
小学2年生の習い事事情とは?最適な習い事や選び方・費用などを解説
2024年12月18日 公開
小学2年生のお子さんの習い事について悩むことはありませんか?小学2年生は心身ともに成長の伸びしろがある一方、他者とのかかわりなどからトラブルや意欲低下につながりやすい時期です。とはいえ、好奇心旺盛で新しいものへの興味関心も高いのも特徴です。習い事の経験は、子供の健やかな成長・発達を促します。
小学2年生の時期には、どのような習い事がよいか気になる方も多いでしょう。合わせて費用や準備する物も知りたい情報です。そこで今回は「小学2年生の習い事事情とは?最適な習い事や選び方・費用などを解説」を紹介します。
小学2年生おすすめの習い事の一覧

小学2年生は「最も模範意識高い学年」のため、自主性を大切にしながら善悪の判断やルールを身につけるのが大切です。心身の成長が著しい小学2年生には、どのような習い事がよいのでしょうか。ここからは、おすすめの習い事について紹介します。
定期的にかかる費用は、主に月謝です。各習い事の平均月謝は、週1回を想定しています。金額は授業形態・所属団体などによって変動します。
スイミング
スイミング は、根強い人気の習い事です。体力向上につながるだけでなく、怪我の心配が少ないです。水中の動きは呼吸筋が鍛えられるため、健やかな体づくりに期待できるでしょう。
平均月謝 | 約5,000〜10,000円 |
バレエ
バレエは幼児から始めるイメージが強いですが、小学校低学年からでも遅くありません。むしろ体のつくりがしっかりしており、集中力もあるため始めやすいです。バレエを習うことで姿勢が美しくなり、礼儀が身につくでしょう。
平均月謝 | 約10,000円前後 |
ダンス
最近では、さまざまなジャンルのダンスがあります。K-POP、ジャズ、チアダンスなど、選択肢が広いため好きなジャンルを選べるのが魅力です。小学校でも表現をのカリキュラムがあるため、経験したことを授業でも活かせるでしょう。
平均月謝 | 約6,000〜10,000円 |
体操
体操も就学前から人気の高い習い事です。鉄棒、マット、跳び箱などさまざまな動きを経験します。基礎的な動きに加えて、応用した動きを経験することで運動能力を高めます。
平均月謝 | 約4,000〜6,000円 |
ピアノ
ピアノは手や耳を使うため、脳機能を促します。子供の発達を促すだけでなく、学校でも活躍する場が広がるでしょう。個人レッスンか、グループレッスンかどちらかを選べる教室もあります。
平均月謝 | 約8,000円前後 |
英語
近年の小学校では、外国語の授業がカリキュラムにあります。英語は、将来においても重要視されている分野です。年齢が小さい頃から始めることで、英語を聞き取りやすくなったり、習得しやすくなります。
平均月謝 | 約6,000〜15,000円 |
そろばん
そろばんは、学力の基盤になります。数字に強くなったり、集中力が上がったりなど学業でも活かせるメリットが多いです。
平均月謝 | 約4,000〜12,000円 |
プログラミング
プログラミングは、今後の社会で必要とされる問題解決能力や思考力を高める習い事です。思考が柔軟で好奇心も旺盛な2年生は、プログラミングなどの新しい学びも意欲的。チャレンジする楽しさを知るチャンスになるでしょう。
平均月謝 | 約6,000〜20,000円 |
集団スポーツ(サッカー・野球など)
小学校2年生は他者との協力が身につく時期ですが、自己中心的な傾向もあるためトラブルが増えます。サッカーなどの集団スポーツは社会性やコミニュケーション能力を学ぶよい機会になるでしょう。
平均月謝 | 約5,000円前後 |
武道系(空手・剣道)
2年生の時期は集中力も高くなるため、空手や剣道などもおすすめです。武道系は礼儀を身につける機会になったり、級が上がることでモチベーションにつながったりします。
平均月謝 | 約5,000円前後 |
通信教育
場所を選ばないで学べる通信教育は、気軽に始めやすい習い事です。低予算や送迎の削減を考える場合は、通信教育を活用するのをおすすめします。
平均月謝 | 約5,000円前後 |
参考元①https://bsc-int.co.jp/media/884/
参考元②https://eys-kids.com/art-college/ballet/media/476#:~:text=7歳でバレエを習うのはもう遅い,子供もたくさんいます%E3%80%82
参考元③https://coeteco.jp/articles/10385#content_1
参考元④https://cheer-community.com/contents/1081/
参考元⑤https://www.dream-coaching.com/magazine/lesson/naraigoto-article17/#:~:text=サッカーはチームで行う,は高い傾向にあります%E3%80%82
参考元②https://eys-kids.com/art-college/ballet/media/476#:~:text=7歳でバレエを習うのはもう遅い,子供もたくさんいます%E3%80%82
参考元③https://coeteco.jp/articles/10385#content_1
参考元④https://cheer-community.com/contents/1081/
参考元⑤https://www.dream-coaching.com/magazine/lesson/naraigoto-article17/#:~:text=サッカーはチームで行う,は高い傾向にあります%E3%80%82
小学2年生の習い事の事情とは?

