気になる夏の体臭!ニオイの原因は汗じゃない?
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汗ばむ夏。ジメジメとした湿気の高い季節で、余計に汗のニオイや体臭が気になりますよね。しかし、実は汗自体がニオイを発生させているわけではなく、皮膚に潜む雑菌が時間と共に繁殖することで嫌なニオイを発生させているのです。
嫌な体臭を防ぐには、これらのニオイの原因を把握し、改善することが大切です。
嫌な体臭を防ぐには、これらのニオイの原因を把握し、改善することが大切です。
◆雑菌の繁殖がニオイのもと
ほとんどのニオイのもととなるが、雑菌の繁殖によるもの。
汗腺から出た汗は、放っておくと皮脂や垢などと混ざり、雑菌を繁殖させていきます。雑菌は、ジメジメとした高温多湿の場所を好むため、脇や足、股など湿気がこもる場所に繁殖し、気になる体臭の発生源となってしまうのです。
また、汗で濡れたシャツや蒸れた靴下などを放置しておくと、同じように雑菌が繁殖し嫌なニオイのもととなります。
汗腺から出た汗は、放っておくと皮脂や垢などと混ざり、雑菌を繁殖させていきます。雑菌は、ジメジメとした高温多湿の場所を好むため、脇や足、股など湿気がこもる場所に繁殖し、気になる体臭の発生源となってしまうのです。
また、汗で濡れたシャツや蒸れた靴下などを放置しておくと、同じように雑菌が繁殖し嫌なニオイのもととなります。
◆「アポクリン腺」がニオイのもと
汗が出る汗腺には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。
「エクリン腺」は、体のほぼ全身にあり、運動したときや暑いときに出るサラサラとした水のような汗を出します。このほとんどが水分なので、嫌なニオイは発生しません。
一方「アポクリン腺」というのは、アンモニアやタンパク質、脂質を含む汗を出します。ベタベタとした汗が特徴です。これらのアンモニアやタンパク質、脂質といった成分は、ニオイのもととなりやすい上に、汗腺のある場所が脇の下や下腹部に多いことから、雑菌が繁殖しやすく体臭の原因となってしまうのです。
「エクリン腺」は、体のほぼ全身にあり、運動したときや暑いときに出るサラサラとした水のような汗を出します。このほとんどが水分なので、嫌なニオイは発生しません。
一方「アポクリン腺」というのは、アンモニアやタンパク質、脂質を含む汗を出します。ベタベタとした汗が特徴です。これらのアンモニアやタンパク質、脂質といった成分は、ニオイのもととなりやすい上に、汗腺のある場所が脇の下や下腹部に多いことから、雑菌が繁殖しやすく体臭の原因となってしまうのです。
◆運動不足がニオイのもと
普段から運動不足の人は、体内における不純物の割合が多くなり、便や尿などで排泄するほか、消化することができていない状態です。そのため、汗をかくと、汗の中に不純物が多く含まれてしまい、雑菌の繫殖を促進させてしまいます。
◆摂取した食べ物がニオイのもと
前述したとおり、アポクリン腺から出る汗には、アンモニアやタンパク質、脂質など不純物を含みます。そのため、揚げ物など脂質の多い食生活やアルコールなどを多量に摂取することで、皮脂の油分が増え、ニオイのもととなってしまいます。
一見、無関係とも思える体臭と食生活ですが、食生活を見直すことは、体臭を改善するうえで最も効果的な方法だと言われているんです。
一見、無関係とも思える体臭と食生活ですが、食生活を見直すことは、体臭を改善するうえで最も効果的な方法だと言われているんです。
体臭の改善には「適度な運動」
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日頃から適度な運動をし、汗をかく習慣をつけることが大切です。
ウォーキングや体操など、誰にでもできる程度の運動からスタートし、新陳代謝を良くしていきましょう。汗をかく習慣をつけることは、老廃物の排出を促してくれます。もちろん、健康維持にもおすすめです。
ウォーキングや体操など、誰にでもできる程度の運動からスタートし、新陳代謝を良くしていきましょう。汗をかく習慣をつけることは、老廃物の排出を促してくれます。もちろん、健康維持にもおすすめです。