妊娠前からの予防が大切な”風疹”ってどんな病気?
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風疹とは、風疹ウイルスによって引き起こされる病気です。
風疹の症状
風疹の症状としては、
・発熱
・発疹
・リンパ節の腫れ
などがあげられますが、感染したとしても30~50%の確率で無症状の場合もあります。
風疹と症状がよく似ている病気で麻疹(はしか)があることから、「三日ばしか」とも呼ばれることがありますが、麻疹と風疹は全く別の病気です。
子供より大人は重症化する可能性が高いですが、確立した治療法はなく対処療法での治療となります。
・発熱
・発疹
・リンパ節の腫れ
などがあげられますが、感染したとしても30~50%の確率で無症状の場合もあります。
風疹と症状がよく似ている病気で麻疹(はしか)があることから、「三日ばしか」とも呼ばれることがありますが、麻疹と風疹は全く別の病気です。
子供より大人は重症化する可能性が高いですが、確立した治療法はなく対処療法での治療となります。
日本での風疹流行
日本では約5年周期で風疹の流行があります。記憶に新しい流行は2018~2019年。主にワクチンを受けていない成人男性の間で流行しました。これを踏まえて厚生労働省は対象の男性に風疹ワクチン接種をあっせんするために、風疹ワクチンの無料クーポンを配布しました。
妊婦が風疹にかかるとどうなるの?恐ろしい「先天性風疹症候群」とは
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「妊娠をしたら風疹に気を付けなければいけない」と、一度は聞いたことのある方が多いのではないのでしょうか?私も結婚をする前に母から聞いたことがありました。では、妊婦さんが風疹にかかってしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。
恐ろしい「先天性風疹症候群」
妊娠21週までに妊婦さんが風疹にかかってしまうと、「先天性風疹症候群」として胎児に様々な影響を及ぼします。主な影響としては
・心疾患
・難聴
・白内障
が挙げられますが、その他にも膜症、肝脾腫、血小板の減少、糖尿病、発育や精神発達の遅れ、小眼球症などといった症状が出ることもあります。
・心疾患
・難聴
・白内障
が挙げられますが、その他にも膜症、肝脾腫、血小板の減少、糖尿病、発育や精神発達の遅れ、小眼球症などといった症状が出ることもあります。
いつまで「先天性風疹症候群」に注意すればいいの?
先述したように、先天風疹症候群は妊娠21週までに妊婦さんが風疹にかかってしまうと胎児に影響がある病気です。しかし、21週未満の胎児すべてに影響を及ぼすというのではなく、妊娠週数が浅ければ浅いほどリスクは高くなります。
・妊娠1ヶ月・・・50%以上
・妊娠2ヶ月・・・35%
・妊娠3ヶ月・・・18%
・妊娠4ヶ月・・・8%
上記の確率で胎児に影響があると言われています。21週以降は先天性風疹症候群の発症例がないため、21週に入るまでは注意が必要です。
・妊娠1ヶ月・・・50%以上
・妊娠2ヶ月・・・35%
・妊娠3ヶ月・・・18%
・妊娠4ヶ月・・・8%
上記の確率で胎児に影響があると言われています。21週以降は先天性風疹症候群の発症例がないため、21週に入るまでは注意が必要です。