朝起きられないのは病気のせいだった!?あなたは大丈夫?気になる原因や治療法を徹底解明!

「朝、どうしても起きられない…」ってことありませんか。起きなければいけないのに体が重くて動かない、また目覚ましが鳴ったことにさえ気付かない。誰にだってそんな日もあるでしょうが、それが続くと心配ですよね。周りから見ると、ただ怠けているだけに見られてしまう症状。実はそれ、病気が原因かもしれません。大人だけでなく、子どもにもその症状は見られるんです。あなたは、あなたの家族は大丈夫ですか?

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2017/04/04 公開 | 911 view

朝起きられないのは病気のせいだった!?あなたは大丈夫?気になる原因や治療法を徹底解明!

朝起きられない病気ってあるの?

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「朝起きられない・・・」

そんな経験、誰だってありますよね。でも、自分では起きたいと思っているのに起きられないほど、朝が辛い時はありますか?

私自身、子どもの頃「起きられない子ども」でした。起きようとは思っているものの、体がだるい、目覚ましの音が聞こえない、起き上がるとめまいがする・・・なんとか親に怒られながら起きて、遅刻ギリギリで学校へ行く子どもでした。親や先生から「だらしがない」「怠け癖がついている」なんて言われることも。

成長していくごとに、いつの間にか起きられるようにはなってきましたが、あれは一体なんだったのか、少し気になってはいました。実は、だらしがない、怠けていると周りから見られがちな「朝起きられない症状」ですが、病気である可能性も少なくないんです。

あなたの起きられないレベルをチェックしてみよう

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まずは、あなたの朝起きられないレベルをチェックしてみましょう。次のような症状はありますか?

*目覚ましが鳴ったことに気付いていない
*家族に起こされたことを覚えていない
*一度寝付くと10時間以上目が覚めない
*日常生活に支障が出るほど起きられない(学校や仕事へ行けないなど)
*自分では起きたいと思っているのに起きられない

このどれか1つでも当てはまれば、その朝起きられない症状は病気が原因の可能性があります。体調不良や生活習慣の一時的な乱れによっても、症状が現れるときがありますが、これらの症状が1週間以上続くと要注意です。
自分ではきちんと起きたい、早寝早起きしたいと思っていても、どうしようもならないときありませんか。
目覚ましの音が聞こえないとなると、心配ですよね。自分ではどうしようもできない状態です。
お子さんが起きないと、起こしている方もイライラしてしまいますよね。お互いが朝を爽やかに迎えるためにも、原因を知ることが大切です。

起きられない病気①「睡眠相後退症候群」

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◆原因や症状は?

「睡眠相後退症候群」とは、睡眠リズムが後ろにずれた状態のことを指します。つまり昼夜逆転生活のことです。

*夜なかなか寝付けない
*寝る時間が夜中の2時や3時になってしまう
*気が付いたら昼過ぎまで寝ている

などの症状はありませんか?
長期休暇明けなどによく見られる症状で、休暇中寝るのが遅くなりがちで、その分遅くまで寝ていた…という体内リズムの崩れからくる病気です。夏休みなどの長期休み明けの子どもにもよく見られます。子どもの場合は、不登校状態である子どもの80%が、この「睡眠相後退症候群」に当てはまると言われています。
短い睡眠時間で頑張りながら何とか学校社会生活を続けていた子どもたちが緩やかに、時には突然、朝起きあがることができなくなります。その状態では、日中活動での効率、集中力、および記憶力が著しく低下してしまいます。
起きられないというだけでなく、集中力や記憶力までに影響し、やがてはうつ状態になる子も。できるだけ早く解決してあげたい症状ですね。
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