スイミングスクール
- 幼児
- 小学生
- 中学生
幼児のスイミングスクール
幼児期は、人間が最も成長して、変化が激しい時期といわれています。
そんな時期の子どもたちが、体も、心も、感情面でもすくすく成長するためには、親の応援やサポートが大切です。
とくに運動の経験なら、子どもの成長を大きく後押しすることができます。
スポーツや体を動かす習い事のなかでも、スイミングスクールは多くの親や、子どもたちから大人気。
スイミングが人気な理由や効果をみてみましょう。
まずは子どもの成長段階のおさらいから。
0〜1歳の乳児期には、自分の周りの世界を感覚で認識して、運動能力が芽生え始めます。
1〜3歳の幼児期の前半には、歩く・走るなどの動きができるようになってきて、単純で簡単な言葉を使って会話しようとする力が身につきます。
そして、3〜6歳の幼児期の後半には、なめらかに色んな体のパーツを動かす力やバランス感覚が身につき始め、ママやパパなどすぐ近くの人以外とも関われるようになってきます。
そんな体を動かし始めたり、色んな人と関わり方を学び始めたりする幼児の時期は、運動できる場所や機会があるかどうかが大切。
幼児期の運動の経験が、筋力や柔軟性、体のバランス感覚がしっかり身につくかに関わってくるのです。
また運動では自信や忍耐力に繋がる成功体験や挫折も学べます。
とくにグループや、お友達と一緒に運動をすれば、協力やルールの大切さを学びながら、社会性も高めてくれます。
運動やスポーツのなかでも、とくにスイミングなら幼児期の大切なことをほとんど叶えられます。
例えば水中は陸上よりも抵抗が大きいので、筋力や持久力を鍛えられます。
また、浮力でバランスをとると全身の感覚を研ぎ澄ませられるようになります。
水中での動きは、幼児の柔軟な身体を最大限に活かせますし、関節や筋肉を発達するときに効果的です。
さらに、スイミングスクールでは、プールの中でのルールや安全に関する知識も学びます。
つまり危険を予知して正しく行動する力や協調性を学べるのです。
そして、スイミングはただスポーツ神経を鍛えるだけではなく、水と触れ合うことで、自然を身近に感じる良い機会にもなります。
水の中で自由に動く楽しさや、水の力を感じて子どもの視野を広げて、想像力や創造力を刺激するでしょう。
このように、スイミングスクールは幼児の成長段階を踏まえて考えるととっておきの習い事なのです。
スクールで習うこと
スイミングスクールの多くでは、「生後6ヶ月〜3・4歳ごろまでのベビーコース」「就学前までのコース」「年中ごろ〜のコース」に分けて教えていることが多いです。
スクールによってコースの分け方やコース名は異なりますが、一般的に習うことをご紹介します。
まず、生後6ヶ月〜3・4歳ごろまでのベビーコースでは、単に泳ぐ技術を教えるだけでなく、親子の絆を深めたり、子どもたちの心身の発達を促進する目的があります。
例えば親子でのスキンシップを重視します。
また、歌遊びや手遊びを取り入れながら、水の中での遊びや水慣れを楽しく進めます。
この時期は、子どもたちが水に対する恐怖心を持たず、自然に水の中での動きを身につけられる大切な時期です。
幼児コースでは、水慣れから始めて、基本的な動作「顔をつける」「呼吸する」「潜る」「浮く」などを段階的に学びます。
このコースを通じて、子どもたちは自主性や社会性、協調性などの基本的な人間関係を築く能力も身につけることができます。
また、年中ごろからの子どものコースでは、4泳法の習得やタイム測定、綺麗なフォームで泳ぐことを学びます。
上達に合わせて進級制を設けているスクールが多く、「自分がどの程度上達したか」「次に目指す目標は何か」がわかりやすくなっています。
定期的に行われる進級テストに向けて頑張れるので、子どもはモチベーションを維持しやすいでしょう。
メリット
