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3歳児の室内遊びネタ♪遊びの中から”生きる力”を身につけよう

3歳児の室内遊びネタ♪遊びの中から”生きる力”を身につけよう

2017年2月17日 公開

生きる力とは、文科省が定めた「子供たちがこれから成長していく中で必要とする力」のことで、豊かな人間性を培うために必要なものです。文章にすると小難しいですが、この生きる力は日々の「遊び」を通じて身に着けることができるんですよ♪今回は中でも3歳児にターゲットを絞り、室内遊びの種類やそれを通じて得られること等を書いていきす!

3歳児の発達に合わせた室内遊び

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子供は3歳ごろになると、急激に色々なことを覚えたり理解できるようになるので、室内遊も幅が広がってきます。

遊びもその時の発達に合わせることで子供の成長をより促すことになるので、3歳児の発達状況は抑えておきたいですね!

ここではまず始めに3歳児の発達について軽くお話していきたいと思います☆

運動面の発達

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歩いたり走ったりすることに慣れてくると、次はバランスが取れるようになってくるので、片足立ちをしたり、平均台のような細い道を落ちないように一人で歩くこともできます。

さらに走るスピードも速くなり、そこから急に止まったり、曲がったりすることも!

また、ソファー位の高さなら簡単にジャンプだっててきるようになっちゃいます♪

指先の発達

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細かい動きができるようになるので、一人で洋服のボタンを留めたり、簡単な折り紙を折ることができます。

また、ハサミも使えるようになるので、ハサミの正しい使い方を教えてあげるのもいいですね♪

お絵かきも上手になるので、今まで直線が多かった絵も、丸や三角などが描けるようになりますし、自分の顔やママの似顔絵だって描けるようになります。

知能や言葉の発達

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記憶をする力がついてくるので、ママの姿や普段の言動を覚えて「ままごと遊び」をしたり、「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」といった簡単なルールのあるゲームなら一緒に遊ぶことができるようになってきます♪

話し言葉も上手になって、TVアニメのモノマネをしたり、過去や未来の話もできるようになってきます。

季節別!3歳児が喜ぶ室内遊び

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一口に室内遊びと言っても種類は様々!
もちろん季節によっても展開する遊びは違ってきますし、季節にあった遊びをすれば、楽しさも倍増します♪

まず初めの項目では、季節別に楽しめる3歳児の室内遊びについて見ていきたいと思います!

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春は「ひなまつり」「子供の日」「母の日」と行事が盛りだくさんの季節です♪
なので、行事にあった製作をお子さんと楽し むのはいかがですか?

3歳になると手先が器用になってきますので、簡単な製作がオススメです♪
例えば・・・

学研 2016ピコロ4月号掲載 こいのぼり製作のポイント 「輪ゴムのユニークスタンプ」

輪ゴムスタンプで作るこいのぼりです。

材料も家庭にあるものだけでOKですし、作り方もとっても簡単♪
お子さんの個性がばっちり現れる作品ができちゃいます!
輪ゴムスタンプは、「輪ゴムのかけ方を変えることで模様が変わる」ということが子供の中で新しい発見となり、刺激になります。

大人には当たり前のことですが、子供にとってはすごいひらめきなんです☆

Free photo: Sunflower, Flowers, Bright, Yellow - Free Image on Pixabay - 448654 (36754)

夏と言えばプールに海に山遊びと、外で遊びたくなるのが子どもですが、ママもそう毎日外に出かけていられませんよね。

そこで!夏の室内遊びは、氷や水を使った冷たい室内遊びがオススメです♪
例えば・・・
他にもプールで遊ぶためのおもちゃを牛乳パックで作ったり、お風呂に水をためて遊ぶのもいいですよね♪

ちなみに、子供は「お風呂に水をためて遊ぶ」だけで大喜びします♪
子供は特別な体験が大好きなので、お風呂=暖かいなのに、冷たいというだけでそれはもう大興奮する出来事なんです^^

お仕事が忙しかったり、ちょっと疲れたけど子供が「遊ぼうよー!」と言い出した時は、お風呂に水を入れてあげるだけでも十分「遊び」になるので、試してみてください♪

※その際は必ずそばで見守って、危険のないようにしてくださいね。

Free photo: Leaves, Fall, Au, Autumn, Season - Free Image on Pixabay - 1363766 (36761)

秋になると、どんぐりや松ぼっくり、落ち葉など、自然のおもちゃがたくさん出てきます。
それらを画用紙に貼れば、顔になったり動物ができたりしますし、松ぼっくりリースを作って秋を感じることもできます♪

でも秋は「食欲の秋」とも言いますから、秋の遊びは「食」を楽しむのもいいですね!
今年の秋は、お子さんと簡単なお料理をしてみるのはいかがですか?

