おっぱいのトラブル「乳腺炎」の予防と対処法
2016年12月21日 公開
順調に母乳育児が進む中、突然のトラブル。乳首か切れ、痛くなって思うように赤ちゃんが吸ってくれなかったり…母乳分泌が急に悪くなったり、突然の高熱と共に乳房が激痛、そして真っ赤になるetc・・・これが「乳腺炎」です。ママにとっても赤ちゃんにとっても、突然のことで災難です! 乳腺炎は、痛いし辛い…乳腺炎はならないのが一番です。そのための予防法と、なってしまった時の対処法についてお伝えしていきます。
乳腺炎とは?
via pixabay.com
乳腺炎とは、一度開通した乳腺もしくは乳首が詰まってしまうことを言います。
母乳は我が子に必要な量だけ、どんどん作られているのに、つまりが原因で母乳が出ずに溜まってしまう。
それにより、ママにとって辛い症状が出てきてしまうトラブルです。
母乳は我が子に必要な量だけ、どんどん作られているのに、つまりが原因で母乳が出ずに溜まってしまう。
それにより、ママにとって辛い症状が出てきてしまうトラブルです。
乳腺炎の症状
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乳腺炎…
乳腺炎は、私も経験があります!!
陣痛とはまた違った痛み…
びっくりするくらい痛いです えーん
陣痛には無痛があっても
乳腺炎には無痛はありませんからあせるあせる
耐えるしかありませんえーん
・おっぱいがなにしろ痛い
・しこりができる
・乳房(全体または一部)が赤くなる
・39度を超える高熱が出る
・母乳の出が悪くなる
・白斑と言って乳首に白く小さなオデキのようなものができる
・しこりができる
・乳房(全体または一部)が赤くなる
・39度を超える高熱が出る
・母乳の出が悪くなる
・白斑と言って乳首に白く小さなオデキのようなものができる
どうしてこの時期に多い?
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冬は乳腺炎が多くなる時期でもあります。
寒さで体が冷えてくると、血液の循環は悪くなります。
母乳はママの血液でできていますから、
血液の循環が悪くなることは、おっぱいトラブルの原因にもなります。
もう一つは、脱水です。
夏場はよく汗をかき喉も渇くので、こまめに水分補給をするかと思いますが、冬場はあまり喉が乾かないので水分補給が少なくなりがちです。
乾燥していますので、体の水分は案外と失われているのです。
脱水状態になると母乳は濃くなります。
濃い母乳は詰まりやすいので乳腺炎になりやすいのです。
そして、何よりも冬、特にクリスマス、年末年始に乳腺炎が多くなる原因として、ご馳走の食べ過ぎがあります。特に、私の経験からバターなどを多く使った洋食や、ケーキやチョコレートなどの食べ過ぎです。それらを食べることで血液がドロドロになり、詰まりの原因となるのです。
寒さで体が冷えてくると、血液の循環は悪くなります。
母乳はママの血液でできていますから、
血液の循環が悪くなることは、おっぱいトラブルの原因にもなります。
もう一つは、脱水です。
夏場はよく汗をかき喉も渇くので、こまめに水分補給をするかと思いますが、冬場はあまり喉が乾かないので水分補給が少なくなりがちです。
乾燥していますので、体の水分は案外と失われているのです。
脱水状態になると母乳は濃くなります。
濃い母乳は詰まりやすいので乳腺炎になりやすいのです。
そして、何よりも冬、特にクリスマス、年末年始に乳腺炎が多くなる原因として、ご馳走の食べ過ぎがあります。特に、私の経験からバターなどを多く使った洋食や、ケーキやチョコレートなどの食べ過ぎです。それらを食べることで血液がドロドロになり、詰まりの原因となるのです。
乳腺炎になったら…対処法
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乳腺炎は、かなりの痛みを伴います。その痛みは授乳のとき、更に痛みは増強します。
そのため、乳腺炎になって授乳を拒む方、熱も伴うと、その熱が我が子に移るといけない!と思い込み、飲ませない方もいます!
しかし、乳腺炎の一番の対処法は授乳です。
具体的な授乳方法は、痛みやしこりがある側から始め、そちら側を長めに吸ってもらってください。
頻回に吸ってもらうことで解消していくケースは多いです。
ですから、痛みがあったり普段よりも母乳の出が悪かったり、我が子ものみたがらなかったりしますが、我が子に吸ってもらうことが何よりもよい方法です。
しかし、赤ちゃんに吸われるだけでは改善できない場合もあります。
例えば、熱が下がらない、シコリがどんどん大きくなっていくetc そんな時は、病院に連絡をして相談してください。
そのまま放っておくと、乳腺の炎症が進み膿がたまり、切開が必要になることもあります。ひどくなる前に相談してください。
そのため、乳腺炎になって授乳を拒む方、熱も伴うと、その熱が我が子に移るといけない!と思い込み、飲ませない方もいます!