スイミングスクールは、子どもたちにとって、ただ泳ぐ技術を学ぶ場所以上の価値があります。
心身の発達、社会性の育成、そして親子の絆を深める場として、いくつかのメリットをご紹介します。
まず親子での参加が可能なスイミングスクールなら、親子の絆を深める場所のひとつとして使えます。
子どもとの貴重なスキンシップの時間として、また他の保護者との交流できる場所として、忙しい生活のリフレッシュや情報交換をできる場所になります。
さらにスイミングで水に慣れておくことは、子どもが成長していく中で大切なことです。
お風呂が苦手な子どもたちも、プールで泳ぎ慣れると、水への恐怖心を克服できることが多いです。
「赤ちゃんは水への抵抗感が低い」という特性を活かして、水泳を始めましょう。
また、子どもの健康な体づくりのためにも、他のスポーツに比べて水泳はとても効果的。
関節への負担が少なく、全身の筋肉を使うため、強くて元気な体になれます。
特に水中の呼吸は、肺活量を上げたり、心肺機能を強くしたりするのにも役立ちます。
泳ぐ練習は、小学校の体育の授業に向けての準備にも。
多くの小学校の目標、25m泳ぐことは、泳ぎが初めてだと運動神経が難しい子どもにとってはちょっとハードルが高そう。
でもスイミングスクールに通うことで、授業に自信を持って臨めるようになりますよ。
さらに、スイミングスクールでは、水慣れから始まり、基本的な動作や泳ぎの技術を段階的に学ぶことができます。
これにより、ジュニアコースや上級コースへの移行もスムーズに行うことができます。
初心者にも優しく、誰でも習いやすい仕組みができているのです。
このように、スイミングスクールは幼児期の子どもたちの成長や発達を色んな面でサポートする場所として、多くのメリットがあります。
極めていった後の姿
水泳を一生懸命頑張って極めたら、どんな夢を叶えられるのでしょうか?
スイミングスクールに通う子どもたちが目指すのは、プロの水泳選手です。
水泳選手への道はまず、基本的な技術を身につけることから始まります。
日々のトレーニングで体力をつけて体幹を鍛え、持久力を高めるのです。
この基盤があって初めて、競技水泳に挑戦できます。
そしてその後、選手としての成績を上げるための自己管理能力やメンタルの強さも求められます。
プロの水泳選手は大会の成績で良い結果を残すことが一番の目標。
実力主義で、結果が全ての世界なのです。
特にオリンピックや世界選手権などの国際大会でメダル獲得を目指します。
そしてそもそも出場のために、大会ごとに設定された標準記録を突破し、選手としての実力を証明しなければなりません。
日本の水泳界には、多くの輝かしい実績を持つ選手がいます。
例えば有名な北島康介選手は、アテネ、北京五輪での連覇を果たし、その名を世界に轟かせました。
また、萩野公介選手や金藤理絵選手も、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得という偉業を成し遂げています。
選手としてのキャリアは、実業団選手やプロ選手として続けることができます。
実業団選手は、企業に所属しながら競技を続ける形となり、安定した収入を得ながらアスリートとしての道を追求することができます。
一方、プロ選手は、スポンサー契約や賞金を主な収入源として、比較的自由に活動できます。
しかし、競技生活には限りがあります。
引退後は、その経験や知識を活かしてコーチや解説者、イベント活動などで、水泳の魅力を伝え続けることができます。
北島選手や萩野選手も、その活動を通じて多くの人々に水泳の楽しさや奥深さを伝えています。
最終的に、水泳選手としての道を追求すると、ただ泳ぐだけではなく、自己を高め、多くの人々との繋がりを持ち、そしてその経験を次世代に伝える立場となることに。
非常に価値あるものとなります。
費用・準備するもの