例えば・・・
ママと一緒に食事を作ることで、食べ物が食卓に並ぶために毎日ママが何をしているのかや、作ることの大変さ等を子供は学ぶことができます。

これを「食育」というのですが、食育は子供の好き嫌いや偏食が治るきっかけにもなるので、オススメです♪

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外が寒くなると家にこもりがちな日が続き、遊びもマンネリ化してしまいがちですよね。
冬こそ室内遊びの種類を充実させておくといいですよ♪

冬はなかなか外に行けない分、子供たちも体内にパワーが溜まりがち。
そんなパワーはこのような遊びで発散させてみましょう!

あさひ大興奮!新聞パラパラあそび

子供に新聞紙を渡すだけで、こんなに盛り上がっちゃいます!
動画の様に新聞紙を破いて遊んでもいいですし、丸めて雪合戦のようにしても楽しいですね♪
新聞紙ならご家庭にあるものですし、新聞を取っていない場合でも不要なチラシが使えます。

また、新聞紙は投げてもボールのように危険ではないので、的目がけて思いっきり投げてもいいですし、気のすむまで破くのもOK!

子供の体の中に溜まったパワーは、こうして安全に発散してもらいましょう♪

3歳児のおすすめ室内遊び ~ゲーム編~

Free photo: Children, Garden, Autumn, Hide - Free Image on Pixabay - 1879907 (36803)

ここでは、ママと2人でも室内ですぐに始められるゲームをご紹介したいと思います♪
3歳になると簡単なルールは理解できるようになるので、ゲーム遊びはオススメです!

宝探しゲーム

お子さんの好きなおもちゃを宝物に見立てて、ママが部屋の中に隠します。
それをお子さんが一人で見つけ出すという遊びです。

3歳なので、「ママが歌を歌い終わるまでに見つけよう」といった簡単なルールを入れて遊んでもいいですね!

なぞなぞ

なぞなぞと言っても、「パンはパンでも食べられないパンは?」といった本格的ななぞなぞはまだ難しいので、答えがお子さんの身近にあるものにしてあげるといいですね♪

例えば、「ママの好きな果物はなんだ?」「パパは何色の眼鏡をかけているでしょうか?」等、家族に関するなぞなぞですと、お子さんも応えやすいですし、盛り上がります♪

3歳児のおすすめ室内遊び ~ふれあい遊び編~

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ふれあい遊びは道具も必要ないですし、難しいルールもいりません。
普段忙しくてなかなかお子さんとのスキンシップが取れないママには特におすすめの室内遊びです♪

わらべ歌遊び

わらべ歌は歌と手遊び(体遊び)がセットになっている物が多く、お子さんとのふれあい遊びには最適です☆

また、わらべ歌は「題名はわからないけど、何か聞いたことある」という曲が多いので、ママもお子さんに歌を教えやすいと思います♪

有名なわらべ歌遊びだと、こんなものがありますよ^^

いっぽんばしこちょこちょ

これは最後にこちょこちょ~とくすぐりが入るので、「もう一回やって!」とお子さんにせがまれること間違いなしの遊びです!

ベビモ2011年4月号 手遊び歌「ぞうきんの歌」【主婦の友社】

動画は赤ちゃんと遊んでいますが、3歳児でも楽しく遊べます♪
ママの手って子供にとってすごく安心できるものなんですよね。

こうしてしっかり触れ合う遊びは、子供の心の安定につながりますよ♡

3歳児が室内遊びで集中できる時間は?