小学2年生の習い事事情として「いくつ掛け持ちしているか」「習い事はしていないか」など実態も気になります。
小学2年生で習い事をしてる子供は、約8割と言われています。世帯年収などによって異なりますが、就学前では半数以上が習い事をしている傾向です。
習い事の数は平均2個前後で、1つの習い事につき月額平均約6,000〜7,000円。習い事が2つの場合は、月額約10,000〜15,000円です。習い事は「各ジャンルにつき1つ」という考え方が多い傾向です。
学校生活の基盤ができた2年生は、授業が本格化し難易度・進度ともに上がります。そのため学習意欲が低下したり、生活態度に変化が見られたりします。まさに2年生は、習い事の開始や見直しにぴったりの時期です。
参考元①https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html
参考元②https://kids-up.jp/column/20230919-02-bt/
参考元③https://www.kidsduo.com/fs/column/200227-02/
参考元②https://kids-up.jp/column/20230919-02-bt/
参考元③https://www.kidsduo.com/fs/column/200227-02/
習い事のメリット・効果をおさらい

いま一度、習い事のメリット・効果をおさらいしましょう。習い事のメリットは新しい学びによって視野が広がり、新しい興味関心が湧くことです。学校以外の人間関係も広がり、共通の趣味を持つコミュニティの構築ができます。
効果は社会性が身につき、できることが増えて自信がつくこと。継続によって、忍耐力・集中力・スキル・体力向上の効果が期待できます。
小学2年生は、他者との関係などで意欲低下を招く場合があります。そうした際には習い事の人間関係に支えられたり、居場所としての安心感につながったりするでしょう。
小学2年生の習い事の選び方

小学2年生の習い事の選び方では、選ぶポイント・始めるタイミング・見直しのタイミングの3つに分けて紹介します。
選ぶポイント
選ぶポイントでは、以下を参考にしましょう。
- 子供の興味・関心
- 異なるジャンル
- 周りからの刺激
- 体験・短期教室
- 無理強いしていないか
習い事は、子供の「やってみたい」という気持ちが大切です。無理強いするのは逆効果。体験・短期教室を利用して親子でイメージを掴みましょう。また、2年生は周りの刺激が成長の糧になるため、個別よりグループがおすすめです。
始めるタイミング
続いては、始めるタイミングを紹介します。
- 低学年はチャンス
- 気軽に挑戦する柔軟さ
- 日常生活のゆとり
低学年である2年生は、習い事を始めるのによい時期です。基礎を固めやすく、幅広く活躍する可能性も広がります。日常生活にゆとりがあるなら、気軽に挑戦してみましょう。
見直しのタイミング
最後は、見直しのタイミングです。
- 就学前から継続の習い事がある
- 親子の目的が曖昧
- 子供の生活態度
- 費用や時間の不安
- 「やめてもOK」という気楽さ
継続している習い事がある場合は、親子の目的を再確認しましょう。長期間の継続は目的を見失いやすく、気持ちの変化も伴います。最終的には「習い事をやめてもOK」という気楽さも必要です。子供の様子を見ながら、費用・時間についても慎重に考えましょう。
習い事の費用と準備するものをチェック!

ここからは、習い事の平均的なコストと準備するものを紹介します。
習い事の費用
基本的に習い事の費用は、教室・通う頻度・所属団体・スキル・学年・地域などによって変動します。各費用は、以下を参照ください。
- 月謝
- 入会金
- 教材費
- ユニフォーム・衣装
- 発表会などの参加費
- 管理費・運営費
- 諸経費など
ユニフォームなどの装着品の購入や教室の運営費が必要になる場合もありますが、教室によって必要な費用はさまざまです。また、送迎でかかる費用もあります。
シューズ・ボールなどの必需品の金額は、各習い事や教室によって異なります。道具類を貸してもらえる教室もあり、購入不要な場合も。月謝以外の費用は、必ず確認しましょう。
始める前に準備する物
始める前に準備する物は、体験教室などで直接問い合わせるのがベストです。ユニフォームなどの装着品・道具類は、入会前に準備する必要があります。また、教室以外でも練習が必要な習い事は、家庭用の道具も揃えることを覚えておきしょう。ピアノやバレエでは、発表会の有無や頻度の確認も必須です。
最近では、オンライン教育も増えています。プログラミングや通信教育では、オンライン環境を整えるのも必要です。
始める前に確認しておくこと
習い事を始める前に確認しておくことは、以下の通りです。
- 子供の意思
- 通う目的
- 通う方法
- 予算
- 時間の確保(送迎・自宅練習含む)
- 振替レッスンの有無
やはり子供の意思は、欠かせません。やりたい理由には、必ず子供の意思があることが大切です。また、通う目的も継続するうえで重要なポイント。予算と時間の確保は、親子で共倒れしないための土台です。振替レッスンの有無もやるべき確認事項です。
習い事を始める前には、親子間でも確認をしましょう。例えば「習い事で疲れて宿題しないのはNG」など、小さな約束は親子の意識を高めます。
ただし「疲れる日もある」などの柔軟性は心得ましょう。完璧を求めないのが継続のコツです。「無理やり継続させない」「子供の様子を見てやめるタイミングを見極める」など、親の客観視が大切です。
小学生2年生の習い事では、送迎や時間管理などが必要になる場合があります。子供の気持ちを尊重したいからこそ、悩む親御さんも多いでしょう。学業・兄弟・自由時間の確保などのバランスは大切。忙しさを感じさせない努力も身に付けたいですね。
習い事は、子供の視野を広げて将来につながる可能性もあります。仕事で発揮したり、趣味で続けたりできます。家庭の数だけさまざまな意見があるでしょう。
総合的に判断して幸せになる習い事を

小学2年生の習い事は、開始や見直しによい時期です。費用や時間、準備物などを踏まえて総合的に判断しましょう。習い事の目的を見失わないことも大切です。子供の意思と個人差を尊重し、家庭で判断しましょう。
スキルは、時間をかけて育みます。習得の早さにこだわるよりも、習い事を通して「好き」に出会い、育む経験こそが将来へつながるでしょう。