スイミングスクールに通い始めるときに支払うことになる費用、準備するものは、主に次のようなものがあります。
費用
- 入会金 10000円
- 月謝 7000〜12000円
- ベビースイミングの場合 6000〜10000円
準備するもの
- 水着
- ゴーグル
- スイミングキャップ
- タオル
- 水泳用の防水バッグ
水着やスイミングバッグはスクール指定のものがある場合が多いです。入会の際には指定のものを購入する必要があるか確認しましょう。
タオルは髪をふく用のものと、全身をふく用のものに分けておくのがおすすめです。
体全体を覆うような、巻きタオル(ラップタオル)なら小さい子どもでも素早く簡単に体をふけますよ。
週のレッスン回数や子どものレベルごとのコースによって、月謝が変わります。
兄弟姉妹割引や、キャンペーンで割引をしている教室もあるので、スイミングスクールを選ぶときにはぜひ調べてみてくださいね。
スクールを選ぶポイント
たくさんあるスイミングスクールの中からどこに通わせるか迷ったとき、こんなところをみたり、注意したりしてください。
子どもの年齢やレベル、目的に合わせよう
スイミングスクールは、場所によって幼稚園児コースの内容が違います。
またスクールによって、「とにかく早く泳がせること」を大切にしていたり、「泳ぐときのフォームを美しくすること」を目標にしていたりします。
とくに、「お遊びだけではなくて、しっかり上達させたい!」と考えているママやパパは、スイミングスクールの子どもが出場する大会や、選手コースの練習時間、先生の実績などを調べてみてください。
どのくらい費用がかかるか確認する
これは何の習い事を始めるときにも気にしなければいけないことでしょう。
小学校・中学校まで水泳を続けていきたいのであれば、上のクラスに入るとどのくらい月謝が変わるのか、きちんと確認することが大事です。
また子どもはどんどん成長するので、水着や帽子の買い替えも想定しておきましょう。
安全対策や施設の設備
大事な子どもを預けるには、安心できるところがいいですよね。
先生ひとりに対して見ている子どもの数や、休憩時間をとっているか、という点をみてみましょう。
また、スイミングスクールによって使っている用具や設備が異なります。
着替える場所がきれいにしてあるか、使っているものは新しいか、などを気にしてみましょう。
安全対策や、スイミングスクールの雰囲気は、実際に見学に行って確認してください。
インストラクターの先生と子どもとの相性
インストラクターの先生と子どもの相性は、子どもの楽しみや上達にとても重要です。
先生が大好きだから水泳が得意になった、という声もよく聞きます。
とくに大きいスイミングスクールなら、他の時間帯で同じクラスをしていることもあります。
教室を変えずに違う先生から習いたいなら、曜日や時間を変えることもひとつの手かもしれません。
口コミや、実際に通っているお友達から先生のことを聞いてみましょう。
親の負担を考える
スイミングスクールに通うのは子どもですが、習い事を始めるときに忘れてはいけないのは親の負担です。
親の負担が大きすぎると、子どものためを思う気持ちも台無しになってしまいます。
ベビークラスでは親の付き添いが必須のところが多いですし、先生からの説明を聞く時間をとる必要もあるかもしれません。
子どものことだけではなくて、ママやパパが習い事に連れて行くことまで考えて教室を選びましょう。
決める前には、必ず体験教室に行こう!
スイミングスクールは体験や見学ができます。
まずは子どもと一緒にスイミングスクールで体験教室や見学をしてから、合っているか考えてみてくださいね。
体験記
まとめ
まだ小さいうちから習い事を始めるには、何をさせるか迷ってしまうものです。
まずは、小学校の準備や子どもの体力作りを考えて、スイミングスクールを検討してはどうでしょうか?
