インフルエンザB型の症状とは?A型との違いや注意点・対処法を徹底解説!

インフルエンザが流行する季節になって来ましたよね。そこで気になるのがインフルエンザB型の存在。症状は極めて風邪に似ているため、気付かず周囲の感染源になっていることもあるそうです。そこで今回は、インフルエンザB型の症状や対処法についてご紹介します。

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2017/11/06 公開 | 1497 view

インフルエンザB型の症状とは?A型との違いや注意点・対処法を徹底解説!

インフルエンザB型の症状とは?

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インフルエンザと言うと毎年流行するのはA型がほとんどなので、B型の存在はあまり知られていませんが、決して油断してはいけません。特に予防接種を打ったと思い、油断していると、B型に感染したなんてケースも少なくないので注意しましょう。
早速以下にインフルエンザB型の症状についてまとめました。

【主な症状】

・38℃以上の高熱、もしくは微熱(熱が出ないこともある)
・悪寒・寒気
・筋肉痛、関節痛
・全身倦怠感
・頭痛、めまい
・鼻水、鼻づまり
・喉の痛み
・咳、痰
・胃炎、腹痛
・嘔吐・下痢​

インフルエンザA型との違いは?

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インフルエンザは主にA型、B型、C型と3タイプあり、ここ数年流行しているのはA型です。その為、予防接種のワクチンは、A型のものを打っていることがほとんどなのですが、稀に数年に1度、B型が猛威を振るうケースもあります。

しかし、急な高熱が出るA型に比べて、気がつきにくいのがB型でもあります。A型とB型はどう違うのでしょうか?以下にご紹介します。

①下痢、嘔吐など消化器官に異常が出る

A型と決定的に違う点と言えば、消化器官に症状が現れること。下痢や嘔吐を伴うことが多いので、時期的にもノロウイルスと勘違いすることがあります。それ故に、インフルエンザと気づかないことがよくあるそうです。

②熱が出ないこともある

インフルエンザと言うと、急な高熱が続くイメージですが、それは主にA型の症状。B型の場合は、ほとんど熱が出ないことがあり、出ても微熱程度のことが多いそうです。その為、単なる風邪などと間違えやすく、本人も気づかぬうちにウイルスを撒き散らしてしまう可能性があります。

③A型よりも長引く傾向がある

症状がA型よりも軽い人が多いので、十分に治らないまま仕事や学校などに行ってしまい、その結果治りが遅くなることが多くあります。本人もインフルエンザの自覚がないのが怖いところです。

④流行時期は2〜3月

ここ数年、インフルエンザA型の流行が終わったあとにB型が流行する傾向がありますので大体毎年2〜3月頃に流行ります。しかし、今年はA型そのものも、すでに秋ごろから流行り出しており、例年に比べて流行時期が前倒しになっている為、もしかするとB型の流行時期も2月より前に流行る可能性は充分あり得ます。

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