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【幼児教育】体操教室に通わせるメリットは?運動神経はよくなる?内容や教室の選び方を大調査

【幼児教育】体操教室に通わせるメリットは?運動神経はよくなる?内容や教室の選び方を大調査

2019年5月24日 公開

スポーツの幼児教育として、スイミングと並んで人気の高い体操教室。幼児期は運動能力の基礎を作るゴールデンエイジと言われています。我が子の運動神経を良くさせたい、体力をつけさせたいなどと思うママにとって、体操教室は気になる習い事ではないでしょうか。通わせてみたいなと思いつつも、どんな点に気を付けて選べばいいのか、また、内容に費用やメリットなど気になることたくさんありますよね。幼児教育としての体操教室について、気になる情報をまとめました。

スポーツの幼児教育!体操教室の内容は?

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体操教室と聞くと、どんなことをするのか想像できるでしょうか。教室にもよりますが、幼児向けの体操教室では次のようなことをする場合が多いようです。

・リズムに合わせた体操
・マット運動
・なわとび
・鉄棒
・跳び箱
・トランポリン
・平均台
・ボール遊び
・簡単なチーム戦

など

本格的に体操選手を育てるという目的の教室もありますが、幼児教育の一環として、遊びの延長のように取り組める教室も増えているようです。また、小学校・幼稚園受験などでも運動のテストが行われることがあるようで、受験対策としても体操教室は人気を集めています。

体操教室に通わせるメリットは?

Running Sprint Athlete - Free photo on Pixabay (151807)

体操教室に通わせるメリットはどのようなものがあるでしょうか。

1.基礎体力がつく

家庭や社会環境の変化から、外で遊ぶ子供が減っているといわれている昨今。子どもの基礎体力の低下が問題になっていることをご存じでしょうか。

もちろんその背景には食生活などの要因も含まれていますが、日頃から体を動かす環境を作ることで、基礎体力もアップさせることができます。基礎体力のアップは健康的な生活にもつながります。風邪などの病気にかかりにくい、免疫力の高い体づくりが期待できます。

2.バランス感覚・柔軟性を養える

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バランス感覚や柔軟性を養うこともできます。姿勢が悪い、体がかたいという子どもも増えています。特に幼児期は身体能力の発達のゴールデンエイジといわれています。この時期に体の使い方の感覚を正しく学べば、その後の運動能力に差が出るともいわれていますよ。

ゴールデンエイジとは
子どもの運動能力を含めた身体能力が著しく発達する時期のことをゴールデンエイジといいます。一般的にその時期は5歳から12歳といわれているので、幼児期はそのスタート時期です。幼児期はバランス能力などの神経系の発達が著しい時期。

3.安全な体の使い方を学べる

子どもが体操をするとなると、ケガを心配する方もいるでしょう。しかし、体操教室では安全面にも配慮された教室環境、また指導者の教育がされているところが多いです。指導者もプロなので、ケガにつながる動きには気を付けています。

なかなか家庭では教えられない動きや運動を指導してくれるので、子どもたちは安全に体の使い方を学べるのです。

4.達成感を味わえる

「できた!」ことの達成感を味わえるのも体操教室の魅力です。体操教室では個人個人に目標を決め、それを達成できるように挑戦します。できなかった技や動きをひとつひとつクリアしながら、子どもたちは成功体験を積んでいけます。

他もことでも頑張ればできるからやってみようという挑戦心、できたときに周りから褒められることでの自己肯定感を育てることもできます。

5.協調性が身につく

体操教室では基本的には個人の運動能力の発達が目的ですが、順番待ち、チーム戦など協調性を重視している教室も多いです。また、しっかりとした挨拶ができる、指導者の指示を聞くことができるなどの能力も徐々に身につけられるめ、受験でも用いられることが多いのです。

就学前に協調性や集団生活への慣れを身につけさせいという方にも、体操教室はおすすめです。

体操教室の選び方は?