Free photo: The Eleventh Hour, Disaster - Free Image on Pixabay - 758723 (36931)

子供の集中時間は「年齢+1分」と言われています。
なので、3歳児の場合ですと「4分」が平均ですね。

意外と短いんです!

でもこの集中時間を知っておけば、絵本を読んでいて子供が途中どこかへ行ったり、次々におもちゃを引っ張り出したりしても「うちの子集中力ないのかしら・・・」と心配をしなくて済みますね♪

室内遊びをする時も、あっという間に1つの遊びに飽きてしまうかもしれませんが、子供にとっては遊んだ時間よりも「ママと一緒に遊んだ」ことが大事なので、集中時間はあまり気にしないようにしましょう。

3歳児の室内遊びと「生きる力」

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みなさんは「生きる力」というのを聞いたことがありますか?
これは文科省が定めたもので、子供がこれから生きるために必要な基礎力のことです。
我々はこれからの子供たちに必要となるのは、いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性であると考えた。
ちょっと文章が難しいのですが、かみ砕いて言うと

「自分の力で考えて行動できる力」「協調性のある心」を生きる力と言います。

これは、これから変化の激しい世の中で育つ子供たちが、臨機応変に生きられるようにと文科省が考えたものです。

生きる力は、勉強のように教科書で教えて育つものではありません。
日々の生活や遊びの中から学んでいくものなのです。

と、難しいことを言いましたが、ママとの室内遊びでも十分生きる力は育まれます♪
次の項目で少し詳しく見ていきましょう!

3歳児が室内遊びを通じて学ぶこと

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3歳児が室内遊びで学ぶことなんてあるの?とママ達は思うかもしれませんが、実は日々沢山のことを学んでいるんですよ♪

例えば、「ままごと」では自分自身を客観的に見ることができるようになったり、会話のやりとりの中で言語力や表現力が身に付きます。さらに相手が言ってきた言葉に対してその都度対応をしていくので、臨機応変な対応が取れるようにもなるんですよ。

また、「絵本」では想像力が育つのはもちろん、人の話を黙って聞くことができるようになりますし、絵本の内容によっては、友達とのかかわり方、挨拶の大切さなども学ぶことができるんです。

こうして見ると、毎日なんとなく遊んでいる室内遊びの中にも、沢山の成長の種が隠されているのがわかりますね!

これらが積もり積もって、子供の心の中に「生きる力」が育っていくのです。

3歳児の室内遊びで気を付けること

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室内遊びで気を付けたい点ですが、安全面はもちろんのこと、一番気を付けてほしいのが「適当に遊ばないこと」です。

「まだ3歳だし」「一応返事しとけばいいか」という考えは禁物です。
特にスマホをいじりながらなんていうのは最もNG!

3歳児の室内遊びは先程もお話したように、会話やふれあいを通じて沢山のことを学んでいきます。

そこで適当な対応をしてしまうと、子供の心は育ちません。

子供はママの対応や姿をよく見ています。
その姿をマネされないよう、十分気を付けましょうね。

室内遊びの大切さ

Free photo: Woman, Girl, Child, Parent-Child - Free Image on Pixabay - 538396 (36989)

子供が自立していくには「認められる経験」がとっても大切です。
子供は親や友達など、いろんな人に認められる経験をしていきながら、だんだん自立できるようになってきます。

この認められる経験が「室内遊び」には沢山詰まっています!

積み木が積めたら「すごいね!」と言ってもらえる、絵が描けたら「上手だね!」と言ってもらえるというように、室内遊びから子供はたくさんの自信を積み重ねることができます。

さらに、ママとこうして触れ合うことで子供は安心感に包まれます。
安心で満たされた子供は、自分から外の世界へ出ていくことができるんです。

ママから離れていくのは少し寂しい気もしますが、それも成長の証。
ママの力を借りず、一人で幼稚園や保育園等に笑顔で出かけていく姿はとても頼もしいものです♡

まとめ

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今回は3歳児の室内遊びの大切さについて書いてみました!
室内遊びはとても奥が深いということがわかっていただけましたでしょうか?

実は室内遊びには子供の成長にかかせない「生きる力」を伸ばす秘訣が隠されています。
たかが遊びとはとらえず、室内遊びも子育て同様全力でいきましょう♡
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