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ゆずの人気レシピ8選!健康&美容に効果的な「ゆずパワー」で寒い冬も元気に乗り切ろう

ゆずの人気レシピ8選!健康&美容に効果的な「ゆずパワー」で寒い冬も元気に乗り切ろう

2020年10月28日 公開

冬が旬のゆずは、料理のトッピングや香りづけに使われることが多い食材。時にはお風呂に入れて、ゆずの香りに癒されることもありますよね。そんなゆずには、ミカンやレモンよりも多くビタミンCが含まれており、風邪予防はもちろん美肌・アンチエイジング・ダイエットなどへの効果が期待できるんです。そこで今回は、ゆずを使った人気レシピを厳選してご紹介。様々な調理法で皮から果汁まで余すことなくゆずを堪能しましょう。皆さんもレシピを参考に美味しいゆずの食べ方を見つけてみてください。

ゆずの人気レシピ#1.基本の「ゆず茶」

簡単にゆず茶(ゆずジャム) by **てふてふ** 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品 (187425)

近年、冬の定番のお茶として人気となっているゆず茶ですが、実は韓国が発祥の地。韓国では、風邪のひき始めに飲んだり、リラックスしたいティータイムに飲んだりするなど、非常にポピュラーなお茶なんです。

「お茶」と言っても、日本茶や紅茶のように茶葉になっているものではなく、ゆずの皮や果肉を使ってジャム状にしたものにお湯を注いで飲むというもの。
市販でもたくさん売られている商品ですが、自分で作ると甘さや苦みの調節ができるのでおすすめです。

手作りのゆず茶の賞味期限はおよそ3ヶ月ほど。お茶として飲むのはもちろんですが、それ以外にもジャムのようにヨーグルトに入れたり、調味料として使ったりと活用方法は様々なので、まずは基本の「ゆず茶」のレシピをマスターしましょう。

【材料】
・ゆず
・砂糖
・保存容器

※容器は煮沸消毒してから使いましょう。

ゆずの人気レシピ#2.ゆず茶を活用した「ぶりの照り焼き」

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12月~2月に旬を迎えるぶり。
照り焼きにすると、子どもも食べやすい味なのですが、ちょっと臭みが気になる時もありますよね。

そんな時こそ、ゆず茶の出番。
ぶりを漬け込むタレに、ゆず茶を加えるだけで、すっきり爽やかな香りがして、とても食べやすくなるんです。
ぶりが苦手なわが子も、これを機に大好きになりました。
簡単なので是非皆さんも作ってみてくださいね。

【材料】
・ぶりの切り身
・ゆず茶(ゆずジャム)
・醤油
・料理酒
・三つ葉(飾り用)

ゆずの人気レシピ#3.ゆず茶を活用した「和風スペアリブ」

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ボリューム満点のスペアリブも、ゆず茶と醤油とニンニクに漬け込むことで、さっぱりとした味付けに。
漬け込んでからフライパンで焼くだけなので、とても簡単!
ちょっとしたおもてなし料理にもなるのでおすすめです。

【材料】
・手羽先
・ゆず茶(ゆずジャム)
・醤油
・ニンニクチューブ

※子どもが食べる場合は、ニンニクの量を調整してくださいね。

ゆずの人気レシピ#4.ゆず香る「パウンドケーキ」

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子どものおやつにもおすすめのパウンドケーキ。こちらもゆず茶を活用しています。
ホットケーキミックスで作っているのでお菓子作りが苦手な方でも簡単に作れますよ。

わが家では、材料を混ぜる工程を子どもと一緒にクルクル~。
休日のおうちクッキングにいかがでしょうか。

【材料】
・ホットケーキミックス
・サラダ油
・牛乳
・砂糖
・卵
・ゆず茶

ゆずの人気レシピ#5.ゆずの器を使った「シャーベット」

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手土産やおもてなしデザートにもぴったりな「ゆずシャーベット」。
こちらはゆずの皮をそのまま器として使うので、専用容器がなくても大丈夫。

材料を混ぜて冷凍庫で冷やすだけという手軽さもおすすめポイントですよ。
見た目もとても可愛いので、是非作ってみてくださいね。

【材料】
・ゆず(皮と果汁を使用)
・グラニュー糖
・水
・生クリーム

ゆずの人気レシピ#6.子どもが喜ぶ「ゆず皮いなり」

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お弁当やおもてなしご飯にぴったりなゆずの皮を使った「クマさんいなり」。
酢飯にゆずの皮を混ぜているので、甘いいなり寿司もさっぱりとした味になりますよ。
クマさんの顔は、海苔パンチを使って作っているのでとても簡単。
見た目も華やかななので、ひな祭りやお正月などイベントのメニューにおすすめです。

