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ヨーグルトで健康的に美しくなろう!乳酸菌がもたらす7つの効果とは?効果的な食べ方&選び方

ヨーグルトで健康的に美しくなろう!乳酸菌がもたらす7つの効果とは?効果的な食べ方&選び方

2018年12月27日 公開

ヨーグルトに含まれる乳酸菌のすごい効果についてご存知ですか?乳酸菌には様々な種類があり、それぞれ便秘解消やダイエット、肌質改善、インフルエンザや風邪予防などの効果が期待出来るんです! そこで今回は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の7つの効果と効果的な食べ方や選び方についてご紹介します。1日の摂取量の目安や食べるタイミングなど詳しくご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね! これを読んだら今すぐヨーグルトが食べたくなる!今話題の菌活を、皆さんも始めてみませんか?手軽に続けられるヨーグルト健康法で、体の中から美しく元気になりましょう。

ヨーグルトに含まれる栄養成分は?

Tablespoon Yogurt Strawberry · Free photo on Pixabay (136906)

近年、美容や健康に良いと注目度が高まっている「ヨーグルト」。ヨーグルト自体の栄養価は、原料である牛乳とさほど変わらないのですが、発酵食品特有の良さもあり、子供から大人まで幅広い年代におすすめしたい食品です。

特に、牛乳だとお腹がゴロゴロしてしまうという「乳糖不耐症」の方にはおすすめ♡ヨーグルトは、発酵によって乳糖の一部が分解されますので、乳糖が大腸にそのまま残り、腸を圧迫したり刺激することがなくなります。これまでお腹が痛くなってしまうからと、乳製品が苦手だったという人も、ヨーグルトなら安心して食べられるかもしれませんね。

そんなヨーグルトに含まれる主な栄養成分について以下にご紹介します。

◆乳酸菌

ヨーグルトと言えば「乳酸菌」。乳酸菌と言っても、種類は様々あり、効果・効能もそれぞれです。後ほど詳しくご紹介しますが、毎日続けて摂取することで、腸内環境が整い、免疫力UPや美肌効果も得られます。

◆カルシウム

歯や骨を形成する働きのあるカルシウム。子供だけでなく女性にも積極的に摂取することが望ましい成分です。将来的に骨粗しょう症などのリスクを軽減することが出来ます。
また、タンパク質と結びつくことで乳酸カルシウムに変化し、牛乳を飲むよりもより体に吸収されやすくなります。

◆タンパク質

美しくハリのある肌や髪質に関係してくるタンパク質。ほかにも筋肉などの形成にも影響を与えますので、男女問わず必要不可欠な栄養素と言えますね。
ヨーグルトに含まれるタンパク質は、発酵の段階でアミノ酸に分解されているため、消化吸収が良いのが特徴です。

◆ビタミンB2

女性にとっては非常に重要なビタミンB2が美肌や美髪などに効果があると言われています。また、脂質の代謝を促してくれる作用がありますので、お肉が大好きでなかなか痩せられない…という方におすすめ♡

ほかにも皮膚や粘膜の保護作用があるため、疲れ目や目の充血、口角炎・口内炎などの予防にも効果的です。日ごろの家事・育児でお疲れのママは、積極的に摂取したい栄養素ですね。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の主な種類と特徴

Dessert Breakfast Yogurt · Free photo on Pixabay (136907)

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、様々な種類があります。それぞれ効果・効能が異なりますので、覚えておくと良いかもしれませんね。今回ご紹介するのは、皆さんも1度は耳にしたことのある「R-1」や「LG21」などの乳酸菌です。
聞いたことはあるけど、どんな効果が得られるのか?までは知らなかった人も多いはず!
早速見ていきましょう!

◆R-1乳酸菌

市販のヨーグルトの品名にもなっている「R-1乳酸菌」。ブルガリア菌という乳酸菌の1つで、主に免疫力を高めてくれる効果が得られます。そのため、風邪やインフルエンザの予防に日ごろから摂取する人も多いですよね。ほかにも、アレルギー症状の緩和などにも効果的と言われています。

◆プラズマ乳酸菌

プラズマ乳酸菌は、免疫の司令塔の1つである「プラズマサイトノイド樹状細胞」を活性化する作用があり、今大注目されている乳酸菌の1つです。

他の乳酸菌との大きな違いは、免疫力を直接的に高める効果が得られるという点。そのため、他の乳酸菌よりも免疫力を高める効果が強いのです!風邪、インフルエンザなどの予防だけでなく、疲労感の軽減や肌バリアの機能向上にも役立つと言われています。