長い間スイミングスクールが人気の習い事として選ばれてきたことは、子どもにとって効果が大きかった証といえますよね。
身体的な効果だけではない、さまざまなメリットを得られます。
ぜひikumamaのコラムを参考に、初めての習い事選びをしてください。
小学生のスイミングスクール
小学生6年間の子どもの成長は、近くにいる親でも驚くほどです。
そんな子どもの成長期に習うなら、スイミングスクールがおすすめです。
小学生の成長段階と照らし合わせながら、スイミングスクールに通うことをご紹介します。
まず低学年頃の子どもは自分の感情や考えを理解して、表現するようになります。
その後、高学年になると子どもの認識や関心は急に広がって、自分自身だけでなく、外部の世界、特に仲間や友人との関係により強く関心を持つようになります。
またこの時期には、友達との遊びや関わりを通して社会のルールやコツコツ続けて習得することを学んでいきます。
人間関係やコミュニケーション能力が成熟し、発達する中で、集団内の役割や地位の理解が深まります。
メタ認知能力の発達に伴い、自分の考え方や行動に対する認識も増してきます。
また、社会的に期待される性別の役割を意識し、取り入れるようにもなります。
身体的にも、筋力が増えて、体力がつきます。
そんな身体的な成長の面から、スイミングは小学生の成長段階にはぴったりな習い事といえます。
とくに低学年の頃に始めて身体の基礎能力を養い、高学年でさらに技術的なスキルや戦略を身につけていくのがよいでしょう。
またスイミングは、コミュニケーションやチームワークも自然に学べます。
小学校とは違うコミュニティーで、多くの人と関われるからです。
できるだけ様々な場所で大人数と関わることが社交性を身につける時期には大切です。
さらに、スイミングを習うことで、子どもたちは自分の身体能力や技術を客観的に理解し、それを基に自己評価や自己認識を深めることができます。
「自分の前のタイムよりも早く泳げるようになりたい」「大会で良い成績をとるために、スピードを上げたい」と子ども自身が考えて、目標のためにどうすればいいのか考える機会があるからです。
このように、スイミングは小学生の成長段階で押さえておきたい要素が揃っていることがわかります。
身体的、認知的、社会的な点から、と様々な面で子どもの成長を支えてくれますよ。
スクールで習うこと
小学生の通うスイミングスクールの多くでは、「年中ごろ〜小学生のジュニアコース」「選手コース」に分けて教えていることが多いです。
スクールによってコースの分け方やコース名は異なりますが、一般的に習うことをご紹介します。
年中ごろ〜小学生のジュニアコースでは、キック練習から4泳法をマスターすることを目指します。
子どもの上達に合わせて進級制を設けているスクールが多いです。
通常習得する流れは、キック練習で水に慣れて、クロールの息継ぎ練習、クロールで25m完泳、背泳ぎ練習、平泳ぎ練習、バタフライ練習です。
綺麗なフォームで泳ぐ練習やタイム測定、飛び込みを練習するスクールもあります。
クラスは定期的に行われる進級テストで変わります。
頑張れる目標が明確なので、子どもがモチベーションを維持しやすくなっています。
また、挨拶したり規則を守ったりすることで、礼儀正しさを身につけることができます。
また、選手コースでは、記録会や全国・地方レベル大会に出場したり、上位入賞したりすることを目標に練習します。
このコースは希望制というよりも、先生からの推薦で入ることになるようです。
一般のコースよりも月謝が高くなったり、練習の回数が増えたりします。
スピードを上げるための泳法に特化した強化トレーニングで、子どもが自分の可能性にチャレンジできます。
将来プロ選手になるなら必ず入ることになるコースです。
メリット
スイミングスクールは、子どもたちにとって、ただ泳ぐ技術を学ぶ場所以上の価値があります。
いくつかのメリットをご紹介します。
健康な体づくりに水泳はぴったり
毎日体の成長が止まらない子どもにとって、水泳は強くて元気な体をつくるのに合っています。
また子どもが身長を伸ばすのに気がかりな、関節への負担も少なくて済むので安心。
泳ぎながらうまく呼吸することを練習すると、肺活量を鍛えることもできます。
子どもが体育の授業を楽しみになる
小学校の授業では、水中で遊べるゲームをしたり、泳ぎを習ったりします。
小学校では25m泳ぐことを目標にしている学校が多いです。
中学校まで習う泳ぎ方は、クロールと背泳ぎ、平泳ぎ。
小学校の低学年のうちに、スイミングスクールに通って平泳ぎまでできるようになっていたら、子どもが余裕をもって体育の授業を受けられますね。
いざというときに、子どもたちが自分の身を守れる
小学生の夏休みといえば、プールや川遊び、海水浴と水に入る機会がたくさんあります。
子どもたちは元気いっぱいに外を遊び回るから心配がつきませんよね。
できるだけ避けたいことですが、万が一子どもが水の事故にあったとき、自分で泳ぐことができると助かる可能性が高くなります。
さらに多くのスイミングスクールでは、溺れたときのためにどうすればいいか習う機会があります。
例えば水着の上に服を着て泳ぐ着衣水泳を練習したり、人を助ける方法を教わったりするのです。
水泳は自分の趣味のひとつになる
プールに行くと、いろんな年齢の人がいますよね。
水泳は子どもだけではなく、幅広い人に愛される趣味になっているのです。
小さいうちに、「泳ぐのって楽しい!」と思えたら、スイミングスクールをやめた後でも人生の楽しみとして続けられます。
長い目でみても、スイミングスクールに通うことにはメリットがありますね。
極めていった後の姿
水泳を一生懸命頑張って極めたら、どんな夢を叶えられるのでしょうか?
