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学資保険ってなに?加入すべき理由とタイミングをご紹介!

学資保険ってなに?加入すべき理由とタイミングをご紹介!

2016年10月28日 公開

子どもができたら、教育費のことは誰もが考えることです。 幼稚園から大学まですべて公立に通っても1000万円以上かかるといわれている教育費。 教育費は子育ての悩みの中で常に上位に挙がってくる項目です。 子どもの小さい時から準備するために活用されるのが学資保険。 気になる学資保険についてわかりやすく解説します。

学資保険とは?

子どものために入る保険の一つに「学資保険」があります。
「学資保険」とは、生命保険の一つで、子どもの教育資金を確保するために入る保険のことです。
積立機能はもちろんのこと、保険契約者(親や祖父母)に万が一のことがあった場合、払込が免除され、満期金は受け取ることができるなど、保障も充実し、確実に教育資金を準備できることでたくさんの方が利用しています。
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学資保険は早く、加入はタイミングも重要!その理由は?

学資保険の加入年齢は、子供の年齢で決まり0歳から加入できます。
0歳から7歳、0歳から12歳など、保険会社の商品によって加入年齢が違います。
早い時期に加入すると、掛け込み期間が長くなるので毎月の保険料を抑えることができます。
また、妊娠中順調であれば、出生前140日(妊娠6か月ごろ)から、加入可能な商品を扱っている保険会社もあります。
出産後は授乳や赤ちゃんの世話などでなかなかゆっくり考える時間が取れません。マタニティライフを楽しみつつ、将来の教育費のことを考えてみることも大切ですね。
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学資保険を選ぶ際はここに注意!

いざ、学資保険を検討しようと思っても、何をどう考えたらいいのか迷ってしまいますね。
ここでは、学資保険を選ぶポイントを絞ってみました。

①いくら払えるか、いくら準備したいか。
学資保険でいくら準備するのか、は一番に考えることですね。そこでもう一つ考えていただきたいのは、いくら払えるかということです。
大切な子どものため、できるだけ多くて貯めてあげたいものです。
しかし、長い方は18年もの間保険料を支払うことになります。必要な金額と、払える金額を考え、無理のない範囲で設定し、上乗せしたい場合は別に定期預金などを利用していけるといいでしょう。

②貯蓄型・保障型重視するのは?
貯蓄とは違い、保険商品ですので、契約者が万が一の場合に保険料免除などの保障があります。
保障に重点をおいて、受け取る金額が、払い込んだ金額より少ない商品もいくつかあります。
どちらに重点を置くか、どのくらいの戻り率なのか、貯蓄や他の保険で特約が重なっていないかなど確認する必要があります。

③受け取り時期
学資保険で準備したお金はいつ受け取るのかは、重要ですね。
入学ごとにお祝い金をもらうタイプや、、大学入学前に全額受け取りか、22歳満期で、イベント毎に受け取るのか、など。実際には学資保険を大学入学資金や在学資金に利用する方が多いですが、そのタイプは様々です。

④払込期間
 保険料をいつまでに払い終えるのかを決めることも大切です。
教育費に本格的にお金がかかるのは小学校高学年からです。
学習塾や習い事にお金がかかる時期にを見据えて、10歳や12歳で保険料を払い終わるプランにすると安心ですね。ただ、払い込み期間が短いため、月々の金額は高くなってしまいます。
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学資保険に加入するメリットはこれ!

子どもができたら一度は考えたい、学資保険。そのメリットをいくつか挙げてみます。
①強制的に準備することができる
保険の性質上、保険料の支払いが発生し、強制的に資金を確保することができます。また、心理的に解約しにくいため、意思が弱くても準備できる可能性は高いです。
②契約者の保障がある
契約者に万が一のことがあった場合、その後の保険料は免除、保険金、満期金は当初の金額で支払われます。そのため、子供に必要な教育費を安心して準備することができます。
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学資保険にはデメリットもある!?

学資保険は、教育資金を準備する方法として多くの方に利用されていますが、メリットばかりではありません。主なデメリットを上げてみました。
①中途解約すると元本割れが生じる
保険の性質上、どうしても資金が必要になり、やむを得なく解約した場合、元本が割れ、結果損をしてしまう恐れがあります。
②計画を立てにくい
子どもが小さい頃に、将来にどのくらいお金がかかるかの情報を得る手段が少ないので、金額、受け取り時期などのプランを立てても不安が残ってしまいがちです。
③金利が低い
ママの親世代から学資保険を勧められる場合も多いようですが、今はマイナス金利で戻り率も低いのが現状です。また、今後、金利が上がった場合のことをかんがえると、加入のタイミングに迷ってしまいますね。
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学資保険にかかる月額平均をご紹介!

毎月支払う保険料は重要なポイントですね。
日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査(平成27年度)」によりますと、大学在学費用は平均約667万円。
私立大学文系で約908万円、理系で1050.4万円となっているのに対し、国公立大学では689.9万円となっています。
 実際、初年度の入学金、授業料程度を学資保険で!と考える方も多く200万円から300万円を準備するために学資保険を利用しているようです。。試算してみましょう。
約300万円を18年間で準備すると、ズバリ、月額約14000円。お子さんが二人いると約28000円。
そこに利子が上乗せされる計算になります。
大学4年間の学費をすべて賄うことができるわけではないのですが、まとまった金額を準備できることで子供の好きな道に進むきっかけにもなるのではないでしょうか。
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まとめ

いかがでしたか?一概に学資保険といっても、その種類や仕組み、保障内容など全然違いますね。
今も昔も、戻り率で保険会社を選ぶ方が多いようです。また、この低金利時代という背景もあり、敢えて保険には頼らず、自分で運用したり、貯蓄しながら準備する方も多くなっています。
いずれにしても、子どもの将来の為に、計画的に準備することを怠らないようにしたいものですね。