◆乳酸菌シロタ株

乳酸菌シロタ株と言えば、「ヤクルト」に含まれる乳酸菌です。生きたまま腸内に到達する力があるため、腸内にある善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果が得られます。
便秘解消やそれによる美肌効果・ダイエット効果も期待出来ます。

◆LG21乳酸菌

こちらも最近よく耳にする乳酸菌の1つ「LG21」。LG21の特徴は、他の乳酸菌よりも胃で生き残る力が強いこと。胃の健康だけでなく、もちろん腸内環境を整えてくれる効果があります。

さらに日本人に感染者が多い「ピロリ菌」の働きを抑制する作用があります。ピロリ菌は、胃がんの原因だけでなく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを引き起こす原因とされていますので、積極的に摂取することでリスクを抑えられるというわけですね。

◆PA-3乳酸菌

PA-3株という乳酸菌は、主にプリン体を低減させる効果があります。尿酸値が高い・痛風になりやすい人などにおすすめ♡痛風が悪化すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まりますので、気になる人は積極的に摂取しておきたいですね。

乳酸菌がもたらす効果①腸内環境を整えてくれる

Stomach Belly Lose Weight · Free image on Pixabay (136908)

乳酸菌がもたらす最も大きな効果としては「整腸作用があります。人の腸内には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3種の腸内細菌があり、これらがバランスよく存在することで健康が保たれます。
しかし、ストレスや乱れた食生活によって悪玉菌が増加してしまうと、便秘の原因になってしまうんです。

便秘は、肌荒れや太りやすいなど女性にとってはデメリットばかり。毎日の食生活にヨーグルトを取り入れることで、腸内環境を整えること出来るんですよ!

乳酸菌がもたらす効果②便秘解消!ダイエットに効果的♡

Woman Body Slender · Free photo on Pixabay (136909)

前述のとおり、乳酸菌を定期的に摂取することで腸内環境が整うと、自然と便秘が解消されていきますよね。便秘が解消できれば、当然ダイエットにも効果があります。
もともと便秘がちな人は、栄養の吸収や消化が悪く、代謝も悪いので、普通の人と比べて痩せにくい体質にあります。

腸内環境が整うことで、新陳代謝もUP!ダイエット効果も得られるのは嬉しいですね。また、ヨーグルトに含まれるビタミンB2の作用により、体脂肪を溜め込みにくくする効果も得られます。

乳酸菌がもたらす効果③美肌に効果的♡

Girl Portrait Woman · Free photo on Pixabay (136912)

便秘がちな人は、ニキビなどの肌荒れが気になりませんか?実は腸内で悪玉菌が増えてしまうと、有害物質が発生してしまいます。これが血液中に溶け出し、全身に悪影響を及ぼすのです。

そのため、ニキビや肌荒れなどの原因となってしまうんです。また、便秘がちな人は新陳代謝も悪いので、肌荒れだけでなく、シミ・くすみなどの原因にもなってしまいます。
腸内を美しくすること=肌を美しくすることへとつながっていきますので、体の中からキレイにすることが大切ですね。

乳酸菌がもたらす効果④免疫力アップ!

Running Runner Long Distance · Free photo on Pixabay (136918)

先ほどからお伝えしているとおり、腸内環境が悪いと代謝が悪くなり、免疫力も低下してしまいます。
実は、腸内には全身の免疫細胞の約7割が集まっていると言われていますので、腸内環境を整えるということは、免疫力アップに非常に効果的なのです。

また、乳酸菌の種類によって、免疫力を高めてくれる効能のあるものもあります。風邪予防やインフルエンザ予防、さらには花粉症などのアレルギー症状の緩和にも役立つというわけです。

乳酸菌がもたらす効果⑤アレルギー症状の改善

Forest Birch Spring · Free photo on Pixabay (136923)

乳酸菌を摂取することにより、善玉菌が活性化し、アレルギー症状の緩和につながるとも言われています。先ほども話に出ましたが、腸は最大の免疫器官と言われていますから、免疫力を高めることで風邪予防だけでなくアレルギー発症のリスクを抑えてくれる効果もあるのです。

実際、花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの改善に役立つという結果が出ています。
継続的に摂取することで体質改善につながっていけばいいですよね。

乳酸菌がもたらす効果⑥インフルエンザの予防にもなる

Young Woman Girl Concerns · Free photo on Pixabay (136927)