スイミングスクールに通う子どもたちが目指すのは、プロの水泳選手です。
水泳選手への道はまず、基本的な技術を身につけることから始まります。
日々のトレーニングで体力をつけて体幹を鍛え、持久力を高めるのです。
この基盤があって初めて、競技水泳に挑戦できます。
そしてその後、選手としての成績を上げるための自己管理能力やメンタルの強さも求められます。
プロの水泳選手は大会の成績で良い結果を残すことが一番の目標。
実力主義で、結果が全ての世界なのです。
特にオリンピックや世界選手権などの国際大会でメダル獲得を目指します。
そしてそもそも出場のために、大会ごとに設定された標準記録を突破し、選手としての実力を証明しなければなりません。
日本の水泳界には、多くの輝かしい実績を持つ選手がいます。
例えば有名な北島康介選手は、アテネ、北京五輪での連覇を果たし、その名を世界に轟かせました。
また、萩野公介選手や金藤理絵選手も、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得という偉業を成し遂げています。
選手としてのキャリアは、実業団選手やプロ選手として続けることができます。
実業団選手は、企業に所属しながら競技を続ける形となり、安定した収入を得ながらアスリートとしての道を追求することができます。
一方、プロ選手は、スポンサー契約や賞金を主な収入源として、比較的自由に活動できます。
しかし、競技生活には限りがあります。
引退後は、その経験や知識を活かしてコーチや解説者、イベント活動などで、水泳の魅力を伝え続けることができます。
北島選手や萩野選手も、その活動を通じて多くの人々に水泳の楽しさや奥深さを伝えています。
最終的に、水泳選手としての道を追求すると、ただ泳ぐだけではなく、自己を高め、多くの人々との繋がりを持ち、そしてその経験を次世代に伝える立場となることに。非常に価値あるものとなります。
費用・準備するもの
週のレッスン回数や子どものレベルごとのコースによって、月謝が変わります。
兄弟姉妹割引や、キャンペーンで割引をしている教室もあるので、スイミングスクールを選ぶときにはぜひ調べてみてくださいね。
スイミングスクールに通い始めるときに支払うことになる費用、準備するものは、主に次のようなものがあります。
費用
- 入会金 10000円
- 月謝 7000〜12000円
- 選手コース・週2の場合 7000〜13000円
準備するもの
- 水着
- ゴーグル
- スイミングキャップ
- タオル
- 水泳用の防水バッグ
水着やスイミングバッグはスクール指定のものがある場合が多いです。
入会の際には指定のものを購入する必要があるか確認しましょう。
タオルは髪をふく用のものと、全身をふく用のものに分けておくのがおすすめです。
体全体を覆うような、巻きタオル(ラップタオル)なら小さい子どもでも素早く簡単に体をふけますよ。
スクールを選ぶポイント
たくさんあるスイミングスクールの中からどこに通わせるか迷ったとき、こんなところをみたり、注意したりしてください。
子どもの年齢やレベル、目的に合わせる
スイミングスクールは、クラスが年齢やレベルによって分かれます。
スイミングスクールによって、「とにかく早く泳がせること」を大切にしていたり、「泳ぐときのフォームを美しくすること」を目標にしていたりします。
とくに、「お遊びだけではなくて、しっかり上達させたい!」と考えているママやパパは、スイミングスクールの子どもが出場する大会や、選手コースの練習時間、先生の実績などを調べてみてください。
どのくらい費用がかかるか確認する
これは何の習い事を始めるときにも気にしなければいけないことです。
同じスクールのなかでも費用はクラスや頻度によって異なります。
