「トラブルばかり起こす子ども」と悩むママ必見!穏やかな子どもを育てるための方法

友達とけんかをする。友達に怪我をさせる。そんな我が子に対して、「どうしてうちの子は、トラブルばかり起こすのだろうか」という悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。今回は、そんな悩みにお答えする、「トラブルばかり起こしている子どもを穏やかに育てる方法」をお伝えしましょう。

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2017/04/12 公開 | 1923 view

「トラブルばかり起こす子ども」と悩むママ必見!穏やかな子どもを育てるための方法

トラブルを起こす子どもに対するNGワード

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友達とけんかをする。
友達に怪我をさせる。
そんな我が子に対して、「どうしてうちの子は、トラブルばかり起こすのだろうか」という悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。そして、なんとかこの問題行動を改善したいという思いから、「どうして友だちとなかよくできないの?」「なんで友だちに怪我ばかりさせるの?」「どうして、ママの言うことを聞いてくれないの?」と、子どもを叱っていませんか?

私も子育て中の母親ですから、そう言いたくなるママの気持ち、よ~く分かります。
ママには、どうして子どもがトラブルばかり起こすか分からないのだから「どうして?」と聞きたくなるのは当然です。

でもね、この問題行動を改善したいなら、「どうして?」「なんで?」はNGワードなのです。

何故ダメなのか?少し考えてみましょう。

では、こんな場面をイメージしてください。

あなたは職場で、仲良しのA先輩から頼まれた書類を作成していました。すると、そこへB先輩がやってきて「なんで、Aさんの仕事をしているの?どうして私の頼んだことを後回しにしてるのよ!」と言われてしまいました。
こんなことを言われると、あまりいい気はしませんね。

もしかしたら、「だって、B先輩よりA先輩のほうが仲良しだし、先に頼まれたのもA先輩だもの」と、反発したくもなるでしょう。 

この場面でとった行動には、あなたの考え方や気持ち、その時の状況も関係しているのだから、何も知らないB先輩に言われたことに対して腹が立ってしまったのです。

このように、人がとっている行動には、その人の考え方や気持ち、状況が関係しているということを知っておきましょう。そうなると、子どもがトラブルを起こすという行動にも、私たち親が気付いてあげられていない子どもなりの考え方や気持ち、状況が関係しているのかもしれない、ということになりますね。

トラブルを起こす子どもの気持ち

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それでは、トラブルを起こす子どもの考え方や気持ち、状況は一体何なのか?
「腹が立っている」「イライラしている」「ムカついている」

トラブルを起こしている現場だけを見ているなら、このような怒っている気持ちしか見えないでしょう。
でも、本当に見てほしい(気づいてほしいと言った方が良いかもしれません)のは、怒っている子どもの気持ちの裏側にかくれているマイナス気持ち、いわゆる「第一次感情」です。
例えば、「淋しい」「悲しい」「孤独」「不安」「恥ずかしい」「嫉妬」「怖い」「辛い」など。
このマイナスな第一次感情が形を変えて「怒り」となり、問題行動を起こしてしまっているのです。

ほとんどのママが、この問題行動を引き起こしてしまう仕組みを知らないから「どうして友だちとなかよくできないの?」「なんで友だちに怪我ばかりさせるの?」「どうして、ママの言うことを聞いてくれないの?」と、子どもを責め立ててしまいます。

そして責められた子どもは思うのです。
「どうしてママは僕の気持ちを分かってくれないの?」
そこで感じた淋しさや孤独が、形を変えて「怒り」の増幅につながっていくのです。
このままでは、子どもの怒りの連鎖は断ち切れませんし、問題行動が減ることはありません。

トラブルを起こしやすい子どもを穏やかにするためのポイント

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「子どもの行動が荒れてきたな」と感じたら、子どものマイナスな第一次感情を見つける努力をしてみましょう。
「友達に悪口を言われて悲しかったのかな」
「ママの仕事が忙しくてかまってやれなかったから寂しかったのかな」
「勉強が難しくてわからないから、不安なのかな」
こんな風に、第一次感情が見つけられるようになれば、子どもへの声掛けも変わってきます。

頭ごなしに叱ることが減り、子どもの気持ちを大切にすることができるようになります。
「友達に悪口を言われて悲しかったから、怒ったんだね。」
「ママの仕事が忙しくて、最近かまってあげられなかったから、寂しくて怒ったんだね」
「勉強が難しくてわからなかったから、不安になってイライラしてしまったのね」

どうでしょう?
この言い方だと、責められている感じがしませんよね。
ママが、子どもの気持ちを整理して伝えることで、子どもは、怒っている自分が感じているマイナスな第一次感情に目を向けることができるようになります。
そして気づくのです。
「あ~、自分は今〇〇な気持ちだったから、怒りたくなったんだ」と。

実は、これが「トラブルを起こしやすい子どもを穏やかな気持ちにする」ために大切なポイントになるのです。

トラブルを起こす必要なんてない!怒らなくてもすむ方法

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気持ちを整理する経験をたくさん積むことで、子どもは怒らなくても自分の気持ちを伝える方法を身に付けることができます。
「自分は今、〇〇な気持ちです。」と伝えることができれば周りの人から理解してもらえることは増えていきます。ただ、やみくもに怒りまくって、みんなから疎ましがられるより、ずっと、簡単で安心ですよね。

でも、自分の気持ちを伝えることができず、トラブルを起こしている子どもが多いのは、自分の気持ちを言葉で表現できるスキルを持っていないから。
つまり、子どもが気持ちを表す言葉を知らない、ということが問題のなのです。

子どもは言葉を知らないからキレるしかない、とも言えるでしょう。

子どもがキレてトラブルを起こす原因は大人にある!

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このように子どもがキレて感情のコントロールができなくなり、トラブルを起こしてしまう原因は、私たち大人にある、と思っています。

あなたは、どれだけ、子どもに言葉豊かに話をしているでしょう?

子どもは、感情表現の方法を身近な大人から学びます。

つまり、親が子どもに感情豊かな言葉を使って、気持ちを伝えることによって子どもは、「この気持ちって、そういう言葉で表すことができるんだ」ということを学びます。
私は、日常の生活の中で、気持ちと言葉を一致させていくことは、子どもの感情理解教育をしていくことだと思うのです。

キレる子どもを穏やかにする方法は、ずばり「感情理解教育」であり、親の「感情理解」を深めることなのです。


ただ、残念なことに私たち大人でさえ、感情理解が苦手だったり、感情表現する言葉が不足している傾向があります。子どもに感情理解教育をしていく側の大人が、これでは「穏やかな子どもを育てること」は不可能でしょう。
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