【材料】
・油揚げ
・ごはん
・ゆず皮
・スライスチーズ
・海苔
・すし酢(酢、砂糖、塩)

ゆずの人気レシピ#7.さっぱりヘルシー「ゆずドレッシングのサラダ」

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さっぱりヘルシーに食べられるのがこちらの「ゆずヨーグルトドレッシング」。
市販品では難しい酸味の調節がしやすいので、子どもも食べやすいですよ。

サラダはもちろんですが、ブロッコリーやアスパラ、カボチャなどを使った温野菜にかけて食べても美味しいです。

【材料】
・ヨーグルト
・マヨネーズ
・ゆず果汁
・サラダ油
・胡椒
・山椒パウダー(お好みで)
・豆乳または牛乳

ゆずの人気レシピ#8.フライパン1つで簡単「しめじと明太子のゆずパスタ」

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ランチの定番パスタも、フライパン1つでできるなら手軽ですよね。
ゆずの皮と果汁を使っているので、しっかりとゆずの風味が出て美味しいです。

明太子を使っていますが、マヨネーズと和えているので辛みがややマイルドに。辛いものが苦手な方でも安心です。
わが家では、子どもが食べる時は明太子ではなく「たらこ」を使って作っています。
たらこや明太子特有の生臭さも消えて食べやすいですよ。

【材料】
・スパゲッティ
・明太子
・マヨネーズ
・昆布つゆ
・しめじ
・ゆず(皮と果汁)

ゆずの旬はいつ?

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これまでご紹介したとおり、ゆずは皮や果汁を使って、様々な料理に活用することができます。
そんな「ゆず」を美味しく食べられる時期とはいつなのでしょうか?

まだ実が熟していない青玉と呼ばれる青ゆずの旬は、7~9月
実が熟して黄色い色をしている黄ゆずの旬は、10~12月

です。

最近では、中国産などのゆずも増えていますが、日本では高知県や徳島県、愛媛県などが主な産地となっています。

美味しいゆずの選び方

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ゆずは、ミカン科の果実なので木に実がなります。
実は、この「ゆずの木」には、鋭いトゲがあるため、収穫の際にゆずに傷がついてしまうこともあるんだそうです。
しかし、たとえ傷がついていたとしても、特に鮮度に影響はないと言われていますので、選ぶ際には気にしなくても良いでしょう。

それよりも美味しいゆずを見極める大事なポイントは以下の3つです。

◎鼻を近づけてみた時に良い香りがするか?
◎下手の部分の切り口が茶色く変色していないか?(変色していると収穫から時間が経っているということ)
◎手に持った時にゆずの実に張りがあるか?


これらを参考にし、新鮮で美味しいゆずを選んでくださいね。

ゆずの保存方法

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大量にあるゆずを、一気に使いきるのは大変ですよね。
いい香りを持続するには、なるべく早く使いきるのがポイント。

そこで、傷んでしまう前に冷凍保存する方法をいくつかご紹介します。

丸ごと冷凍する方法

最も手軽なのは、ゆずを丸ごと1つ冷凍する方法。
丸ごと冷凍したゆずは、冷蔵庫に移して自然解凍し、使いたい分だけ包丁で切って使います。
ほかにも、凍ったままのゆずを、おろし金で擦ってパウダー状にし、料理に振りかけるのもおすすめです。

【冷凍方法】
①ゆずをよく洗って、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
②1つずつラップで包む
③そのまま保存袋に入れて冷凍する

【保存期間】
およそ3ヶ月

ゆずの皮だけを冷凍する方法

皮を刻んで薬味として活用したいという場合は、皮だけを冷凍することもできます。
刻んでから冷凍することもできますが、あえて大きめに皮をむいて冷凍した方が、香りが持続しやすいのでおすすめです。
使うときは、凍ったまま細かく刻んで料理にトッピングしましょう。

【冷凍方法】
①皮を大きめにむく
②それぞれの皮が重ならないように並べるようにしてラップで包む
③ラップで包んだものを保存袋に入れて冷凍庫で保存する

【保存期間】
およそ1ヶ月

ゆずの果汁だけを冷凍する方法

ゆずの果汁をポン酢にしたり、料理にかけて楽しみたいという場合は、果汁だけを絞って保存することもできます。
製氷皿を使って冷凍するので、とても簡単ですよ。

【冷凍方法】
①皮をむいたゆずを絞り、製氷皿に入れ、そのまま冷凍庫で凍らせる
②しっかり凍ったら、保存袋に移し替えて保存する

【保存期間】
およそ1ヶ月

ゆずを食べるとこんな嬉しい効果が!

