お彼岸とは?今さら聞けない「お彼岸」の意味やお供え物について知っておこう!

「お彼岸とは何?」そう子供に聞かれて、皆さんは正しく答えられますか?日本独自の文化や風習は、学校では詳しく教えてくれるものではないので、意外と正しい知識を知らない方も多いと思います。親子で恥をかかないためにも、是非この機会に「お彼岸とは何なのか?」について学んでおきましょう。

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2017/07/30 公開 | 308 view

お彼岸とは?今さら聞けない「お彼岸」の意味やお供え物について知っておこう!

お彼岸とは?知っておきたい意味や由来について

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お彼岸には「お墓参りをするもの」ということはご存知の方も多いと思いますが、何故お墓参りをするのか?など、理由についてまでご存知の方は少ないと思います。
お彼岸とは、そもそもどのような意味があるのでしょうか?

お彼岸とは、仏教用語。サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされていて、「パーラミター」=到彼岸。つまり、煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。

逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸(しがん)と言って、此岸にいる者が「布施」「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。

お彼岸そのものは、このように仏教の教えから来たものですが、お墓参りをする風習自体は、日本独特の文化なんだそうです。

お彼岸の時期はいつ?

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お彼岸は、3月と9月の年に2回あります。よく「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、季節の節目である、春と秋に行われます。その目安となるのが「春分の日」、「秋分の日」です。今では、この春分の日、秋分の日を中日として、前後3日間を合わせた7日間のことを「お彼岸」の期間とし、お墓参りに訪れるようになりました。

これまで単なる国民の祝日としか思っていなかった方も、「春分の日」「秋分の日」にご先祖様に会いに行ってはいかがでしょうか?お盆のような特別な準備は要りませんので、あまり気負わずに、家族揃ってお墓参りに行きましょう。

お彼岸にお参りするのは何故?

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先にも述べたように、お彼岸にお墓参りをするのは日本独自の文化です。では何故、日本ではお彼岸に墓参りをするようになったのでしょうか?

日本には、古来より農耕儀式や自然崇拝の考えがありました。特に、種まきをする春や収穫をする秋には、五穀豊穣や安全を、ご先祖様や神様に祈願しました。このような慣習の名残から、年に2回春と秋に、お墓参りをすると良いと考えられて来たようです。

また、日本には、「神道」と言って、どんな物にも神様が宿るという考えがあり、太陽も神様として崇められていました。そこに仏教の「西方浄土」の教えが伝わったことで、太陽が最も真西へ沈む(西方浄土)春分・秋分の日に先祖を供養するのがよいと考えられるようになったのではないかという説もあります。

要するに、お彼岸は、仏教の教えと、日本独特の考え方が融合して出来た風習だということですね。

お盆との違いは?

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お彼岸と同じように、お墓参りをする日といえば、「お盆」がありますよね。どちらも、現代の日本においては先祖供養をする大事な日となっていますが、一体どんな違いがあるのでしょうか。

「お盆」は、地域によっても異なりますが、8月に行われますよね。お盆の考え方は、ご先祖様の魂がこの世に帰ってくる日とされていますので、あの世から私達のところまでやってきてくれるのをお迎えし、供養し、そして再び送り出すのが一般的です。

これに対し、「お彼岸」は、1年の中でこの世のあの世が最も近くなる日とされているので、私達がご先祖様の元に出向いて、供養をする、という違いがあります。「お彼岸」と「お盆」。似ているようで全く異なる風習だったんですね!

お供え物は何がいいの?

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お彼岸の時期には、仏壇を掃除し、お団子やお花などをお供えするのが一般的です。他には、故人の方が好きだったお酒や果物を供えるのも良いですね。
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