例えば、選手になることを目指す上級クラスに入ると、月謝が上がったり、大会の参加費や交通費が追加で必要になったりします。
安全対策や施設の設備
大事な子どもを預けるには、安心できるところがいいですよね。
先生ひとりに対して見ている子どもの数や、休憩時間をとっているか、という点をみてみましょう。
また、スイミングスクールによって使っている用具や設備が異なります。
着替える場所がきれいにしてあるか、使っているものは新しいか、などを気にしてみましょう。
安全対策や、スイミングスクールの雰囲気は、実際に見学に行って確認してください。
インストラクターの先生と子どもとの相性
インストラクターの先生と子どもの相性は、子どもの楽しみや上達にとても重要です。
先生が大好きだから水泳が得意になった、という声もよく聞きます。
とくに大きいスイミングスクールなら、他の時間帯で同じクラスをしていることもあります。
教室を変えずに違う先生から習いたいなら、曜日や時間を変えることもひとつの手かもしれません。
口コミや、実際に通っているお友達から先生のことを聞いてみましょう。
親の負担を考える
スイミングスクールに通うのは子どもですが、習い事を始めるときに忘れてはいけないのは親の負担です。
親の負担が大きすぎると、子どものためを思う気持ちも台無しになってしまいます。
教室によって週に何回クラスがあるか、親の付き添いが必要かが異なります。
子どものことだけではなくて、ママやパパが習い事に連れて行くことまで考えて教室を選びましょう。
決める前には、必ず体験教室に行こう!
スイミングスクールは体験や見学ができます。
まずは子どもと一緒にスイミングスクールで体験教室や見学をしてから、合っているか考えてみてくださいね。
まとめ
小学生がスイミングスクールに通うことは、体力をつけるためにも、学校生活のためにもメリットがたくさんあります。
子どもに何を習わせようか迷ったら、スイミングスクールを考えてみてはどうでしょうか?
長い間子どもや親に支持されるのは、子どもの成長に役立ってきた確かな証拠ですよね。
もっと実際の経験談を集めたり、情報を調べたりする場合には、ぜひikumamaのコラムを参考にしてください。
中学生のスイミングスクール
中学生は、身体的、精神的、社会的に大きく変化します。
自分自身のアイデンティティを探す思春期真っ只中です。
そんななかで水泳を習うことは、子どもにとってどんな意味をもつのでしょうか。
中学生の成長段階と照らし合わせながら、泳ぐことについてご説明します。
まず、子ども自身が戸惑うほど、中学生は急激に身体的な成長を迎えます。
そこで、全身を使うスイミングは、強くて丈夫な体づくりにぴったりです。
また水中での運動は関節や筋肉に優しいため、成長期の子供たちにとっては最適な運動といえるでしょう。
加えて水泳の特性上、呼吸法や体の使い方も学ぶことができます。
また、中学生は自分探しの時期でもあるため、自分の中の強みや弱み、目標や夢を見つけることが求められます。
スイミングの練習は、自分と向き合う時間が多く、自分の限界に挑戦し、乗り越える経験ができます。
これは、自分の能力や可能性を知る上で非常に価値のある経験となり、自分自身の価値観や自己認識の形成に役立ちます。
さらに、スイミングスクールやクラブ活動を通じて、中学生は新しい友人や先生との関係を築けます。
これは、人間関係の築き方やコミュニケーションの取り方を学ぶための大切な経験となります。
とくにチームでのリレーや大会に参加することで、協力やチームワークの重要性を実感することができます。
また、中学生は学業や他の部活動、家庭とのバランスを取りながら、スイミングの練習や大会に励む必要があります。
こうした忙しさは、時間管理や物事の優先順位をつけるスキルを磨く絶好の機会となります。
スイミングを通じて得られる経験やスキルは、中学生の成長を大きく後押しして、子どものこれからの人生で役立つでしょう。
