これだけは知っておきたい!夏に流行る子供の感染症7つ!

子育てをしていると子どもの病気に敏感になりますよね。 よく、今はこれが流行っているんだよ。と教えてもらっても聞き慣れない病気だと不安になりますよね。 できれば我が子はかからないでほしいと思っていても集団生活の中でかかってしまうことがあります。 ママにとっては子どもの辛そうな姿を見るのは辛いですよね。ママの不安や心配を少なくするために、夏に流行る感染症について症状、治療法、家庭での看病のポイントをまとめました。

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2016/09/30 公開 | 1172 view

これだけは知っておきたい!夏に流行る子供の感染症7つ!
子供が高熱を出した!解熱剤を使うor使わない? | イクシル (968)

夏の3大感染症①~手足口病~

手足口病のお話

手足口病のお話

原因となるウイルスは十数種類あるため、1度感染しても何度も感染することがあります。5歳以下が感染しやすく、大人も感染します。3~5日の潜伏期間後、口内、手、足に2~3ミリの水疱性発疹が出て、数日間で自然に治ります。発熱は約3割にみられますが微熱で終わることが多いです。

ごく希に髄膜炎などの中枢神経系の合併症が起こるので注意が必要です。感染経路は飛沫感染、接触感染です。便の中にもウイルスがいるため、オムツの取り扱いに気をつけましょう。ワクチンはなく、予防するには手洗い、うがい、咳エチケットが必要です。口の中に発疹ができると痛みを伴うことが多いため、刺激の少ない食事、のどごしが良く柔らかいものを食べるなど工夫が必要です。水分補給が難しい場合には病院で点滴してもらうこともできますので、安心してくださいね。

夏の3大感染症②~ヘルパンギーナ~

ヘルパンギーナは子供の感染症?原因と症状は?薬や食事も...

ヘルパンギーナは子供の感染症?原因と症状は?薬や食事も気になる!

手足口病と似た種類のウイルスが原因で感染するため症状が似ています。手足口病との1番の違いは、ヘルパンギーナは感染すると高熱が出ることです。5歳以下が感染しやすく大人も感染します。2~7日の潜伏期間後、39~40℃発熱し2~4日で解熱します。喉が赤く充血し、のどちんこのまわりを中心に喉に水疱ができます。高熱が出るため、熱性けいれんなどに注意が必要です。

また発熱が5日以上続くようなら、合併症を起こしている危険性もあるため、再度病院を受診しましょう。感染経路は飛沫感染と接触感染です。便の中にもウイルスがいるため、オムツの取り扱いに気をつけましょう。予防は手洗いうがい、咳エチケットをしっかりすることです。治療は特効薬はないため、対症療法になります。家庭では栄養と水分を積極的に摂るようにしましょう。しかし喉の水疱が破れると痛みを伴うため、手足口病と同様、刺激物は避け、食べるものに工夫が必要です。水分補給が難しい場合には無理せず病院へ相談しましょう。

夏の3大感染症③~プール熱~

健康情報を更新しました 「アデノウイルス感染とプール熱」 | 豊川市薬剤師会 (983)

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