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幼児期の子どもがチャレンジしやすい検定4選!努力をカタチに残してやる気UPにつなげよう

幼児期の子どもがチャレンジしやすい検定4選!努力をカタチに残してやる気UPにつなげよう

2019年5月31日 公開

幼児教育を取り入れていても、なかなかやる気を出してくれない、気分にムラがある…など幼児期にはあるあるです。そんな状況を改善するために、幼児期の子どもも気軽に受検できる検定を考えてみませんか?目標も定まり努力する理由が分かりやすくなりますし、合格すれば賞状などがもらえるので嬉しいはず。頑張ってきたことがカタチとして残ると、子どもも自信がつくでしょう。算数、英語、ピアノなど人気の幼児教育の努力をカタチに残せる、幼児検定をご紹介します!

幼児教育期の子どもが検定!?でもメリットはたくさんなんです!

Read Book Boy - Free photo on Pixabay (152945)

検定試験というと、中学生以上の子から大人が受けるもの、というイメージを持っている方も多いですよね。しかし、幼児を対象にしている検定も存在しているんですよ。

幼児が検定を受けることで、どんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。

幼児が検定を受けるメリットとは?

・目標ができる
メリットのひとつめは「検定を受ける」という目標ができること。ただ目の前にある課題に取り組むだけでももちろん効果はあるはずですが、何か目標があれば、それに向かって意欲がわいてくるもの。

特に幼児は気分にムラが出やすいですよね。そんな時には、

「〇月にテストがあるから、合格に向けて頑張ろう!」

と声掛けをして、親子で目標にむかって気持ちを整えるのもいいでしょう。合格したときのご褒美を考えて、やる気をアップさせるのもいいですね。

・賞状などをもらえば努力が見える!モチベーションアップに
検定を受け、合格したときには賞状などご褒美がもらえることも。子どもは賞状やかっこいい記念品を喜ぶ子が多いです。それをもらいたいために頑張る!という子もいるほどですよ。

また、今まで頑張ってきたものが賞状などのカタチになるというのも嬉しいポイント。努力の見える化で、次はより上の目標に向かって頑張ろうというモチベーションアップにつながるかもしれませんよ。

・成長記録になる
検定には結果がついてきます。以前できなかったことが努力を積み重ねてできるようになったという子どもの成長。それを記録として残せます。何年後かに子どもと一緒に見直して、

「今も頑張っているけれど、このときも頑張っていたね!」

と褒めてあげるのもいいでしょう。子どもの成長記録のひとつとして、検定結果や賞状などを大切に保管しておくのもいいですね。

ただし、注意も必要!

メリットがたくさんある検定ですが、注意点もあります。

・逆にモチベーションが下がってしまう子も
「検定合格に向かって頑張ろう!」と声掛けをしても、逆にそれがプレッシャーとなり、モチベーションが下がってしまうタイプの子もいます。その場合は、無理に受けさせたりせず本人の意思を優先して、しばらく様子を見ましょう。

また、検定のために頑張るのではなく、他のご褒美に向けて頑張ることを約束してもいいかもしれません。

・結果だけがすべてではない
幼児用の検定は合否が出ないものや、基本的には合格になるものも多いですが、結果によっては落ち込んでしまう子もいるでしょう。また、あんなに頑張ったのに…と親の方が落ち込んでしまうことも。

でも、結果がすべてではありません。そのために頑張ってきたことを褒めてあげて、また次につなげられるような声掛けができるといいですね。

幼児期から受けられる検定1.かず・かたち検定

Abacus Calculus Classroom - Free photo on Pixabay (152942)

では早速、具体的に幼児におすすめの検定にはどのようなものがあるのかをご紹介していきます。

まずはじめにおすすめしたいのは、「かず・かたち検定」です。名前からも想像できる通り、算数・数学の検定です。
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。
≪どんな検定?≫
数検と呼ばれるこの検定の幼児版である「かず・かたち検定」。シルバースター、ゴールドスターの2種類グレードがあり、どちらも受検資格などはなく誰でも受けられます。
・シルバースター(SS)
5までの数の理解、◯△□の基本的な理解、簡単な積み木の数の理解、大小・長短・多少、規則を見いだす力 など
・ゴールドスター(GS)
10までの数の理解、合わせた数、◯△□を含む形の基本的な理解、やや複雑な積み木の数の理解、大小・長短・高低・多少・重軽、規則を見いだす力 など

簡単な算数の基礎のテストです。
検定時間は40分、全部で15問あり、10問以上の正解で合格します。

≪検定料≫
シルバースター、ゴールドスター 1,700円

≪おすすめポイント≫
・自宅受検できる
・合格の場合実用数学技能検定合格証がもらえる
・不合格の場合でも未来期待証が発行される
・家族で受ければ家族合格表彰の賞状がもらえる


まず、受検は自宅に送られてくるプリントで行います。ママやパパが試験監督となり、終了後送り返せば合否が分かります。小さい子でも安心ですね。

合格証は横長サイズでデザインもかっこいいので、家の中に飾ってもおしゃれです。我が家も兄弟で受けています。11級(小1程度)からは会場受検ですが、受検者確認までは一緒に会場内に入って準備ができますよ。
過去問はこちらからチェックできます。まずはお試しでやってみてもいいですね!

幼児期から受けられる検定2.英検Jr.

