小学6年生おすすめ習い事13選!遅くない理由と失敗しないポイントも紹介
2024年8月5日 公開
小学6年生になると、習い事の継続や辞めるタイミングなどを考えますよね。さらに「新しい習い事を始めたいけど、遅いかも」と、悩む方も少なくないでしょう。6年生は中学進学を控え、学校生活がより忙しくなる時期です。
とはいえ、習い事は心身の成長を促します。そこで今回は、小学6年生におすすめの習い事13選を紹介します。習い事を始めるのが遅くない理由や、失敗しないポイントもまとめました。
小学6年生からの習い事が遅くない理由
小学6年からの習い事が遅くない理由は、調査データと成長段階から分かります。学研教育総合研究所の「小学生の日常生活・学習に関する調査」では、約8割が習い事を経験。習い事をしていない割合は21.5%です。
6年生は自己主張が強く、個性がはっきり表れる時期です。そのため、興味のあるものを選びやすいでしょう。習い事の経験は学校生活を充実させ、校外の人間関係も広げます。また、慌ただしい学校生活の息抜きにもおすすめです。
習い事に失敗しないためのポイント
とはいえ、なるべく失敗は避けたいですよね。続いては、習い事に失敗しないためのポイントもチェックしてみましょう。
時間管理
中学校に進学すると、部活や勉強などの時間が必要です。そのため、学校生活とのバランスが大切。振り替えレッスンができる教室など、柔軟に対応できる教室がよいでしょう。
子供には自由な時間が必要不可欠のため、スケジュールには余裕を持たせましょう。ストレスをためないよう、保護者のサポートも大切です。
費用
小学6年生の平均月額費用は18,800円です。小学生の習い事の数では、平均2つ以上になります。教室にもよりますが、1つの習い事の月額費用は平均約10,000円弱です。
ほかの費用は、入会費、運営費、ユニフォームの購入などが必要になる場合があります。費用全般については、あらかじめ確認しておくと安心です。
子供の意向を尊重
習い事には、子供の意向を尊重しましょう。6年生は意思をはっきり持ち、自分の主張ができる年齢です。表出の仕方に個人差はありますが、子供の意思をくみ取ろうとする姿勢は大切です。
たとえ習い事を始めても、気持ちの変化は訪れます。無理強いせず、長い目で見守るのが大切です。
小学6年生のおすすめの習い事13選!
小学6年生は、これまでの習い事の継続を検討したり、新しい習い事を考えたりする時期です。ここからは、小学6年生の習い事13選を紹介します。ご参考までにご覧ください。
学習塾
学習塾は学習意欲や理解度を高め、学力向上を促します。目的や個人の学力に合わせて、教室や授業形態など選べるのが特徴です。個別・集団などの授業スタイルがありますが、近年はオンライン授業も増えています。
学習塾の種類には学校学習の補助塾、中学受験の進学塾、中学入学前の先取り学習などがあるでしょう。
月謝相場 | 約15,000円〜21,000円 |
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英会話
英会話は、社会に出ても役立つスキル。英会話教室では「話す」「コミュニケーション」を中心に学びます。英語でコミュニケーションがとれることで、活躍の場がぐっと広がるでしょう。
中学校から英語の授業が本格化します。英語を話せるようになりたい方には、おすすめです。
月謝相場 | 約6,000円〜8,000円 |
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スイミング
人気の習い事の1つとして、スイミングがあります。筆者の周りでも習っている子が多く、小学校低学年までに始めている割合が高いです。スイミングは水中で全身運動ができるため、健やかな体づくりに効果的です。
水泳の授業にも役立ったり、水のリスクを学ぶ機会にもなったりするでしょう。
月謝相場 | 約6,000円〜8,000円 |
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音楽教室
音楽教室は、6年生からのおすすめの習い事です。大人からでも楽しめ、長い人生においても活かせるスキル。音楽教室は歌や楽器など選べ、幅広いジャンルがあるのが魅力です。
音楽は世界的に推進されるSTEAM教育の1つで、これからの時代を生き抜くために必要な教養です。社会的な価値の創造につながる能力を育みます。
月謝相場 | 約7,000円〜12,000円 |
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習字・書道
習字・書道では、正しい筆の持ち方やきれいな姿勢が身につきます。学校生活に活かせるだけでなく、文字を通した自己表現も可能です。また、集中力の向上にもつながります。
習字・書道は、日本人ならではの文化です。生涯を通した趣味にもなるでしょう。
月謝相場 | 約2,500円〜4,000円 |
