自転車保険のおすすめは?加入が義務化ってホント?
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これまで任意加入で良かった自転車保険が、全国の様々な地域で「加入義務化」が進んできているのをご存知でしょうか。
その先駆けとなったのが、兵庫県。兵庫県では平成27年10月1日より条例にて自転車保険の加入を義務化しました。その後関西を中心に義務化が進み、平成30年5月現在では以下の自治体が義務化および努力義務としています。
今後も義務化とする地域は増えていくと思われますので、お住いの地域がどのような条例なのかをチェックすることが必要ですね。
その先駆けとなったのが、兵庫県。兵庫県では平成27年10月1日より条例にて自転車保険の加入を義務化しました。その後関西を中心に義務化が進み、平成30年5月現在では以下の自治体が義務化および努力義務としています。
今後も義務化とする地域は増えていくと思われますので、お住いの地域がどのような条例なのかをチェックすることが必要ですね。
◆自転車保険の加入義務化地域
兵庫県、京都府、大阪府、滋賀県、鹿児島県、名古屋市、埼玉県
◆自転車保険の加入努力義務地域
東京都、千葉県、群馬県、鳥取県、徳島県、愛媛県、香川県、熊本県、福岡県
何故自転車保険加入が義務化されたの?
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これまで任意で良かった自転車保険ですが、一体何故「義務化」が進められているのでしょうか。
実はその背景には、自転車の重大事故による高額な賠償事例が急増しているからなのです。たかが「自転車の事故」と思っていたら大間違い!特に自転車に乗るお子さんがいる家庭では、思わぬ事故で加害者にも被害者にもなりうることが想定されます。
自治体は、こういった万が一の事故の時に「被害者の保護」と「加害者の経済的負担軽減」を目的に、自転車保険の加入を義務化するようにしているのです。
実はその背景には、自転車の重大事故による高額な賠償事例が急増しているからなのです。たかが「自転車の事故」と思っていたら大間違い!特に自転車に乗るお子さんがいる家庭では、思わぬ事故で加害者にも被害者にもなりうることが想定されます。
自治体は、こういった万が一の事故の時に「被害者の保護」と「加害者の経済的負担軽減」を目的に、自転車保険の加入を義務化するようにしているのです。
実際に起きた高額賠償事例ケース①:賠償額9.521万円(神戸地裁)
平成25年当時11歳の少年が、夜間に自転車で走行していたところ、歩道と車道の区別のない道路にて、歩行していた62歳の女性と正面衝突。
女性は、頭の骨を折るなどし、意識不明の重体に。その後、女性は寝たきりの生活を強いられることとなりました。
もちろん、事故の加害者は未成年ですので賠償金の支払い命令は母親に出されました。このことは当時大きなニュースとなり、子供の起こした事故の場合、親が責任を負う場合があることを世間に知らしめた事例でもあります。
女性は、頭の骨を折るなどし、意識不明の重体に。その後、女性は寝たきりの生活を強いられることとなりました。
もちろん、事故の加害者は未成年ですので賠償金の支払い命令は母親に出されました。このことは当時大きなニュースとなり、子供の起こした事故の場合、親が責任を負う場合があることを世間に知らしめた事例でもあります。
実際に起きた高額賠償事例ケース②:賠償額4.746万円(東京地裁)
平成26年1月に出た判決です。男性が昼間に、信号無視をし、赤信号で交差点を直進。青信号で歩行中だった当時75歳の女性と衝突。
その後、女性は脳挫傷などで事件から5日後に死亡しました。
車ではなく、自転車の事故であっても、歩行者を死亡させてしまう可能性があることを、自転車に乗る側はもっと自覚する必要があると思わせる事故でした。
その後、女性は脳挫傷などで事件から5日後に死亡しました。
車ではなく、自転車の事故であっても、歩行者を死亡させてしまう可能性があることを、自転車に乗る側はもっと自覚する必要があると思わせる事故でした。