子育て中のストレスの原因は?イライラな毎日にさよならしよう!
2017年2月10日 公開
ストレスを抱えているママはたくさん
子育てをしているとイライラ、憂鬱な気分になるという方。同じように子育てをしているママは、普段から何らかのストレスを感じている人は他にもたくさんいるということを知っていますか?
《子育てにおけるストレスや不安・悩み》
子育てで『ストレスを感じることがある』7割半、女性では8割半
子ども・子育てに対する不安・悩み トップは「子育てにかかる金銭的負担」6割弱
日本労働組合総連合会の調査によると、子育てにストレスを感じることがあるとアンケートで答えた方は、女性で8割半。ほとんどのママがストレスを感じているとの事。理由は様々ですが、子育てに対する金銭面、育て方の悩み、子どもの発達についての悩みが上位を占めています。
だめだ。。久しぶりにイライラしちゃう( ; ; )夜中のギャン泣きほんとに気がめいる。娘は何も悪くないのになぁ…。家族が「どうして泣いてるの?」って聞きに来たり「昨夜は◯回泣いてたね」って毎朝言ってくるのも、悪気はないんだろうけど、母親としての能力否定されてるみたいで地味に辛い
— ほしママ@2016/11/2 ♀ (@shechie1102) December 13, 2016
子どもは悪くないと分かっているけれど、どうしても周りに目を気にしてしまったり、「私はママなんだからどうにかしなければ!」と思ったりするだけで、ストレスになることありますよね。
イライラが収まらなくて自己嫌悪。子供に嫌味ばっかり言ってしまう。子育てが難しすぎてしんどい。
— 紫月(しづき) (@purplemoon88888) January 21, 2017
ママも人間。気分のいい日もあれば、悪い日もあります。やり場のないイライラを、思いがけず子どもに向けてしまう日だってあります。
子供4人育ててるけど、私も子育てに達成感を感じた事ないなぁ。それに子育てって幸せな時間でもあるけど、それと同じくらい不安と孤独な時間がある。精神的に追い詰められる時も多々ある。ママ達はギリギリのとこでバランス取りながら育児してるのに。#バイキング
— さら♪ニャンコと戯れ中 (@salaciamiu) January 12, 2017
新米ママは慣れない育児でストレスを感じるのは仕方ありませんが、4人育てているベテランママでも、精神的に追い詰められることもあるのです。
みなさん、何かしらストレスを抱えながら、子育てをしているんですね。イライラしたり、急に涙が出てきたり・・・そんなママはあなただけじゃないんですよ。自分だけじゃないと思えば、少しは楽になりませんか?
子育て中のストレス【物理的原因】
そんな子育て中のストレスの原因は、どういうところにあるのでしょうか。まずは「物理的な原因」についてみてみましょう。
思い通りにならない!
via pixabay.com
子どもがいると、思った通りに生活できません。家事をしていても途中で泣かれて呼び出されたり、いたずらされて片づけなくちゃいけなかったり、急に病気になったり。赤ちゃんのいる生活では、計画通りに物事が進む方が珍しいと考えた方がいいほど。
やりたいことができない、やろうと思っていることをとことん邪魔される、そんな生活ではストレスが溜まって当然です。
「今日は〇〇する予定だったのに・・・」
「子どものお世話をしていたら、ご飯を食べるタイミングを逃しちゃった・・・」
そんなママも多いはず。自分の思うようには何一ついかない日が続くと、落ち込みますよね。
やりたいことができない、やろうと思っていることをとことん邪魔される、そんな生活ではストレスが溜まって当然です。
「今日は〇〇する予定だったのに・・・」
「子どものお世話をしていたら、ご飯を食べるタイミングを逃しちゃった・・・」
そんなママも多いはず。自分の思うようには何一ついかない日が続くと、落ち込みますよね。
睡眠不足
睡眠不足も、ストレスの原因になります。妊娠前から覚悟はしていたけれど、「こんなにも寝られないもの??!」と驚くママも多いでしょう。夜泣き、夜中の授乳、寝かしつけ・・・。その上、家事もやっているママ。
なかなか寝られないと、体も疲れてきますよね。その疲れがどんどんたまると、ストレスになります。
なかなか寝られないと、体も疲れてきますよね。その疲れがどんどんたまると、ストレスになります。
子育て中のストレス【精神的原因】
子育て中のストレスには精神的な原因も大きいです。この原因はなかなか自分では気づきにくいもの。下のようなこと、あなたには当てはまりませんか?
