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産後ケアサービスって?主なサービス内容と自宅でできるケアについて【まとめ】

産後ケアサービスって?主なサービス内容と自宅でできるケアについて【まとめ】

2017年9月29日 公開

産後ケアサービスって知っていますか?産後、家で独りぼっち、誰にも頼れないママのための宿泊型サービスです。今回はこの産後ケアサービスについてご紹介するとともに、自宅でできるケアについてもまとめました。産後は体も心も辛い時期。そんな大切な期間を一人で耐え抜くよりも、周りに力を借りるようにしてみませんか?

産後ケアサービスとは

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男性でも産休が取れる会社が多くなってきていますが、いまだに取れない家庭が大多数の日本です。産後、家に帰ると赤ちゃんとママの二人だけという家庭では、ママの体力やストレス回復が追い付かなくなってしまいますよね。そんなときは誰かの手を借りたい、話を聞いてもらいたいと思うのが人間です。
産後ケアとは、産後の落ち着かないママのための個別相談や支援、社会関係の再構築などをトータルでサポートしてくれる、専門家によるケアのことです。多くは宿泊型となっていて、出産退院後ママと赤ちゃんがその施設で宿泊することにより日々のストレスや育児の不安、社会復帰への足掛かりになるようにサポートを受けることができます。産後であろうとママは一人の女性です。産後ケアではママとしてではなく、一人の女性として扱いながらケアを行ってくれます。
産後はママ一人で育児から家事からとなんでも頑張ってしまうと回復が遅れて産後うつになることもあります。それを阻止するためにも、こういったサービス利用を視野に入れておくと良いでしょう。

主なサービス内容

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産後ケアサービスは主に産後ケアセンターと呼ばれるところで産後の育児支援や社会復帰支援などを受けることができます。宿泊型施設が主となりますが、上の子や事情により宿泊をためらうママには訪問型サポートを行っている施設・企業もあります。自分の生活スタイルに合わせて宿泊か訪問かを選ぶようにすると良いでしょう。

一般的な施設でのサポート内容

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宿泊型ケアセンターでは看護師や助産師、産後ケアリストなど専門職の方々が産後のママを24時間体制で支援してくれます。サポート・サービス内容は施設や企業によって異なるので、利用したいと思う施設のHPなどで確認をしましょう。一般的には産後のママが回復しやすいようなプログラムに則り骨盤ケアやヨガなどを行いながら、基本的な育児(沐浴や授乳など)を学んでいきます。基本的に個室となっていて、家族も同伴で泊まれる大型宿泊施設もあります。ママが自信をもって育児ができるようにサポートしてくれるので、育児が初めて・育児に不安がある・きちんと愛情をもって育てられるか心配といった悩みがあるなら頼ってみるのも良いでしょう。

出張・訪問型サービス

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こういった宿泊施設は何かとお金がかかるもの。費用の関係で宿泊が難しい、また上の子の学校などの関係で宿泊できないといったママもいるでしょう。そんなママのために出張・訪問型の産後ケアサービスを展開している施設・企業もあります。宿泊型と違い24時間体制のサポートではありませんが、相談や育児サポートをしてくれる心強い味方です。ちょっとした相談から育児の勉強のために頼ってみると良いでしょう。

産後ケアリスト

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産後ケアリストとは産後のママの育児相談や精神面のケアなどさまざまな方面のケアに長けている専門職です。日本産後ケア協会の試験を合格することで資格が得られます。産後ケアリストに救われたママがその後、同じように産後ケアリストになることも多く、産後の経験を活かすための場として、ママの社会復帰の一環としても注目を集めています。だれにも言えないことでも産後ケアリストは受け止めて相談に乗ってくれるので、育児で困ったことがあれば思い切って相談してみましょう。

迷ったら気軽に相談・見学しよう

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こういった施設やサービスを受けるのはママとしても迷いますよね。できれば自宅にいたいけど、1人きりで赤ちゃんのお世話をするのは大変…。そうやって迷いがあるのであれば、気軽に相談してみたり、施設を見学してみましょう。実際に見て、聞いてみることで分かることもありますし、どれだけ自分が過ごしやすくなるかもよく分かります。パパや家族が頼れないのであれば、一つの選択肢として考えるのも良いでしょう。
産後は何かと忙しくて大変です。ママも自分自身では平気と思っていても、ふとした瞬間にどっと疲れが押し寄せ泣いてしまうことだってあります。産後は赤ちゃんの笑顔をみるためにも頑張りたいですが、それにはまずママの身体や心が健康になる必要があります。産後は無理をすると回復が遅れてしまうので、少しでも回復を早めるために利用してみると良いでしょう。

自宅でできる産後ケアは?