しかし、乳腺炎の一番の対処法は授乳です。
具体的な授乳方法は、痛みやしこりがある側から始め、そちら側を長めに吸ってもらってください。
頻回に吸ってもらうことで解消していくケースは多いです。
ですから、痛みがあったり普段よりも母乳の出が悪かったり、我が子ものみたがらなかったりしますが、我が子に吸ってもらうことが何よりもよい方法です。
しかし、赤ちゃんに吸われるだけでは改善できない場合もあります。
例えば、熱が下がらない、シコリがどんどん大きくなっていくetc そんな時は、病院に連絡をして相談してください。
そのまま放っておくと、乳腺の炎症が進み膿がたまり、切開が必要になることもあります。ひどくなる前に相談してください。
乳腺炎は、ならないのが一番!予防法
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先ずは、乳房の状態を確認してみる
授乳が終わったら、乳房を観察しながら触ってみましょう!
硬くなっている?熱くなっている?痛みは?etc また、乳首の先端を見てみましょう!白いニキビみたいなものが詰まっていませんか?これらの症状がある場合、乳腺炎になる事もあります。
先ず、触ってみてシコリのある場所、乳首の状態を確認して下さい。
硬くなっている?熱くなっている?痛みは?etc また、乳首の先端を見てみましょう!白いニキビみたいなものが詰まっていませんか?これらの症状がある場合、乳腺炎になる事もあります。
先ず、触ってみてシコリのある場所、乳首の状態を確認して下さい。
抱っこの仕方を変える
毎回、抱っこを同じ形でしていると同じ乳腺部に母乳の飲み残しができてしまいます。
これにより、つまり易くなることもあります。
これも、抱っこの仕方を変えて授乳するなどで解消出来ることもあります。
その際、しこりの延長線上に赤ちゃんの舌が来るように抱くのが更に効果的です。
これにより、つまり易くなることもあります。
これも、抱っこの仕方を変えて授乳するなどで解消出来ることもあります。
その際、しこりの延長線上に赤ちゃんの舌が来るように抱くのが更に効果的です。
理想的な食べ物
母乳は血液でできています。
ドロドロの血液は詰まりやすいのと同じで、母乳もドロドロになると詰まりやすく乳腺炎の原因になってしまいます。
血液がドロドロするような食事を避けることが大切です。
過度に甘いものや脂っこいものは摂らないようにしましょう。
オススメはやはり和食です。
洋食は脂質や糖質が高いものが多いのでなるべくあっさりした和食が良いでしょう。
具沢山のお味噌汁や野菜たっぷりのお鍋は体も温まりますしオススメです。
ドロドロの血液は詰まりやすいのと同じで、母乳もドロドロになると詰まりやすく乳腺炎の原因になってしまいます。
血液がドロドロするような食事を避けることが大切です。
過度に甘いものや脂っこいものは摂らないようにしましょう。
オススメはやはり和食です。
洋食は脂質や糖質が高いものが多いのでなるべくあっさりした和食が良いでしょう。
具沢山のお味噌汁や野菜たっぷりのお鍋は体も温まりますしオススメです。
年末年始に念のために準備する葛根湯
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年末年始は病院はお休みのところが多いです。
痛みが軽減しないと焦ってしまいますよね。病院がお休みだからといって症状が待ってくれるわけでも、治まってくれるわけでもありません。
そんな時、準備しておくと良いのが葛根湯です。
葛根湯は血流を良くしてくれる漢方薬で、授乳中のママでも飲んで大丈夫です。
実際、病院でも乳腺炎で来た方に、抗生剤と葛根湯をお渡ししています。
ただ、葛根湯は初期症状には良いですが、症状が悪化している場合は、早めに病院で受診をしてください。
また、葛根湯は漢方薬で授乳中でも内服しても大丈夫と言われています。しかし、心配な方は医師や薬剤師に相談してから使用してくださいね。
痛みが軽減しないと焦ってしまいますよね。病院がお休みだからといって症状が待ってくれるわけでも、治まってくれるわけでもありません。
そんな時、準備しておくと良いのが葛根湯です。
葛根湯は血流を良くしてくれる漢方薬で、授乳中のママでも飲んで大丈夫です。
実際、病院でも乳腺炎で来た方に、抗生剤と葛根湯をお渡ししています。
ただ、葛根湯は初期症状には良いですが、症状が悪化している場合は、早めに病院で受診をしてください。
また、葛根湯は漢方薬で授乳中でも内服しても大丈夫と言われています。しかし、心配な方は医師や薬剤師に相談してから使用してくださいね。
我が子のためにも自分のためにも無理をしない
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乳腺炎になる原因は、先程も書きましたが、その他、ストレスや疲れが溜まることにより発症する方もいらっしゃいます。
乳腺炎のために、病院を訪れ、母乳マッサージを受けていると、助産師をはじめ、知っているスタッフの顔を見て、ホッとされるのか…涙を流される方もいらっしゃいます。
症状が出てきたら一人で悩まず、病院や助産院で相談することも必要です。マッサージを受けながら、ホッとするのも大切です。
乳腺炎は、
「ママ、無理して一人で頑張らないでね。」
ひょっとしたら、毎日、頑張っているママへ我が子からのメッセージかもしれませんね。
乳腺炎のために、病院を訪れ、母乳マッサージを受けていると、助産師をはじめ、知っているスタッフの顔を見て、ホッとされるのか…涙を流される方もいらっしゃいます。
症状が出てきたら一人で悩まず、病院や助産院で相談することも必要です。マッサージを受けながら、ホッとするのも大切です。
乳腺炎は、
「ママ、無理して一人で頑張らないでね。」
ひょっとしたら、毎日、頑張っているママへ我が子からのメッセージかもしれませんね。