孤独を感じる
via pixabay.com
特に低月齢の赤ちゃんのいるママは外出するのも大変。お昼寝の時間や授乳時間、それを考えながら行動するとなると、最低限の外出のみになってしまいがちですよね。そんな時、感じる「孤独感」。
周りに頼れる親や親戚、友だちなどがそばにいてくれればよいのですが、そうでもない方も多いでしょう。1日中赤ちゃんと2人きりで、「今日は誰とも話してないな・・・」という日もありますよね。
仕事をバリバリしていたママは、社会から取り残されているような気分になったり。
子どもが成長してお話ができるようになったり、外出も楽になってきた頃には、この原因でのストレスも減ってくるのですが、それまでは孤独感はストレスにつながります。
周りに頼れる親や親戚、友だちなどがそばにいてくれればよいのですが、そうでもない方も多いでしょう。1日中赤ちゃんと2人きりで、「今日は誰とも話してないな・・・」という日もありますよね。
仕事をバリバリしていたママは、社会から取り残されているような気分になったり。
子どもが成長してお話ができるようになったり、外出も楽になってきた頃には、この原因でのストレスも減ってくるのですが、それまでは孤独感はストレスにつながります。
気持ちに余裕がない
また、特に初めての子育てに奮闘しているママは、気持ちに余裕が持てない場合がありますね。毎日子どものお世話をするのに精いっぱい。「あーしなきゃ」「こうしなければ」とパニックになっているうちに、1日が終わってしまったこと、ありますよね。
子どもは1日1日少しずつですが成長していきます。その中で子育てを楽しむこともできるはずですが、気持ちに余裕がないときは、そのことに気付かずに1日を過ごしてしまうことも。楽しみを見つけられないほどの気持ちの余裕のなさは、ストレスにつながります。
子どもは1日1日少しずつですが成長していきます。その中で子育てを楽しむこともできるはずですが、気持ちに余裕がないときは、そのことに気付かずに1日を過ごしてしまうことも。楽しみを見つけられないほどの気持ちの余裕のなさは、ストレスにつながります。
他人と比べてしまう
兄弟の子ども、友
達の子どもなどと我が子を比べてしまう、育児書やネットなどの情報と比べてしまう・・・そんな経験はありませんか?
「〇〇ちゃんは△カ月頃から、夜はぐっすりだったのに・・・」
「育児書にはこう書いてあったのに・・・」
他の子や育児書との違いを感じることも、ストレスへと繋がります。この他人と比べてしまうことが原因でのストレスは、子どもが成長してもなかなか消えません。大きくなっても成績や性格などで、比べてしまうことがあるからです。
しかし、子どもにはそれぞれ個性があり、成長過程も発達速度もそれぞれ違います。長所も短所もその子それぞれなので、比べることはあまり意味がありません。
「〇〇ちゃんは△カ月頃から、夜はぐっすりだったのに・・・」
「育児書にはこう書いてあったのに・・・」
他の子や育児書との違いを感じることも、ストレスへと繋がります。この他人と比べてしまうことが原因でのストレスは、子どもが成長してもなかなか消えません。大きくなっても成績や性格などで、比べてしまうことがあるからです。
しかし、子どもにはそれぞれ個性があり、成長過程も発達速度もそれぞれ違います。長所も短所もその子それぞれなので、比べることはあまり意味がありません。
頑張りすぎてしまう
頑張りすぎてしまうことも精神的なストレスにつながります。几帳面な性格のママが特にそうなりやすい傾向にあります。ある程度、細かいところは諦めるなど、手を適度に抜けるママなら大丈夫なのですが、家事も育児も完璧に!というこだわりが、ストレスの原因になることも。
育児中は全てを完璧にするのは無理です。毎日掃除すべき、ご飯は毎食手作りで・・・そう思い込んで、自分を追い詰めている方はいませんか?
