ポイントその1 運動神経は遺伝?
運動神経とは、走る、蹴る、投げる等の全身を使った大きな動きだけでなく、目や耳の器官を含め、状況、目的に応じて体を適応させる能力が高く、スポーツにおいては上達が早いことを言います。
骨格の形や大きさ、筋肉の性質は遺伝子によって決まる先天的なものですが、筋力や持久力などはトレーニングによって伸びる、後天的なものです。
では、その差はどうして生まれるのでしょう?
骨格の形や大きさ、筋肉の性質は遺伝子によって決まる先天的なものですが、筋力や持久力などはトレーニングによって伸びる、後天的なものです。
では、その差はどうして生まれるのでしょう?
運動神経の発達に影響するのは「環境」です。
神経系の発達は、20歳を100%とした場合、5歳頃にはその約80%に達し、12歳頃にはほぼ100%に達します。
一般的には、2歳から12歳までの間に、どのような体の使い方をしたか、が大きく影響すると言われています。
「遺伝」だけを言い訳にはできないようです。
「遺伝」だけを言い訳にはできないようです。
運動特性の遺伝は次のようになります。有酸素運動の遺伝率は約40~50%、筋力および筋肉量の遺伝率は約50~60%、持久力の「遅筋線維」と瞬発力の「速筋繊維」の混在率の遺伝率は約45%、身長の遺伝率は約80%、スポーツでの全般的な競争力の遺伝率は約66%だそうです。
これはあくまで要素であって、本人のトレーニング次第で変化する、ということですね。
ポイントその2 運動神経と学力の密接な関係
via itmama.jp
身体を鍛えることの意義について、運動性能が高まるということはすなわち頭頂葉の働きが高まることを表します。さらに脳を連携させて働かすと全体の脳の働きも高まってきますので、「頭が良くなる」ということにもつながります。とくに運動にイメージを伴うことで、前頭葉の働きも高まります。
一流アスリートほどイメージの力を使い、また、進学実績もよいことが多いです。「勝つためにどうするか」と戦略が必要とされるからです。今は、「自分の頭で考える」ことが要求される時代です。「運動だけできればいい」「勉強だけできればいい」という偏りがないからこそ、引退後に別分野でも活躍されていますね。
0歳~1歳の時に運動神経の発達のためにするべきこと
via www.amoma.jp
では具体的にどんな関わり方ができるでしょう?
五感が未発達なこの時期、まずはできるだけスキンシップを取って触覚を刺激します。ベビーマッサージや赤ちゃん体操は親子で楽しめますね。また、子守歌や読み聞かせで聴覚を、揺れ動くモノや鮮やかな色使いのモノなどで視覚を刺激します。毎日ワンパターンではなく、発育に応じて色々な新しい刺激をプラスしていくのがポイントです。
例えば首が座ればおんぶすることも五感の刺激になります。お座りするようになったら、少し遠くにモノを置いてみることで、次の段階のハイハイにつながっていきます。ハイハイする頃にはボールや車など、動くおもちゃも、お子さんの行動範囲を広げます。お子様を観察し、ちょうどのレベルより「できるかなどうかな?」という、「ちょっとだけ難しいこと」を提供するのがポイントです。
五感が未発達なこの時期、まずはできるだけスキンシップを取って触覚を刺激します。ベビーマッサージや赤ちゃん体操は親子で楽しめますね。また、子守歌や読み聞かせで聴覚を、揺れ動くモノや鮮やかな色使いのモノなどで視覚を刺激します。毎日ワンパターンではなく、発育に応じて色々な新しい刺激をプラスしていくのがポイントです。
例えば首が座ればおんぶすることも五感の刺激になります。お座りするようになったら、少し遠くにモノを置いてみることで、次の段階のハイハイにつながっていきます。ハイハイする頃にはボールや車など、動くおもちゃも、お子さんの行動範囲を広げます。お子様を観察し、ちょうどのレベルより「できるかなどうかな?」という、「ちょっとだけ難しいこと」を提供するのがポイントです。