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産後ケアは施設やサービスを利用するだけでなく、自宅でも行うことができます。自宅では骨盤ベルトを使ったり授乳クッションを使うことによって産後の回復を早めることができます。自宅で行うケアは産後ケア施設のものとは少し違いますが、自宅での育児をやりやすくしてくれるアイテムです。どうしても宿泊したくてもできない、出張サービスも利用できないという時にはこういったアイテムに頼ってみるのも産後のケアとして役立ちます。
他にも産褥運動をしたりできるだけ身体を休めたりといったこともケアになります。自分でできることはやり、無理だと感じたらサービスを利用するのも一つの手です。産後はただゆっくりと過ごすよりも、こうしたアイテムを使ったり運動をした方が回復が早まることもあるので一つの方法として覚えておくと便利ですよ。

自宅ケアにおすすめな産後ケアアイテム

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自宅ケアにおすすめのアイテムをご紹介します。あるだけでもだいぶ身体が楽になるので、産後のつらい痛みを和らげるためにも一つあれば変わりますよ。多くの家庭で使われているアイテムばかりなので、気になるものがあればチェックしましょう!

授乳クッション

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授乳するときって高さが合わなくて腰や背中が痛くなりますが、授乳クッションがあれば高さ調節に加えて肩や腰、背中の痛み防止に役立ちます。授乳中以外には背中に当てることで産後の痛みを和らげることができ、授乳後・断乳後もそのままクッションとして使えます。なかなか寝てくれない、抱っこしている時に少し眠るときにも枕として重宝しますよ。

産前・産後骨盤ベルト

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産前・産後ってどうしても腰痛が辛くて動くのもままならないですよね。そんなときに活躍してくれるのが骨盤ベルトです。使う期間が短いものですが、あるのとないのとでは身体の動かし方に差がでます。早めに回復をしたいのであれば使うことをおすすめします。産前・産後で使えるものを1つ買っておけば長く使えて経済的ですね。

円座クッション

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産後の姿勢矯正だけでなく、イスに座るのもつらいという時に座りやすくしてくれるアイテムです。産後以外でも姿勢矯正に役立つのであると便利です。クッションだけでなく、背もたれとしても使えるのでさまざまな場面で活躍します。産後はイスに座るのもつらいという人も多く、私も円座クッションにだいぶすくわれました。

産後は頑張り過ぎないことが大切

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産後は誰に頼っていいのか、どれだけ頼っていいのかと迷い不安になり、結局一人で頑張ってしまうママもいますね。しかし産後に頑張り過ぎてしまうと、どこかで自分のキャパシティが目一杯になってしまいパンクしてしまいます。せっかく頑張ってきたのに、ふとしたことで爆発してはママもやりきれないでしょう。本当はそうなる前に産後ケア施設やサービスを利用してもらいたいですが、そうなってからでもこういった施設・サービスは利用することができます。産後のママが頼れる施設や企業、サービスは世にたくさん溢れています。市区町村でも産後のママを支援すべくそういった行動をしている団体もあります。
産後はママが無理に一人で頑張らないようにしましょう。パパに頼れるところは頼り、ママができない、誰かに聞いてもらいたい、分からないことは専門家に相談してみましょう。私も実際に赤ちゃんのお世話をしてみると大変でした。寝る時間はない、ミルクをちゃんと飲んでくれない、下痢や便秘…などなど育児の悩みからパパとの関係など悩み事が尽きない産後でした。しかし市区町村の産後ケアサービスだけでもきちんと話を聞いてくれケアや指導をしてくれます。ちょっとしたきっかけさえあればすんなりと悩みを打ち明けることはできます。産後は誰だって大変です。だからこそ、誰かに頼ることはいけないことではないんですよ。

まとめ

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産後ってちょっとのことでも辛く感じてしまう期間なんですよね。私も初めての育児に加えて、心身ともに余裕がなかったので、産後うつ手前でした。しかし周りに相談できる相手がいるだけでもありがたいことで、悩みを相談するだけでも気分が違うんです。産後はケアが大切といいますが、自身のケアがきちんとできるように環境を整えていきましょう。
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