今から準備で安心!夏休み学童利用ガイド!学童の基礎知識から注意点まで解説
2024年5月13日 公開
オフィス出勤も主流に戻った今日この頃。
夏休みの子供の預け先に学童を第一候補に挙げる方は多いのではないでしょうか。
普段学童に通っていない子も、学童が夏休み中の安全な居場所となることが期待できます。
この記事では、夏休み中の学童の利用を想定し、学童の種類や選び方、学童以外の預け先についても解説します!
学童って何?民間学童と公立学童の比較

学童について、こども家庭庁の定義では以下のように記載されています。
児童福祉法第6条の3第2項の規定に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。
ーこども家庭庁ホームページより
ーこども家庭庁ホームページより
基本的には小学1年生から6年生まで利用できますが、自治体によっては小学3年生までの場合もあるため、自治体ごとに確認が必要です。
学童の種類と料金の比較
学童には、厚生労働省管轄の元、自治体が運営している公立の学童と、民間の学童があります。
公立と民間の学童の料金やサービスには以下のような違いがあります。
公立と民間の学童の料金やサービスには以下のような違いがあります。
| 公立の学童 | 民間の学童 | |
|---|---|---|
| 料金 | 4,000円〜8,000円 | 10,000円〜50,000円 |
| 運営元 | 自治体 | 自治体または民間企業 |
| 終了時間 | 18時半ごろ | 18時半〜19時ごろが基本だが、オプションで夜遅くまでの預かりが可能 |
| その他サービス | 長期休みは別料金で遠足などのイベントに参加も可能 | 家や習い事への送迎、夕食、習い事教室の併設など、学童によって幅広いサービスがある。 |
公立の学童は利用費が民間に比べ低く、民間の学童は公立よりもそれぞれの施設の特色が強い傾向にあります。
学童の申し込み期間と方法
公立の学童の申し込み期間は一般的には11月〜翌年1月の間が一般的ですが、夏休みなどの長期休みのみ申し込むことも可能です。
(自治体によっては不可の場合も)
(自治体によっては不可の場合も)
夏休みの一時利用の募集はおよそ1〜2ヶ月前から始まることが多いため、確認の上早めに申し込みましょう。
申し込む際には、
- 学童保育利用申請書
- 家庭調査票
- 就労証明書
- 勤務シフト表
などの提出が必要となります。
利用を希望する学童に必要書類を確認しましょう。
利用を希望する学童に必要書類を確認しましょう。
民間の学童は随時申し込みを受け付けていることが多いですが、夏休みなどの長期休みは利用希望者が増えるため、公立の学童と同じように1〜2ヶ月前から問い合わせると確実でしょう。
学童選びのポイント