スクールで習うこと
スイミングスクールに中学生が通う場合、多くの子どもは「ジュニアコース」「選手コース」のどちらかに入ります。
スクールによってコースの分け方やコース名は異なりますが、一般的に習うことをご紹介します。
ジュニアコースでは、キック練習から4泳法をマスターすることを目指します。
子どもの上達に合わせて進級制を設けているスクールが多いです。
通常習得する流れは、キック練習で水に慣れて、クロールの息継ぎ練習、クロールで25m完泳、背泳ぎ練習、平泳ぎ練習、バタフライ練習です。
綺麗なフォームで泳ぐ練習やタイム測定、飛び込みを練習するスクールもあります。
クラスは定期的に行われる進級テストで変わります。
頑張れる目標が明確なので、子どもがモチベーションを維持しやすくなっています。
また、挨拶したり規則を守ったりすることで、礼儀正しさを身につけることができます。
スイミングスクールに通う中学生の多くは幼いころから通い続けているため、選手コースか、ジュニアコースでも上級クラスに所属しています。
一方、ジュニアコースは小学生の割合が高いです。
そのため、小さい子どもと一緒に練習することに気まずくならないように、中学生から水泳を始める人向けのコースや、選手を目指さず楽しく泳ぎたい人向けのコースがあるスクールもあります。
また、選手コースでは、記録会や全国・地方レベル大会に出場したり、上位入賞したりすることを目標に練習します。
このコースは希望制というよりも、先生からの推薦で入ることになるようです。
一般のコースよりも月謝が高くなったり、練習の回数が増えたりします。
スピードを上げるための泳法に特化した強化トレーニングで、子どもが自分の可能性にチャレンジできます。
将来プロの水泳選手になるなら必ず入ることになるコースです。
メリット
スイミングスクールは、子どもたちにとって、ただ泳ぐ技術を学ぶ場所以上の価値があります。
いくつかのメリットをご紹介します。
健康な体づくりに水泳はぴったり
成長期で毎日体の成長が止まらない中学生にとって、水泳は強くて元気な体をつくるのに合っています。
また子どもが身長を伸ばすのに気がかりな、関節への負担も少なくて済むので安心。
泳ぎながらうまく呼吸することを練習すると、肺活量を鍛えることもできます。
いざというときに、子どもたちが自分の身を守れる
中学生の夏休みといえば、プールや川遊び、海水浴と水に入る機会がたくさんあります。
子どもたちは元気いっぱいに外を遊び回るから心配がつきませんよね。
できるだけ避けたいことですが、万が一子どもが水の事故にあったとき、自分で泳ぐことができると助かる可能性が高くなります。
さらに多くのスイミングスクールでは、溺れたときのためにどうすればいいか習う機会があります。
例えば水着の上に服を着て泳ぐ着衣水泳を練習したり、人を助ける方法を教わったりするのです。
中学生から始めても大丈夫
周りには小学校から通っている上手な子しかいないから遅いかも、と思っていても大丈夫。
中学生は小学生と違い、体がきちんと出来あがり始めます。
スポーツをするのに必要な筋肉が付きやすい時期でもあるので、この時期に運動することは将来の健康に直結します。
また、自分の意思で始めることで長くモチベーションを持ち続けることができるでしょう。
水泳は自分の趣味のひとつになる
プールに行くと、いろんな年齢の人がいますよね。
水泳は子どもだけではなく、幅広い人に愛される趣味になっているのです。
小さいうちに、「泳ぐのって楽しい!」と思えたら、スイミングスクールをやめた後でも人生の楽しみとして続けられます。
長い目でみても、スイミングスクールに通うことにはメリットがありますね。
極めていった後の姿
水泳を一生懸命頑張って極めたら、どんな夢を叶えられるのでしょうか?
