もう限界!育児ストレスから解放されたい!今話題の「ワンオペ育児」の実態とは?

育児ストレスを感じる人の多くは、ほとんど1人で家事も育児もこなしている、いわゆる「ワンオペ育児」のママさん。ストレスが溜まると心配されるのは、育児ノイローゼなどの体調不良です。そこで今回は、今話題の「ワンオペ育児」の実態と改善策についてご紹介します。

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2017/08/21 公開 | 3814 view

もう限界!育児ストレスから解放されたい!今話題の「ワンオペ育児」の実態とは?

育児ストレス限界!今話題の「ワンオペ育児」とは?

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最近、なにかと耳にする「ワンオペ育児」という言葉。皆さんはご存知ですか?

「ワンオペ」とは、飲食店などの店舗を1人で回している状態、すなわち「ワンオペレーション」を略した言葉で、1人で家事や育児に日々奮闘するママ達のことを、「ワンオペ育児」と呼ぶようになりました。これは、インターネットを中心に普及し、メディアでも多く取り上げられるようになった、現代社会における子育ての深刻な問題の1つなのです。

このワンオペ育児は、決してシングルマザーに限ったことではありません。仕事で帰りが遅い・長期出張などでパパが育児に参加できない・またはしないような場合、ママがたった1人で育児と家事をこなさなければならない家庭が増えています。実家の祖父母にも頼れず、孤独な育児をしているママは、終わりの見えない「ワンオペ育児」に不安とストレスを抱えているのです。

実は多い「ワンオペ育児」ママ!

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ワンオペ育児に悩めるママは、実はとても多いそうです。年々増加傾向にあり、2002年には約12万人だったのが、2012年には20万人近いママが孤独な育児に苦しんでいるんだそうです。「イクメン」という言葉がメジャーになった現在も、このワンオペ育児ママは増えているので、実際は、「家事・育児=ママの仕事」という古くからの固定観念は、変わっていないようですね。

事実、日本の男性が、家事や育児に関わる比率というのは、諸外国と比べてとても低く、ワースト1位と言われています。まだまだ「男は働きに出るもの」「女は家庭を守るもの」という考え方が拭いきれていないんだなと言った印象です。女性の社会進出を応援する一方で、このような考え方では、育児・家事・仕事のすべての負担を女性ばかりが担うことになるので、安心して職場復帰をすることが出来ませんよね。

ワンオペ育児は何故注目をあつめているのか?

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きっと、私たちが子供の頃から当たり前のようにあったであろう「ワンオペ育児」。父親は外で仕事、母親は家事と育児…という構図は、むしろ昔の方が強かったでしょう。しかし、何故今になってこんなにもメディアで取り上げられるようになったのでしょうか。

それは、様々な子育て環境の変化に原因があると思います。
例えば、昔に比べて核家族世帯が圧倒的に増えていること。昔は、祖父母と同居している家庭も多かったため、慣れない育児に奮闘するママをサポートしてくれるおじいちゃん・おばあちゃんがいました。しかし、最近は、多くの家庭が「父親・母親・子供」の核家族世帯。遠方に祖父母がいる場合は、特に周りの助けを得ることが出来ませんので、ママの負担が必然的に増えてしまうというわけです。

さらに、昔に比べると「共働き世帯」が増えていることも1つの要因です。共働き家庭なのに、ママばかりが育児・家事を負担することが多く、精神的・体力的にも限界にきているママが増えています。しかし、日本の育児や家事に対する古い考え方が根強く残っているがために、この辛さを周りから理解してもらいにくいというのが現状のようです。

ワンオペ育児ママ達の悲痛な叫び

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ここではワンオペ育児ママの悲痛な心の叫びをご紹介します。どんなママも、決して他人事とは思えないはず!体験してみて初めて分かる、ワンオペ育児の過酷さを是非たくさんの人に知って欲しいと思います。
育児って、「やって当たり前」と思われるので、周りからその大変さを理解してもらえないことが多いですよね。
ワンオペ育児の場合、毎日が嵐のように過ぎ去るので、子供とゆっくり向き合う時間が意外と少ないんですよね。そこで、たまに会う「パパの方が好き!」とか言われちゃうと悲しくなりますよね。
そうなんですよね。ママは友達と会う時だって子連れでゆっくり出来ないのに、パパは飲み会などの遊びは平気で行きますよね。たまの休みくらい、子供の面倒見て~!
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