公立の学童の利用は近年増加しており、共働き家庭など子供の預かりが必須な家庭が優先して利用できる傾向にあります。
夏休みは特に、公立・民間の学童ともにそれぞれの家庭に合った場所を選ぶ必要があります。
学童を選ぶポイントとして、
- 費用
- 通いやすさ
- 預かり時間
- 預かり中のサービス
- 保護者の負担
などが挙げられます。
このポイントに沿って、まずは公立学童と民間学童それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
公立学童、民間学童のメリットとデメリット
公立の学童は費用が抑えられ、学校内に併設している場合もあるなど、子供ひとりでも利用しやすい条件が揃っていることがメリットです。
クラスメイトと一緒に過ごせる時間が増え、夏休み中でも安心して楽しく過ごせるでしょう。
クラスメイトと一緒に過ごせる時間が増え、夏休み中でも安心して楽しく過ごせるでしょう。
一方で、公立の学童には人数の制限があるため必ずしも利用できるとは限りません。
また、習い事や帰りの送迎はサービスに含まれておらず、子供の年齢と保護者の働き方によっては行き帰りの練習が必要な場合もあります。
また、習い事や帰りの送迎はサービスに含まれておらず、子供の年齢と保護者の働き方によっては行き帰りの練習が必要な場合もあります。
民間の学童は学童によって様々なサービスが用意され、習い事も兼ねた長い時間の預かりが可能な場合が多いです。
夏休み中は特に、オプションで食事(昼食、夕食など)をプラスできる、学童外の習い事や行き帰りの送迎サービスがあるなど、保護者の負担を下げながら子供の居場所を確保できるのが最大のメリットと言えるでしょう。
夏休み中は特に、オプションで食事(昼食、夕食など)をプラスできる、学童外の習い事や行き帰りの送迎サービスがあるなど、保護者の負担を下げながら子供の居場所を確保できるのが最大のメリットと言えるでしょう。
しかし、公立に比べると費用が高く、さらに学校から離れた場所にある場合が多く、通い方を検討する必要があります。
ただ、親が勤めている会社の福利厚生で補助金などが利用できる場合もあるため、民間の学童を利用する際にはよく調べてみましょう。
学童それぞれの特色が色濃いため、通っている子供の年齢やプログラムなどが自分の子供に合っていることを確認する必要もあります。
ただ、親が勤めている会社の福利厚生で補助金などが利用できる場合もあるため、民間の学童を利用する際にはよく調べてみましょう。
学童それぞれの特色が色濃いため、通っている子供の年齢やプログラムなどが自分の子供に合っていることを確認する必要もあります。
学童を選ぶ時はここに注目!
民間・公立ともに、以下の2点に注目しましょう。
- 中心となって利用している子供の年齢が自分の子供と合っているか
- 施設の広さは子供の年齢に合っているか(年齢が高くなると体も大きくなり手狭に感じることも)
さらに民間の学童では、保護者が中心となって運営している学童もあります。
保護者会や保護者間の運営にまつわる業務が思ったよりも負担になってしまった、との体験談もありました。
民間の学童はどのように運営されているのか、ホームページや相談会で確認しましょう。
保護者会や保護者間の運営にまつわる業務が思ったよりも負担になってしまった、との体験談もありました。
民間の学童はどのように運営されているのか、ホームページや相談会で確認しましょう。
夏休み中の学童利用の注意点

夏休みだけ学童を利用する場合には、子供の生活リズムと不慮の場合に備えた準備を行いましょう。
いつもはスムーズにできていることも、学童に朝から通うと子供が混乱することも。
夏休み前から親子でしっかりとシミュレーションを行うのがおすすめです。
いつもはスムーズにできていることも、学童に朝から通うと子供が混乱することも。
夏休み前から親子でしっかりとシミュレーションを行うのがおすすめです。
夏休み中の学童の1日
夏休み中の公立の学童の1日は、以下のようなものが一般的です。
| 8時〜8時半 | 来所 |
|---|---|
| 9時 | 出欠確認後、学習時間 |
| 10時 | 自由時間 |
| 12時 | 昼食 |
| 13時 | 学習時間または自由時間 |
| 15時 | おやつおやつの後は自由時間 |
| 17時以降 | 順次帰宅 |
公立の学童でも自由時間中に水遊びなどの遊びを企画してくれますが、民間の学童では自由時間に当たる時間に、英会話教室が開催されるなど、より学童の特色が出る活動を行います。
学校の宿題や塾の宿題、習い事の練習をする時間を確保できるか確認しましょう。
学校の宿題や塾の宿題、習い事の練習をする時間を確保できるか確認しましょう。
いつもと違う夏休み、スケジュールの落とし穴に注意
公立・民間の学童ともに、夏休みは遠足などの遠出をするイベントに参加が可能です。
いつ、どんな行事があるのか、子供と一緒に確認しましょう。
また、習い事も学童から通う場合があるため、道順や習い事の場所に着くまでかかる時間なども確認が必要です。
いつ、どんな行事があるのか、子供と一緒に確認しましょう。
また、習い事も学童から通う場合があるため、道順や習い事の場所に着くまでかかる時間なども確認が必要です。
また、昨今の気候変動で台風や豪雨など思いがけない自然災害が発生し、帰宅時間より前にお迎えをお願いされることもあります。
職場のスケジュールやお迎えのフローを両親間で事前に共有しておきましょう。
職場のスケジュールやお迎えのフローを両親間で事前に共有しておきましょう。
夏休み中の子供の預け先、学童以外の選択肢は?