Alphabet Text Type - Free image on Pixabay (152943)

最近では幼児期から英語教育に力を入れている家庭も多いですよね。そんな英語教育の成果を見える形にして残せるのが、英検Jr.です。

英検は一般的な英語の検定として昔から有名ですよね。その子ども向けの検定と考えるといいでしょう。
英検Jr.は、児童の英語能力の調査・研究を目的に、英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標として1994年に開発した児童向けの「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストです。
≪どんな検定?≫
英語のリスニングのテストです。グレード(級)は3つ。

・BRONZE(小学校低学年程度)
・SILVER(小学校中学年程度)
・GOLD(小学校高学年程度)


SILVERとGOLDは受検資格も必要(その前のグレードで正答率〇%以上など)なので、まずはBRONZEから挑戦しましょう。

≪検定料≫
ペーパー版(会場で受検)
・BRONZE 2,500円
・SILVER 2,700円
・GOLD 2,900円


オンライン版(オンラインテスト+カードアルバム)
・BRONZE 2,300円
・SILVER 2,500円
・GOLD 2,700円


≪おすすめポイント≫
・合否がないから気軽に受けられる(成績表が送られてくる)
・家庭でオンラインでも受けられるので安心
・オールカラーで見やすいテスト

・受検後成績表と証明書が郵送される

会場で受検できるペーパータイプのものもありますが、小さい子はオンラインを使って自宅でゆっくりと受けるのもいいですね。

また、合格不合格ではなく、点数が書かれた成績表が後日送られてきます。賞状をもらったようで嬉しいですよね!

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1,728
受検対策にはこちらのテキストがおすすめ!CDを聞きながらしっかりと、リスニング力を鍛えましょう。

幼児期から受けられる検定3.ACET(アセット)テスト

Literature Book Page - Free photo on Pixabay (152944)

英検Jr.と同じく英語の検定としておすすめしたいのが、ACET(アセット)テストです。3歳くらいからの子どもが対象なので、幼児期の子どもにぴったり。
英語を学習している子供たちが、さらに英語を 好きになり、意欲を持って英語学習を継続して いくための試験です。
≪どんな検定?≫
リスニングが中心の検定で、1~6級までとありますが、おすすめは自宅受検も可能な7級です。文を聞いて意味を理解したり、アルファベットを順に書いたり、基礎的な内容です。

≪検定料≫
7級 3,000円(自宅受検の場合、送料別途600円)

≪おすすめポイント≫
・自宅受検できる
・筆記テスト、口頭テストの合計が60%以上で合格
・合格証書が交付される

筆記テストもあるので、小さいころから英語を書くことにも慣れさせたい家庭におすすめです。6級以上は団体受検なので、問い合わせしなければいけません。

幼児期から受けられる検定4.ピティナピアノステップ

Piano Boy Playing - Free photo on Pixabay (152938)

小さなころからピアノを習わせている家庭も多いですよね。ピアノは上手に弾けるようになるだけが目標ではなく、脳トレや情操教育にも効果があるといわれています。

そんなピアノですが、発表する機会がないと練習にもハリが出ないということもあるでしょう。多くの人の前で弾くことは自信にもつながるので、積極的にこういう場を借りて経験させるのがおすすめです。
ステップ(ピティナ・ピアノステップ)は、ピアノを学習するみなさんのピアノライフを充実させ、応援するために、より多くの舞台をご用意したいとの想いから生まれたステージです。全国で年間を通して600地区で開催されており(2018年度実績)、どなたでも参加できます。経験豊富なピアニスト・ピアノ指導者である3名の「アドバイザー」が、あなたの演奏を聴いて直筆でメッセージを贈ります。
≪どんな検定?≫
・課題曲1曲、自由曲1曲の組み合わせを弾き、各レベルの合格を目指す23ステップ
・規定時間内で好きな曲を演奏するフリーステップ
・ピアノを使う自由曲で参加できる、始めたばかりの幼児用のプレ導入

の3種類があります。

どのステップも参加資格などはなく、誰でも受けられます。おすすめは23ステップです。2曲演奏しなければいけないものの、導入から基礎、応用、発展、展開とステップを踏んでいくので、上を目指していきやすいスタイルです。

≪検定料≫
参加者1名の場合
・プレ導入 6,000円
・導入1~3 7,000円
・基礎1~3 8,000円
・基礎4~5 9,000円


≪おすすめポイント≫
・全国どこでも、何回でも受けられる
・経験豊富な先生からアドバイスがもらえる
・ピティナパスポートに演奏記録が残せる
・合格証書がもらえる
・連弾も可能
・5回、10回・・・と継続すれば、継続表彰もされる


ステージの場数が踏めるのと、専門の先生から丁寧なアドバイスをいただけるのが魅力的です。アドバイスといっても、どこがどうよかったのかという褒めポイントが書かれていることも多いので、子どもの練習の励みになるでしょう。

また継続していけば表彰もされます。キーホルダーや盾などの記念品ももらえるのが嬉しいですね。
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演奏が終わったら、その日のうちに3名の先生からのアドバイスシート、左の写真にも写っている合格証書とピティナパスポートがもらえます。パスポートには合格シールも貼ってもらえますよ。

キーホルダーのようなものは、継続5回の記念品です。
via ikumama

頑張る目標を決めて、やる気アップ!

Child Kid Play - Free photo on Pixabay (152939)

幼児の検定は検定といえど簡単なものも多いので、気軽に受検できます。いつもの習い事やおうちでの幼児教育がマンネリ化してきたら、受検というイベントを目標にし、頑張らせてみるのもひとつの手です。

ただ、プレッシャーとなったり、嫌がったりすることもあるので、その場合は無理に受けさせず様子を見ましょう。親子で楽しく、幼児教育を続けられたらいいですね。