稽留流産・化学的流産・切迫流産での確率は違う?週数の違いに注目!

妊娠初期には誰でも不安になってしまう流産がありますよね。流産には稽留流産・化学的流産・切迫流産など種類があります。種類や週数によっても引き起こされる確率は変わってきます。自分を責めすぎないで流産について知る所から始めましょう。

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2017/01/06 公開 | 889 view

稽留流産・化学的流産・切迫流産での確率は違う?週数の違いに注目!

流産は週数によって確率が違う?

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妊娠が分かると嬉しいですが、体調変化やつわり、流産の不安など気になってしまいますよね。
その中でも一番の心配とされているのが流産です。健康な状態の妊婦さんの人の場合でも15%は流産を経験するされています。
慌てないようにするためにもしっかりと知識をつけておきましょう。

流産とはなんらかの原因で妊娠22週未満で妊娠が終わってしまう事です。
流産は週数によって変わってきます。

1割以上の人は初期流産を経験している

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妊娠22週まで正常な妊娠が維持できないケースを流産というのはお伝えしました。
この中の12週未満の流産を早期流産とされています。
流産の90%以上はこの早期流産とされています。
現在の日本では自然流産の確率は約15%程度とされています。妊娠しても1割以上の人が流産してしまう結果となるのです。特に高齢出産の場合には約20%の人が流産を経験するとされています。

流産は身近にあるものなので、どうしても意識してしまうものなのです。

妊娠初期に流産が引き起こされる確率

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妊娠初期の流産確率は年齢によっても変わってきます。
一般的に1割程度の人が流産になってしまうという話がありますが、年齢で分けると確率が変わってきます。

35~39歳の場合には約20%
40以上になってしまうと約40%

となってしまいます。加齢とともに流産の確率が高まってしまう理由として知られているのが
◆染色体異常
です。この染色体異常は流産の原因の約60%を占めていると言われており、加齢によって確率が上がるとされています。35歳以上での妊娠では産婦人科との連携が重要となってきます。

染色体異常は年齢と大きく関わりがある

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流産の基本的原因となっているのが染色体異常とお伝えしました。
この染色体異常は異常のない健康的な人の場合でも引き起こされます。
初期流産の原因のほとんどが胎児側になるため、年齢を重ねて染色体異常の確率が上がればあがるほど流産の可能性が大きくなってしまうのです。

妊娠週数によって変化する確率

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妊娠週数によっても流産の確率が変わってしまいます。
これは胎児が育っていくにつれて染色体異常での流産の可能性が下がっていくからとされています。

流産全体の確率は8~15%
妊娠5~7週の確率は22~44%
妊娠8~12週の確率は34~48%

時期としては8~12週が一番流産が多いように見えますが、胎児の死亡が確認されやすいのが8~12週あたりという事で、全体での流産の確率には大きく影響しません。

妊娠13~16週目になると、胎児もある程度育って心拍が確認されるようになります。心拍の確認が取れるこの時期での流産の確率は6~9%程度とぐっと下がってきます。
ここまで成長した胎児の場合は染色体異常での流産はほぼないと考えても良いかもしれませんね。
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