ここまで夏休み中の子供の預け先として、学童を見てきましたが、サマースクールやシッターサービスなど、長期休みならではの預け先にも視野を広げてみましょう。
夏休みだからこそ、視野を広げるサマースクール・サマーキャンプ
仕事が忙しくて夏休みの思い出を作ってあげられない・・・そんな時にはサマースクールやサマーキャンプが選択肢のひとつとしてあげられます。
野外活動を伴うサマーキャンプから、海外にプチ留学できるサマースクールまで、様々なプログラムがあります。
野外活動を伴うサマーキャンプから、海外にプチ留学できるサマースクールまで、様々なプログラムがあります。
サマースクール・サマーキャンプのメリット
サマースクール・サマーキャンプのメリットは、
- 夏休み中の居場所の確保と夏休みならではの特別な体験が1度に叶えられること
- 学校の友達以外と交流でき、視野が広がること
- 短期間で英会話が習得できるなど、集中して何かに取り組めること
などが挙げられます。
サマースクールのデメリット
サマースクール・サマーキャンプのデメリットは、
- 費用が高額となること
- 一定期間子供と親が離れてしまうこと
- 幅広いプログラムから、子供にあったものを選ぶのに時間や手間がかかること
などが挙げられます。
子供と親が目的意識を持って参加すれば、ぐんと視野を広げられるのがサマースクール・サマーキャンプの魅力です。
シッターサービスって?費用や利用方法
学童の利用が難しい場合や、子供が習い事で外出する場合の送迎のみに大人が必要な場合には、シッターサービスの利用も検討してみましょう。
数時間ごとに利用ができ、家事の一部を任せることも可能なため、大人の目が少なくなりがちな夏休みにはぴったりのサービスです。
数時間ごとに利用ができ、家事の一部を任せることも可能なため、大人の目が少なくなりがちな夏休みにはぴったりのサービスです。
シッターサービスの利用方法
シッターサービスには、利用者がシッターを選ぶマッチング型と、会社が利用者にあったシッターを選んでくれる派遣型があります。
料金形態は様々ですが、基本料金(1時間あたり1,500円〜3,000円)に加えて早朝夜間、兄弟追加などの追加料金がかかる場合もあります。
最低2、3時間から利用できる場合が一般的ですが、習い事の送迎のみのプランを用意している企業もあるため、目的にあったサービスを探してみましょう。
シッターサービスは割引券の利用が可能な場合も
1日あたりの利用料金が高額になりがちなシッターサービスですが、小学3年生(自治体の障害児施策の対象の場合は小学6年生まで)まではこども家庭庁ベビーシッター券が利用できる場合があります。
こども家庭庁ベビーシッター券は、「企業主導型内閣府ベビーシッター利用支援事業」の承認事業主となっている企業が従業員に配布し、従業員がベビーシッターを利用した際に利用できる割引券です。
自分が利用するサービスが対象か、働いている企業がシッター券を配布しているか、など調べた上で申請しましょう。
まとめ

子供が低学年・中学年のうちは特に頭を悩ませる、夏休み中の居場所問題。
子供が安心して通えるだけでなく、いつもとは違うスケジュールで動く保護者の負担の少なさも重視して預け先を選ぶ必要があります。
行政や会社のサービスなども合わせて利用しながら、親子ともに楽しく夏休みを乗り越えましょう!
子供が安心して通えるだけでなく、いつもとは違うスケジュールで動く保護者の負担の少なさも重視して預け先を選ぶ必要があります。
行政や会社のサービスなども合わせて利用しながら、親子ともに楽しく夏休みを乗り越えましょう!
参考文献
こども家庭庁:
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
令和5年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況:
令和5年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況 (令和5年5月1日
令和5年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況 (令和5年5月1日
令和5年度ベビーシッター派遣事業約款:
1 令和5年4月1日 令和5年度ベビーシッター派遣事業約款 当該年度において実施要綱の改
1 令和5年4月1日 令和5年度ベビーシッター派遣事業約款 当該年度において実施要綱の改