毎日の家事と赤ちゃんのお世話の両立はなかなか難しいもの。「最低限ここまでする」というラインを少し下げてみることも必要です。
育児中は全てを完璧にするのは無理です。毎日掃除すべき、ご飯は毎食手作りで・・・そう思い込んで、自分を追い詰めている方はいませんか?
毎日の家事と赤ちゃんのお世話の両立はなかなか難しいもの。「最低限ここまでする」というラインを少し下げてみることも必要です。
子育て中のストレス【ホルモンバランス】
via pixabay.com
物理的、精神的原因以外にも、ホルモンバランスが原因となるストレスも考えられます。妊娠・出産という大仕事を終えた後のママのホルモンバランスは、妊娠前の状態とは全く違います。
生理不順や肌荒れだけでなく、心身に影響を与えるホルモンバランス。思うように体が動かず、ストレスにもつながることは多いです。
しかし、産後のホルモンバランスの乱れは、時間が経つごとに整ってきます。調子がよくないのは「今だけ」と思うようにするのもいいでしょう。
生理不順や肌荒れだけでなく、心身に影響を与えるホルモンバランス。思うように体が動かず、ストレスにもつながることは多いです。
しかし、産後のホルモンバランスの乱れは、時間が経つごとに整ってきます。調子がよくないのは「今だけ」と思うようにするのもいいでしょう。
子育てストレスはママの性格のせいじゃない!
物理的原因、精神的原因、ホルモンバランスの原因などがストレスの原因ということが分かりましたね。「こんなにたくさんの原因を抱えて、やっぱり私はダメなママだ・・・」なんて思う必要はありませんよ。
これらのストレスの原因となるものは、誰でもありえる要因。どんなママだって、ストレスを抱え込む可能性があるのです。
それだけ子育て中というのは、ストレスを抱えやすい時期。子どもと言えど、自分と同じ人を育てているんですから、それは仕方のないことなんです。「私が弱いから・・・」「我慢が足りないから」など、ママの性格のせいではないんです。
ただ、ストレスを抱えても、「そのストレスとどう付き合うか」。ストレスをどう解消していくかが大切です。
これらのストレスの原因となるものは、誰でもありえる要因。どんなママだって、ストレスを抱え込む可能性があるのです。
それだけ子育て中というのは、ストレスを抱えやすい時期。子どもと言えど、自分と同じ人を育てているんですから、それは仕方のないことなんです。「私が弱いから・・・」「我慢が足りないから」など、ママの性格のせいではないんです。
ただ、ストレスを抱えても、「そのストレスとどう付き合うか」。ストレスをどう解消していくかが大切です。
ストレスを感じたら・・・
ストレスを感じたら、うまくストレスと付き合えるよう、次のことをしてみてください。
1.自分の時間を作る
2.誰かに話す、頼る
3.頑張りすぎない
残念ながら、ホルモンバランスは産後すぐには戻りませんが、物理的な原因と精神的な原因は、これらのことをするだけで、随分楽になりますよ。
1.自分の時間を作る
2.誰かに話す、頼る
3.頑張りすぎない
残念ながら、ホルモンバランスは産後すぐには戻りませんが、物理的な原因と精神的な原因は、これらのことをするだけで、随分楽になりますよ。
1.自分の時間を作る
via pixabay.com
まずひとつめは「自分の時間を作る」というストレス解消法。子どもをパパなどの家族、託児所に預けることができたら、自分の好きなことをしてみましょう。ショッピング、映画を見る、ドライブ、ひたすら寝る!など、時間が許す限り、好きなことをしてみることをおすすめします。
普段、思い通りにいかずにイライラしてしまうことがほとんどですが、その時間は自分の思い通りに使ってみましょう。そうやって自分の時間を持っても、子どもを誰かに預けるとなると、子どものことを心配してしまうママも多いです。
「子どもは今何しているかな?泣いていないかな?」
自分の時間にも子どものことを考えてしまう、それはもう立派なママである証拠です。素敵なママであるという自信をも持って、子どもの元へ笑顔で帰り、子育てを楽しめるようになれればいいですね。