Soccer Ball Physical - Free photo on Pixabay (151804)

体操教室の選び方のポイントはどんなところでしょうか。

1.教室の雰囲気、指導者の雰囲気は子どもに合いそうか

まず1番大切なのは教室や指導者の雰囲気です。体操教室とひとことで言っても、本格的な体操教室から遊びの延長の教室、お受験用の教室までさまざま。

ママや子どもの目的に合わせた教室選びはもちろん、指導者の雰囲気もチェックしてみてください。厳しい指導者、たくさん褒めてくれる指導者、できるようになるまでしっかりと見てくれる指導者など、子どもに合いそうな指導者はどのような方でしょうか。

最初のうちは小さな「できた!」から褒めてくれる、スモールステップで小さな目標を定めてくれるなどの雰囲気の教室がおすすめです。

2.教室の人数はどのくらいか

1回の教室の時間は決まっているので、子どもがどれだけ取り組めるかは教室の定員にも左右されます。基本的に鉄棒や跳び箱などの器具は数に限りがありますし、指導者の数も限られています。せっかく教室に行っても、しどうしてもらえなかった、待ち時間の方が長かった…というのではもったいないですよね。

ひとりひとりが時間内精いっぱいレッスンに取り組めるかどうかも重視しながら、教室を選んでみましょう。

3.通いやすいかどうか

通いやすいかもポイントのひとつです。送り迎えも大変ですし、降園後に通うなら時間帯も重要です。通いやすい場所、時間帯であるかどうかもチェックしましょう。

体操教室の費用はいくらくらいかかる?

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体操教室に通わせたい!と思っても、気になるのが費用ですよね。教室によってさまざまではありますが、相場はどのくらいなのでしょうか。

一般的な体操教室の月謝の相場は週1回50分~60分で5,000円~8,000円のようです。

スイミング教室もこのくらいが相場ですので、あまり変わりませんね。私自身もいくつか幼児向け体操教室に見学に行ったことがありますが、週1回50分6,000円、週2回50分9,000円などと相場に近い費用でした。

※受験対策用に思考力などの知育面にも力を入れている教室だと、もう少し高い教室もあるようです。

体操教室に通わせたママたちの体験談

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実際に体操教室に通わせているママの体験談を集めました。

◎体力がついた!楽しく遊ばせられる場ができた(Aさん・女の子・年長)
風邪をひきやすく、すぐに幼稚園を休んでいた子でしたが、2年間通わせた結果、体力がついたと思います。
また、なかなか雨の日や暑い日などに遊ばせられるところが近くにないのですが、週1回だけでもしっかりと動ける場所があるというのは嬉しいです。

◎運動はあまり好きではなさそう…けれど園外の友だちができた(Bさん・男の子・年中)
体操教室に通って、運動神経のアップを期待していましたが…まだ、その効果は感じられません。というより、あまり運動は好きではないということが分かりました。
けれど、同じ幼稚園以外のお友だちができたようで、本人は楽しく通えているようです。協調性がないなと思うことも多い子でしたが、仲良く友だちと順番待ちしている様子が見られたのは嬉しい成長です。

◎かけっこが大好きに!褒められて自信がついた様子(Cさん・男の子・年長)
元々走るのが大好きな子でしたが、家の周りは車通りも多いので、精いっぱい走り回らせることができず、「走らないで!」と叱る日々でした。。
それが体操教室で思いっきり屋内で走る環境ができたおかげで、かけっこがより大好きになりました。指導者の先生にも褒めていただける機会が多く、走ることに自信がついたようでよかったです。

◎降園後に通わせるのが大変…土曜日に切り替えたら、子どももやる気に(Dさん・姉弟・年長年少)
お昼寝の時間が年中からなくなる保育園に通っているので、降園後に通わせようと思うと子どもがぐずって大変でした。そのため、教室に参加しても子どもはやる気なし。通っている意味あるのかなぁと思い、土曜日に切り替えました。
すると、元気いっぱいに参加できるようになり、さまざまな技にも挑戦するように。弟も一緒に通うことになり、姉弟と家でも技に挑戦したりと楽しんでいます。通う時間も考慮しなければですね。

◎運動が苦手な息子…けれどチーム戦ではどんどんアイデアを出していて感動!(私・男の子・年長)
最後はこれを書いている私の体験談ですが、うちの次男は運動が苦手。そのため、体操教室についていけるか心配をしていました。縄跳び、跳び箱などの個人技は周りの子が高度な技に挑戦している中、簡単な技をコツコツ練習しているのですが…
簡単なボールゲームのチーム戦の作戦立ての時間、さまざまなアイデアを積極的に発言し、中心となって作戦を立てている姿に感動しました。運動以外の能力も育める時間になっていると思いました!

メリットいっぱいの体操教室!まずは体験で子どもの様子をチェック

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いかがでしたか?さまざまなメリットのたくさんある体操教室。選び方は難しいですが、しっかりとさまざまな体験教室に参加し、子どもの様子を観察してみましょう。何より楽しそうに取り組めるかどうかが大切です。

元気いっぱいの子どもたちが、より安全に体を動かせる教室が見つかるといいですね!