家族で歯周病予防!虫歯よりも恐ろしい?!その怖さと予防法を知って健康な歯を保とう

子どもに虫歯にならないように歯磨きを指導しても、歯周病になるよ、とはいいませんよね。しかし子どもでも歯周病になるって知っていますか?実は虫歯よりも歯周病の方が歯を失っている人は多いんですよ。家族で虫歯や歯周病を予防するためにも歯磨きの大切さを知って歯磨きをしましょう!歯周病予防には歯磨きが一番ですよ!

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2017/08/15 公開 | 364 view

家族で歯周病予防!虫歯よりも恐ろしい?!その怖さと予防法を知って健康な歯を保とう

歯周病を詳しく知って予防しよう

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歯周病って大人の病気と思われがちですが、実は子供でもかかるって知っていますか?
歯周病の原因は歯磨きをしなかったり、歯磨きの不十分で歯や口腔内の磨き残しがプラークバイオフィルム(プラーク)を定着させてしまうことから始まります。毎日きちんと磨けていれば問題はありませんが、磨き残しが日々蓄積されていくとだんだんと歯茎を蝕んで、やがて歯周病を引き起こします。歯周病とは虫歯を含む、生活習慣による変病といわれています。
万が一歯周病を発症しても、初期の段階できちんと治療を始めれば、回復も早くお金も安く抑えられます。歯周病が悪化すると歯茎が腫れて出血を繰り返し、しまいには歯が抜けていきます。虫歯を予防しようと歯はきちんと磨くけど、歯茎まで気をつけて磨かないと結果として歯周病となり、歯が抜けてしまうこともあります。
最近では虫歯よりも歯周病で歯を失くしてしまう人が多いため、多くの歯医者さんでも歯周病予防の大切さを発信しています。歯周病は初期の段階では出血や少しの痛み程度なので我慢すれば何ともないと思ってしまう人が多いですが、初期段階の症状が出た時点で治療を始めないと、後々さらなる痛みに襲われる恐れがあります。

歯周病にかかるのは大人も子どもも関係ない!

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歯周病は大人だけでなく、子どもにも可能性がある病気です。歯周病は歯が生え始めた時期からその可能性を秘めています。日々の磨き残しが蓄積されるのが原因なので、小さい時から歯磨きが不十分・歯磨きをしないと小学校や中学校の時期ですでに歯周病や虫歯に悩まされるということも有り得るのです。親としては子どもに自主的に歯磨きをしてもらいたいものですが、子どもは歯磨きの大切さが分からなければ自分から行おうとしない子もいます。そのため親である私たちが歯磨きの大切さや歯周病・虫歯の怖さを伝えて、本人に危機感を持たせなければいけません。
同時に私たちも子どもの手本になるように歯磨きを忘れずに行いましょう。大人は子どもよりも歯周病にかかる確率が高いです。これは子どもよりも生きている時間が長い=それだけ磨き残しが蓄積されている可能性があるからです。子どもに歯磨きを強制して、自分たちがきちんと歯磨きをしないのもいけません。大切な自分の歯で美味しいものを食べていけるように、歯磨きは家族そろって正しく行いましょう。

歯周病の進行状態について

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歯周病の悪化度は自分の歯茎を触ったり、見たりして判断することができます。健康な状態であれば歯茎からのトラブルはなく、痛みなども感じませんが、歯周炎が進むにつれ、歯ぐきから出血をしたり歯茎が腫れたりするトラブルが起こります。もし現段階で歯茎のトラブルがあるなら早めに治療を始めることをおすすめします。またトラブルを抱えてない場合でも、今後歯周病になる恐れがあると危機感を持って、どんな症状が現れるのか知っておきましょう。

健康な状態

健康な状態でも歯と歯茎の間には1~2mm程度のすき間が空いています。このすき間のことを歯周ポケットともいいますが、このくらいのすき間であれば健康な状態なので問題はありません。歯ぐきからも出血がない、痛みもない、冷たい物を食べてもキーンとしないならほぼ歯周病の恐れはありません。このまま正しい歯磨きを続けて健康な歯と歯茎を保ちましょう。

歯周炎度1

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歯周病で一番軽い状態です。初期段階といっても良いでしょう。歯垢(プラーク)が溜まった状態を放置したり、歯磨きが不十分だと歯茎のすき間がどんどんと広がっていきます。初期段階では歯茎とのすき間は2~3mm程度で、この時点ですでに炎症が起こっています。
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