スイミングスクールに通う子どもたちが目指すのは、プロの水泳選手です。
水泳選手への道はまず、基本的な技術を身につけることから始まります。
日々のトレーニングで体力をつけて体幹を鍛え、持久力を高めるのです。
この基盤があって初めて、競技水泳に挑戦できます。
そしてその後、選手としての成績を上げるための自己管理能力やメンタルの強さも求められます。
プロの水泳選手は大会の成績で良い結果を残すことが一番の目標。実力主義で、結果が全ての世界なのです。
特にオリンピックや世界選手権などの国際大会でメダル獲得を目指します。
そしてそもそも出場のために、大会ごとに設定された標準記録を突破し、選手としての実力を証明しなければなりません。
日本の水泳界には、多くの輝かしい実績を持つ選手がいます。
例えば有名な北島康介選手は、アテネ、北京五輪での連覇を果たし、その名を世界に轟かせました。
また、萩野公介選手や金藤理絵選手も、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得という偉業を成し遂げています。
選手としてのキャリアは、実業団選手やプロ選手として続けることができます。
実業団選手は、企業に所属しながら競技を続ける形となり、安定した収入を得ながらアスリートとしての道を追求することができます。
一方、プロ選手は、スポンサー契約や賞金を主な収入源として、比較的自由に活動できます。
しかし、競技生活には限りがあります。
引退後は、その経験や知識を活かしてコーチや解説者、イベント活動などで、水泳の魅力を伝え続けることができます。
北島選手や萩野選手も、その活動を通じて多くの人々に水泳の楽しさや奥深さを伝えています。
最終的に、水泳選手としての道を追求すると、ただ泳ぐだけではなく、自己を高め、多くの人々との繋がりを持ち、そしてその経験を次世代に伝える立場となることに。
非常に価値あるものとなります。
費用・準備するもの
週のレッスン回数や子どものレベルごとのコースによって、月謝が変わります。
兄弟姉妹割引や、キャンペーンで割引をしている教室もあるので、スイミングスクールを選ぶときにはぜひ調べてみてくださいね。
スイミングスクールに通い始めるときに支払うことになる費用、準備するものは、主に次のようなものがあります。
費用
- 入会金 10000円
- 月謝 7000〜12000円
- 選手コース・週2の場合 7000〜13000円
準備するもの
- 水着
- ゴーグル
- スイミングキャップ
- タオル
- 水泳用の防水バッグ
水着やスイミングバッグはスクール指定のものがある場合が多いです。
入会の際には指定のものを購入する必要があるか確認しましょう。
タオルは髪をふく用のものと、全身をふく用のものに分けておくのがおすすめです。
体全体を覆うような、巻きタオル(ラップタオル)なら小さい子どもでも素早く簡単に体をふけますよ。
スクールを選ぶポイント
自分のレベル、目的に合わせよう
スイミングスクールは、クラスがレベルによって分かれます。
スイミングスクールによって、「とにかく早く泳がせること」を大切にしていたり、「泳ぐときのフォームを美しくすること」を目標にしていたりします。
中学生になった子どもには責任感を持たせるため、スイミングスクールを続けたり、始めたりする際には目的を考えましょう。
そしてもし今通っているスクールが目的と合わない場合には、スクールを変える選択肢も考えてみてください。
勉強や部活との両立を考える
習い事全てに共通していますが、中学生は勉強と部活を優先した上で習い事をしましょう。
勉強は、中学校に入学すると量が増えて難しくなります。
また、高校受験のための評定や、学校の規則で入部必須な場合などには、部活や校内活動の参加も重要になります。
水泳を習うことはよい点も多くありますが、その分で他のことができなくなるのは避けましょう。
どのくらい費用がかかるか確認しよう
これは何の習い事を始めるときにも気にすべき点です。
中学生になり、選手を目指す上級クラスに入ると、月謝が上がったり、大会の参加費や交通費が必要になったりします。
学費や塾代が増えてくることを踏まえて、出費を確認しましょう。
スイミングスクールを決める前には、必ず体験教室に行こう!
スイミングスクールは体験や見学ができます。
子どもと一緒にスイミングスクールで体験教室や見学をしてみてから、合っているか考えてみてくださいね。
体験記
まとめ
中学生は小学生と比べて運動系の習い事を辞めてしまう傾向があります。
それでも、思春期のうちに体を鍛えることは将来の健康のためにも、精神的にもとても大切なことなのです。
今後の趣味や健康を見据えて、中学生にはスイミングスクールで泳ぐ時間をとることがおすすめですよ。
興味を持ったり、これからも続けたりとスイミングスクールのことをもっと知りたくなったら、ぜひikumamaのコラムを参考にしてくださいね。