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サッカー・フットサル
サッカー・フットサルは、人気の習い事の1つです。とくに小学生に始めるのが効果的で、部活や授業などでも活躍の機会が広がります。体の成長を促し、体力の向上も期待できるでしょう。
サッカー・フットサルは、幅広い世代に愛されるスポーツです。子供の頃の経験を活かし、成長後も長く楽しめます。
月謝相場 | 約5,000円〜7,000円 |
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そろばん
そろばんは算数の知識・スキルがある、6年生にこそおすすめです。低学年と比べて理解度が高いため、早く進級できる可能性があります。そのため、費用をおさえられることも。
そろばんの効果は、計算能力が高くなることです。また、検定試験「珠算検定」は履歴書に書けるため、社会に出てからも役立つでしょう。ただし、子供がそろばんに興味があることが大切です。
月謝相場 | 約4,000円〜10,000円 |
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英語(読み書き中心)
英語教室は「読み」「書き」が中心の習い事。中学校の授業に役立ち、先取り学習としても人気があります。英語の技術力を向上したり、検定や試験に挑戦できる機会もあります。
オンライン教室も多いため、忙しくなる小学6年生にもおすすめです。
月謝相場 | 約6,000円〜8,000円 |
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通信教育
通信教育は生活リズムや目的に合わせて、自宅で取り組めます。子供の学力に合わせて、レベルや学習頻度を調節しやすいのもメリット。学習に対して、苦手意識がある子にもおすすめの習い事です。
いまや通信教育は、種類が豊富で塾よりも安価に学習できます。気軽に試しやすいのも魅力です。
月謝相場 | 約4,000円〜8,000円 |
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武道
武道には、柔道・空手・合気道などの種類があります。礼儀や忍耐強さを学び、集中力も身につくでしょう。中学生以降も活かせる、精神力を育みます。さらに、護身術にもなります。
武道の種類によって怪我のリスクもあるため、さまざまな武道の種類をチェックしておくとよいでしょう。
月謝相場 | 約1,000円〜8,000円 |
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体操
体操は低学年までには始めているイメージがありますが、6年生からでも遅くありません。10〜12歳は「ゴールデンエイジ」といわれ、運動能力が伸びる時期です。こうした時期に習得した動作は、大人になっても残ります。
体操は、基礎体力の向上におすすめです。習得したスキルは、今後さまざまな場面で活かせるでしょう。
月謝相場 | 約4,000円〜6,000円 |
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バスケットボール
バスケットボールは、部活動や授業で活躍します。バスケットボールは近年注目を集め、メディアの露出が増加しているスポーツです。
洞察力や観察力を鍛え、コミュニケーション能力を育む効果があります。
月謝相場 | 約1,000円〜10,000円 |
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プログラミング
プログラミングは2020年から小学校で必修化され、2021年から中学校で拡充されています。社会でも需要が高いため、スキルをもっておいて損はありません。倫理的思考・発想力なども育むでしょう。
プログラミング学習は幅広く、子供の興味に合わせやすい習い事です。ロボット製作や本格的な言語を学べたり、オンライン教室を選択できたりします。
月謝相場 | 約6,000〜12,000円 |
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体験談
筆者の体験談になりますが、周りには小学6年生でも習い事を続けている家庭が多いです。反対に、習い事をやめた子も一定数います。また、高学年頃から習い事を始める家庭もめずらしくありません。
大切なのは、生活とのバランスが取れていること。そして、効果や結果にこだわり過ぎないことです。子供自身が目的をもち、楽しく続けられることがシンプルに重要だと感じます。
まとめ
小学6年生からの習い事には、さまざまなジャンルがあります。決して遅くはありません。ぜひ、気軽にトライしてみましょう!
「習い事で何を学び、どのような経験をしてほしいか」という、親の考えをあらかじめ整理しておくと安心です。なによりもお子さんの意向を尊重し、可能性を広げられるサポートをしていきましょう。