで多くの先輩ママたちも行ったイライラ解消法を紹介していきます。

1.友人や母親などに愚痴を聞いてもらう

イライラする時は誰かに話を聞いてもらうのも一つの手!不安や愚痴を聞いてもらうだけでも、気持ちが落ち着くことも多いです。

特に妊娠や出産を経験している友人や自分の母親などに話すと、不安を共感してもらえたりアドバイスをしてくれることも!また同じ妊婦の友だちがいれば、お互い愚痴を言い合うのもスッキリしますよ。

2.散歩など軽い運動をする

妊娠初期はつわりなどの影響で、ついつい引きこもってしまう人も多いです。引きこもっていると、気持ちもどんどん暗くなり、イライラが増すことも少なくありません。そのため体調の良い日は、散歩に出かけてみるのも良いです。

散歩などの軽い運動はストレス発散にも効果的!どうしてもつわりで辛い、医師に運動を制限されているという人は、外の空気を吸うだけでも気分が晴れますよ。

3.大声を出す・とにかく泣く

ストレスが溜まっている時や不安な時、大声を出したり泣いたりすると、やたらスッキリするということも多いですよね。実は大声を出したり泣いたるするとで、ストレスホルモンが減少するためスッキリするのだとか。

最近では大声健康法なんて言葉もあるくらいです。でも自宅で中々大声を出すのが厳しいという場合は、「叫びの壺」と言ったグッズもあるので活用してみると良いでしょう。

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壺に向かって叫ぶと、周りからはささやき程度の声にしか聞こえないというグッズです。周りに気にすることなく思いっきり叫べるので、イライラ解消にはもってこいのアイテムと言えます。

4.少しだけ甘いものを食べる

イライラした時や疲れたときなど、甘いものを食べたくなる人も多いですよね。甘いものを食べると、幸せホルモンのセロトニンが増えると考えられていることから、ストレスやイライラにも一定の効果を発揮します。

ただし食べ過ぎは体重増加の原因にもなりますし、自律神経が乱れ逆にイライラが悪化することも!そのため、食べる回数や量を決めるようにしてくださいね。

5.開き直る

妊娠初期は不安も多く、「なんで自分だけこんなにイライラするの?」「どうして思うようにできないの?」など考え込んでしまう人も多いです。

でも妊娠中は多かれ少なかれイライラしますし、出来ないことが出てくるのもごく自然なことです。ですので、思い切って開き直ってしまうのも一つの手!開き直ることで気持ちが楽になるため、イライラも落ち着きますよ。

自分に合った方法でイライラを撃退しよう!

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妊娠中はホルモンや環境の変化など、様々な原因でイライラするということがわかりましたよね。これは多くの妊婦さんが体験しているため、ある意味仕方がないことです。でもイライラを少しでも解消することはできるので、今回紹介した5つの解消法のを参考に自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

また妊娠中のイライラは多くが安定期に入ったら落ち着きますし、長くても出産と同時に治まっていきます。一時的な物と考え、割り切ってしまうのもありです。ただしあまりひどいようでしたら、鬱になっていることもあるので医師に相談してくださいね。