普段、思い通りにいかずにイライラしてしまうことがほとんどですが、その時間は自分の思い通りに使ってみましょう。そうやって自分の時間を持っても、子どもを誰かに預けるとなると、子どものことを心配してしまうママも多いです。
「子どもは今何しているかな?泣いていないかな?」
自分の時間にも子どものことを考えてしまう、それはもう立派なママである証拠です。素敵なママであるという自信をも持って、子どもの元へ笑顔で帰り、子育てを楽しめるようになれればいいですね。
2.誰かに話す、頼る
via pixabay.com
2つ目は「誰かに話す、頼る」ということ。話すことはなんでもいいのです、子どものことでなくても、たわいもない話、趣味の話・・・子どもと1日中2人きりで、孤独を感じるママにはおすすめの解消法です。
相手は家族でも、友だちでも、もしくは保健士さん、病院や子育て支援センターの先生など誰でもいいです。
とにかくストレスが溜まって仕方がない!というママは、産後のケアを専門としているケアリストの方に相談してみるのもいいですよ。
相手は家族でも、友だちでも、もしくは保健士さん、病院や子育て支援センターの先生など誰でもいいです。
とにかくストレスが溜まって仕方がない!というママは、産後のケアを専門としているケアリストの方に相談してみるのもいいですよ。
あとは誰かを頼ること。ママ1人で子育てはできません。いろんな方の支えがあってこそ、子どもは育っていきます。
疲れた時は託児所を利用したり、家族にヘルプを頼んだり、頼れる人には思い切って頼りましょう。なかなか甘えられないというママもいるかもしれませんが、子育て中は誰かに頼ってこそです。
「1人でも大丈夫」
「甘えているみたいで恥ずかしい」
などという考えは捨ててみましょう!
疲れた時は託児所を利用したり、家族にヘルプを頼んだり、頼れる人には思い切って頼りましょう。なかなか甘えられないというママもいるかもしれませんが、子育て中は誰かに頼ってこそです。
「1人でも大丈夫」
「甘えているみたいで恥ずかしい」
などという考えは捨ててみましょう!
3.頑張りすぎない
3つ目は頑張りすぎないこと。自分に完璧は求めないようにしましょう。完璧を求めると、自分を追い詰めてイライラにつながります。自分の時間を作ったり、誰かを頼ったりしてストレスが解消できても、頑張りすぎてしまうとまたストレスは溜まります。
手を抜けるところは抜く、完璧でなくてもいい、明日やれることは明日しましょう。そういう気持ちを持つだけでも、ストレスは解消できますよ。
手を抜けるところは抜く、完璧でなくてもいい、明日やれることは明日しましょう。そういう気持ちを持つだけでも、ストレスは解消できますよ。
肩の力を抜いて、頑張りすぎない子育てを
via pixabay.com
もし自由な時間があったら、何がしたいですか?誰かに聞いてもらいたくて仕方がないことはないですか?
慣れない育児に必死の毎日、ストレスが溜まってしまうのは仕方がないことですが、子育てって楽しいこともたくさん。子どもの成長ひとつひとつを見逃さないように、ストレスは早めに解消して、自分なりに楽しんでみませんか?
頑張りすぎるのは禁物。肩の力をふぅーーっと抜いてみましょう。気持ちに余裕ができれば、子育ての面白さをたくさん見つけられるはずです。早めにイライラとさよならして、子どもと一緒の時間を思いっきり楽しんじゃいましょう!!
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慣れない育児に必死の毎日、ストレスが溜まってしまうのは仕方がないことですが、子育てって楽しいこともたくさん。子どもの成長ひとつひとつを見逃さないように、ストレスは早めに解消して、自分なりに楽しんでみませんか?
頑張りすぎるのは禁物。肩の力をふぅーーっと抜いてみましょう。気持ちに余裕ができれば、子育ての面白さをたくさん見つけられるはずです。早めにイライラとさよならして、子どもと一緒の時間を思いっきり楽しんじゃいましょう!!