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爽やかな酸味と独特の香りが特徴の「ゆず」ですが、ゆずに含まれる栄養素は女性に嬉しいものばかりなんです。
美味しいだけでなく、美容にも健康にも良い「ゆず」。
具体的にどんな効果が得られるのかをご紹介しましょう。

①冷え性改善

ゆずに含まれているビタミンEやクエン酸には、血行促進作用があると言われていますので、冷え性で悩む女性におすすめの食材。

特に、ゆずの白いワタの部分やスジに多く含まれている「ヘスペリジン」という栄養成分は、血管を強化する役割があると言われており、血流改善に大きな働きをしてくれています。

血行不良だと冷えだけでなく、むくみや肩こり・頭痛・肌荒れなどを引き起こしますので、寒い冬は是非「ゆずパワー」で体の中から冷え対策をしましょう。

②美肌効果

ゆずには、なんとレモンの2倍ほどのビタミンCが含まれおり、肌にツヤと潤いを与えてくれると言われています。

また、ゆずに含まれるβカロテンやβクリプトキサンチンは、抗酸化作用があるため「アンチエイジング」にもおすすめ。
酸化を抑えてくれたり、新陳代謝を良くすることでシミやくすみを防ぐことができるんです。

さらにゆずは、食べるだけでなく、お風呂に入れて使う方も多いと思いますが、この「ゆず風呂」も美肌に効果を発揮してくれます。
特にゆずの種子に多く含まれる「リモネン」という物質には、皮膚を温めて膜を張る作用があるため、お肌の潤いを閉じ込め、保湿効果をキープしてくれるのだそうです。

まさに女性にとっては嬉しい効果がいっぱいですね。

③疲労回復効果

ゆずの爽やかな香りは、気持ちをリラックスさせてくれる効果があるので、ゆず風呂に浸かって体を温めながら、身も心もリラックス…。日頃の疲れも吹き飛びそうですよね。

また、疲労回復効果のある「クエン酸」がゆずにはたっぷり含まれているので、香りで癒されつつ、食べて体を元気にすることができるんです。これもまた、ゆずの魅力の1つですね。

④ダイエット効果

ゆずに含まれる「ヘスペリジン」「ナリンギン」という物質には、血圧や血糖値を抑える働きがあるそうです。
気になる中性脂肪を燃焼してくれるだけでなく、血行不良改善により、代謝がアップして瘦せやすい体が手に入るかもしれません。

また、ゆずに含まれる「クエン酸」には整腸作用もあるので、便秘に悩む女性にもおすすめですよ。

⑤風邪予防

冒頭でも少し触れましたが、韓国では風邪のひき始めに「ゆず茶を飲め」と言われているほど、風邪予防や風邪のひき始めに効果があると言われています。

それには、ゆずに含まれる下記の栄養素が関係していると思われます。

◎ヘスペリジン・ナリンギン…抗菌・抗ウイルス作用や血流改善
◎クエン酸・リモネン・ビタミンC…疲労回復や免疫力の向上

このように、ゆずは、美容だけでなく健康にも良い効果をもたらしてくれるんですね。

栄養たっぷり「ゆず」を食べて寒い冬も元気に過ごそう

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ちょうどゆずの旬を迎える冬は、乾燥から来る肌荒れや体温低下による体の不調に悩まされる時期ですよね。
そんな時こそ、栄養たっぷりのゆずを食べて、体の中から元気になりましょう。
ゆずは、食べ方のバリエーションが豊かな食材。

皮を刻んで薬味にしたり、すりおろして鍋に入れたり。ゆず茶を作って料理に活用したりと、皮から果汁まで全部使いきることができるのも魅力です。

今回ご紹介したレシピを参考に、毎日の食生活に取り入れてみてください。
きっと皆さんも、ゆずに秘められた凄いパワーを実感することができるはずですよ。