毎年冬~春先にかけて流行するインフルエンザ。予防接種をしても100%防ぐことが出来ないため、この時期は外出の際も注意が必要ですよね。
そんな中、いま注目されているのがインフルエンザ予防に効果的であるという乳酸菌「L-92」の存在。L-92乳酸菌は、免疫細胞を活性化させる働きがあり、さらに免疫力を改善する効果があるとされています。

各研究機関でも様々な研究がなされており、L-92乳酸菌を継続的に摂取した人とそうでない人とでは、体内でのウイルスの増殖率が異なることが判っています。ほかにもR-1乳酸菌ビフィズス菌BB536株などが、インフルエンザの予防に効果的であると言われています。

乳酸菌がもたらす効果⑦口内環境を整えてくれる

Smile Mouth Teeth · Free photo on Pixabay (136928)

口の中には意外とたくさんの細菌がいます。これらの細菌が歯周病や歯肉炎、口臭などの原因となるのです。もちろん、歯磨きは大切ですが、それだけでは完全にキレイにすることが出来ません。そこで活躍してくれるのが乳酸菌。

特に「乳酸菌LS1」は、歯周病菌や虫歯菌を抑える性質をもっています。
人は、加齢とともに唾液に含まれている乳酸菌LS1が減少していきますので、補ってあげることが重要です。
最近では手軽に摂取できるタブレットが主流。特に寝る前に1粒舐めるだけで、寝ている間の細菌の増殖を抑えてくれる働きがあります。

効果的な食べ方とは?

Yogurt Granola Cereal · Free photo on Pixabay (136935)

せっかく食べるなら、効果を実感したいものですよね。そこで、より効果的な食べ方についてご紹介します。いくら美味しくて体に良いからと言っても、くれぐれも食べ過ぎないよう注意しましょう。

◆1日の摂取量

1日に食べる目安としては、大体100~200gくらいですが、本当に乳酸菌の効果を得たいという場合は、200~300gが望ましいと言われています。
ただし、200g以上食べる際は、カロリーにも気を付けなければなりません。加糖のものやフルーツ入りのものはカロリーが高いので、無脂肪や低脂肪のものが良いでしょう。

◆食べるタイミング

効果的なタイミングは、食後が最もおすすめ。空腹時に食べてしまうと、胃酸の影響により乳酸菌が腸まで届く間に減ってしまう恐れがあるからです。

ただし、便秘解消効果を得たいという場合は、朝食など空腹時でもOK。胃が空の状態でヨーグルトを食べると、腸を刺激してくれるので、お通じが良くなるのだそうです!朝食なら、シリアルやフルーツなどをトッピングして食べても美味しいですよね♡

◆ホットヨーグルトがおすすめ♡

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、温めるとより効果が増すと言われていますので、ほんの少しだけ温めて食べるのもおすすめ♡最近、メディアなどでもホットヨーグルトが「ダイエット効果的」と取り上げていますよね。
ただし、加熱し過ぎると死滅してしまうので気を付けてください。

自分にぴったりなヨーグルトの選び方

Cheese Refrigerator Processed · Free photo on Pixabay (136930)

最近は、スーパーに行くと売り場にはたくさんのヨーグルトが置かれていますよね。一体どれを食べたら良いのか迷ってしまうほどです。
味や体質などによっても、合う・合わないがありますので色々と試してみるのが1番ですが、まずは以下の2点を参考に選んでみると良いと思います。

1.効果効能を重視して選ぶ

これまでご紹介してきたとおり、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には様々な種類がありますので、その効果・効能を重視して選んでみると良いでしょう。
ヨーグルトを食べることで、どんな効果を得たいのか?ダイエット効果?風邪予防?それとも、美肌効果?…など、それぞれの目的によって選んでみて下さいね。

2.入手のしやすさ・値段で選ぶ

ヨーグルトを食べることで、それなりの効果を得たいのであれば継続的に食べることが大切です。
そのため、どこでも買える商品であることや続けやすい値段であることも重要なポイントです。

どんなに美味しくて効果が期待できるヨーグルトであっても、1回や2回食べたくらいでは本当の効果を得ることが出来ません。毎日続け易い商品を選びましょう。

まとめ

Berries Muesli Blackberries · Free photo on Pixabay (136895)

いかがでしたか?ヨーグルトに含まれる乳酸菌パワーは、健康や美容にとても大きな効果を発揮してくれることがわかりましたよね。私たちの食生活に欠かせない・ヨーグルト。それぞれの乳酸菌の特徴を知り、自分にぴったりなヨーグルトを見つけてくださいね!